SOMETHING TO TALK ABOUT

"Radiolabo" ('05.Feb.)


LIVE 365 "Radiolab" (高橋健太郎さんのNet Radio Station)
ゲスト Makoto Saito

高橋さんがDJの毎年恒例のチョコパニック、at スターパインズカフェ(吉祥寺)に誠さんが出演ということでゲストです。

実は初対面というお二人。
しかし、お母様同士がお知り合いということで、今日やっとその謎が解けた。
どうやら、 音楽友達 らしい。。。
高橋さんは、誠さんより二つ年長なので桑田さんと同学年で、(でも、学校はちがうそうですが。)
Better Daysでは、小西康陽さんなんかは彼が大学卒業したくらいからの知り合いなんだそうです。
誠さんのお話は聞いていたが、何故かお会いするチャンスがなかった。
桑田さんとかは、大学時代にバンドをやっていた頃にヤマハ渋谷店のスタジオでデモテープを録ってた時に、
もう一つ面白いバンドがいるっていうのがサザンだった。
デモテープを聞かせてもらってこれはスゴイ!と思って、そこの「ヤング・ステージ」でLIVEを演る度に見に行ってた。
誠さん、「そこの客ですよ。僕は。多分同じ席にいましたね。25年前に。」
見てるのは7,8人で、誠さんたちは実はサクラだったから
賞味のお客さんは高橋さんだけだったんじゃないかな~。
(と、二人で盛り上がってました。)
高橋さんは、誠さんたちしか知らないような、
"悲しみはブギの彼方に"とか"渋谷の女"などまでご存知でますます驚く誠さん。

"You Belong To Me" (アルバムWaltz In Blue)より ~Makoto Saito~

■誠さんの音楽歴(?)について。
最初はビートルズで、兄貴がベンチャーズが好きでその影響もあって聞いてたんですが、
ビートルズVS.ベンチャーズで可愛い兄弟げんかしたりしてた。
ビートルズが解散してどうしょうかな~って時に
Mountain が目の前に降りて来て、これしかないと
アメリカの"Mountain"、イギリスの"Uriah Heep" ばっかり聞いてた。
"Zeppelin"は後付なんですよ。
僕自身は音楽屋になるつもりは全くなくて、
大学4年のときに「音楽以外にオレはできるのか?」なんて、
急に変わってデビューしたのです。
高橋さんは桑田バンドにいた河内淳一君を良くご存知で、
高校生なのに明大のサークルにギターを弾きに来ていて、
その頃からダントツに上手かった。
誠さんがデビューの時に河内さんはStrixというバンドをやってて、
一緒にツアーをしたりしていたので
母親同士の繋がりだけではなく、今までお会いしなかったなかったのが不思議なくらいですね。と、お二人。

"I Write The Songs" (Waltz In Blueより)~Makoto Saito~

■誠さんが20代最後の頃にアメリカに行った時のお話。
NYの一番美味しい時代も通り過ぎて、
CBGBとか行っても割と大人しくてゆるい感じだった。
ただ、東京でやっていて悩んだ後に行ったので
相当スッキリして帰ることができた。
悩んでた事があまりにも小さかったとわかった。
向こうでは発言しないと始まらないけれど、
そうしたところでグッと潰されるみたいなところがあるし、
何が一番大切かといえば、
本当に自然体で、自分なりに自然体で出来る事が
何よりもオリジナルとして人に伝わるのだなということ。

東京にいるときには気付かなかった。
'85とかその頃のミュージックシーンの流れが一辺倒で
僕はそれに付いて行けなかったこともあって、帰って最初からやりなおし始めた。
その後はとても自分の歌が歌えた、ということ。

