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【内容】北米一美しい街、サヴァナ。殺人課刑事のダンカンは真夜中に、レアード判事の邸宅に呼び出された。侵入犯を撃ったのは判事の美しい妻エリース。正当防衛を主張する彼女には多くの謎がある。事件の背後に浮かんでくる犯罪組織の親玉サヴィッチ。だが、ダンカンはしだいにエリースに惹かれていった。判事の妻で、しかも殺人の容疑者に……。全米で170万部突破、集英社文庫待望の新刊登場! 【感想】こんな刑事がホントにいたら、警察機構の崩壊ですね。でも、ロマンティック・サスペンスですから、なんでもありでいいのです。ヒロインの過去とロマンスの行方を、どっぷり楽しんじゃいましょう~。サンドラ・ブラウンの新潮文庫の時代の作品がとても良かったので、久々に手に取りました。
2009年11月19日
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【あとがき より】<スケルトン探偵>こと、人類学者教授ギデオン・オリヴァーが活躍する、アーロン・エルキンズの人気シリーズの12作目のお届けです。物語は1994年、ハワイの有力牧場経営者トーケルソン家のマグナスが失踪をトゲる場面から始まります。マグナスは女性パイロットが操縦する飛行機に乗り、そのまま行方を絶ってしまいます。のちに、彼は殺し屋から逃げていたという証言がよせられますが、真偽のほどはわからないまま、彼は死亡扱いに、やがて、遺言のとおり、甥や姪たちに広大な土地が相続されます。時は移り、十年後の2004年。突如、墜落したマグナスの飛行機が海中から発見されたとの報がトーケルソン一族に入ります。この事態に、マグナスの妹の老女ダグマー、マグナスの甥アクセルとフィリックス、姪のヘドウィグとイングら一族は衝撃を受けます。そんな折、旅行中のギデオンがその骨を調べることになり、あまりにも意外な事実が明らかに。一片の骨から事件の全貌を解き明かすスケルトン探偵の見事な手腕は相変らず。さらに今回はかつてないユーモアがちりばめられているのも印象的。ギデオンの相棒となる、以前にも登場したFBI特別捜査官であるジョン・ロウや、コナ警察署の部長刑事テッド・フキダとのやりとりは、謎解きへのさりげないヒントが隠されていながらも、飄々としていて、しかもどことなくほのぼのとした雰囲気があり、読者を温かい気持ちにさせることでしょう。また、スピリッチ・カウンセラーであるヘドウィグから、ギデオンはものすごいオーラを持っている、というなんとも珍妙な事実(?)明かされたりします。とにかく登場人物たちとギデオンたちとの会話がふんだんにあるので、その面白いやりとりを楽しみながら、読者の方々も独自に謎解きをされてはいかがでしょうか。それから、今回の舞台となるハワイやタヒチの素晴らしい景色も、物語にいっそうの情趣を添えています。【感想】スケルトン探偵は、大好きなシリーズです。近年刊行の数冊を読まずにいたので、しばらくぶりに読みました。安心感のある読み応えは、変わりませんね。<検視官スカーペッタ・シリーズ>や、この<スケルトン探偵・シリーズ>は、警察小説や探偵小説と違った、異色の主人公もので、すごくはまりました。”骨”を、夢中でいじくり回すギデオン・オリヴァーですが、全然不気味な人物ではありません。どちらかというと、控え目で大学教授なので、地味目な人です。友人や奥さん、風光明媚な観光地などが、軽やかで楽しげです。残虐すぎず、ダークすぎず、ハイテンションでもなく、人物もくどくない。良識的な雰囲気が、このシリーズの人気なんでしょうね。日本の三輪明宏さんか、江原さんかというような、スピリチャルな人物がちょこっと登場。ギデオンはかなり閉口していました。ちょっと有難みや神秘性にかけるみたいです。(笑)あいかわらず、食事やコーヒーを楽しむようすが、おいしそうです。のんびりハワイの旅行にいきたくなっちゃいます。 スケルトン探偵シリーズ 暗い森 断崖の骨 古い骨 呪い! 氷の眠り 遺骨 死者の心臓 楽園の骨 洞窟の骨 骨の島 水底の骨 骨の城 密林の骨 原始の骨 クリス・ノーグレンシリーズ 偽りの名画一瞬の光 画商の罠
