つれづれなる徒然奇行

山猫は眠らない

山猫は眠らない
山猫は眠らない
主演 トム・ベレンジャー(上級曹長)

またまた戦争ものです。そして今回はジャングルなのです。
さて、スナイパー(狙撃手)モノでございます。かといって、シティー・ハンターの遼さんをを想像しないでください。どちらかというと海坊主系?(スキンヘッドじゃありませんが)
内容を一言で言えば、パナマ大統領を暗殺する任務を授かった狙撃手の話です。シブイ。とにかく、渋いです。それでいて面白いのですから、すごいのです。「狙撃」一本しぼりです。無駄な話題は一切ありません。

何人かのチームで狙撃するわけですが、死体を持ち帰れない任務のため、認識票(ドック・タグ)を形見として持ち帰ったり、敵の狙撃手が現れたとき、味方の青年をおとりにして敵を狙撃して、なじられたり…。(まんまそのまんまの小説を昔読んだことありますが…。無論、この映画が先です。古い作品ですので)
恐怖に震える部下に「そういう心の痛みを感じなくなったら終わりだ」というのは、狙撃手として見知らぬ人を殺すことに何も感じなくなった自分を揶揄った台詞。
「一撃でしとめろ」という台詞は、仕留め間違えれば、自分たちが殺られる…という理由から。自身でなく、他人にそれを任せるってことは、信頼しているから。
一匹狼に見えて、チームを大事にしているような上級曹長。思わず「兄貴!」といいたくなりました。背中に哀愁と孤独が見えます!

追記:「山猫は眠らない2」が出ました。足を怪我して引退した彼が再び任務につく話ですが…。1に比べると残念無念。 

追記2: さらに「山猫は眠らない3」も出ました。期待してもいいのか??


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