「ねえ、にゃむってウチに何しに来たの?」
「何しに来たって、お前はワシを何やと思とんねん?」
「う~ん、ペットみたいなもんかなぁ。」

「ペ、ペットォ!?
ほな何かい、
お前が家に帰って来たら
『お帰りなさいませ、ご主人様
ゥ
』
とか

『ごはんの用意ができてるニャン ゥ
』
とか、言うて欲しいんかいっ!」
「な、何か、ゆがんだペット像持って
ない?ヘンなギャルゲーの影響??
じゃなくってさ、にゃむっていつも
ゴロゴロしてるだけだけど、何か恩
返ししてくれるって言ってなかった
っけ?」
「あ、あほ・・・、今、準備中やんけ・・・」
「何か、今、思いっきり動揺してたよ。」
完全に忘れてたな、コイツ。
しかし、その日の夜、とんでもないことが・・・ (つづく)

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