SOMETHING TO TALK ABOUT

'05.8.20 斎藤誠 ザ・ネブラスカツアー神戸


~ザ・ネブラスカ ツアー 2005~
「斎藤 誠 リサイタル!at チキンジョージ」

OPEN 6:30/START 7:30
主催:チキンジョージ 
企画制作:OK・CHIME
協力:マーティンクラブ・ジャパン

Chicken Georgeネブラスカ05

ステージには、6本くらいのアコースティックギターが並び、
サイドテーブルには、スタンド、Martin Clubのグッズのミニベアー、
アロマポットなどが置いてありました。
そして、今回のステキな初めての試み。。。
4枚の彼のモノクロ写真がイーゼルに飾られていました。
彼を取り続けているロッポンギ君というカメラマンがいて、その何千枚の作品の中からの4枚だそうです。
LIVE終了後には、出口付近に飾られていてじっくり拝見出来ました。
一人ぽつんと階段に座ってる写真、何か小動物みたいで(笑)キュートで大好きでした。
その4枚のお写真はステージからは開演直前に撤退されました。

さて、黒の少し光沢のある畝が入った生地のハット、
白黒の更紗っぽい細かい柄のイタリアンカラーのシャツ、
ジーンズ、スニーカーも白黒だったかな。。で笑顔で登場され
アロマポットに点火。

ギターを抱えて1曲目は、しっとり原さんの作詞の曲から。

1.君に贈る僕のラブソング ('02 Careless Memories M4)

CDよりも断然良かったです♪フェイクから始まってそれが特にステキでした。

2.悲しい笑顔 ('90 笑顔に御注意。 M11)

この曲をアコースティックで聴けるとは、以前からテーマが"笑顔"の時に
FMにリクエストしたこともあるくらい好きな曲なので感激しました。
こんなに「愛してる~♪」と連発されると誰でも?心乱れます。(^^♪
みなさんそうでもなかったような。。。
私だけだったのでしょうか。。??すいませ~ん。

4枚のお写真についてMC。
ハートのあるロッポンギ君というカメラマンが何千枚も撮ってくれていて、
イイやつだけなんですけど。
僕が気を許した素な部分を掴まえてくれる。
東京の人には内緒ですけど、11月3日の赤れんが倉庫のLIVEの前に
「斎藤誠展」を開催する予定なんです。
こちらへは、去年5月に4人出来て、今年の3月に大所帯できたんです。
ネブラスカツアーは'96頃からやっていて、チキンにはよく来ていた。


3.或るグレイな恋の場合 ('84 Be-Gray M1)

次は男の歌なんです。特別な、ケナゲな男の歌なんです。
ケナゲで悲しい男の歌です。

(ケナゲを4回も仰ってました。^^;)

4.RAIN ('02 Careless Memories M2)

あ~、私はこの曲(RAIN)はやっぱり理解できません。
男性側の気持ちはわからなくはないというか、
フツウの男性だと思うのでわかりますけど、
この曲に出てくる女性の気持ちがわからない。
何故相手はフツウの男性なのに不満なのかも責めるのかもわからないし、
もし責める気持ちがあるのなら何故抱き合えるのかもわかりません!!
甘すぎます!!(きっぱり。) あ~、スッキリした。笑

5.曖昧な恋人 ('98 Number 9 M3)

この曲は、CDでは古内東子さんとのデュオで、以前にお二人の生歌を聞いたことありますが、
お一人でもなかなか大人っぽく歌われてました。
CDライナーのコメント
「いけない恋。困った恋。こんなウェットなメロディー歌うのも10年以上振りかな。
そしてこの歌詞。出来た時から古内さんが頭にありました。」
因みに、東子さんの"誰より好きなのに"のアルバムバージョンのコーラスは誠さんです。色っぽい歌声です。

6.夢で笑って ('98 Number 9 M5)

明るい軽快なナンバー。珍しく12弦ギターで。チューニングには時間が3倍かかるそうです。
ライナーのコメントでは、誠さんの夢はアドベンチャー巨編が多いそうです。楽しそう♪
曲の途中でSunshine Of Your Loveのフレーズを何度か弾いてました。^^;

7.CHANGE IT ('87 Change It M4)

名曲です。とにかく渋い。マイク録りならではの繊細な音色でした。

8.Dirty Thirty Man ('88 WOMEN M10, '04 Ballads'Best M7)

これは、ソロで聴いたのは初めてかも。間奏でベース音とギターのフレーズとを一人で交互に弾いてらして、う~ん、流石!と思いました。
40代の今も同じ気持ちで歌っておられます。

9.風を抱いて走れ ('90 笑顔に御注意。M5)

この曲はバンドでしか聴いた事なかった。しかも、広いフェスで。
ソロではシンプルな音がいっそうワイルドな感じにしていました。
私はこの曲を聴くと、いつも、広大なアメリカの大地が思い浮かぶのです。


昨日の名古屋とは今日はちょっと雰囲気ちがって静かですね。
去年バラッドベストを出していい気になってたんですけど
知らないうちにデビュー当時の3枚から、36曲くらいの中から
17曲選んだベスト盤が出ちゃって

"GOLDEN☆BEST EARLY COLUMBIA YEARS 1983-1985"

意外に忘れてる曲があったりして。。
この頃の青臭いオレもいいじゃないなんて感心したりして。
すっかり忘れていたシングルのカップリングで
アルバム"LA-LA-LU"に入る予定が没になって
"或るグレイな恋の場合"のB面('84)になって
2回くらいしか歌ってなかったので20年振りくらいで歌ってみます。


10.言葉にしたら ('84 或るグレイな恋の場合 C/W)

