思いは優しいキスで NO.1


連日夜になると、酒を飲む男たちがやってくる

そこで、勇者たちは盛大に酒盛りをしていた

「よーし!今日はどんどん飲んじゃうわよ!」
「モンバーバラの劇場で覚えた踊りも披露しちゃうんだから!」

マーニャは、長い戦いの、束の間の休息で
大騒ぎをしている

「姉さん、そんなにはしゃぐと、お店の人へ邪魔になるわ」
まったく、もう
ここはモンバーバラじゃないのよ?

「いいじゃない!久しぶりにお酒が飲めるんだから♪」

ミネアは、そんな姉の様子を見て頭を抱えていた

貸し切りにした大きなテーブルの向こうでは
すでにスヤスヤと熟睡しているアリーナを、宿屋まで連れて行こうと

ブライとクリフトが四苦八苦していた

「姫さまったら、こんなにグッスリと眠られて」
「まるで、天使のような寝顔ですね、ブライ様」

はは、こういう時だけはちょっとお姫様らしいです

「クリフト、そんなに油断していると・・・」

そう、油断していたクリフトは
肩に担いでいた姫様の腕でノドを締めあげられ、息が苦しくなっていた

「ぐ、ぐふっ」

「ほら、ワシの言った通り、寝ていてもおてんば姫は変わらんのじゃ」

若輩者が、ワシは何年姫様を見守ってきたと思ってるのかの
こうなることくらい、わかっておったわ・・・

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