ヨーロッパ夢の旅通信

ヨーロッパ夢の旅通信

2005年01月13日
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カテゴリ: 英国
英国に来て初めてのクリスマス・お正月を迎えた。

こちらに何年もいる日本人の友人たちはみな、エジプト・ナイル川クルーズだの本場アルプスでのスキーツアーだのと、実にうらやましい限りの贅沢な休暇をとっている。

私たちも「フィンランドのサンタ村とオーロラ観測ツアー」というフレーズにだいぶ食指は動いたが、1泊で50万円(家族4人で)という法外な金額に断念。

初めてすごす英国でのクリスマスをとにかく満喫することに・・・。


とはいえ、欧米ではクリスマスは何といっても家族で過ごすもの。英国人は皆、自分たちだけで家に引きこもってしまうのである。
さらにイブの夕方あたりからお店というお店はレストランも含めどこも閉まってしまう。
交通機関まで止まってしまうのだから驚きである(地下鉄をはじめ長距離列車ですら止まる!)

たまにあいていると思えば観光客向けのばか高いところばかり。

というわけでクリスマスは外国人にはかなりキツイ時期なのである。





さて、私たちはクリスマスのロンドンを見てみたい、ということもあって、上記のことは十分承知しつつも1週間ほどロンドンへ出かけた。

こちらに来て以来、子供たちにロンドンをきちんと見せていなかったし、この時期、各シアターでは子供向けの魅力的なプログラムがたくさん上演されているので、それも目的のひとつだった。


ロンドンでシアターといえばミュージカルが人気だが、ワタクシ的には有名なミュージカルならどこでも見れるし
むしろ劇場の設備的なことを考えると、東京の四季劇場などのほうが優れているのではないかと思う。

むしろ私のお勧めはPantoと呼ばれるパントマイムである。しかしいわゆる日本語のパントマイム(無声の)とはかなり違って、歌ありギャグありのドタバタ喜劇のようなものである。

日本でいえば年末年始のお笑い番組に近いノリで、子供も大人も楽しめる。

テーマは「アラジン」、「眠りの森の美女」、「ピーターパン」、「白雪姫」など、おなじみの童話から
とっているものが多いが、勿論、すべて一ひねりも二ひねりもしてある完全なパロディである。

英語が完全にわからないことも多かったが、それでも笑えてしまうような、単純なストーリー展開
が多いし、英語のできない人にもお勧めだ。

Panto人気は高く、残念ながらロンドンではチケットが入手できなかったが、エジンバラでは「アラジン」を見た。

繰り返しいろいろな形で上演されていて、しかも中国が舞台という設定が定着したのは100年以上前のことということ
を聞いてさらに驚いた。

英国というのは実に不可思議な国である。


ミュージカルでチケットが手に入ったのは「チキチキバンバン」(古っ!)だけだったのでそれを見たが子供向けとしては十分楽しめる内容だった。
それに上に述べたようなことを考えれば、これを古いって思うのは間違いなんだろうな。むしろ「古典的名作」と呼ぶべきなのだろう。



さて、クリスマスイブにはマチネーのバレエ「くるみ割り人形」のチケットを何とかゲット。
オンラインでは売り切れだったが、それでもレスタースクエアなどのチケット屋さんや劇場のボックス・オフィスに行くと意外と手に入るものである。

「くるみ割り人形」はクリスマスのお話ということもあって、この時期の出し物としてはとても人気がある。何より正統派でなくコミカルでとても奇抜な演出なのでとても楽しかった。


ちなみにバレエはもう一つ見た。男性だけで踊るマシュー・バーンズの「白鳥の湖」である。これも演出が奇抜で
面白かったが、オカマさんの白鳥の湖という感じで、ちょっと男性同士の絡みなど、子供に見せるのはどうかと思った。

でもこういうの、好きな人は好きだろうな・・・


そうそう、クリスマスイブには今、ロンドンで人気だという究極のエスニック、レバノン料理にチャレンジしてみた。
日本にいると「えぇ~?レバノォン?」って感じで、まだまだ遠い国だが、ロンドンのハイドパークの北側の高級住宅街はすっかりレバノン人街になっていて、彼らは驚くほど金持ちだしまじめで礼儀正しい働き者が多い。