歌詞はともかく、メロディが大人っぽい。
アコースティックによく似合っていました。
彼の昔の曲、特にアルバム"Be-Gray"は大人っぽい曲が多いです。

11.愛の分かれ道-Baby I'm-A Want You ('03 Waltz In Blue M12)

この曲をカヴァーするって言ったら驚いた音楽評論家がいて、
「えっ、そんなソフトな曲カヴァーするの?」って言われた。
確かに当時は僕も軟弱でヤダな~って思ってたんですけど
髪が乳首まであった頃ね。久し振りに言いましたこれ。
(会場の男性から、「久し振りに聴きました」)

聞かず嫌いで失敗しました。綺麗な曲ばっかりではないけど、
綺麗な曲も3曲くらいありますね。


12.Waltz In Blue ('03 Waltz In Blue M13, '04 Ballads'Best M17)

最近には珍しくちょっと力強いWaltz In Blueでした。

後半戦はロックンロール大会です。

13.CALL ME DADDY ('88 WOMEN M4)

この曲も生で聴いたのは初めてです。キュートな曲。

14.愛してるって言って ('90 笑顔に御注意。M2)

このアルバム自体がキュートでチャーミングなのですが、
この曲も軽快で可愛い曲です。
歌詞をちょっと忘れたり、詰まったりしてたけど、
その箇所からしてちょっとわざとかな~って思いました。。。(^^)

15.THE DOCTOR ('98 Number 9 M2)

途中でThe Whoの"Tommy"から、ピンボールの魔術師を歌いだしてかなり盛り上がりました。笑 
その中でのソロも素晴らしかったので会場の男性から声援が多々あったし。

16.夢を聞かせて ('90 笑顔に御注意。M10)

最高にカッコよかった。まさか、アコースティックで聴けるとは。。。
2曲目と共に大好きな曲です。彼らしくてチャーミングです。
終盤の力強いストロークと叫びと紅潮してゆくお顔がなんとも
セクシーでした。ウフッ。(^^♪

こういう曲をすると喉に傷が入った感じになっていい感じの声になるんです。
今年は、充実感があった。いろんなところでLIVEができて。
ついこの間はRIJFで先輩たちのバンドのサポートを4万5千人の前で爆音でやったり、
今日みたいにホントにちっちゃな音でやれたり幸せだと思います。
そういうシュチュエーションに恵まれているミュージシャンはそんなに多くないと思うので、
しあわせものだな、と。
こういうとこで歌った時には自分に戻れるし、そういう時は自分勝手なんですけど、
こういう風に、たくさんの皆さんが僕を迎えてくれるということは幸せだと思います。ホントにありがとう。

でね、、、後1回品川教会でやるんですけど、電車乗ったら4つ目ですから。
品川から歩いて7分くらいですよ。

11月3日は赤れんが倉庫でウィングスの最後のギタリストと一緒にやります。

11月21日には、ここへ来ます!!!
東京では7月にやった "ありがとう。クリーム!" をここでもやります。
クリーム再結成記念企画LIVEをワタクシがやります!!
クリームに一番愛を捧げたがっている3人。
川村カースケ(ジンジャー)、ドラムとかじゃなくってもう、配役状態なんです。
佐藤研二(ジャック)、斎藤誠(エリック)ちょっと勇気がいりましたけど。。。

(そこで、ご自分のPCでその時渋谷クロコダイルの映像を見せて下さったのですが、
小さすぎて見えません。当たり前です。^^; ホントに熱い方です。笑)
みなさん、全員耳栓してきてください。チケットは9月3日発売です!!!
私は普段こんな感じで幅の広い活動をやっています。
トークライヴみたいなのもいいですね。しゃべり40分、歌3曲とか。
これからも、宜しくお願いします。


最後に使ってなかったギルドのギターで。。。

17.夕陽の交差点('98 Number 9 M4, '04 Ballad's Best M13)

このギルドの音がこの曲を惹きたてていました。うっとり。。。
一番染みた曲かも。

encore

ツアーTの黒を着て、説明を少し。
最近好きで使ってる"Acoustic Love!"という言葉が前で、後ろはアバウトな地図です。
さっきのThe Whoの曲で死んでしまった弦を張り替えたばっかりです。

アンコールは立って歌われました。

18.時の流れに-Still Crazy After All These Years ('02 Waltz In Blue M13)

いつも、柳沢さんが弾くソロのところは口笛ギターで。
何度聴いても彼の弾くこの曲が好きです。

19.ララル ('83 LA-LA-LU, '04 Ballads'Best M1 )

一番大切にされている曲かもしれません。。。
ちょっと、ウルウルしてらしたけど、この曲は以前にラジオで歌われた時もそんな感じでした。

encore2

来て良かったと思います。有難うございました。
この間、"ライヴ8"(7/2 Hyde Park)で20年ぐらい仲違いをしているピンクフロイドの二人
(デイヴ・ギルモアと、ロジャー・ウォータース)が一緒にステージにあがって
サポートメンバー殆どなしでやって20分くらいやった。
今後も一緒にはやらない二人がそういうイベントのためには
仲違いを忘れて素晴らしい演奏をした。
本当に音楽以上の力ってないんだなぁ~って思いました。
その中の "Comfortably Numb" のギターソロを何度聞いても泣いてしまうんです。
あれ以上素晴らしいLIVEのギターソロはないと思います。
そういうような名演、歌を一つ残したいなぁと思います。
そのために頑張りたいと思います。


20.NEED YOUR LOVE ('84 Be-Gray M3)
21.GOOD NIGHT ('83 LA-LA-LU M12)








© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: