第一話 「ヘンな生き物がやってきた」
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ある日、チャイムが鳴ったので出てみたら
ヘンな猫がいた。(猫か?)

「何かご用ですか?」
「えっ!?恩返し?」
こんな生き物を助けた覚えはないのだけれど。
「ええっ!?住み込みで恩を返してくれるんですか?」
突然の展開に戸惑ってると、
「恩返ししたる言うとるんやから、トットと入れたらんかいっ!」
いきなりキレだしたヘンな生き物。
「は、はあ」
「ツルの恩返しで、じいさんちに来た娘さん追い返したら、話終わるやろがっ!」
「お前は娘さんの部屋ノゾキたないんかいっ!!」

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