DINDINの日記

子連れで公共乗り物を利用する場合


っていう雰囲気があると思う。
まあ、よく起こる子供狙いのおかしな事件のせいかもしれないが。。。

昨年日本に里帰りした際、東京にいる友人宅に、
子供二人を連れて滞在した。
独身の友人にベビーカー(眠ってしまった4歳の娘を乗せていた)
を押してもらい、私はカンガルーみたいな抱っこ紐に
1歳児を抱っこして、お買い物敢行!
ここと同じような感覚で、電車などに乗ったのだが、
ずいぶんと違う。

特に東京だったからかも知れないが、
乗客の大部分を占める、無表情な(に見える)
ビジネスマンの方々、自分ひとりの世界に入ってるのか、
周りを見ないようにしているのか、
誰一人席を譲ったりしない。

唯一譲ってくれたには、やはり女性だから
気がついてくれたのか、OLのお姉さんだった。
もうすぐ降りるから、とさりげなく、譲り方もかっこよかった。

駅にはベビーカーで上り下りするための
エレベーターがないところも多い。
あっても故障中だったり、駅員さんも、
しょうがないでしょといった感で、気にもかけてない。 
こんなことで、子連れの人はどうするんだろう??

っていうか、乳幼児連れの人がまずいない。
そういう人は電車になんか乗らないのか?
乗れる状態じゃないよね。
何度か、眠った子供の乗った重いベビーカーをかかえ、
ホームまでの長い階段を上ったり、
改札口までの数段を降りたりした。

ブラジルの地下鉄は、構内にあまり段差はなく、
乗り換えもしやすい造りになっているようだった。
車両内の床はゴムのようなもので出来ていて滑りにくく、
合理的。  冷房はないので、窓は開けっ放しで、
生ぬるい風が吹き込んできて、ちょっと暑いくらいだが、
夏なのに冷房の効き過ぎで、寒くて肩がこるようなことはない。
人々の態度も自然だ。

こんなとこに乳幼児連れで来るんじゃネェよ、
といった、余裕のない人々でいっぱいで、
子連れお断りという暗黙の了解があるような感じのする
無表情な沈黙で窮屈な東京都心の電車。

大都会といわれているサンパウロの地下鉄とは
だいぶ異なる気がした。







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