全31件 (31件中 1-31件目)
1
平成最後の大晦日です。平成は30年続いたので私たちの結婚生活とダンス人生全部がそこに含まれていることになります。平成になった時のことを思い返すと、30年も前だったのかとちょっとびっくりしませんか?今年は23試合に参加しました。JDSFの試合では京都の全日本シニア10ダンスで5位、東京オープンの全日本シニアIIラテンで準優勝、長野の全日本シニアIIIラテンで優勝となかなかの好成績です。キンタロー&ロペスや名越組と一緒に踊ったWDSFシニアIラテンでは5位、ちらっとテレビにも映りました。他の競技団体では、JBDF日本インターのシニアラテンで5位、JCFユニバーサルグランプリのシニアラテンでは優勝です。海外戦ではベルギーのオープン戦でシニアIIIラテン5位、シニアIIラテン9位の成績。日本代表として参加したスペインの世界選手権シニアIIIラテンでは13位、ポーランドの世界選手権シニアIIラテンでは30位でした。 団体戦は3つ茨城代表として参加させていただきました。7月のJBDF関東甲信越新潟大会でスタンダード7位、ラテン10位。10月のJDSF内閣総理大臣杯都道府県対抗戦の福井大会では総合6位の成績、11月の関東甲信越ブロック都県対抗戦川崎大会では総合4位です。JDSFはラテン・スタンダードともにA級、JBDF関東甲信越はラテンA級、スタンダードB級、JCFはラテンのみ参加でA級と持ち級は全て維持できました。シニア級の方も多分A級維持できてると思います。2018年の全戦績はこちらです。成績関係なく一番楽しかった遠征旅行は四国かなあ。大将が車に轢かれるというアクシデントがありましたがこれといった怪我もなく、今年は安定した競技生活を送れました。今年もお世話になりました。来年が皆さんにとって素晴らしい年でありますように。さようなら、戌年。
2018/12/31
コメント(0)
午前中はものすごい寒風の中、線香の煙にまみれて母とお墓詣り。『最近なんか面白いドラマない?』と言うので下町ロケットをダビングして持って行ったんです。2週間くらい前の金スマでやってたひざ裏伸ばし体操法も。84歳の女性がひざ裏伸ばしの体操でピンと立てるようになったという、母にとっては耳寄りの情報番組です。 ところが実家のDVDプレーヤが古すぎてテレビから録画したVRモードが見られなかったんですね。大将がオトジダマ代わりにと新しいプレーヤーを買ってくれました。毎月ステーキごちそうになってるのでたまにはお返ししないとね。古いプレーヤーはHard-offに持って行って100円で売れました。 午後はいつもの練習場に行って踊納めをしてきました。今年の課題だったルンバのコネクションを、この年の瀬も押し迫った時期にまだもめながら練習。少しは去年よりシンポしたんだろうか。スタンダードは黙々と踊り込み。何が悪いのかよくわからないので踊りながら微調整です。夜、家に帰ると宅配ボックスにドレスが届いてました。三笠宮杯の時にお願いしていたドレス。クリスマス前に一度戻ってきたんですが一つ直ってないところがあったのでもう一度お送りし、やっと全部直って戻ってきました。お詫びにと練習用ドレスをおまけにつけて下さって、返ってすいませんという感じです。もみの木ドレスは着るたびにトラブルが発生するのでほとんど着てなくてまだほぼ新品同様なんですが、来年は活躍してくれるといいなと思います。お正月休みはこうしてバタバタと過ぎて行ってしまうんですよね。小さなイノシシが上に乗った鏡餅を買いました。
2018/12/30
コメント(0)
今日新しいドレスが届きました。自分へのクリスマスプレゼントです。こっそり自室にこもって早速試着。大将はなんて言うかな。しかし…。 背中のチャックが上がらない!なんで?ちゃんとサイズはチェックしたのに。いきなりステーキで200g食べたせい? 無理して引っ張り上げるとチャックが壊れそうなので、段階を踏んでゆっくりあげました。なんとか着れたけど、キツキツです。こんなので踊れるんだろうか。大将に見せたら『ビックリするくらいピッタリだね。』余裕ゼロですから…。脱いで念のためウエストを計ってみたんです。なんとおもっていたより5センチも太いではありませんか。これはキツイはずだわ。いつの間にこんなに太ってしまったのよ、自分!当分着られそうもないけど、なんとかこれが着られるくらいまでには絞らねばという目標ができました。名付けて『ブルーインパルス』、蒼い衝撃。2019年中にデビューできるでしょうか。お蔵入りは嫌じゃ=!!!
2018/12/29
コメント(0)
クリスマスが近くなると毎年、今年は一体どんな受難劇が幕をあけるのか楽しみにさえなってきました。何も起こらないと逆に気持ちが悪いくらいです。そういった気持ちが何かを引き寄せてしまうのか、今年もありましたね。大どんでん返し的なドラマが。12月末をもってなくなることになっている関東甲信越Aリーグ部ですが、各県ともすでに方針が固まって後は『さようならDSC』を待つばかりになっていたこの時期。私が勝手に誤解していただけなのかもしれませんが、茨城DSCメンバーは個人会員登録となってこれまで通り大会参加費は銀行引き落としで申し込めるのかと思っていたんです。ただ、個人会員になると県との繋がりが薄くなって必要な連絡事項が降りてこない可能性があるのでその受け皿的なグループを立ち上げるようにと県から言われたと理解していました。ところが実際は中途半端な立ち位置は許されないようです。JDSF事務局では個人会員に移行だと思って手続きが進んでいて、11月末に年会費が引き落とされました。茨城県連盟の方では新しいサークルが立ち上がったことになっていて、新サークルが所属する予定の県の地区連盟からは団体登録費やら個人会員費やらの請求が来ているそうです。要するに年会費をダブルで請求されるという事態になってしまいました。JDSF本部は今更サークルですと言われてもみたいな対応で、会員証が2月中に発行できないということに。県連盟の会長が直接JDSF事務局と掛け合ってなんとかねじ込んでもらえるようになったそうなんですが、早急に茨城DSCの解散について総会を開催するようにとの指示を受けたそうです。最後の総会はもう終わったのかと思ってました。結局の所、dsc茨城という新しいサークルが出来て、個人会員ではなかったようなんですね。つまり茨城県には個人会員はいないということです。受け皿はどうなっちゃったんでしょうね。これから個人会員になるかもしれない学連の方達や社会人の皆さんは県との繋がりはありませんということでしょうか。茨城県では県連盟直属の個人会員が認められていないらしいです。それともDSCメンバーが個人会員になることだけは許されなかったということでしょうか。新しい会員証が届くまでは試合にエントリーできるか微妙なので、念のため大会の主催者に連絡して確認することといった変なはなしになっています。個人会員として引き落とされた年会費はそのうち返金されるのではないかとのこと。個人的にはこのまま個人会員で良いではないかと思ってしまいましたが、ハザマで奮闘してくださっている現DSC会長や県連盟の会長にはいつもお世話になりっぱなしですので仰せの通りにという感じで着いていってます。こんな年の瀬にドタバタしてるのは茨城県だけでしょうね。
2018/12/28
コメント(0)
