ホンダT360公道復帰

ホンダT360公道復帰

T360の資料(書籍)



本は何回か日記で紹介した、ホンダスポーツに関する本で、しかも、絶版ではなく本屋に今でも注文すれば入手できる本となれば、下記の4冊が最低必備かと。

1)ホンダスポーツ CG別冊 二玄社刊 1748円 T360,S360は必見

2)ホンダスポーツ ネコ刊 4950円 昭和53年刊現在も重版を重ねているので
  入手できる。この本が一番T360を扱っている、T360の形式AK250は
  AK360になっている、開発コードのまま。

3)ホンダ・オープンスポーツ ネコ刊 1429円
  半分がS2000,残り半分がビートとAS。当時のカタログはカラーで
  全体にビジュアル的編集、写真が綺麗だ。

4)ホンダS 芸文社刊 1524円 2001年刊 この本は当時のS開発者インタビューが中心で
  S開発経過については最も詳しい。面白いのはこの本にはT360の写真は
  1枚も出てこない、T360について、一行だけ語っているのは河島喜好だけ。
(絶版になりました。2005、9月6日の日記に)
  S専門誌なのでTは関係ないかも知れないが、T360はヤッパし日陰者、
  ホンダスポーツの裏街道を行く、かな。

(アマゾン検索でホンダは1913件、ホンダスポーツで88件ヒットするので、あくまでも参考です)

三樹書房の中村良夫の本は当然必備となる。

ノスタルジックヒーロー75号に全国ホンダ会総会に出されたT360プロトタイプの写真と記事が出ている。

2004年2月号「カー&ドライバー」誌にホンダの特集記事があった。
ホンダの歴史やエピソードを簡潔に上手く書いてある。
一番の目玉は「思い出のホンダ55台」T360~ステップワゴンGまで選択してある。55台選ぶのは大変だったと思う、選者は岡崎宏司なので文句は出ないと思う・・・あるかな~

兎に角・・T360が始めて公式にホンダ最初の4輪車として認知?された歴史的な雑誌(オーヴァーな)

55台はイラストで描かれ1枚のポスターとして販売されるはず、1メートルを越す大きさなので車好き、特にホンダ車オーナーには喜ばれる。
1963~2003年まで40年のメモリアル55台。

この手の歴代一覧イラストは外車では多い、何れも大型ポスターとなりインテリアには最高、国産も全て揃うと圧巻となるはず。
フェラーリのポスターはスペックよりも販売期間と生産台数が出ているので本で調べるより速い。細かいスペックよりも旧車においては販売期間と総販売台数が興味の有るところだ。最初と最後のシリアルナンバーも載せるともっと便利と思う。

1冊440円なので永久保存版としてゼヒ1冊。

@T360の重量700kgとなっているのは610Kg(三方開き590kg)が正しい、S500より軽い。

BBSの欄にある小南氏とは、以前の日記にも書きましたが、元ホンダ社員で現在はレストア・ショップを経営。

小南氏の名前を初めって知ったのは、オールドタイマー誌で16回にわたりホンダSとTのレストア講座を見てから。このシリーズの内容はSを細部に渡り克明に解説してあるので、おそらくこれ以上の記事は二度と出無いと思う。T360はホンダ・スポーツの同属として付録で取り上げられているので、Tの記事は少ないが基本は同じなのでこれで十分。

特にエンジンの詳しい写真と解説は勉強になる。
オールドターマー誌の連載を元に本も出しているので、ご希望の方は下記のショップまで。(2万円)

コミー・リプロダクション・オート
埼玉県 越生町 
0492-92-6039

ネコパブリッシングから「なぜ、日本車は愛されないのか」立花啓穀著にT360の設計者、中村良夫の遺言が出ている。
著者は世界で賞賛されたユーノス・ロードスターの生みの親、
クルマの企画設計者は「クルマを知らない」みたいな事を自動車評論家は偶に書いている、
が、この本を読むと物凄い知識とクルマの主張があり、ヤッパしクルマを設計する人間はとんでもないクルマ好きだ。

第1章に中村良夫の遺言とあり、入院前前日の見舞いでの会話だから遺言になる。
写すと長くなるので、本を買って読んで下さい。1800円。

「コンピュターではなく、クルマを熟知した極小数のプロがコンセプトを練って作り上げる事です。こういったクルマが人々の共感を呼ぶのです」
これが、中村良夫の最後の言葉になった。

話は変わりますが、本田宗一郎夫人の著書(インタビュー)に死期が近く、東京の病院に入院していた時「S800の音が聞こえる」と宗一郎が言った、夫人は「気のせいですよ」答えた。

当ホームページに東京のS800オーナーさんから書き込みを頂いた。
この時、毎日、S800で病院の前を通勤していたらしい、病院内にもS800を駐車した事があり、ヒョットしたら、私のSではないのか、と、書き込み頂いた。
たぶん、間違い無いと思います。感動的な話だ・・・

グランプリ出版から「クルマ道」入門から免許皆伝まで、津久見友彦著が出た。
この本、著者が主宰しているホームページ「カーワールド」の記事を中心としたもので、カーレポートのエッセンス集大成となっている。当然、安全運転、用語解説、旧車の歴史など。
全部読めば、車仲間と話をしてても、ソコソコの知識がありそうに思われる。

話題のクルマ各種紹介しているが、この手の本は乗用車しか紹介しない、なんとなんと、ホンダT360を1ページで紹介している。これだけでも感心。
トラックを取り上げる事はまず無いのに、スポーツカーとして扱われている、T360も出世したもんだ。

05hm
山下克吉著 ホンダ4輪の挑戦
AHSM 2005にゲストとして参加されたホンダOB山下さん。
11月14日のブログに。
http://plaza.rakuten.co.jp/echizenn/diary/200511140000/

2006年06月23日
フォーミュラ ワン 中村良夫 [ 本の紹介 ]
久しく品切れになっていた『フォーミュラ・ワン』中村良夫著が新装重版された。

F1、ホンダファンさんで読んでない方はぜひとも、この機会に・・・

フォーミュラワンと軽トラが関係有るのか? 実は、日本におけるF1の大元はT360になる。

まさか、と思われるかもしれないが、13章・本田宗一郎の欄には中村の自筆イラスト

「ホンダ4輪開発部隊相関図」にT360が全ての頂点に書いてある。

S関係では、デニスハルムや64年のニュールブルの話、このあたりは有名な話だ。

新装版だけあって、絶版になった本とは違ってる部分もある、イラストはかなり増やしているような?

筆者紹介のイラストは始めて見るのもある。T360のイラストは2ヶ所、最後のイラストの自筆説明で

T360をスポーツトラックと紹介している、ヒョットして「スポーツトラック」は中村良夫が
最初に使い出したのかも?

T360はAK360と書いてある、中村良夫は型式AK250と書かずに、開発番号のAK360と書く、
徹底しているので、何か思うところがあるのかも?


以下 工事中




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