例えばアコースティック・ギターをメインに弾くということは
アメリカに行く前はちょっと不安だった。
アコースティック・ギターをメインにして弾き語りでもOKっていう感じでやりだしたのはその後だった。
「ギターをポンと渡されてそこで何か出来るか出来ないかの差みたいな。。。」と高橋さん。
「出来ないと意味ないだろう、みたいなね。」と誠さん。
アメリカって特にそういったところありますよね。(高橋さん)
誠さんは、ちょうどSeason Greetingの頃に行っていたので、
大家さんのお宅に招かれた時など
そこでギターを弾いたりするともの凄く喜んでくれた。
ちょっと弾けるだけでもね。「あ、なるほどな。」と思った。
帰ってきてから、ホントにサウンドの作り方が変わった。
それは引き算というか、余計なものを捨ててゆく快感というか。。。

■どうやって、いろいろな音楽を聴いていたのですか?
よくあるパターンで両親が音楽ファンだった。
家の中に必ず洋楽が流れていた。
TVも、歌謡曲番組ではなくジュリーアンドリュース・ショーだとか、
アンディ・ウィリアムス・ショーだとか親が大好きで、
特にジュリーアンドリュース・ショーは欠かさず見ていて
ビートルズメドレーっていうのがあって、聴いてたらどれも知ってる曲で、
それが洋楽との衝撃的な出逢いだったかも。
ビートルズが来日した時はTVにかじりついて見てた。
小学校2年か、3年の頃です。
その後、宇宙中継(生中継)のLIVEも放送されたりして、
興奮して見てました。
周りの友達に言っても知らないので内緒にしてた。(笑)
みんなは、やっぱり野球やサッカーの方が興味あって、遊んでたから。
高橋さんは小学校の頃モンキーズファンだった。
モンキーズ・ショーはちゃんと毎週やってましたしね。

■今のバンド(the bond)について。
いつごろから一緒にやってるんですか?
一番古い人は20年以上、一番新しくても15年以上。
もうほんとに勝手知ったる仲で、僕を含めて一つのバンドみたいな感じ。
全員で7人。ツインキーボードで、ドラムとパーカッションは曲によって入れ替わったりする。あと、ベースとギターと僕。

"Long Red" ~Mauntain~
誠さんがアルバム"Dinner"の中でカヴァーされている原曲。

■アルバム"Waltz In Blue"について。
一昨年がデビュー20周年で、それに合わせてお世話になった洋楽、
ファンの人に対する気持ちも含めて、感謝の気持ちを表すために
洋楽カヴァーを中心に作った。
結構ヘンテコリンな選曲でみんな面白いって言ってくれる。
意外に昔から歌っている曲ははいってないんです。
サザンの「別れ話は最後に」とか、Steely Danの「The Boston Rag」とか
ちょっとひねくれた曲を入れたりしてます。。。

"The Boston Rag" (Waltz In Blueより) ~Makoto Saito~
アルバムではギター6、コーラス6、そしてボーカルの総勢13人の誠さんがいます。

■生演奏♪
高橋さんのギターを使わせていただいて。。。
Eric Claptonの曲をSteve Winwoodが歌っていた"Blind Faith"の曲。

"Presence Of The Load" (ギター弾き語り)

■今後の予定
2月13日のチョコパニック(無事終了)、セッションもよろしくお願いします。
その後は、
20年来のバンドのメンバーがそのバンドだけのツアーをするので、
the bondと、春名バンドっていうんですが、
広島(クアトロ)、神戸(チキンジョージ)、名古屋(TOKUZO) でやるので、
司会&ゲストで無理やり(?)付いていきます。
「盛り上がりそうですね。」
盛り上がるでしょう。
「ツアーは好きですか?」
ツアーは好きですね。
その間だけ、バンドの仲間がみんなギュウギュウにくっついている感じが好きで、
何か新しい発想が生まれてきたりして、旅は大事にしています。
今日は、どうも有難うございました。

。:・:。:・:。:・:。:・:。:・:。:・:。:・:。:・:

ホントにざっくりとまとめたので、省略してるところもありますが、
要点はきっちり入れたつもりです。(^_-)
彼の弾き語りって一人での弾き語りじゃないみたいでしたよ。



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