いよいよ明日の昼を持って営業終了となる牛久シャトーの、最後の飲み放題の夜になりました。19時現地集合に合わせて仕事を早退して気合十分。店内はすでに予約客でいっぱいでした。ピカピカのビアサーバーが呼んでるぜ。これが本当に飲み納めになってしまうのか。集まったのはダンス仲間の12名。最終日とあって売り切れ御免で種類が減っているのではと危惧していましたがビールのラインナップは従来通りでした。飲み放題用の小さめのジョッキを受け取ると早速ピルナーから。そしてヘレス、IPL、牛久ホワイト、もう一回ピルスナーに戻ってヴァイツェンボック、そして最後はもう一度ヘレス。ヘレスとIPLはワールド・ベスト受賞したビールなんですよね。それ以外のビールもこんなにビアコンテストでいろんな賞をもらってるお墨付きのビールばかり。窓の外には綺麗なイルミネーションが広がっています。これも今日が見納めなのかな。お店はラストオーダーが8時半、そしていつも通り9時閉店です。みんなハイピッチで飲みまくり、楽しいひと時を過ごしました。近くのホテルで今夜は泊まりの本気モードで臨んでいるTKさん&アニーさん、ねんりんピック優勝の立役者スカイラインさん&サリーちゃん、そしてY-barマスターと令夫人に我々の競技ダンサー4組でさらにヒートアップした2次会へと突入。バックダンサー付きのカラオケで盛り上がりました。歌ってる人よりダンサーの方が目立ってたのはしょうがないでしょうね。そういうメンツですから。牛久シャトーの事業継続を求める市民1万9211人分の署名が牛久市役所に提出されたそうで、これからひょっとすると復活の動きがあるかもしれません。また綺麗な桜を愛でながら美味しいビールが飲めるようになったら本当に嬉しいです。市民じゃないけど一地ビールファンとして心から復活の日を願います。
2018/12/27
コメント(0)
所さんの笑ってコラえて!年末4時間SPに久保田&徳野組と石原組が生出演。年経ったらこうなりましたスペシャルで、子ども時代の久保田組が特集されました。今から16年前...。北海道に住む小学生の天才兄妹ペアとして紹介されていたんですね。三笠宮ジュニアで11歳と10歳の2人は優勝。こんな映像が残っているなんてすごいですね。それから7年後、2回目のテレビ出演で高校生になった2人は三笠宮杯最年少で優勝していました。さらに9年後。今年のグランプリ仙台が取材されてました。ここで兄妹が初対決だったんですね。今年の三笠宮杯の様子も詳しく映像で紹介されていてすごく見応えがありました。最後は二組がスタジオに登場してヴェニーズワルツを披露。生番組って大変だと思いますけどバッチリ決まってましたね!!テレビ出演の情報を下さったTKさん、ありがとうございました。
2018/12/26
コメント(0)
けん玉って、奥が深いんですね。技の種類がものすごくたくさんあるみたい。まるで社交ダンスのベーシックステップを発展させてどんどんバリエーションが増えていくような感じで、色んな名前がついた技が存在します。けん玉は子どもの頃にちょっとだけブームだったことがあったんですが上手くできないのですぐに飽きました。横の大きめの皿に乗せるのが精一杯で、後ろ側の小さい皿になんかまるで乗らないし、ましてやとんがったところに刺すなんて100回やって1回できるかくらいのほぼマグレ狙いです。そもそも上手くなりたいという意欲がなかったですね。 『男性は女性をきちんと立たせなくてはいけません。』先日ラテンのレッスンを受けていて、らら先生が大将に言われた言葉を聞いてふと思ったんです。けん玉がうまい人って、リードが上手いかも。けん玉は紐でつながっているので玉とはなればなれになることはないんですが、自分みたいな下手な人が扱うとすぐにべろ〜んとぶら下がった状態になります。上手くコントロールできる人は玉が生きてるみたいに踊らせますよね。コネクションて、こんな感じなのかなと思ったんですよ。ちょうどいい力とタイミングで放り投げるとスコっと皿に収まるでしょう。男性のリードも同じで、上手い人のリードは女性をスタッと立たせるんですよね。 けん玉にも競技会とか級とかあるそうです。女性を上手にリードできる人は、きっとけん玉も上手でしょう。
2018/12/25
コメント(0)
ロケットのエンジンバルブ開発から人工心臓弁へと高い技術力を示してきた町工場佃(つくだ)製作所が今回挑むのは農業。池井戸潤の作品はどれも面白いので最近は録画して見るようにしています。下町ロケットシリーズの第3弾ゴーストと第4弾ヤタガラスが元になったテレビドラマ、先日最終回でしたが期待に違わず楽しませてもらいました。佃製作所の社長(阿部寛)がエンジンだけでなくトランスミッションの製作に新たな夢を見つけます。スターダスト計画の一翼を担うことで佃製作所も『ロケット品質』を売りに順調な経営が続いていたかに見えましたが、帝国重工の社長交代劇で宇宙部門の取引が終わる可能性が浮上します。次期社長候補となった的場(神田正輝)が今回は悪役です。宇宙部門を取りまとめていた財前(吉川晃司)を窓際に追いやり、完全自社製作を重視して佃製作所を排除しようとします。 追い討ちをかけるように小型エンジンを納めていた農機具メーカーから取引削減の要請。さらに佃製作所の殿村経理部長が父親の病気で退社。実家の農家を継ぐことになってしまいます。ここで登場するのがベンチャー企業ギアゴースト。帝国重工から飛び出したエンジニア集団で、中でもトランスミッションの特許をいくつも持っている天才技術者・島ちゃん(イモト)がこのシリーズのキーマンになります。佃製作所といい関係を築いていくんですが社長の伊丹(尾上菊之助)が自分を追い出した帝国重工に対する復讐心に燃え始めたところから雲行きが怪しくなってくるんですね。 特許侵害で訴えられて万事休す状態になった時には救世主・神谷弁護士登場。佃社長の学友だった野木教授の力を借りて、無人農業用ロボットの開発に乗り出していきます。例によって社長が夢を熱く語るんですよ。人手不足と高齢化で大変な日本の農業を日本が誇る技術力でカバーするんだって。面白いのは要所に技術コンペが行われることです。最初はギアゴーストが農機具用に採用するバルブ対決。バルブ大手の大森バルブと勝負し、天才島ちゃんの技術を見極める正しい眼によって高い評価を得ます。帝国重工の内製化を図る的場の意向で、搭載用のロケットエンジンバルブでもコンペが行われました。相手はなんと帝国重工に就職した娘のリナ(土屋太鳳)です。親子対決ですから家の中の雰囲気も重苦しくなります。無人農業用ロボットも帝国対ダーウィンという対決がありました。ダーウィンは帝国重工に恨みを持つ中小企業軍団なんですが、目標が帝国重工への復讐と暗いので夢を語る佃とは対照的な存在になってきます。佃製作所を切り捨てたことで立場が危うくなった的場は一矢報いるために自社開発の農業用ロボットのエンジンとトランスミッションで勝負に出ます。世論が自分のせいでダーウィン寄りになっていて、製品化でさらに遅れをとることを恐れた的場が性能よりも納期を重視して佃にコンペを挑むんですね。佃の若いエンジニアたちと天才・島ちゃんの熱い開発劇にエールを送りたくなること間違いありません。だいたいどれも耐久性能的なコンペなので数値が出て素人にも勝敗が分かりやすいんですよ。競技ダンスもこんな感じで分かりやすいジャッジになるといつかオリンピック種目になるんじゃないでしょうか。前にも書きましたが、オリンピックにするならショーダンスがいいと思いますね。それかフォーメーション。 さて、新春1月2日にこの続きの特別番組があるらしいです。楽しみですね。
2018/12/24
コメント(0)
