螺旋の旋律 ~SPIRAL~

螺旋の旋律 ~SPIRAL~

~Act:4~

傭兵ギルドとチーム結成


翌日。
桃華は孤児院の面々から見送られ、紫野に子ども達を任せギルドへと向かった。

「お待ちしておりました、桃華さん。」
背後からそう声をかけたのは彰だった。
先日孤児院に来た時の軽装とは違い、なめし革に蒼銀の細部補強と装飾がなされた軽鎧(ライトプレート)を着けていた。
そして腰には細身の剣。
それなりに装飾はなされているがシンプルなもので、どちらかと言えば鞘の強度を上げているように見える。

「おはよう、彰さん。遅くなりました。
 ところで・・・今回の任務に関して彰さんはメンバーなどは既にご存じなんですか?」桃華は問う。
「いえ。私もまだチームのメンバーに関しては聞かされていません。」そう答える。
表情を見る限り、多少なりと不安はあるようだ。
「そうですか・・・とりあえず入ってみましょう。会ってみない事には始まりませんし。」
「そうですね。」
扉を開け、二人はギルドの建物に。

他にも幾つかの依頼があるらしく、かなりの人数が集まっていた。

二人は、ひとまず案内に行き、リストに目を通したあと自らが身を置くチームの集合用のテーブルで席に着いた。


「あなた方もこのチームに?」またも背後からの声。
桃華と彰が振り向くと、其処には二人の男女が立っていた。


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