バージニア州ロアノーク市出身。ボーカリスト、ソングライター。 幼少の時に兄のピアノレッスンを見学しながら独学でピアノを習い、ラヴェル、PPM,ビートルズ、ジェームス・ブラウン、ニーナ・シモン、ロベルタ・フラックなど幅広いジャンルに影響を受ける。18歳の若さで結婚、二児の母となり、銀行に勤めながら趣味として音楽を続けるが、1998年に自己製作CD”ルネッサンス”をプロデュ-スし、プロとして活動を始める。MAXJAZZレーベルと契約、”How Can I Keep FromSinging?"を発表、第二作目の”Vertigo"は、フランスのジャズアカデミーに、2002年国際ベストジャズボーカルCDに選ばれた。(ちなみに同年の候補者はジョニ-・ミッチェルとカサンドラ・ウィルソン!アメリカのグラミー賞に当たる名誉です。)同レーベル第三作目、”ライブ At Jazz Standard"が今年4月に発売され、ビルボード誌で売り上げ20位をマークし、又ダウンビート誌のジャズ評論家投票で4位に選ばれた。ピアノで鍛えたハーモニー感、抜群のリズム感、独特のインスピレーションを持って、歌詞の意味を深く理解し表現できる、味わい深いボーカリスト/ソングライタ-である。屈託のないステージトークも好評である。 パートナーのAddae Jahi(サックス奏者、作曲家)とアトランタ在住。宮本貴奈の最も尊敬する女性の一人で、人生と音楽の良きアドバイザーである。日本食ではおすしが大好物、その他、日本の美術に興味があるという。
スペシャルゲスト!Quentin Baxter (Dr)
1970年8月28日サウスキャロライナ州チャールストン生まれ。 クエンティンはドラマー一家に生まれました。父母そして彼の3人の兄弟と共に、クエンティンも教会で様々な種類のドラムやパーカッションを叩いていました。北チャールストン高校在学中から彼は引っ張りだこのドラマーとして尊敬されていました。またゴスペルミュージシャンとして数々の地域コンサートに最初にお呼びの掛かるドラマーとして、彼の檀家(教会)の音楽監督、キリスト教教会のコーラス隊のドラマー、そしてゴスペル音楽講習会の若手音楽家として活躍していました。 クエンティンは地元のサウスキャロライナ大学と後にチャールストン大学にて音楽理論と作曲の学士号を取得、そして今はジャズパーカッションの助教授として勤めています。大学で教鞭を取る傍ら、Gradual Lean, Brazilia, Q. Baxter Jazz Ensemble w/ Poetic Jazz Society of Charleston, Charleston Jazz Allianceなどで演奏したり、作曲活動、また自己のグループEmanonを率いて活動中です。サイドマンとしては現在モンティ アレキサンダー、ルネ マリーとツアー中。宮本貴奈トリオのメンバーとして、ニューアルバム"Live at Churchill Grounds"にも参加しています。また James Spaulding, Bobby Watson, Eddie Henderson, Donald Byrd, Charlie Byrd, Sonny Fortune, Wycliff Gordon, Marcus Printup, Terry Gibbs, Marcus Robertsなどの素晴らしいミュージシャン達とも共演しました。日本をはじめ、韓国、グアム、ハワイ、ジャマイカなど海外でも活躍。数多くの音楽スタイルをこなすとても器用なドラマーとして有名です。昨年はドラム独奏でチャールストンのガラ教会のリズムを聞かせてくれます。お寿司、シーフード、ブルーマウンテンコーヒーと赤ワインが大好きで、今回の来日、そして小山ベルトリー音楽院、結城での公演をとても楽しみにしています。