ヴェニーズワルツはライズが強くない、とてもコントロールされた踊りなのだそうです。私たちはこれまで大きな誤解の元に踊っていました。『それはサンバドライブですね。』ラテンダンサーにありがちな勘違い、前進する時くせで後ろ足の膝を伸ばしきってしまうんです。下手すると足首ターンアウトしてたりして、まるでサンバウォーク。 体重が乗ってない方の足の膝は、乗ってる方より前にある意識を持たなくてはいけないそうです。例えばプレパレーションで女性は左足体重で構えますが、その時の右膝の位置は左膝より前とのこと。 後ろにあると何がまずいかというと骨盤が回転してしまうんです。後ろ足を伸ばしたりしたらさらにまずくて相手の骨盤に対して平行を保てません。他のスタンダード種目にも共通する非常に重要なポイントだそうです。 具体的にどう踊るかというと、たとえばヴェニーズのナチュラルターンで男性右足で前進する時、後ろになる左足の膝は曲がったままでヒールをあげ上半身は中間バランスのような位置をとります。女性は後退する左足をまっすぐではなくて左斜め後ろ方向に膝を曲げてヒールを上げたままつきます。言葉で説明するとわかりズラいですが、要するに二人の膝がお互い前にあって組み合っているような形をとるのがスタンダードっぽい膝のポジションとのこと。男性も右足をまっすぐではなくて少し斜め右方向に出すんですが、必ずその踏み込んだ右足よりさらに右側に女性を持って来るのがコツだそうです。これを意識して踊ると『ずっとスタンダードっぽく見える』とのお言葉をいただきました。コネクションがガタガタしなくなるんですよ。 ただこればっかり意識すると踊りがこじんまりしてしまうので、ナチュラルターンではスウィングをもっとかけないといけないみたいです。リバースターンはさらにこじんまりしがちなので、コントロールを保った大きなステップをするようにとのことでした。一番のポイントは膝のポジション。これ、重要です。
2018/12/23
コメント(0)
クリスマスはキリストの誕生日というのが通説だと思いますが、実は本当の誕生日は不明なのだそうです。毎週楽しみに見ている『アート・ステージ 画家たちの美の饗宴』と言う番組で美術監修を務める藤ひさしさんが語られていたのを聞いてビックリ。いったいどうして全世界的にこの日が祝われるようになったんでしょうか。「キリストの降誕」(バロッチ 1593年頃)プラド美術館蔵諸説あるらしいのですが、4世紀頃に決まったそうです。キリストを太陽のように崇めていた皆さんが、冬至の翌日から日が長くなり始めることをキリストの生誕と結びつけたようなんです。冬至といえば今日です。街はすでにクリスマスムード一色なので今日がクリスマスでも違和感ないですけどね。 さて、せっかくなのでこの番組で今日紹介されていた絵をご紹介しましょう。テーマは『絵画で見るクリスマス物語』でした。キリスト教関連の絵は多いので選ぶの大変だっただろうと思います。 冒頭の絵を描いたフェデリコ・ベロッチは当時イタリアで最も人気のあった画家の一人だそうです。彼の才能を妬んだ者によってサラダに毒を盛られたという、恐ろしい時代ですね。家畜小屋の入り口で赤子を指差し誰かを招き入れようとしているのはヨゼフで、ピンク色のドレスを着て中央に立つのがマリアです。招き入れようとしていたのは誰なのか、次の絵でわかります。「羊飼の礼拝」(ムリーリョ 1650-1655年)プラド美術館蔵ベツレヘムの羊飼いたちが今夜聖人が生まれたという噂を聞いてやってきます。旅の途中だったヨゼフとマリアはこの日の宿が見つからずにやむなく家畜小屋で一夜を明かすことになったんですが、そこでキリストが生まれたそうですね。冬の家畜小屋での出産なんてものすごく大変だったんじゃないでしょうか。「聖夜」(コレッジオ 1522-1530年)ドレスデン絵画館蔵天使たちに見守られて、その光り輝く姿にみんな感動してます。中東ですから冬でも寒くないんでしょうね。この絵は西洋絵画史上最も早い時期に描かれた夜の風景だったので、イタリア語で夜を意味する『ラ・ノッテ』とも呼ばれているそうです。聖人誕生のニュースをよく思わなかった人もいたようです。「幼児虐殺」(ルーベンス 1611-1612年)アート・ギャラリー・オブ・オンタリオ蔵新約聖書のマタイによる福音書にあるエピソード。新しい王(イエス・キリスト)が生まれたと聞いて自分の地位が危うくなると思ったユダヤのヘロデ大王が、ベツレヘムで2歳以下の男児を全員殺させたという怖い事件を巨匠ルーベンスが描いています。 キリスト誕生にまつわる様々なエピソードもビックリですが、それよりもなによりもキリストの誕生日が冬至だったとしたら、日本ではチキンじゃなくてカボチャが食卓に並んでいたんでしょうかね。そっちが一番ビックリでした。
2018/12/22
コメント(0)
街はすっかりクリスマスモードです。今日は休暇をとって有明にレッスンに行きました。ついでに余っていたAリーグの試合申し込みハガキを持参して払い戻してもらいました。6枚で300円なり。夕方からのグループレッスンに向けてララちゃんがクリスマスの飾り付けに張り切っている中、正幸先生にスタンダードを教えていただきました。何を習ったらいいのかすら思いつかなかったので先生にお任せすると、それならヴェニーズをやりましょうということになります。前回の講習会でもやりましたがヴェニーズワルツはステップが少ないのでそこを直せば全部良くなり、達成感の味わえる種目です。 ステップは基本的にナチュラルターンとリバースターンの2つですが、うちはスローアウェーオーバースウェイとライトランジが途中に箸休めとして入っていて、そこの入り方のリードが良くわからないというところから始まりました。 男性がいつもと何か違うことを仕掛けたいと思ったら、それを女性に伝えるために何をしたらいいのか。ラテンみたいに見つめ合ってませんから目配せとかできないし、裏技では使いますが口で伝えることも普通はしません。動きで伝えなくちゃいけないんですね。やり方を3つ教えていただきました。1 アライメントを変える2 スウェイをかける3 あらかじめ数を決めておく 1が一番わかりやすいです。LODに沿ってぐるぐる回って踊るのが普通です。もし突然中央斜めに切り込んでいったら女性は『何か来るな』ってはっきり分かりますね。何か来るとは分かってもはっきりした合図が欲しいです。心の準備があると身体の準備もできます。それを知らせるのが2番のスウェイです。傾きが変われば流石にボンヤリした自分でも何かが起こったことがわかります。3は他の選手が一緒に踊っているのですんなり数通りできないことがありますから競技会では使えない可能性があります。でも決めておくのとおかないのでは大違いで、『次の合図はいつだろう』と常に恐る恐る踊るのと、カウントダウンしながら踊っているのでは心の疲れ方が違うんです。少なくともカウントダウン中は来ないことが分かっていますからね。 合図はこれ以外にもいろいろあると思うんですが、男女間で『これが合図』というのをあらかじめ決めておく必要はあるようですね。中断したらココからリスタートみたいなのも決めておくと、他の選手とぶつかったりルーチン間違えたりして止まってしまってもパニックにならなくてすみます。 ものすごくフォローが上手な女性だったら男性がどんなに身勝手なリードをしてもついていけるのかもしれません。そのためには非常に繊細な感知能力とそれに瞬時に対応できるボディコントロールが必要なんです。しかも踊ってる間ずっとセンサーを研ぎ澄ましておく集中力も必要です。 いまパーティシーズンですが、踊ったことない人と踊るのってすごく緊張しませんか?こういった場では完璧なリードやフォローは要求されないのかもしれませんが、自分は慣れていないせいか講習会でパートナーチェンジとかするときでさえ相手の動きに気を使うあまり自分の動きが硬くなるのを感じます。一緒に踊ってくださっている男性の緊張オーラもびんびん伝わってくるんですよ。 パーティダンスを楽しんでおられる方はどうやってるんでしょう。リードを伝える、リードを受ける器(うつわ)みたいなものがあるとしたら、自分にはそれが欠けているなと思いました。
