NO-NAMEの隠れ家

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[き]

< GEARS >

1stシングル
『くちびる』
(1993.6.9)

1.くちびる ★★☆
2.Mellowがほしい ★★☆

Being系もこのへんになってくると、知っている人も少なくなってきます。GEARSとは、三橋博(Vo&G)、熊倉隆(Dr&Cho)の変則的ポップ・ユニット。今作『くちびる』がデビューシングル。最高位は49位。この後、シングル1枚・アルバム1枚を発表し、解散。
表題曲、『くちびる』は、ジョー・リノイエが作曲を手掛けています。編曲はBeing外国人スタッフのTONE。とにかくGEARSで印象的なのは、ヴォーカル・三橋さんのそのしゃがれた歌声。これが非常に特徴的。この曲では、そんなブルースフィーリング溢れるヴォーカルと、ダンサブルなオケの取り合わせが不思議な世界観。
c/w『Mellowがほしい』は、作曲・朝倉良成(誰…?)、編曲はこの朝倉良成に加えて星空一郎・仕立屋次郎というかなり怪しいラインナップ(笑)。楽曲は、ジャズです。
アルバムも聴いてみたいのですが、数えるほどしか枚数が出てないようなので、入手は困難…。
(記:2007.9.17)










< 北原愛子 >

10thシングル
『TANGO』
(2006.1.18)

1.TANGO
2.シアワセニ☆
3.永遠へとかかる虹の橋

GIZAでは目下のところ、彼女が一番面白いです。サウンドはラテンものが多く、その他のGIZA Studioが抱える数多の打ち込みベタベタロック/ポップ勢から自然に脱出。彼女自身が幼少期から中南米方面の音楽に親しんでいたというだけに、無理してる感がありません。
しかし、セールスはというと、じぇんじぇん売れません(笑)。売れないながらも、デビュー以来リリースを続けてきているのは、彼女の個性への期待も大きいのではないかと。ルックスもいいんだし、なんとかなりませんかね。
出だしからラストまで一気に駆け抜ける『TANGO』、歌詞がすごい『シアワセニ☆』(小澤アレンジによるサウンドとの相性もマル)、対照的にシンプルな歌詞をTHE BOOMの『風になりたい』ばりのブラジル・サウンドに乗せた『永遠へとかかる虹の橋』、どれもなかなか好印象ですね。
(記:2009.3.18)










< 木村由姫 >

ベストアルバム
『Very Singles』
(2001.3.22)

1.Summer Rain ★★★
2.Happy Make ~weekend mission~ ★★★
3.Fall in YOU ★★★
4.Windy scene ★★
5.PINK Graduation ★★
6.BAD BOY! ★★
7.Deep Sky Heart ★★☆
8.HOT CRUISING NIGHT ★★☆
9.LOVE & JOY ★★★
10.Thousand Nights, one more Night ★★
11.Twinkle Heart ★★
12.Your Way, My Way ★★☆
13.unbalance ★★★

総合 ★☆

僅か17歳で浅倉大介プロデュースによってデビューした木村由姫。様々なアーティストを手掛ける浅倉大介ですが、女性ソロ歌手の本格プロデュースは(雛形あきこは別として)彼女が初めてでした。
楽曲は相変わらず浅倉節。好きな人は好きでしょうが、興味のない人には全部一緒に聴こえる浅倉ワールド。ヴォーカルも上手いと思うんだけど、フックがないからなぁ、1曲1曲の表情の変化に乏しいです。何曲も続けて聴くとダメだ。
accessのカバー『HOT CRUISING NIGHT』は、アレンジの変わり具合という観点から楽しめました。他は、「分かりやすいもの」を目指して作ったのであろうヒットシングル『LOVE & JOY』が、一番(唯一?)印象に残ります。
(記:2007.12.16)


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