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2006年04月19日
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カテゴリ: 映画レビュー
ディズニー版「南極物語」(原題:EIGHT BELOW)
1983年に日本で公開され配給収入60億円(現在で言う興行収入に換算すると約120億円)と言う記録を打ち立てた同名作品のディズニーによるリメイク。(ちなみにこの記録は1997年の「もののけ姫」まで破られなかった)

ストーリー


しかし、気候条件の悪化に伴い、本格的冬の前に戻ることができなくなってしまう。冬が到来すれば数ヶ月は基地へ戻る事は出来ないと言うのに。
取り残された犬たちの運命は?ジェリーたちは再会することが出来るのか…?



ディズニーらしく、映像も美しく、ストーリーも分りやすい、隙の無い作品に仕上がっている。

ただ、その分りやすいストーリーがちょっと軽く見える。日本版のあの「 人間のエゴのために犠牲にされる犬たち 」とか「 犬を救いたいが、人間の命を最優先しなければならない現状に対する葛藤 」みたいなものが殆ど無い。
しかも、「 過酷な状況下で奇跡的に15頭中2頭だけが助かった 」感動のストーリーが、「 8頭中2頭だけ死んでしまって、その2頭は運が悪かった
過酷な状況にいるはずの犬たちの生活が、あまり過酷に見えないのだ。
死んでしまった2頭の死因だって、1頭は年老いて力が無くなっていたからだし、もう1頭はパニックを起こして(はしゃぎすぎて?)崖に転落したせいだし。
何か、 生きようと必死になっていたのに、大自然の力の前になす術も無く… と言う感じではないのだ。

まぁ、そんな不満もあるが、犬たちの演技は素晴らしいし、南極の映像は素晴らしく壮大だ。
最後に犬たちと再会した時にはすっきりするし、トド(?)には驚かされる。

犬の演技は、犬1頭につきトレーナー2人がついて演技指導したと言うだけあって、細かい動きまで演技出来ていて、 本当に犬の感情まで見えてきそうな気がした
動物モノでここまで細かい動きを演じた映画を俺は知らない。流石ディズニー。

南極の映像は、 流氷もオーロラも、吹雪でさえも美しい 。ただ、ちょっとNHKとかABCのドキュメンタリーを見ているような気になってしまうが、マジ綺麗。

犬たちとの再会の時なんか、日本版のように「13頭の犬たちが死んでしまった悲しみ」が大きくないだけに、本当に「良かった良かった。おしまい。」と言う感じで超スッキリ。


映画見ながら「ぅぉぅ!」と声が出てしまった。 この映画で最高のシーン だなアレは

あと、どうでも良い事だが、ヘリの通信とか、ちゃんとフォネティックコードで話してたりする所が、細かい事だがちゃんと作ってるなと思って感心した。
日本版のように、大人が見て感動のあまり涙する、何度も見たくなる。そんな映画ではないが、 子供をつれて見に行きたくなる、そんな良い映画 ではあった。
実話をもとに描いた作品。ポニーキャニオン 南極物語 オデッセイ~ザ・ベスト・コレクション





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Last updated  2006年04月19日 23時39分19秒
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福田好昭39 @ 所さんのファンは遊んで暮せ どうもはじめましてこんにちわ、日本全国…
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