2018/12/21
コメント(0)
2009年の鹿児島グランプリの時に市内にある『維新ふるさと館』に行きました。そこで上映された激動の時代の映画を見て、西郷隆盛がすごい人だったんだなあとその時は思って、言志四録なんか買って読んだりしたんです。月日が経つのは早いもので10年近く経過した今、それらの感動もすっかり薄れていました。もともと歴史にあまり興味がなくて大河ドラマもほとんど見なかったんですが、真田丸から直虎、西郷どんと3年連続で録画して全部見たんです。すごく面白かったですね。視聴率はイマイチだったみたいですが。日本史に詳しい方々にとっては、そこはそうじゃないだろう的な批判も多いかもしれませんが、正しく描くだけがドラマじゃないですからね。ある英雄の一生という物語とすると波乱万丈で見応え満点でした。新しい日本のため、困ってる人のために尽くした吉之助さぁはみんなから敬愛されいつも穏やかに笑っている最後の方の表情は特に好きです。薩摩弁や島の言葉も最初は分かりずらかったですがだんだん慣れるもんですね。うちでもつられてご飯食べる時に『いただきもす』なんて言い始めましたよ。 篤姫のドラマやってたのが確か鹿児島に行った時で、観光アンケートに協力したら篤姫ボールペンを頂いて今でも愛用してるんです。西郷どんは篤姫とのシーンが多かった気がしますが、篤姫のときは出てきましたっけ?随分信頼されてたみたいなので出てこないはずはないですけど全然記憶にないんです。 予告か何かでイトさんが上野に立った西郷さん銅像を見て、これは西郷ではないと言い放つシーンが印象にあったんですがその場面は出てきませんでしたよね。あれはなんだったんでしょう。顔も体もデカイ人だったというのは本当のようです。その時代の男性の平均身長が155センチくらいだったのに対して180センチ近かったとのこと。子供の頃に食べていたうなぎが効いたのかなと話しました。 皆さんはどんな感想を持たれましたか。こんなに真面目に3年連続で大河ドラマ見たのは人生初じゃないでしょうか。4年目に挑戦するか?今度はオリンピックがらみの昭和の話らしいですね。
2018/12/20
コメント(2)
IPOとは『Initial Public Offering』 の略で、企業が資金を集めるために株を新規に売り出すことを言います。ソフトバンクが新規上場するというお知らせが証券会社から来ました。ソフトバンクって上場してませんでしたっけ?これまで何度か売買したことあるけど…。ソフトバンクグループとは別にソフトバンク株式会社が国内過去最大規模のIPOを仕掛けてきたんです。 新規上場する際の価格が低めに設定してあるので初値で売っても利益が出ることが多いんです。儲かる確率が高いのでみんなが買いたがりますから、証券会社で抽選して当たった人が買えることになっています。 みなさんご存知の通り、自分は当たらない女なのでまずこういうのには縁がありません。今回もダメ元でソフトバンクのIPO抽選会に申し込みました。そしたら大規模な通信障害が発生したりファーウェイ問題が出てきたり、なんかこれ誰かの妨害工作じゃないのなんて疑ってしまいました。タイミング悪過ぎでしょう。通信障害で解約者数が1万件とか言ってました。うちの職場もソフトバンクの電話使ってますから多大なご迷惑を被った部類です。 これでソフトバンク株買おうかどうしようか迷ってた人たちの購買熱が一気に下がったのではないでしょうか。その影響かどうかわかりませんが、なんと当選の通知が来ました!!私が当たるくらいですから多分申し込んだ人全員当たったんでしょう。12月19日に新規上場するソフトバンクの売出価格は1500円。NISA枠いっぱい余ってますからそれで買いました。今日がその上場日です。 ニュースになっていましたが、売り出し価格1500円に対して初値1463円で終値は初値を下回る1282円でした。このままずるずる下がって行かないでね〜。せっかく抽選に当たったんだし、また塩漬けにならないといいんですが。
2018/12/19
コメント(0)
遠くに汽笛の音を聞いたような気がして目が覚めました。9時過ぎていて、外はすっかり明るくなっていました。今日もいい天気です。朝風呂に入りチェックアウトしたあと、私のためにわざわざ蒸気機関車の撮れるスポットに行ってくれたんです。鉄子じゃないって言ってるんですけど、なぜかみんなが私を撮り鉄にしたがるんですよね。11時8分の汽車をカメラ構えて待っていると時間になってやって来たのはイメージと違う赤いディーゼル車でした。あれっと思ってシャッターチャンスを逃してしまいましたよ。整備中とかの時はこの赤いディーゼルで代替えするらしいんですが、逆にレアだったんじゃないかとみんなが慰めてくれました。鉄子じゃないんですけどね...。(実は部屋に電車のカレンダーを飾っている) そのまま駅に向かい、駅前のバームクーヘンのお店でご飯を食べます。ヒミツ豚の生姜焼き定食、美味しかったですね。湯葉もご飯も美味しかった。新鮮な卵の親子丼も一口もらいました。美味しいです。メニューを見ながら、この肉が何でヒミツ豚って言うのか不思議に思っていたんです。みんなもなんでだろうと思ってたみたい。 そこでひらめきクイズ王の大将が一言。『日光って書いてヒミツって読ませてるんだよ!』オーーー。みんな納得。バームクーヘンを焼きながら売ってる1階のお店も混雑してましたが、2階の食堂もそうで、私たちはすんなり入れてラッキーだったみたい。 その後大混雑で階段まで並んでました。人気のお店なんでしょうね。昼から再び練習場に行きました。昨日のパーティのあまりですと言って、オーナーさんに甘いみかんやふわふわクリームサンドのケーキをいただいてしまいました。試合で顔を見たことある選手も多数いらしていい練習になりました。 『オールバックにされてる試合の時とずいぶん違って、本当はお若いんですね。』なんて言われて大将はそんなことないですと照れまくってました。 4時半頃まで練習して帰路につきました。メロンチョコさんご夫妻にはとってもお世話になりました。練習場で声をかけてくださった皆さん、どうもありがとうございました。とても楽しい週末でした。(おわり)
2018/12/18
コメント(0)
