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『市川雷蔵』
雷様ぁ~!.....市川雷蔵=眠狂四郎 我がヰタ・セクス アリス・イン・ワンダー・ランド?!
美貌に孤独が宿る。その背には、拭えない虚無が漂う。
黒羽二重の着流しに、異人の血のまざった彫りのふかい顔だち、虚無の影を色濃くやどし、愛刀無想正宗をふるって円月殺法の冴えをみせる狂四郎!
「私は、眠狂四郎を剣豪として描こうとしてわけではなかった。狂四郎に、現代の罪悪感を背負わせて、そのジレンマに苦しみながら生きて行かねばならぬ業を見たかったのである。いわば、剣豪が進む道とは、逆の方角へ歩かせてみるために、円月殺法をあみだしたのである。」という作者柴田錬三郎の言葉は、狂四郎像を鮮明に語っている。
市川雷蔵という役者は、今もなおスクリーンに燦然と輝く本物のスターであり、かつ雷蔵映画は文句なく面白い。37歳で急逝した雷蔵の後年の代表作としても名高い「眠狂四郎」シリーズは長谷川一夫のような、純粋の二枚目でない屈折した翳を持ち華やかに生き急いだひとりの役者の人生とも重なり、感慨深い。
当時の映画界、時代劇に新人の登場が待望されながら、なかなか出て来ない。時代劇というものは約束ごとが多いので、ある程度の基礎的な訓練が必要なわけである。そういう意味で、雷蔵は歌舞伎の若手人気俳優であり、時代劇俳優としての将来が約束されていた。
三十四年六月封切の「次郎長富士」(59作目)で、長谷川一夫・清水次郎長、雷蔵・吉良の仁吉の配役を、世間は当然と受けとめた。雷蔵はこの時点で、永遠の二枚目・長谷川一夫の座を奪ったのだ。
四十七作目(33年8月封切)の「炎上」によって、ベニス国際映画祭の演技賞を獲得、トップスターの地位に登る。
「君の演技に、今まで映画でしか接することのなかった私であるが、「炎上」の君には全く感心した。市川崑監督としても、すばらしい仕事であったが、君の主役も、リアルな意味で、他の人のこの役は考えられぬところまで行っていた。ああいう孤独感は、なかなか出せないものだが、君はあの役に、君の人生から汲み上げたあらゆるものを注ぎ込んだのであろう。私もあの原作「金閣寺」の主人公に、やはり自分の人生から汲み上げたあらゆるものを注ぎ込んだ。そういうとき、作家の仕事も、俳優の仕事も、境地において、何ら変るところがない。
.....芝居の仕事、映画の仕事、特に演技者の精神世界には、独自の興奮と孤独、はげしい喜びと淋しさがつきまとう。ふつうの人の精神生活が、たとえばビルの一階と五階の間で営まれているならば、俳優のそれは、地下五階と地上十階の間で営まれている。それだけに振幅がはげしいのだが、ふつうの人でも、青春時代には、かなりはげしい振幅のある精神生活を味わうのが常である。俳優はそれを一生つづけなければならない。そこに俳優の光栄と悲惨がひそむが、同時に、いつまでも若くいられるという一得がある。
雷蔵丈が、この若さを単なる武器とせずに、それを一つの地獄の運命と考え、そこに身を賭ける覚悟を固めるときに、ほんとうに偉大な俳優への道がひらけるのだと思う。」
(三島由紀夫)
「眠狂四郎」シリーズが十二本。「忍びの者」と「若親分」が各八本。「陸軍中野学校」が五本。やはり数の上からいっても、眠狂四郎が雷蔵の代表作というべきであろう。
『眠狂四郎・シリーズ解説』
