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<Ginga Opera へ Warp一押し、お願いします!~☆>Ginga opera ◆ 第二十八話 (2) ◆ 惑星間航行ジャイロNET (2) <ここは、時と場所を大きく過去へ遡った地球の歴史的な人物へエクスプレスのサーチが掛かっていた>25世紀の時空間CPUスコープ映像には、「レオナルド・ダヴィンチの復活」と題するイメージが伝送チャネルにセットされていた。...レオナルドは、ひたすらヴェロキオ宮殿大会議場へと急いでいた。神のお告げがあった。世界でも比類なき才能を持つと自他ともに認める彼にしては、予知のない驚きと、好奇心がない交ぜになって心の中で交錯しているのは確かだ。光で指し示したハズの神の暗示が、こともあろうに想像もつかなかった未来の映像を彼の脳裏に閃光として、自らの夢に降りかけられるとは...。しかし、それはある意味望んでいた何かであったかもしれない、とレオナルドは感じた。あの愛した人の面影は消えないだろう...。悪戦苦闘した絵の具の開発で疲労していた精神に、突然神の啓示があったのだ。 「そうだ、ミラノへ再び行かねばなるまい。」彼はその頃から大切に仕上げ続けている婦人の肖像があった。凡人には完成している様にみえるが、彼には永遠に未完であった。それは、あの「受胎告知」で解き明かしている幼少からの自然への謎を、さらに普遍的な愛情と精神の完成度を極める意味が込められている。22世紀にひとつの発見が、実際には宗教自体の神格性をより内面的な部分以上に、科学的なあるいは歴史的な真実でそれまでの敵対関係から、不思議な事により創造的な高い次元での共鳴を世界中に与え、有名になったその存在のために、書かれた事が実は現実であったという長い過去の歴史の証明を世界に共有化させた。レオナルドのDNAは彼の保護者により守られていたのだ。そして、25世紀の現在に、再び封印されていたレオナルドのDNA細胞が生き返ろうとしている。医療科学が漸くその可能性を与えうる段階にきているからだった。それは最新のデジタルDNAクローン再生医療の完成度が達成しうる高度な人類系の長年の夢であった。
2009.10.28
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<Ginga Opera へ Warp一押し、お願いします!~☆>Ginga opera ◆ 第二十八話 (1) ◆ 惑星間航行ジャイロNET (1) 太陽系あるいは銀河系辺縁惑星への航行は地図が必要な訳ではない。ここでは既に空間相対位置が変化していく各惑星位置情報を太陽系の場合には、各存在している一定の大きさ以上の物体の太陽との相対位置を常に計算と実測値を平行してジャイロNET情報として、宇宙船の航行ジャイロ補正器に伝送できる仕掛けができている。かりにジャイロNETの情報伝達が数日切れていた場合でも、航行宇宙船に搭載された特殊なジャイロ位置変化測定器と超高速量子計算機で予測進路を出して、周囲の物質計測値との関連性からバランスを計算して航行できる仕組みが備わっている。物体が宇宙空間で移動すると必ず宇宙歪が発生する。それが真空ジャーポット内分にある液体ヘリウム中に水晶球体が浮いており、このジャーポットはマイナス273度に冷却されて超伝導量子干渉による磁界変化検出によって、歪を検出する。この検出値と直接惑星の位置観測データを比較して、多数の物体間距離が割り出され、相対的な航行宇宙船の位置が判定できる。ジャイロNET情報をさらに比較することで、完全な位置確定ができる。突如、このジャイロNETに未確認の異種伝送信号が混信しだした。光速に近い航行速度で移動し続ける航行宇宙船にとって、周囲の同様な航行経路を使う宇宙船とのスクランブルはまさに命がけである。極めて正確な測定データが常時必要である。ジャイロNETの伝送品質の低下は、重大な宇宙航行衝突の危険性に繋がる。明らかに、通常の人類系の発信データ規定を無視した近接伝送周波数を用いている。伝送信号のPWM値の設定が数%狂っているが、混信干渉を意図的に仕掛けている模様である。一体誰が、どのようにして発生しているのか。だが、まだどの惑星国家航行宇宙船も、疑問を抱いてはいなかった。通常の太陽風による伝送変化といった程度にしか考えていなかった。後に、この危険が重大なデジタル戦争の引き金となっていくのだが...
2009.10.27
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