ゆったりと温泉につかって部屋に落ち着いたら宴会の始まりです。ホテルハーベスト鬼怒川持ち寄った地ビールやワインにおつまみでダンス談義。メロンチョコさんご夫婦は足を使ったマッサージをお互いに施しあって筋肉疲労の回復促進をしておられるそうです。うちは全部自己管理ですね。大将は時間をかけたストレッチですし、私はゴルフボールやゴムアレイ、丸めたヨガマットやマッサージクッションなどの器具を使ってほぐすようにしています。 メロンパパさんが和室に寝っ転がって踏んづけてもらってるのを見て、私もやってもらいたくてウズウズしているとメロンママさんが快く応じてくださいました。ところが思ってたよりずっと痛いんですよ。特にふくらはぎのあたりなんて足で突っついてるだけとか触ってるだけ的なマッサージでも激痛なんです。乗っかってもらうなんて絶対無理だわ。凝り固まってるんでしょうかね。 部屋のテレビでAirPlayが使えたので、それぞれのiPhoneで持ってるおもしろ画像を見せ合いました。一番勉強になったのはメロンパパさんが今年のジャーマンオープンで撮って来られた動画です。グランドスラム・ラテンの予選。出場組数多いですからヒート数がハンパないんですが、自分たちのルーチンで似たようなことやってる選手たちの踊り方、表現の仕方、プレゼンテーションなど参考になります。 みんな自分たちよりはるかに上手いのでテクニック的な見定めは難しいんですが、パっと目に入ってくる選手はわかりました。決勝に残るレベルのバラン&クリスティーナとかは周りの選手が避けてるように見えてそこだけ光が当たってるみたいに目立つんです。勝者のオーラみたいなものが出てるんでしょうねえ。 逆に探さないと見えてこない選手というのもいるんですね。そういえばキャロル先生のレッスンでも、存在が消える現象について聞いたなと思いました。 ドレスのデザインも参考になりますね。重たく見えるドレス、飾りが邪魔なドレス、すごく動いて見えるドレス、色彩的に目がいくドレスなど、みんなこの大きな大会に向けて勝負服をよく考えてると思います。 自分たちの遠征旅行の写真も面白いのがいっぱいあるんです。中でもスロバキア遠征のメロンチョコさんの変顔が大爆笑。集合写真の中で一人だけゾンビみたいに写ってるんです。『今年一番笑った。』大将談。9時ごろから飲み始めて気がつけば2時半を回っています。本当に楽しい忘年会でした。去年もこうだったな。 (つづく)
2018/12/17
コメント(0)
船場亭を出て東武ワールドスクエアにイルミネーションを見に行きました。夜の入場券は1500円でお得です。何十年も前に一度来たことがありましたが夜に来るのは初めてです。全て25分の1の大きさに再現された世界の建造物がライトアップされ、小さな世界一周気分が味わえます。あわよくば今がピークのふたご座流星群も見えないかなと期待。ただ、想像を超える寒さでした。まずは現代日本ゾーンから出発。スカイツリーに東京タワー、国会議事堂や羽田空港。光のトンネルにはコタツが置いてありました。みんなここでひとやすみ。トンネルを抜けるとアメリカです。ニューヨークにはワールドトレードセンターがあります。ワシントンにはホワイトハウス。エジプトについたところであまりの寒さにカフェに飛び込みました。入場券に500円の飲食券がついていてそれで湯葉ドーナツとコーヒーを頼んで温まります。ドーナツが暖かくてサクサクで美味しいんです。気を取り直してヨーロッパを回ります。いつか行ってみたいローマ。パリ、ロンドンを巡りました。ギリシャはすごくリアルでしたね。ロシアを抜けてアジアエリアに入ると結構人がいました。外国人観光客も面白がって動画撮りまくってました。金閣寺も素晴らしいです。夜8時までやっていて、私たちは7時半ごろ出て来たんですがこれから入ろうとする若者たちもいましたね。東武ワールドスクエアは今年25周年だそうです。電車が走っているジオラマで日本の原風景を再現しているエリアがあったんですがそこの人々の表情が面白くて今度チャンスがあったら明るいときにも来たいねと話しました。イルミネーションが明るすぎて流星群はいまいち見えませんでしたが、ここからさらに寒さを押して流れて来るのを待つ気もなく温泉目指してまっしぐらです。(つづく)
2018/12/16
コメント(0)
去年に引き続き週末を利用してダンス合宿に行ってきました。ベルギーやポーランドの遠征旅行でもご一緒だった埼玉メロンチョコさんに同行させていただいて、1泊2日の練習旅行です。メロンチョコさんのご好意で、東北道の入り口で待ちあわせてそこから快適な高級外車に同乗させていたきました。羽生S.A.でブランチ休憩して一路日光鬼怒川へ。1年ぶりとなるこの練習場、夕方5時からパーティとのことでそれまでの3時間ほど練習させてもらいました。程よくお腹も空いたところで去年も行った鬼怒川沿いの川魚料理の店に向かいます。船場亭(ふなばてい)というお店。内装も外装もレトロな雰囲気でビールの看板が郷愁を誘います。オロナイン。そしてキンチョール。干し柿も下がってます。ご飯が炊けるまで活きドジョウ、舞茸、川エビのの天ぷら3種。炭火で焼いた里芋の田楽が絶品です。そして待ってましたの一品がこちら。鮎飯(あゆめし)です。塩焼きも大将は頭から食べてました。串に刺して炭火で焼く魚を初めて食べましたが、食べ方にコツがあるんですね。串を抜いて箸で魚の腹側と背びれ側から平らにならし、尻尾をとって頭を掴んで引き抜くと骨が綺麗に取れるんです。冬場だけかもしれませんが、この店はラストオーダーが夕方の5時とものすごく早いんです。食べてる最中はまだ外が明るかったですね。途中でお店の方が、『白鳥の群れが来た!』とおっしゃるのでテラスに出ると、たくさんの白鳥の群れが鬼怒川をさかのぼって飛んで行くのが見えました。あとからあとから何十羽も飛んで来るんですよ。こんなにたくさんの白鳥が飛んでいるのを初めて見ました。(つづく)
2018/12/15
コメント(0)
スタンダードの個人レッスンでワルツを見ていだきました。コントラチェックからピボット、このとき正幸先生がおっしゃったんです。『基本的に男性は、右の足では女性を見せて、左の足では自分を見せます。』女性の立場だと逆の足ですから、左足の上に乗ったときは見せ場、右足の上では比較的ノーマルってことでしょうね。コントラチェックって、男性左足出して女性は右足バックですから逆かなと思ったんですが、軸足は男性が右足、女性は左足なんだそうです。つまり女性のアピールタイミングってこと。 ライトランジなんてよく出てきますけどこれもそうですね。 ピボットも男女がくるくる入れ替わりますけどこの法則が成り立っているそうです。 ナチュラルターンの3歩目は女性を見せてるわけじゃなくて男性の綺麗な立ち姿を見せるポイントだということでしょうか。スローアウェーオーバースウェイはこの法則で行くと男性の見せ場ですが、イメージ的に女性のような気がします。例外もあるのかな。男性も女性もそれぞれ相手に対して左側に自分のスペースがありますから、オープンスペ−スの方の足に乗ったときが自分の見せ場なんだと思っておけばいいということですね。踊りながら少しずつ確認してみたいと思います。
2018/12/14
コメント(0)
これまでいかにラテンのリード&フォローが出来てなかったかを思い知りました。そもそもリードの原理がわかってなかったんです。いかにもそれっぽくごまかしてこれまで競技で踊って来てたんですね。今更お恥ずかしい話ですが、ひょっとすると皆さんの中にもうちと同じような勘違いをしたままラテンを踊ってる方がいらっしゃればお役に立てるかもしれません。講習会の前にララ先生にラテンの個人レッスンをお願いしたんです。大将が長々とパートナーに対する不満をぶちまけていました。バックバランスになる、反応が遅い、頭から突っ込んでくる、などなど。ルンバで確認してみましょうということになりました。ベーシックで女性をファンに開かせる時、男性はどんなリードをしますか?こっちに来いという感じで男性が膝曲げて中腰で女性を引っ張るようなポーズ、見たことありますよね。単なるベーシックよりかっこいいし、引っ張る分、女性も素早く動いてくれるんじゃないかと思います。ところがこれが大間違いだったんですね。女性は引っ張られた力で動くわけではないんです。ゴムをビューっと伸ばすと戻ろうとする力が生まれます。その戻る力で動くんです。つまり男性が中腰のまま左のほうに居続けたのでは、いつまで経っても引っ張る力が増すだけで女性は動けないんですね。今まで私が勝手に動いていたのでその原理に気がつかなかったんです。男性がセンターに戻る動作、それこそが伸びきったゴムが縮む瞬間、そして女性が素早く男性に近づくリードなんです。女性がバックバランスになるのは男性がいつまでも引っ張ってたせいじゃないの?反応が遅いと感じていたのはセンターに戻る正しいリードをしていなかったからかもよ?頭から突っ込ん来るように感じたのは手で引っ張るせい?大将は私のいうことには聞く耳持たないので、この反論はここで書くだけにしておくつもりです。そのうち自分でゴムゴムの原理に気がつくでしょう。誰かを動かすリードって難しいですよね。これって長年やってきた合気道と同じなんだって今更気がつきました。相手を動かそうとしないで自分が動くんです。二人で向かい合って両手をつなぎ、ボディウエイトで押したり引っ張ったりするコネクション練習、これまでその必要性がよくわかってませんでしたがワルツのボックスに匹敵する基礎練だったんですね。
