+詩+62




 俺はいつも思う


 「人生には無限の可能性がある」


 嘘だ


 「思いどうりの選択肢が現れてくれて

  最後には、願ったままの結果が待っていてくれる」


 パチこいてるんじゃねぇ


 しかし、自分が道を選ぶ場面なんて何度となくある

 その時、示される道が望んでいないモノだとしても

 その選択肢の中で最良と思えるモノを選ぶのは 他人じゃない


 俺自身だ



 そうして選んできたからこそ俺は今、ここにいる




 だから決めたこと、

 定めてきたこと、

 選んできた道の行く先に何があろうが

 俺は立ち向かう


 この道を選んだのは俺なんだから

 選んできたのだからそれなりの責任があるし、


 オトシマエも付けていかなければならない


 だからこそ、

 俺自身の選択がつむいできた道を大事にしたい


 俺は流されているんじゃない


 流れに立ち向かっているわけでもない





 我が道を歩いている


 それだけだから


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