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2004年11月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』 (2001) HEDWIG AND THE ANGRY INCH  ジャンル ドラマ/ミュージカル
シネマトピックス 公式サイト  ◇ eiga.com
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ ◆20%OFF!

誰もが、自分の“カタワレ”を探してる…。
セレブリティ達を熱狂させた幻のロック・ミュージカルが、ついに映画化!
夢と引き換えノ刻まれた、「怒りの1インチ(アングリー・インチ)」。ヘドウィグの魂の叫びは、トミーへのラヴ・ソングだった…。



東西冷戦時代の東ドイツに生まれた男の子ハンセル。母と二人暮らしの彼の夢は、自由の国アメリカでロックスターになること。ある日、米兵から結婚を申し込まれた彼は、性転換手術を決意する。名前をヘドウィグと変え、何とか渡米するも米兵には結局捨てられてしまう。それでも夢を思い出しロックバンドを結成したヘドウィグは、ある日、17歳の少年トミーと出会う。同じ夢を持つトミーに愛情のすべてとロックシンガーとしての魂を注ぎ込むヘドウィグだったが……。

ネタバレしまくりです。↓ なぜなら、とっても疑問なトコがあるからです!

怒りのアングリーインチ
そんな、意味があったなんてね。。びっくりでした。
でも これは ドタバタでおもしろい 明るいオカマ映画とは違いました。
暗いとか 重いというより、 サンダンス映画祭で 人種や性別や世代を超えて絶賛の拍手を受けただけに、共感を呼ぶテーマがありました。 それは孤独であり、"愛"を探す旅であり、なんといっても芸術の域ともいえる歌の数々による表現がすごい。 マドンナや、デビット・ボーイ も絶賛したそう。

オフ・ブロードウェイでのミュージカル映画
もともと、J・キャメロン・ミッチェルが恋人同士であったミュージシャン、スティーブン・トラスクとともに、NYのゲイクラブに出演するために、創りあげたキャラクター、ヘドウィグ。 映画も J・キャメロンが主演 監督しちゃってます。 <共産主義体制下、性転換手術に失敗したゲイ>、というキャラ設定が、共感を呼び、当時のクラブシーンで話題になったよう。

「愛の起源」
「"カタワレ"を探してさまよう、二歩足の人間達」
「orgin of love」(「愛の起源」)この曲はプラトンの「饗宴」のなかのエピソードをモチーフにしているそう。 ヘドウィグが素晴らしく 歌うロック。 

"失われたカタワレ"
ネタバレになりますが これは後半 精神世界がほとんどだったのでは思ったのですが。
トミーは ヘドウィグの幻想。17歳の姿なのは 結婚以前の ロックスターに純粋に憧れていた自分。なりたかった自分。
ヘドウィグという金髪女装姿は 母親の姿を投影。 母親の名前を東ドイツ出の際のパスポートで使用した名前であったことだし。
トミーという 少年はそもそも 存在してたのか? ヘドウィグが夫と別れて、歌ったり 作曲を始めた頃から出現する。 けれど ホントはひとりで もしくはメンバーの誰かとやっていたのでは? そして、スーパーアイドルとして 売れたトミーから、 一部ヘドウィグの心だけがその状況についていけず ストーカーの人格が できてしまったのでは。
 ラストのほうで トミーとヘドウィグが向かい合わせでオリジナル曲を歌う。 へドゥイグの旦那イツハク(ドラッグ・クイーンになりたがってる男)が「歌を書け!」と以前に怒っていたが、 トミーが新曲を歌った、すなわち、トミーの人格のひとり立ち。 そして ヘドィグは気づく。トミーはすなわち自分だったと。 目が覚めたとき 白い衣装で自分もバンドメンバーも演奏舞台の途中だった。 外からしか見れなかったトミーになっている自分がそこにいた。額に トレードマークの銀の十字をつけて。 金髪のかつらは投げ捨られていた。 金髪かつらをかぶらせようとする旦那に それは お前のものと返す。 旦那は観客にダイブして 反転したら金髪の女性となって流れて行った。 女装する事に逃げていたヘドウィグが 自分の中の二つの人格に気づいて 女の姿を 旦那イツハクにに渡したということか。 なりたかったドラッグ・クイーン姿になった旦那イツハクは 行ってしまった。 オーデションに受かって行くと言っていた通り 去ってしまったのかな。 この旦那を演じているミリアム・ショアは 実は女優。身体は男で実はドラッグ・クイーンになりたいと思っている 難しい役を演じている 舞台から引き続き この役をやっている。
ヘドウィグの探し続けてきていた、「失われたかたわれ」は誰だったのだろう? 見つかったのだろうか? トミーだったのか? イツハクだったのか? ひとり 暗い路地を生まれたままの姿で歩いていく姿は ひとり。 "愛"をみつけて幸せ満点という感じでは無いような。 それよりも 人はあくまでひとりなのだと 表しているよう。 生まれた時にひとりなように。 それでも 「失われたかたわれ」を探し続ける。 見つけるまで。完璧でない自身こそがあるべき「愛の姿」だ、ということでしょうか 、? カタワレを探しつづけることが不完全な人間なのだと 。その本質に気付いたヘドウィグがこれからも独りで生きていくってことか。 

でもねー、この解釈だと 自動車事故をおこして新聞記事になったり トミーの「会ったのは初めてだ」という証言が つじつまが合わないのよね。。
自動車事故から とんとんと人気が出てきて トミーとは 普通に仲直りできたってことでも 十分感動的だけど。
ああした騒ぎも 単にヘドウィグの頭の中の出来事といえてしまえば、成り立つけれど。 そんな 説明もないしね。
どっちにしても いろいろに解釈できるから面白いとはいえますが。
やや 説明不足な感はありますな。

監督: ジョン・キャメロン・ミッチェル John Cameron Mitchell
出演:
ジョン・キャメロン・ミッチェル John Cameron Mitchell ヘドウィグ
マイケル・ピット Michael Pitt トミー・ノーシス
ミリアム・ショア   イツハク
スティーヴン・トラスク Stephen Trask スキシプ
セオドア・リスチンスキー
ロブ・キャンベル Rob Campbell
マイケル・アラノフ
アンドレア・マーティン Andrea Martin
ベン・メイヤー=グッドマン
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ジーン・ピルツ







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最終更新日  2005年10月21日 21時48分56秒


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