2018/12/13
コメント(0)
JDSF関東甲信越ブロックAリーグ部からDSC会員に送られてくる『EAST通信』が広報誌『ダンス・ダンス・ダンス』と共に先日届きました。関東甲信越ブロックAリーグ部が今年12月で終了することで、EAST通信もこれが最後となるそうです。来年1月から『JDSF会員サービスセンター』として全個人登録選手を対象に新たにスタートし、また違った名称の似たような冊子が発行されるようですので実質的なさよなら感はないみたい。EAST通信の最初にAリーグ部長のあいさつが載っていました。Aリーグ部は38年続いたそうですね。そもそもAリーグってなんの略なのかよく分かっていないまま、これまで試合の申し込みを送っていたんです。BリーグとかCリーグがあるわけではないみたいですね。Aはアマチュアの頭文字でしょうか。気になったのでアマチュア競技団体の歴史をざっと調べてみました。1977年 日本アマチュアダンス協会(JADA)発足1980年 日本アマチュア競技ダンス連盟(LACD = Aリーグ)設立1999年 日本ダンススポーツ連盟(JDSF)設立JADA(ジャダ)は映画『Shall we ダンス?』の中で出てきました。全日本学生舞踏連盟、日本アマチュア競技ダンス連盟、日本社会人ダンス連盟が一体化した現在のJDSFの元の姿のようです。LASD(ラシッド)というのは、プロの日本競技ダンス連盟主催の競技会に参加する『アマチュア選手会』を前身としています。アマチュア選手会は1972年に発足したそうです。 ICAD(国際アマチュアダンス評議会=現在のWDSF)に加盟して国際大会に出るために1980年にLASDと改名しています。 その後、1981年に第1回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権開催。1999年にJADAがJDSFになった時、LACDの各県支部もJDSFの内部組織として吸収され、各県DSCが生まれました。今年2018年12月をもって、関東甲信越ブロックのDCS制度が廃止されます。プロの競技団体も昔は一つだったのがJBDF、JDC、JCFとどんどん枝分かれして、世界の競技事情がWDSFとWDCの2系統になったことでさらに分化が進みました。JDSFが公益性を重視したPD部門を確立したことでJPDSAとNJDCも来年の競技から切り離されることになっています。JDSFの目指すオリンピックへの参加、国体への参加などにWDC系の団体とのリンクが必要ないということでしょうか。アマチュア選手としては登録料を別々に払えばいろんな競技団体に参加できるのでバラエティが楽しめますが、プロは所属する競技団体の複数選択ができませんからある意味就職先選ぶみたいなイメージなんでしょうね。 WDSFのいいところはアマにしてもPDにしても年齢別やカテゴリー別でたくさんの競技が用意されていることで、選手寿命が長いことだと思うんです。PDにもマスターズという年齢別の試合があるので、早々に引退しなくてもいいんですね。アマも世界選手権の年齢枠がラテンでは50歳以上、スタンダードは60歳以上というところまでありますので踊れる限り、体が動く限り各年齢枠で世界一を目指して競技を楽しめるんです。 そのうち健康寿命が伸びてもっと上までできるかもしれませんね。WDCもアマ競技で50歳以上というのができました。これから先もまだ競技団体の流動は続くかもしれませんが、JDSFにとって来年が一つの節目になることは間違いありません。
2018/12/12
コメント(0)
去年すっかり魅力にとりつかれたびわゼリー。結構人気で売り切れが早かったので、今年の春は買いだめしました。たくさん買うと重たいので毎日3個ずつくらい買っては保管箱(という名のただのダンボール箱)にびっしり詰めていき、上から一つずつ取って楽しんで食べていたんです。ところがある日、大将に言われてハタと我に帰りました。これってかなり糖質多くない?カロリー大丈夫?1個300gもあるんです。ゴロゴロ入ってるびわもシロップ漬けだし。多分ご飯1杯分くらいはあると思われます。夏に向けて薄着になる時期、これ以上プヨプヨしちゃまずいと食べるのやめたんですね。保管箱の中のびわゼリーはそのまま常温で暑い暑い夏を越えました。三笠宮杯が終わって、もういいだろうとびわゼリーを食べ始めたんです。2018年12月16日と賞味期限が迫っていたので1日1個ずつ職場に持って行ってお昼に食べることにしました。ところが保管箱の下の方になるにつれて賞味期限が過ぎてるのが出てきたんです。一番底のは2018年7月10日でした。5ヶ月前だ!!みんなに配って助けてもらおうと思ってたけど、さすがに賞味期限切れを押し付けるのは最悪だしこれは全部自分で責任取るしかないですよね。いつお腹壊すかと毎日ビクビクしつつ、でも美味しいので食べ続けて、ついに今日完食しました。お腹は無事です。ちょっとゼリーの色が濁ってるような、ビワが崩れやすくなってたような気はしましたが味の変化はありませんでした。農林水産省のHPに次のように書かれていました。<賞味期限>袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。<消費期限>袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。 賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう…。まあ、5ヶ月くらいは平気ということのようです。それより1キロ増の体重の方が心配だ。
2018/12/11
コメント(0)