2009年11月05日
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このミステリーがすごい 2008年版 海外編 第2位 【このミステリがすごい】より紹介文相変らずのオヤジギャグも冴えるフロスト警部さて、ファンのみなさん、お待たせしました。フロスト警部シリーズの最新作『フロスト気質(かたぎ)』である。最新作といっても、イギリス本国の刊行年は十年以上も前だし、前回の『夜のフロスト』が翻訳されたのも7年前のこと。その間に作者のR・Dウィングフィールドもこの世を去ってしまい(合掌)、寂しいことにこのシリーズも本作を含めて残すところあと三作になってしまった。シリーズ4作目となる今回は、ハロウィーンの晩の出来事で幕が上がる。十五歳の少女が誘拐され、ガイフォークスの人形を抱えたまま少年が行方不明になったという捜索願も出されている。さらには、幼児ばかりを狙った刺傷事件も立て続けに起こっていた。そんな中、警邏勤務は始めてという新米警官が道端のゴミの中に少年の死体を見つけたから、大変。田舎町デントンの警察署はてんやわんやの事態となる。そこにふらりと現われたのが、われらがジャック・フロスト警部。実は有給休暇のさなかなのだが、上司のタバコを失敬しようと署に立ち寄ったのが運の尽きで、たちまち殺人事件の陣頭指揮を押し付けられてしまう。しかし、いくつもの事件が並行し、応援として近隣署から呼ばれたかつての同僚キャシディ警部代行も、過去のことを根に持って、フロストにとげとげしい態度をとる始末。例によって、フロストは不眠不休の捜査に追い込まれていく。齢を重ねたせいか、多少人柄に丸みが出てきたような気もしないではないが、トレードマークの下品なおやじギャグは健在。しかし冴え渡るのはギャグばかりではない。微妙に接点のあるいくつもの事件を同時進行で解決に導くベテラン刑事の手腕を、ここぞと見せ付ける、上下巻の長さを全く感じさせないが、どりわけなかなか正体を見せぬ悪辣な犯人と息詰まる一騎打ちを繰り広げる緊張感たっぷりのクライマックスは圧巻の一言。・さすがの名物警部もKO寸前!?続きを読む【感想】今年も、もう、あと二ヶ月。またまた『このミステリがすごい』の刊行が近くなってきてます。2008年度分では、がんばって上位5位まで海外編ランキング作品を読めました。第1位に輝いた『チャイルド44』は、ロシアを舞台としたシリアルキラー VS KGBの青年将校、という、使い古されたネタを見事に輝かせた話題作でした。第2位の本書、こちらはいぶし銀の輝きで、根強いファンが多くいらっしゃるということでしょうね。このたび初めてフロストシリーズをしった自分なども、とても面白く読めました。著者が亡くなられて、フロストシリーズもあと翻訳待ちが2作ということですね。待ち遠しくも、まだ楽しみを伸ばしたいという、複雑な心境で待つ人も多いことでしょう。著者はひねくれたユーモアの持っていらしたとか。ほんとにフロストシリーズではそれが現われている。キャシディの誤解が解ける?あたりなど、胸がすっとしますが、。でも、フロストの良さを署内の大部分の人は認めているようで、それがうれしいです。やがては天敵マレット署長も気付くのかな?世の中そううまくは、ならないんでしょうケド。。ここデントン署は、フロスト警部がいなかったら、成り立たないんじゃないですかねぇ。相変らずいろんな事件が錯綜する中、注目せざるを得なかったのは、子供を亡くしたお父さんです。『シャッター・アイランド』と重なる部分がありました。どちらも読んだ方には、お分かりでしょう。第一弾『フロスト日和』第二弾『クリスマスのフロスト』第三弾『夜のフロスト』第四弾『フロスト気質』短編集『夜明けのフロスト』(『ジャーロ』収録作品のなかから7編を厳選した傑作クリスマス・アンソロジー)
2009年11月01日
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