封建の世に、転びバテレンと武士の娘との間に生まれ、暗い宿命を負いながら虚無と孤独の影をひいて生きる剣士・眠狂四郎の無双円月殺法と妖麗凄絶なエロティシズムが織りなす柴田錬三郎ベストセラー時代小説の映画化。主演・市川雷蔵ならではの端正な魅力が役柄にぴたりとはまり、「殺法帖」(田中徳三)「女狩り」(池広一夫)まで十二本作られ、雷蔵晩年の代表シリーズとなった。雷蔵死後は、松方弘樹主演で二本作られたが、雷蔵のもっていた時代劇スター独特の色気に欠け、前シリーズほどの新鮮味は感じられなかった。自ら市井無頼の徒と名のる虚無の剣士・狂四郎が、武家社会の醜さや町人世界のあくどさを嫌悪しながら、彼の腕や美貌を利用し、甘い汁を吸おうとする悪徳大名や商人に正義の剣をふるう時代劇絵巻。エロとグロがうずまく江戸爛熟期を背景に、狂四郎の特異の剣の冴えを大映独特の流麗なカメラワークがとらえる。男狩りに狂う大名の姫君、幕府転覆をはかる暗殺団と荒唐無稽なストーリーながら、田中徳三、三隅研次、池広一夫、安田公義と大映時代劇のベテランの演出だけに、殺陣のシーンも面白く、とくに第二作「勝負」(64)第五作「炎上剣」(65)の三隅研次の演出は映画美を十分発揮させて楽しめる。このシリーズの他に、鶴田浩二主演で撮った東宝作品(57~58)三本がある。鶴田の美しさに眠狂四郎役は申し分なかったが、マスクの甘さ、身のこなしの弱さなどで鋭さにやや欠け、しかも時代を反映してかエロティシズムがほとんど描かれず、原作の魅力を十分に活かしきったといえなかった。(西脇英夫、「キネマ旬報」日本映画作品全集昭和48年11月20日発行)
『必殺!「眠狂四郎」傑作惹句集!』
「眠狂四郎殺法帖(1963)」
『宙に円月を描けば鮮血一条!一瞬、地上に崩れ落ちる六つの影!』
「眠狂四郎勝負」(1964)
『斬るには惜しい相手だが・・・勝負は一瞬、鮮血飛んで、冷たく冴える円月殺法』
『死ね!とひとこと・・・・血をふく敵に目もくれず、瞳は青く冴えている!』
「眠狂四郎円月斬り」(1964)
『女も頂く、命も貰う!愛を知らず、冴えて冷酷、円月殺法』
『剣豪の血を凍りつかせ、女の肌を燃え上らせる!斬って悔まず!抱いて愛さぬ非情の瞳!』
「眠狂四郎女妖剣」(1964)
『惚れさすばかりで、惚れず、燃えさすばかりで、燃えず、女の肌をせめながら背後の敵を斬る!』
『剣の妖気にしびれる女体!剣の殺気におびえる刺客!憎い素敵な狂四郎!』
「眠狂四郎炎情剣」(1965)
『犯すもよし、斬るもよし!冷たく冴える非情の瞳、キラリと光ったその一瞬!』
『おとりと知りつつ炎の肌を抱き、非情の剣は、見えざる強敵に飛ぶ!』
「眠狂四郎魔性剣」(1965)
『罠と知りつつ魔性の肌を抱き、陶酔の一瞬に殺気を斬る!』
『一度は捨てた魔剣だが、死にたくば斬ってやる!犯されたくば抱いてやる』
『抱かんとすれば危機!斬らんとすれば罠!勝負は一瞬!魔性の剣が飛ぶ!』
「眠狂四郎多情剣」(1966)
『斬れども、斬れども、果てしなし!狂四郎の行くところ邪剣の呪いと裸身の罠!』
『罠と知りつゝ女体を抱き、背後に刺客の集団を斬る!冴えに冴えたり円月殺法!』
『妖しく冴える円月剣に誘われて、刺客は血にぬれ、女体はあえぐ!』
「眠狂四郎無頼剣」(1966)
『あいつは俺の影なのだ!流派も同じ、腕なら互角!同時にまわる円月殺法!斬れば斬られる狂四郎の危機!』
『恐るべし!鏡に照らした己の如く、刺客の剣も円月殺法!斬ったのは白衣の怪剣士か!倒れたのは黒衣の狂四郎か!』
「眠狂四郎無頼控・魔性の肌」(1967)
『今宵また、抱いた女体に殺気が走る!抱いて燃えず、斬って冷たし円月殺法!』
