ちのぴぃの雑記録

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【第16回~第20回】



 え~っとですね、時間となりましたので始めたいと
思います。

 茨城弁講座実践編も第16回目となりました。

 今回は言われてあまり良くない言葉だとは思います
が、ご紹介してみたいと思います。

 私が中学生のころ「ちくやん」と呼ばれていた先生
がいました。
 その当時は「ちく」というのがどういう意味か分か
らなかったため「きっとニックネームに違い無い」と
思っていたのでした。

 しかし、実際には茨城弁である意味を持っていたの
でした。

 「ちく」または「ちくぬき」というのは、「うそ」
とか「うそつき」という意味があるのです。

 ということは、その先生も生徒からそういう風に
思われていた。っていうことになるんですね。

 では、最後に使用例です。

茨:きゃつはちくぬきだな。
標:あいつはうそつきだな。

 ということで今週の茨城弁講座はいかがでしたか。
 それではまた次回です。


★第17回 平成14年4月5日 日記分★

 さて、今回も茨城弁について学ぶ「茨城弁講座」の
お時間がやってまいりました。
 張り切っていきましょう。

 今回は、人を誘う場合の表現について学んでいき
ましょう。

 人を誘う場合通常は「こー」とか「きたらかっぺ」
という言葉があります。
 これが敬語の場合は「きなんしょ」という言葉にな
ります。
 「○○なんしょ」と動詞の連用形に付くことで「く
ださい」とか「なさいませ」という表現になります。
 茨城弁の場合、敬語の表現がほとんど無いと言って
も良いのである意味では貴重な言葉だとも言えます。

 それでは最後に使用例です。

茨:おー、今度うぢにこーよ(来たらかっぺよ)。
標:ねえ、今度家においでよ。

茨:うぢにきなんしょ。
標:どうぞ家に来て下さい。

 それではまた来週です。
 ごきげんよう~。


★第18回 平成14年4月13日 日記分★

 今回は、私も実は知らなかった言葉についてお送り
したいと思います。

 先日の「うい~くり~ひめっちにゅーすだっぺ」の
時に出て来た言葉なのですが、「お腹いっぱい」「充
分に」といった意味で「ほげほげ」という言葉がある
のだそうです。

「正調 茨城弁大会」の中で出て来た言葉で、私は最初
意味が分かりませんでした。

 しかし、最後の解説のところでようやっと意味が分か
りました。

 普段使っている「言葉」以外にも、まだまだあるんだ
な、ということを実感しました。

 それでは最後に使用例です。

茨:めし、ほげほげ食ってけ。
標:御飯を腹一杯食べていってください。

 ということで、本日はここまでです。


★第19回 平成14年4月19日 日記分★

 毎回茨城弁のいろんな言葉について取り上げている
「茨城弁講座」。

 今回は、冠婚葬祭の言葉についてやっていきたいと
思います。

 茨城弁では「葬式」の時「じゃんぼ、じゃーぼー」
といった言葉を使います。
 実は私も先日の「正調 茨城弁大会」やガイドブック
で知ったのでした。

 何だか、全然違う言葉になってしまったかのようです
が、是非覚えておきたい言葉ですね。

 それでは最後に使用例です。

茨:じゃんぼ できちゃった
標:葬式ができてしまった

 いかがでしたでしょうか。
 それではまた来週までごきげんよう。


★第20回 平成14年4月26日 日記分★

 みなさ~ん。こんばんは~。
 それでは今日も張り切って「茨城弁」の勉強を始め
ましょう。

 今回は「あおなじみ」という単語を取り上げたいと
思います。

「あおなじみ」と言うのは、「ぶつけた時にできるあ
ざ」の意味です。

 こういった言葉は日本全国でいろんな表現が使われて
いることと思いますが、やはり「茨城弁」を代表する表
現でもありますので、是非覚えていただいて、できれば
使っていただけるとうれしいです。

 では、最後に使用例です。

茨:かどんどごさぶっつげで あおなじみできちゃった。

標:角のところにぶっつけてあおなじみができてしまった。

 いかがでしたでしょうか。
 それではまた来週です~。


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