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最近、5歳の娘をみていると自分の子供の頃を思いだすことが多々ある。
私は空を見上げるのが大好き!
だから下町の狭い空を娘と一緒に見上げる。
「お月様がきれいだね~!」「今日は三日月」、「今日は満月!うさぎさん、見える?」
空気が澄んでいる冬、さらに乾燥続きの今日この頃・・・満月のお月様はまぶしいくらいにきれいです。
「一番星見つけた!!」と娘。
「あれは一番星じゃないよ。もっとピカピカに光ってるのがあるから探してみて???」
たくさんのやりとりがあります。
田舎育ちの私は広い空に浮かんでいる雲をいろんなものに例えたり、
屋根干しされているお布団に横になり、空を見上げるのが大好きでした。
こんなことすっかり忘れていたのに、娘が思い出させてくれた!?
下町の路地から見る空は狭く、見上げると近隣の家やマンションやビルなどで視界を遮られます。
そんな中、ピカピカに光るまばゆいほどのお月様を見つけた時は
このままずーーーーーっと眺めていたい・・・なぁ~ と思いながら、
現実はそうもいかず夕食の準備から娘をお風呂に入れ寝かしつけるまでは戦争のような日々です
どうしてこんなことを思うようになったかというと、娘の小学校問題。
太陽を燦々と浴び、緑が多く広い空を眺めることができる・・・そんな環境で6年間を過ごさせてやりたい。
それが母の願いです。
しかしその願いを叶えてはくれない学区内の小学校。しかしある人に、単に個人の好みの問題・・・と言われ凹む今日この頃。
仕事をしているけど、できれば学童に入れたり鍵っ子にはしたくないという思いもある。
仕事先に帰ってきてくれるのが一番ありがたい。
そう思い、仕事先近くの学校というとパパに強力に反対され・・・
じゃぁーーーーどうするの???
あれこれ悩みに悩んでいる中、自分の子供の頃は?と考えることが多くなったであります。
ママは迷走中、自分の子供時代を一気に思い出すのでありました。
自分が通う小学校の学区内のなかで2番目に遠いとされていた通学路。
ただでさえ遠いのに帰り道、
れんげ畑で遊びレンゲの花でいろんなものを作ったり、ハチに刺されたり、 ザリガニをとったり。
学校の校庭にある銀杏の木から落ちる銀杏をバケツ一杯拾って帰ったり
あぜ道でつくしを採ったり・・・。
自然に満ち溢れていた・・・・なぁ~と思い出すのであります。
それが私自身のパーソナルヒストリーですから、
その体験抜きにいろんなことを考えることはできないんですよね。
そしてそこから始まり、最近思うのは自分の母について
私は改めて考えても、親に一緒に遊んでもらったり、絵本を読んでもらった覚えがありません。
もちろん一緒に買い物や遊園地や旅行などはたくさんしました。
でも個人的に遊んでもらった覚えがない・・・なんで???
もっぱら外で遊んでおりました。野放し状態でした!
でもそんなことができたのは、そういう時代だったってことなんでしょうね。
もちろん母は仕事をしていましたし、母の寛大!?な性格ってのもあるのでしょうが・・・。
今や一人で外で遊ばせるのも物騒な世の中。
娘はどうやって成長していくのか、娘とどうやって向き合っていけばいいのか!?心配しすぎるに越したことはない、しかし心配しすぎるのもどうかと思いながら
はたまた迷走するのであります。