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藤井聡太7冠が、永瀬王座を破り、王座を奪取し、8大タイトル全冠制覇を果たした。 少しでも将棋を趣味とする人ならこれがどのくらい不可能なことか、はたまた信じられないことであることか理解できるだろう 前回の対局に引き続き、今回の対局でも、明らかに永瀬前王座が勝ちの局面になっていた。一時は、AIの評価で99%の負け局面からの大逆転である。 このような偉業を達成する人間は、実力だけでなく、斯様な運を持っているものである。 藤井8冠のインタビューを聞いていても、謙虚で向上心の塊であることがわかる 異次元の存在である もう一人の異次元の存在 大谷翔平も向上心と自己規律の塊であるが、やはり、才能に加えこのような自制心と向上心、勤勉が必要なのであろう。 まだまだ成長していくと言っている藤井8冠であるが、今回敗れた永瀬を始め豊島、渡辺など全棋士が打倒藤井を目指し闘いを挑んでいくことになる。 更には、藤井世代以下の若手棋士が、藤井同様AI将棋を研究し育ってくるだろう 来期には、いくつかのタイトルは失うことになるだろうと私は思っているが、果たして、絶対王者の藤井聡太を打ち倒す者は誰か 楽しみなことである頂へ 藤井聡太を生んだもの [ 岡村淳司 ]
2023.10.13
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藤井聡太新名人の就位式 平成の権勢を誇った羽生善治から令和の名人藤井聡太へ 感慨深いものがある 羽生19世の就位祝辞が振っている「いよいよタイトル8つ目の挑戦。 陸上の世界にウサイン・ボルトが現れて次々と世界新記録を塗り替えているような状況 藤井さんにとっては9・58(秒)の世界記録、それを超えるものを盤上でぜひ実現していただければうれしい」 いよいよ藤井名人はこれから前人未到の8冠への挑戦である( ´∀` ) 藤井聡太のいる時代 (朝日文庫) [ 朝日新聞将棋取材班 ]
2023.08.09
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52歳になった羽生9段が、2年ぶりにタイトル戦に登場することとなった 32歳の差がある藤井王将への挑戦である かつて史上初の7冠の絶対王者羽生が、豊島9段を下し、7大タイトル獲得100期を目指してタイトル戦登場である。 言うまでもなく、勝負の世界は過酷なもので、あれほど権勢を誇った羽生も4年前には竜王を失い無冠となった。 新時代にバトンを渡すのは、どの世界にあってもあることで、将棋界にあっては、大山から中原へ、中原から谷川に、谷川から羽生へ、そして羽生から渡辺を経て藤井へ継承されている。 もちろん、大山・中原への継承時期には、米長・加藤、それ以降も、羽生の一人天下の時代にも、森内・佐藤などがいたし、羽生から藤井への継承の間には、豊島・永瀬など、時代を代表する棋士も存在するが、当代は、大山、中原、谷川、羽生、渡辺、藤井が時代の系譜と言ってしかるべきであろう。 50代になったとはいえ、まだまだ羽生の将棋が一流であることは言うまでもなく、区切りのタイトル獲得100期を獲得して欲しい。 2023年早々から始まる王将戦 期待して止まない( ´∀` )決断力 (角川新書) [ 羽生 善治 ]
2022.11.24
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雨もたまには風情があっていいのだけれど、毎日になるとテニスもできず暇を持て余してしまう。 はてさて、今回もテニス以外の趣味を見つける糸口を探つてみようと思う。 その弐 将棋復活? 小学校の頃、何となくそれこそいつの間にか覚えて、兄弟でよく将棋を指していた。もちろん本将棋を指すことは少なく、周り将棋(金転ばし)やはさみ将棋をして遊んでいた。 大学では、将棋の好きな友達が何人かいたので、誘われるままに、いつの間にか、結構な時間将棋を指していた。それほど熱心ではなかったけれど、自由になる時間がたくさんあったので、互いの下宿を行き来しては、へぼ将棋を楽しんでいた。 就職してからも、将棋を指す機会に恵まれて、職場では、昼休み休憩室に将棋愛好家が集まり将棋を楽しんでいた。そこでは、将棋を指す人よりも観戦する人が多くいて、横からヤジを飛ばし、岡目八目を良いことに好き勝手に口出しをしては悦に入る人もいて、私など少々閉口はしたのだが、それなりに楽しく過ごしていた。 また、その頃、職場以外にもちょうどいい手合いの人間が10人ほどいたので、トロフィーなど準備して、月に1回程度大会を行ったりしていた。今でも実家の私の部屋には、その時優勝したトロフィーが3本ほどある。 多分その頃が一番強かったのではないかと思う。桂の三寸盤を購入してプロの棋譜を並べたり、「将棋世界」や「NHK将棋講座」などの月刊誌も10年ほどは定期購読していた。 いつの間にか段々に将棋を指す時間も少なくなり、40代以降はほとんど対局することもなく、唯一、コンピュータで将棋ゲームをしては楽しんでいた。はじめの頃は弱っちいコンピューターであったけれど、東大将棋なるソフトが出たあたりからは、アマチュアの有段者クラスのソフトも出るようになってきて、馬鹿にしたものではなかった。今では、プロ棋士をも凌駕してしまうほど強くなっているのだけれど。 そのコンピューター相手の将棋もここ10年位はほとんどしていなかった。 一昨年退職して時間もたっぷりできたので、復活したいと思っていた矢先、林邸で将棋倶楽部がはじまった。いきなりの参加もどうかと思い、まずは、将棋ゲームをしてみることにした。 ところが、以前は楽に勝てていたレベルのコンピューターにあっさり負けるようになっていて、更にはレベルを落としてもどうしても勝てなかった。驚愕、落胆である。 頭の回転が悪くなったのはさりながら、辛抱強く先の手を読むことがまったく出来なくなっていた。短気の化身である。 流石にこれほど弱くなっていては、すぐには林邸将棋倶楽部に参加することもできない。 さりとて、今更勉強し直す気にはならないので、発想を転換して、勝つためではなく、頭の体操、つまりは、ボケ防止のために、ゲームとして楽しむこととして復活することはできないだろうかと考えてみた。 テニスでも同じであるが、プロは勝つことによってのみその存在意義が認められるので、生業にするには勝たなければならないが、多くのアマチュアは別である。競技スポーツとして向き合っている人は勝ちを目指すがいいが、多くの愛好家は、体力づくり、ストレス解消、ダイエット等々、人それぞれに目的はあるものの、畢竟、楽しくというのが最大の目的であり、勝つことは二の次である。 もちろん楽しむためには勝つことも大切な要素であることを否定するものではない。強い相手とばかりゲームすれば、負けてばかりで嫌になるけれど、幸いなことに、下手な人も周りにはたくさんいる。下手な人と対戦すると当たり前に勝つことができるのは言うまでもない。要は楽しめるレベルの人とプレイすることである。上には上があるけれど、下には下がいる。 周りの愛好家と対局するのはもう少し捨て置いて、 まずは弱くて楽しめる将棋ソフトを手に入れることから始めてみよう。 また将棋が好きになれるかもしれない。将棋セット 本桂3寸足付将棋盤セット【特売品】(将棋駒黄楊錦旗彫駒)
2020.01.27
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