「眠狂四郎女地獄」(1968)
『裸女、迫りきて闇に燃え!邪剣、襲いきて雪に舞う!憎い素敵な狂四郎!』
「眠狂四郎人肌蜘蛛」(1968)
『狂四郎の生首がほしい!犯せと誘う熱い肌!生きて帰れぬ猟奇の館!地獄でみせる円月剣』
「眠狂四郎悪女狩り」(1969)
『女体が襲う!くの一が迫る!柔肌地獄の狂四郎を狙う!もう一つの円月殺法!正邪二つの剣光が同時に宙に孤を描く!』『不義、私刑、同性愛・・・・情欲渦巻く“大奥に”円月殺法只今推参!』
『囮よし!罠も承知!女が女を狩る情痴の大奥に、七たびきらめく円月剣!』
37年の短い生涯を駆け抜けた雷蔵。昭和四十四年七月十七日逝去。肝臓癌であった。制癌剤の劇しい副作用で頭髪が細くなって脱け、手足は針金のようになったという。また病院のテレビで、自分の出演した映画の放映を見ながら、大粒の涙を浮かべていたとも伝えられる。
『眠狂四郎』の映画を、私は12歳の時に一人で観ていました。当時、私の父は小さな駅の駅長をしており映画のタダ券がいつでも手に入ったのです。毎週日曜日はこの小さな街の映画館の暗闇に隠れるようにこっそりたくさんの邦画を観ました。この頃私の母は東京の病院で脳腫瘍の為植物人間になってしまい言葉無く亡くなっており、私はあまり喋る事をしなくなっていました。そんな私を気遣うかのように父は、私の映画館通いを黙認していたに違いありません。何の映画か覚えてませんが若い駅員さんに連れ戻された記憶もあります。小林正樹の傑作『怪談』(64文芸プロ/にんじんくらぶ)で岸恵子のおっぱいを見て吃驚もしました。(後年、吹き替えである事を知りましたが..。)武智鉄二の「黒い雪」の映画もかかっていてポスターだけ眺めて帰ってきた記憶もあります。なぜか、このポスターが良く脳裏に浮かぶことがあります。
眠狂四郎は、「ころび伴天連」と呼ばれるオランダ人が自らを転ばせた大目付に復讐するため、その娘を犯して不義の異人の混血を産ませた子であるという暗い出生を持つ異相の浪人で、その設定の妙は子供ながら十分理解してましたね。正義の味方には程遠くその屈折した翳に子供ながらすっかり魅せられ、私にとって忘れられぬ役者になってしまっていました。エロとグロがうずまく江戸爛熟期を背景に、己が持つ業の深さ故に常に身を危険に晒しながら、自らが編み出した「円月殺法」という妖しい必殺剣を繰り出し、襲い来る敵をことごとく切り伏せ、時には汚れのない女性を平然と犯し、文字どおり無頼の行状を重ねていくストーリーで、息をのむ決闘シーンや諸所にちらつくエロチズムなど、ゆたかな空想力にささえられた伝奇的な作品のおもしろさは今までに無い世界でした。もちろん正義の味方には程遠いのですが私利私欲のために人を傷つける悪党とは訳が違います。狂四郎本人はどこまでも深い虚無の闇をさまよう救われない人間で、誰にも媚びずおもねらず、独り無頼の道を行くその生き様はそれとは知らぬ間に、私の自己形成に大きな影響を与えていたりする...んでしょうか?。
この眠狂四郎シリーズの全編を覆うむせるようなエロチシズムは映画館という非日常的な体験の中で、私の「ヰタ・セクスアリス」として今も私の心の奥底に潜んでいるのです。
「Alice in Wonderland」THE DAVE BRUBECK QUARTET
今回はエヴァンスでなく、ポール・デスモンドのスウィートな演奏です。
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