三笠宮杯のPDスタンダード戦で準優勝を飾った石原組は、その後すぐにイタリアに研鑽を積みに出かけて、この講習会の前日の夜に帰国されたそうです。朝早くから遠く茨城まで足を運んでいただき、参加者全員にイタリア土産のフルーツゼリーを振舞ってくださってパワーをたくさん頂きました。15:15~17:15のスタンダード講習会、講師は石原正幸コーチです。テーマはベーシックムーブメント。スタンダード講習会から参加の方々もいらっしゃったので、まずはウォームアップとしてワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップをベーシックだけで踊ってくださいと言われました。自分たちの競技ルーチンがどの程度ベーシックなのか分からなくて、多分全部そうなんじゃないのと曖昧なまま踊ってしまったんですが、いくつかそうじゃないのもはいっていたようです。 次にヴェニーズワルツをシャドーで男性だけで1曲。続いて女性だけでシャドーで1曲。ヴェニーズワルツは基本ナチュラルターンとリバースターンだけです。間違えやすいのは後退の3歩目でヒールを浮かさずにフラットで寄せてくるということ。ヒールプルというわけではないんですね。前進の3歩目はスイングアップなのでヒールはつきません。もう一つの注意点は2歩目は前進も後退もボールで、ヒールをついてはいけないということ。後退の人は2歩目はボールで3歩目はフラット。これ結構難しいです。教本に載っているようなベーシックのことを『ベビーベーシック』と呼ぶそうです。例えば『オーバースウェイ』はタンゴのベーシックなんだそうですよ。しかもテレマークからのつながりで『オーバースウェイ』と呼ぶとのこと。他の種目で『オーバースウェイ』ってなかったでしたっけ?バリエーションだったんですか?クイックステップの『ベビーベーシック』を組み合わせた簡単なルーチンをみんなで覚えて踊りました。こういうのが一番苦手です。クイックは特にベーシックステップたくさんないですか?(気のせい?)クォーターターン・トゥ・ライトとかレフトとか言われても全然知らないのですぐに踊れないんですよ。何度か踊ってやっとかろうじて皆さんについていけるようになりましたが、全然身につかなかったなあ。フィッシュテイルとかいう変わった名前のステップだけが記憶に残りました。つぎにクイックの3種類のロックステップをつなげて踊りました。全部前進ですからフォワードロックですね。タイミングが違うんです。 SQQ, SQaQ, QQQQこれをカップルで横に並んでぐるぐる回りながら音楽に合わせて繰り返します。なんかフォークダンスしてるみたいでちょっと楽しかったです。最後は恒例の5種目踊り込み。せっかく教えていただいたのでヴェニーズの後退の3歩目は気を使いました。 前回のレッスンの様子はこちら。次回は2019年1月20日(日)の予定です。ご興味ある方は下記のサイトをご参照下さい。競技ダンスクラブBeauty
2018/12/10
コメント(0)
競技ダンスクラブ・ビューティの講習会でした。海外遠征と日程が被って前回は参加できなかったので3ヶ月ぶりになります。会場は茨城県南生涯学習センターウララビル5F軽運動室。14:00~15:00のラテン講習会、講師は石原蘭羅コーチです。テーマはボディウエイトでした。ウォームアップとして、ゆっくりしたサンバのリズムでバウンスしながら上半身を左右交互に動かしていきます。腕を上・横に伸ばしたり、ショルダーだけ回したり、武道のような動きも入りました。体が温まったところで今度はカップルで向き合って、今日のテーマに入ります。 社交ダンスの面白いところは二人で踊るというところにあるんです。ボディウエイトって身体の重みという意味ですが、一人ではできないことがお互いの身体の重みを使うことで実現できるんですね。リード&フォローが下手くそな自分が言うのもおこがましい話ですが、押したり引いたりすることで踊りにリズムの変化が出せて二人のつながりがより鮮明に表現できるというわけです。最初は向かい合ってホイスクから。サンバのリズムのワン・ア・ツー・アは、以前も書きましたがワンやツーが四分の三、アが四分の一というカウントです。そこでどうお互いのボディウエイトを使っていくかというのが課題です。平たく言えばどこで押し合ってどこで引き合うかということ。皆さんもよくご存知と思いますが、ホイスクは数字のところが『押しあう』でアが『引き合う』です。ところがこれが結構いい加減なんですね。二人で向かい合ってホイスクなんて普段しないもんですから相手がいてもいなくても同じで、それよりむしろここのヒップの動きとか、このつま先とか、つないでる手以外のところに意識が集中してるんです。自分勝手に踊ってるということですね。参加者多かったのでパートナー交換していろんな方と踊らせていただきましたが、コネクションゼロの人もいれば、存在感がありすぎて重い人もいるという、普段踊ってない相手と踊るのってさじ加減がむずかしいです。本当はリズムに乗って均等にプッシュ&プルができれば理想なんですけど、押す方はあっても引く方がないとか、両方あるけど時々消えるとかいろいろでした。 次にバズーカでこれをやりました。ワン・ア・ツーのワンで押し合い、アで飛び出してツーで引き合います。これもカップルチェンジしていろんな方と踊らせていただきました。大将は私のことを本当に玉だと思ってるみたいで(丸いから?)すごい力で発射するんですけど、違う方と組んだ時はさすがに加減してたようです。私と組んだ男性は重かっただろうと思いますよ。いつも大砲のような衝撃に抵抗してるもんで、ちょっとぐらい押されたくらいでは飛び出せないんです。 最後にボタホゴでこれをやりました。左右に入れ替わるクリスクロスボタホゴです。数字のところが『押しあう』でアが『引き合う』です。 小さな女の子と(小学2年だったかな)と組んでその子が男役だったんです。ボディウエイトなんかかけたら吹っ飛びそうだし、腕の下潜るの大変でした。やっぱりカップルバランスの許容量ってありますね。前回のレッスンの様子はこちら。次回は2019年1月20日(日)の予定です。ご興味ある方は下記のサイトをご参照下さい。競技ダンスクラブBeauty
2018/12/09
コメント(0)
深淵に続く巨大な穴(アビス)の淵に張り付くように生活している人々がいました。アビスは危険な生物が住む多重層になっていて、探窟家たちによって地下深くからもたらされる人工物はこの社会では再現できない貴重なものばかりです。登場人物は子供ばかりで絵はメルヘンチックなんですが、ストーリーは結構シビアなファンタジーです。2017年に放送されたアニメ13話を見てすっかりその世界観に惚れ込んでしまいました。 孤児院で暮らすリコは探窟家見習いの赤笛でした。笛の色は熟練レベルを表していて、その色によって行ける深さが決まっています。赤笛は深界一層の深度450mまで。蒼笛になると一人前で深界二層、その上にもいくつかあって一番すごいのが深度制限のない白笛です。リコはいつか伝説の母ライザのような白笛になるのが夢でした。 ある日リコは深界一層で探査中に巨大生物に襲われるんです。絶体絶命のピンチを救ってくれたのは少年の形のロボットでした。アビス深層からやってきた遺物のようで、大人に見つかると取り上げられるのでレグと名前をつけて匿います。 『奈落の底で待つ』と言う母ライザのメッセージを受け取ったリコは、レグとともに深界の底を目指す冒険に出ることにしました。レグのロボットアームは40m伸びるので、これを利用して二人の深層への旅は始まりました。深界には各層に名前がついていて、深くなればなるほど上昇負荷がかかって帰ってこれなくなる確率が上がります。 ほのぼのした動画とは裏腹、各層でドロドロした事件が色々起こります。深界二層の誘いの森には監視基地があって、そこに母ライザを知る白笛『動かざるオーゼン』がいました。存在自体が不気味な上、いい人なのか悪い人なのか価値観がつかめない人物です。でも深層で生き抜くための訓練をつけてくれます。深界四層までたどり着いたところでリコが巨大生物の毒にやられて生死の境をさまようことになるんです。まだまだ奈落までは何層もあるようで、続きが気になるところです。『メイドインアビス』(MADE IN ABYSS)は、つくしあきひと原作のファンタジー漫画。第2期が放送されるのではなく、劇場版が前編/後編として公開されるようです。ストーリーにホラーな一面もあるので、お子さんたちが楽しめるディズニーのようなアニメではないかもしれません。ちょっとブラックなファンタジー好きには見逃せない作品です。公式サイトはこちらです。
