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2007年08月04日
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テーマ: お勧めの本(7514)
カテゴリ: 海外文学


【 氷と炎の歌シリーズ 2 】


第二部『王狼たちの戦旗』 全5冊 文庫本 







世界19カ国で大ヒットし、ローカス賞受賞の傑作大河ファンタジイシリーズ、第2部。赤く輝く彗星のもと、七王国は戦と混沌にみちている。陰謀の都を守るティリオン。少年王に弄ばれるサンサ。辺境で野生人と戦うジョン――交錯する運命を描いた壮大な群像劇!

作品紹介:七王国の空に赤く輝く巨大な彗星―それは大戦乱時代の到来を告げる先触れであった。前王の死後、鉄の玉座は少年王が継いだ。だがその正当性を疑う叔父たちが挙兵し、国土は戦火に染まる。一方、処刑されたエダード公の遺児らはそれぞれに過酷な運命を歩みだす。若き当主ロブは“北の王”として蜂起し、追跡を逃れた少女アリアは仮の姿で放浪する…ローカス賞連続受賞、世界の読者を熱狂させる傑作巨篇第2部、遂に開幕。

<ハード・カヴァー上下巻>

図書館で借りれた、第二部の上下セット。(現在5分冊文庫化発売)

第二部を読み終えて。

スターク家の子供たちは国中にバラバラになってしまいました。

・長男ロブは、父のスターク公を殺されて、諸侯の北の王として決起。
・次男ブランは、重大な秘密を知った為に高い城壁から落とされ、肢体不自由児。
・三男リコンは、まだ四歳。
・私生児ジョンは、北の壁の国境を守る夜警団ナイツウォッツの、黒衣の騎士。
・長女サンサは、父の仇ジョフリー王の許婚者、かつ捕虜。
・次女アリアは、敵地を脱出。逃亡者。

それぞれが、大変な辛酸を舐めているのがドラマチックでハラハラです。
他にも、策謀をめぐらし領地を奪い合う大人たち、スターク公の子ども達の運命にからむ人物らが、人物像や、生い立ちや、周りの状況に翻弄され、悩み、転落する。
その心理や策謀は、複雑で、誰が敵で味方か、分からないのがおもしろいです。


語り手が、スターク家の子だったり、他の王家の人物や、敵や、単なる脇役のような人物からも語られます。
どこの王家が、王を亡くして劣勢になっていくのか、角度を変えて語られる。

複雑な、チェスのゲームを物語にしたようです。
題名「七王国」とありますが、王と名乗りをあげたのは、五人。

・鉄の王座の王        ジョフリー・バラシオン
・北の王、トライデントの王  ロブ・スターク
・狭い海の王         スタンニス・バラシオン 
・海の彼方の女王       デーナリス・ターガリエン
・鉄諸島と北部の王      バロン・グレイジョイ

*黒衣の騎士団(北の壁の夜警備団)ナイツウォッツ  ジョン・スターク
国取り合戦を繰り広げる貴族、それに振り回される平民。どんどん国が荒廃していくのをよそに、<北の壁>の警備団は、まったく違う脅威の恐怖を味わっています。国王らに警告しようとしてるのに、戦争に忙しくて聞く耳持たず。


くるくる視点が変わり、語り手が変わるたびに新たな気持ちで読まないといけません。
だから、飽きないのですね。次にどんな展開になるのか、まるでわかりません。
一度目より、二度目、三度目と読む度に世界観を理解できて、おもしろいです。
一度読んで、ポイ、とはならない本ですね。



誰が悪者か、、という善悪の色分けが、ここでは単純ではありません。誰もが片手に善、片手に悪を持ってます。悪役かと思っていると、別の局面では高貴な行動を示したり、その逆も。 また、主役級の人物でも死を免れるとは限らない。一歩先には何が待っているかわからないという驚きが、満ちてます。


全七部が予定されている異世界戦国絵巻 《氷と炎の歌》シリーズの第二部目、単行本で上下巻、及び、文庫本5冊があります。



氷と炎の歌シリーズ 】 全七巻

第一部  『七王国の玉座』  A Game of Thrones
第二部  『王狼たちの戦旗』  A Clash of Kings
第三部  『剣嵐の大地』  A Storm of Swords
第四部  『乱鴉の饗宴』 A Feast for Crows 
『乱鴉の饗宴』読後感想

第五部  未定
第六部  未定
第七部  未定 








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最終更新日  2008年09月05日 20時18分22秒


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