レストランにしてもデリの店にしても、そのクオリティの高さに、はっきり言ってびっくりした。

私たちが1週間宿泊したマーブルアーチのアパートメントホテル(2Hyde Park Square)もレバノン人経営のホテルらしいが、大変設備が行き届いていて、管理もしっかりしているし
その割にリーズナブルで、大変良かった。
しかも近隣にレバノン人の店がたくさんあり、勤勉な彼らはクリスマスの日も休まず営業していて、まったく困ることは
なかったし、お勧めである。





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最終更新日  2012年04月11日 18時18分28秒
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お久しぶりです~。  
An’s mom  さん
元祖夢先案内人さんはシアター系がお好きなんですねー。エディンバラフェスティバルでも演劇や太鼓演奏などについて書いてらしたし、その前は絵画についても書いてらしたし、アート好きな方とお察ししました。

ロンドンでは「オペラザの怪人」を見たのを思い出しました。

その後NYと多分サンフランシスコでも見たと思うのですが、一番ロンドンの劇場が古くてストーリーに合っていて良かったような気がします。

「ジーザス・クライスト・スーパースター」って同じくアンドリューロイドウエバーのですよね?

次ロンドンに行くまでやっててくれたら見てみたいです。


自分がいる場所の利点をおおいに活かして楽しもうとしてらっしゃる姿、お手本にしたいです。

日記の更新も楽しみにしていますー。

(2005年01月14日 12時01分19秒)

Re:ロンドン・シアター三昧@クリスマス(01/13)  



まず、どうご挨拶をしていいのか・・

新年明けて、今年もよろしくお願いします

きょうの日記は、久しぶりに読ませていただいて
ロンドンのクリスマス時分の様子が伝わってきました

夫婦だけのクリスマスの過ごし方と子供さんを交えた
家族で過ごすクリスマスでは、趣きが変わってきますね

子供たちには、できれば楽しいクリスマスを過ごして
ほしいですものね

大人は、もう少しロマンチックにバーで乾杯!と
いうのも素敵だし、ロンドンでは、オシャレなパブが
ありますね

レバノン料理のお話、もっと詳しく聞きたい~
元祖夢先案内人さんのお口に合いましたか?

また、これからもいっぱいお話させてくださいね

楽しみにしています


(2005年01月14日 18時56分47秒)

Re[1]:ロンドン・シアター三昧@クリスマス(01/13)  
そうでしたね~。新年のご挨拶まだでした。
あけましておめでとうございます。今年も何とかよろしくお願いいたします。
確かに「ファミリー」の枠から出てクリスマスを考えることのできないのが悲しいようなうれしいような・・・
私にとってクリスマスが「ロマンチック」だった時代は、あんまりなかったような気がします。むしろ一人でわびしい思いをしていることが多かったかも。ロンドンでもイブの晩にこの世の不幸を一身に背負っているような顔をして歩いている人も多かったです。クリスマスってある意味残酷・・・なんて思っちゃいましたね。
レバノン料理、口にあったかどうかといわれると、微妙です。でもイギリス人に聞くと、みんなレバノン料理は好きみたい。ディップ系、お肉のグリル系、揚げ物系とかが山のように出てきました。味はエスニックだけれど、イギリス人の食習慣にかなり近いものが出てくる感じです。繊細な味とはいえませんが、あの味も癖になるとおいしいのかも。でも一般的にいえば日本人には東南アジア系のエスニックのほうが合うかもしれません。
お店はとてもお洒落でゴージャス、ドレスアップした人たちが優雅に食事をしてました。
ハウスワインのレバノン産ワインの白がとても美味しかったのには驚きました。 (2005年01月14日 19時33分09秒)

Re:お久しぶりです~。(01/13)  
An’s momさん
コメントありがとうございます。
言われてみれば確かにシアターとかアートの話ばかりですね。自分であまり意識したことはないのですが・・
「オペラ座の怪人」は私もロンドンで見ましたが、このお話自体があまり好きではないし、劇場が古いのがイマイチと思ったのですが、そうですか、NYやサンフランシスコより良かったですか~?
かえって古さが良いというのも、ひとつの考え方ですね。
私が東京で感激したのは「ライオンキング」の舞台装置です。あれはとても斬新ですばらしかった。こちらの劇場で、「ライオンキング」はどんな演出をしているのか、一度見てみたい気がします。
(2005年01月14日 19時46分14秒)

Re:ロンドン・シアター三昧@クリスマス(01/13)  
マダムK   さん
レバノン料理、食べてみたい!

(2005年01月14日 22時31分20秒)

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