Dolce Vita

「ピアノの森」１５巻がやっと出ましたー

ピアノの森（15）


ショパン国際コンクール第一次予選、
いよいよカイの出番である最終日が近付いてきた・・・。


以下ネタばれですのでご注意くださいませ

コンクールって怖いなあー。
ほんとに魔物が住んでるのかもしれませんね。
途中でミスをして、それからだんだん深みにはまり、
痛々しい演奏を終えて泣きながら退場した
イタリア人出場者はお気の毒です。

アルゼンチンからの豪傑な美女の出場者
アレグラさんは、マルタ・アルゲリッチが
モデルっぽいですね。

【ポイント3倍★26日am9:59迄】ショパン:ピアノ・ソナタ第2番≪葬送行進曲付≫・第3番 アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、スケルツォ第2番/アルゲリッチ(マルタ)［CD］


最終日。
いよいよ強力な、意外なライバルが登場。
それは、弱々しくて繊細で
カイと同じ「森が大好き」な仲間の
ポーランド人、レフ・シマノフスキ。
彼の亡くなった（？）お姉さんが
ショパンの若くして亡くなった妹と同じエミリアという
名前だというところに作者さんのこだわりが？？
彼の鋭いガラスのようなピアノに
ポーランド人の聴衆、審査員たちは狂喜。

そしてついに、カイの出番。

やったね、カイ。
やっと、舞台で「子犬のワルツ」が弾けたね

彼らしい、自由な「森のピアノ」は
聴衆の心をすっかりわしづかみに。
ただ、これまでとはあまりにもかけ離れた
ショパンの解釈が、どう審査に反映するかが
ちょっと心配でもあります。

彼の「バラード４番」が聴いてみたいです。

ショパンの「バラード」は難曲だから
弾くのは私には到底ムリ
でもドラマチックでとても素敵な曲ばかりです。
（ショパンで弾けるのは「ノクターン」「エチュード」
「ワルツ」「マズルカ」の比較的簡単な曲くらいです。
あーもっと弾けたら楽しいだろうな）

それにしてもなかなかコミックスが出ない「ピアノの森」。
続きの巻が出るのっていったいいつになるんでしょーーー


◆ヤマハ ピアノミニアルバム ピアノの森