趣味・徒然　～サッカー･プロレス等を語るHP～

< 新しい記事

新着記事一覧(全890件)

過去の記事 >

2005年07月18日

RAW PPV 「VENGEANCE 05'」

(6)

テーマ：格闘技・プロレスを語ろう(1543)

カテゴリ：プロレス・格闘技

第1試合：IC王座戦　カリートｖｓベンジャミン

試合はベンジャミンの攻勢ながら、要所で上手く流れを変えるカリート。
会場からは「カリート」チャントも聞こえる。
終盤にコーナーに押し付けられた際に、ターンバックルの紐を外すカリート。
そしてベンジャミンのスティンガー・スプラッシュをかわす。
その際に額を剥き出しの金具にぶつけてしまい、そのままカリートが押さえ込み王座防衛。

ちょっと意外だったけど、カードを見ればこの第1試合は納得。
カリートは評価高いね。
確かに少ない技で上手く試合を作るし、この抗争は噛み合っててこれからの展開が期待出来そう。

第2試合：クリスティｖｓビクトリア

しかしクリスティも反撃する。
が、得意のコーナーでの開脚式の前方回転を潰され、ロープ悪用でビクトリアの勝ち。

予想以上に健闘したクリスティ。
当初は否定的（ディーバサーチでの入団）だったけど、この試合で見直した。

第3試合：エッジｖｓケイン

RAWでの結婚式を邪魔したケイン、会場からもリタに対し、「ラリったアバズレ」という辛辣なチャントが。
ケインが徐々に圧倒していくも、リタ、そしてスニツキーが介入。
しかし、それらの攻撃を上手くかわし、最後はエッジをチョークスラムで沈め、カウント3。
試合後、引き上げるリタをリング上から見るケイン。
その姿はまさに、「ビッグ・レッド・マシーン」復活！

これでストーリーに区切りがつき、これからはケイン主導の展開になっていきそう。
まぁドチラもドラフト移動がなければ、だけど。

他の試合に食われた感じ。

第4試合：カートｖｓHBK

序盤はゆっくり目のペースだが、徐々に激しい展開に。
場外で実況席へのジャーマンを繰り出すカート、テーブルが壊れなかった事で逆に大ダメージを負うHBK。
更に場外に投げ捨てられた際に膝を痛めるHBK。
そこからアンクル･ロックを長時間食らいまたもや･･･となりそうになるも、必死で耐えカートをコーナーへ飛ばす。

が、カートもこれを返し、またも主導権を握り、コーナーへ上がっての攻撃を。
しかし、HBKの迎撃スイート・チン・ミュージックを見事に食らい、そのままHBKが押さえ込んで勝利。

WM21で最高の試合と評されたこの2人の再戦。
今回も全く見劣りしない内容でした。
ドチラが勝つか分からない展開、濃密な内容。
この順番に持ってきたのが意外で、このせいで前後の試合が割を食ったかも。

　バティスタにバックステージでのインタビュー中にHHHが現れ、一触即発になる。

　リング上にはソファー、そしてリリアン登場し、ビセラを呼び込む。
　♪「愛してる～」と歌を唄い、そしてひざまついて結婚を求めるリリアン。
　しかしそこに美女を引き連れたゴッドファーザー（名前あってる？）が現れる。
　ビセラも美女の誘惑に「ホー・トレイン」に乗って退場。
　リング上で泣き崩れるリリアン･･･

第5試合：WWE王座戦・3WAYマッチ、シナｖｓジェリコｖｓクリスチャン

まずはシナを集中攻撃するも、ジェリコとクリスチャンもやり合い、直ぐに3WAYらしい状況に。
コーナーに登ったクリスチャンをブレーンバスターに持ち込むジェリコ。
そこにシナが来て、ジェリコをパワーボムの体勢へ。
トーテンポール式のこの攻撃に、会場からは「HOLY SHIT」チャント。
クリスチャンを抱えたシナ、向かってきたジェリコを回転してクリの足で迎撃し、そのままFUで沈めシナが王座防衛。

局面を見るといい場面があったけど、時間も短かったし、ちょっと物足りなかった感が。
ある意味一番割を食った試合だったかも。
非常に勿体無い気が･･･

第6試合：世界ヘビー級王座戦　バティスタｖｓHHH

バティスタは初の、HHHは無敗の「ヘル・イン・ア・セル」。
まず金網の餌食にあったのはバティスタ。
HHHがチェーンを取り出し、打ちつけ、そして絞首刑攻撃。
しかし反撃し、HHHを金網攻撃で流血される。
が、HHHはボブワイヤー巻かれたイスを取り出し、それをバティスタの背中へ叩きつける。
そのイスを取り上げ、HHHの額へ･･･
バティスタがそのイス上へパワーボム放つも、HHHもDDTで切り返し、伝家の宝刀・ハンマーを取り出す。
それで優位に経つも、コーナーからの攻撃をハンマーで迎撃され、口から血しぶき吐き、前のめりに倒れる。
バティスタは鉄階段で殴りそれをリング内にいれ攻撃、しかし急所攻撃でピンチを凌いだHHHは鉄階段上ペディグリー狙うもスパインバスターで切り返される。
最後はバティスタ･ボムに捕らえられ、手にしたハンマーを繰り出そうとするも、マットに叩きつけられバティスタが王座防衛。

いや～、予想以上に凶器が乱れ飛び、凄惨な試合に。。
お互い見事なまでに体を張った凄まじい試合。
特にHHHはサスガでした。

ドラフトを最大限利用し、合同開催に近い位のスパスタを擁したこの大会。
予想通りの凄い大会でした。
ただ、リリアンのストーリーに時間を割いた分、3WAY戦にしわ寄せがきた気が。

それにしても全6試合でほぼ3時間というのは、過去無いほどの濃密さだったんでは。
やはりメインの試合が1番凄かった。
あれだけ体を張れば、誰も文句を言わないでしょう。
それと全く毛色の違うカートvsHBKも匹敵する位の内容。
本当ならセミにもって来るべき試合。

他の試合も良かったけど、この2試合は群を抜いていましたね。。
素晴らしい大会でした。

さて、これで今後どのように動くでしょうか？
色々とありそうな感じです。。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう