ラッキーとの出会い３ | らっちゃんち

ラッキーとの出会い　３

コーギーを抱いてから
やっぱり、コーギーを飼おうよ！ってことになったんだけど
問題は、パパが土・日しか帰ってこないこと
（このあたりから大阪ー神奈川の電話代をかなり費やす事になる）
次の週も同じペットショップへ

「あ！まだあの子いるよ
しかも少し値段下がってるし」
「うん。でももう少し下がるかもしれないから待てば」

この人なんだかんだ言って、飼う気ないのかしら？
ママがあんまりうるさいから、ペットショップ巡りでごまかしているのかしら？そして
次の週も同じペットショップへ…

｢ラッキー君見に行くよ～！」
へ？ラッキー君って何？パパ。
このときには、すでにパパは犬を飼う気満々だったようで…
もう、コーギーの男の子を飼う！って、名前まで決めていた。
この週はいつものペットショップじゃなく町田・多摩方面に車を走らせ、しらみつぶしにペットショップでトライ・カラーの男の子のコーギーを探し始めた。

見つけようと思うといないもので、朝から４時くらいまで何件のショップに入ったかわからないくらい、回ったが男のこのコーギー自体にあえない次第。
とりあえず、あきらめて映画を見に行った。
シネコンのある総合ショッピングセンターへ、映画を見終わったときいつもゲーセンに行くパパに

「ね～、パパ。ゲームもいいけどここペットショップできたんだよね～。」
「え！そうなんだ。じゃ～見に行こうか？」

何気に言った一言
何気に見に行ったペットショップ
いたんです。トライ・カラーのコーギー！しかも男の子。
さっそく見せてもらう事に。

「ね～見て可愛い～よ」
「うん。」
「ぱぱ。抱いてみる？」
「うん。君はうちにくるかい？君は今日からラッキー君だ！！」
「？？？？？」

あんなに他のペットショップでは”持ち帰る”の一言も言わなかったのに、急に君は今日からラッキー君だ！
ってママだってビックリするくらいの即断だよ！
こうして、仔犬を迎えるには、なんとも異例の夜の持ち帰りをする事になった。

「なんでこの子にしたの？最初の子を買うっていわないから、犬は買う気がないと思ってたよ。」
「そんな事ないよ。だって最初にみた子柄とか悪かったし、あんまり可愛くなかったから…でもラッキーは可愛いから、見てすぐ決めた」

だって。
なにも考えてない人かと思ったけど、結構冷静に見てるんだな～。って、ちょっと見直したよ。

でも、ちょっと待って！今日は日曜日。
って、事は明日からパパ、大阪じゃん！！
あたし一人で、犬の面倒なんてみれないよ～～～！！！

さらにつづく・・・

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