
モソ族が住む神秘的な湖ルーグーフーからニンランへ戻る途中、車の中から民族衣装をまとったイ族の女性が小雨降るなか道端を歩いているのが見えた。私にとってはその光景が衝撃的だったので、予定を変更しニンランで宿泊することにして、翌日再び彼女達を見かけた村まで引き返すことにした。

ホンチャオ(紅橋)には商店と食堂が数軒(確か宿も1軒あった)、そして小さなマーケットがある。周辺にはイ族の集落もあり、徒歩で出かけると、ある家の周辺に人だかりが出来ていた。筆談で確認すると、その家の老人が亡くなったのだという。
イ族では例外的にカメラOKだったのが左の写真。この女性には写真を送るからということで撮らせてもらった。撮った後に住所を尋ねたら文字が書けないらしく、近くにいた男性にお願いして彼女の住所と名前を書いてもらった。リージャンでプリントして投函したけれど、ちゃんと届いただろうか?