2018/12/08
コメント(0)
サスペンスというのはこうでなくてはいけません。最後の最後で真実が明るみに出る。予想もしなかった方向に。ケヴィン・スペイシー主演の『ユージュアル・サスペクツ』やエドワード・ノートン主演の『幻影師アイゼンハイム』にも引けを取らない衝撃のラスト5分でした。90歳を迎えるゼブは認知症を患っていました。妻のルースが亡くなったことも覚えていられなくて、眠りから覚めると妻の名を呼ぶ毎日。ニューヨークの介護施設で暮らすゼブは、妻が亡くなって1週間後の法事の日に同じ施設の老人マックスから大切な話があると言われます。 マックスとゼブの腕には囚人番号の刺青が残っていました。二人はアウシュビッツ収容所からの生還者だったんです。マックスは、奥さんが亡くなったら実行すると兼ねてから約束していた復讐を今こそ実行して欲しいとゼブに諭します。 彼らの家族を皆殺しにしたナチスの兵士の名はオットー・ヴァリッシュ。今はルディ・コランダーと名乗っていること、そしてその候補者が4名いることまで調べられていました。大切なことは全部手紙に書いてあるからと。マックスは病気で外に出られないので、ゼブが一人でやらなければいけません。すべての手はずは整っていて、旅費も用意されていました。 ゼブはこっそり施設を抜け出し、手紙の指示通りに第1の候補者に会うために列車に乗りました。相当危なっかしいんです。認知症なので話が通じているようで通じてなかったり、凶器として鉄砲を買うんですけど手がぶるぶるしちゃって本当に使えるのかなとか。 家族は徘徊かと心配して捜索願を出しますが、現金を持っているのでクレジットカードで足跡をたどることもままならず不安な日々が続きました。頼んだマックスも気が気ではなくてゼブからの電話を待ち続けます。 出てくる俳優さんは老人ばっかりなんですが、ゼブ役の人なんか素晴らしい演技でしたよ。ピアノもめちゃめちゃうまいし。きっと有名な人なんだろうと思ったらやはりそうでした。ドーはドーナツーのドー。あの名画『サウンド・オブ・ミュージック』でジュリー・アンドリュースと結ばれるトラップ大佐(クリストファー・プラマー)です。エーデルワイスの歌も上手でしたよね。『手紙は憶えている』(原題: Remember)は2015年製作のカナダ/ドイツ映画。アトム・エゴヤン監督作品です。脚本はベンジャミン・オーガスト。95分の短い映画なんですが、内容は濃いです。サスペンスが好きな方なら絶対気にいると思いますよ。お勧めです。
2018/12/07
コメント(0)
証券会社から公開買い付け応募申込書が送られてきました。今度は別の銘柄でTOBが発生したんです。この時期に買収が多いのは税金対策か何かでしょうかね。 後学のために今回は公開買い付けに応募してみることに。資料をざっと読んだところ、この銘柄は買い付けの上限が設けられてなかったので抽選で外れたからダメとかいうことはないようでした。当たらない女でも大丈夫ということみたい。ただ、あてにしてる数の株が集まらなかった場合は仕方ないからこの取り引きはなかったことになるらしいです。謎だったのは米国経由応募不可銘柄という文字。自分が米国に所在していないこと、この公開買い付けに関して米国との情報のやり取りがないことが条件のようでした。なんですか、これは。この他にインサイダー取り引きに関係してないことに関する確認の欄もありました。買った時の値段の方がTOB価格より高かったので損なんですけど、なんか完全子会社化を目論んでるみたいなので手放した方がマシなんです。ここまで塩漬けにしてた自分が悪いんですよね。プロの方かたらしたら何やってんだろうなあという感じかもしれませんが、TOB初心者ですのでこれも授業料ということで。 結果がわかるのは数ヶ月先のようです。
2018/12/06
コメント(0)
ダンスシューズを買った後、フェルメール展までまだ時間があったので国立西洋美術館に戻って常設展を見ることにしました。通常は17時半で閉館なんですが、最近は金曜と土曜だけ20時まで開いています。企画展(ルーベンス展)のチケットがあれば裏にハンコ押してくれて無料で入ることができます。もう何度も来てるんですが時々展示作品が変わるんですよ。常設展の絵画は古い方から年代順に展示されているので、場所は変わっても大体の絵があるエリアは分かります。一番のお目当はこの絵です。クロード・ロラン『踊るサテュロスとニンフのいる風景』1682年ところが、見当たらないんですよ。ぐるぐる回ってそれでも見当たらないので近くの学芸員さんに伺いました。現在展示されている常設展の一覧表を持って来てくださったんですが、載ってないんですね。ショックですよ。片付けられちゃったの?代わりにと言っては何ですが、似たような構図のこの絵が展示されてました。ヤン・ブリューゲル(父)『アブラハムとイサクのいる森林風景』1625年一族みんな画家ばっかりのブリューゲル家の中でも『花のブリューゲル』の異名を持つ人で、企画展のルーベンスとも仲良しなので合作も多いんです。(父)となっているのは同名の(子)も有名な画家になったからなんですね。常設展で気になった作品をいくつかご紹介しようと思います。カルロ・ドルチ『悲しみの聖母』1655年この絵も常設展のバロック絵画エリアで神々しく輝いています。いろんな画家がマリア像を描いてますが、本当はどんな容姿だったんでしょうね。ギュスターヴ・クールベ『罠にかかった狐』1860年19世紀のフランス画家です。世界で初めて入場料を取って個展を開いた人だそうですよ。当時としては相当反逆児だったようですが絵は素敵ですね。裕福な家に生まれて狩猟が趣味だったそうです。海のない地域に育った彼にとって、初めて海に触れた感動は大きかったんでしょうね。ギュスターヴ・クールベ『波』1870年ごろ大人気のフェルメール展に対抗してか、西洋美術館の入り口にこの絵のポスターが貼られてあったんですよ。うちにもフェルメールありますよっていうアピールでしょうね。ヨハネス・フェルメール(に帰属)『聖プラクセディス』1655年実は本当の作者が誰なのかは定かではない作品です。署名にMeerと入っていることから彼の初期の作品ではという説が主流とのこと。手から滴る血が生々しくて牛乳のイメージと近いし、宗教的な題材を描いていた彼の初期の画風にも通じるのでそうなのかなあという気もします。ジョン・エヴァリット・ミレイ『アヒルの子』1889年ロセッティとともにラファエル前派兄弟団を結成したミレイはこんな感じの素敵な絵を描いてヴィクトリア朝時代の人々の心を鷲掴みにしました。やっぱり家に飾るなら血が滴ってるのよりこんな可愛いお嬢さんの絵がいいです。 しばらく来ない間に何点か新しい絵が入ってました。エドガー・ドガ『舞台袖の3人の踊り子』1880-85年ごろドガのこの作品は見るのは初めてです。2016年にここにやって来たとのこと。下の2作品も新しく入った絵です。ラファエル・コラン『詩』1899年 ラファエル・コラン『楽』1899年 コランて知らなかったんですが、『湖畔』で有名な黒田清輝や『あやめの衣』を描いた岡田三郎助がフランス留学時代に師と仰いだ方だそうです。 なるほどと思いました。国立西洋美術館を出る前に、お土産にこの絵を買って来ました。ウィリアム・アドルフ・ブーグロー『少女』1878年彼の作品で展示されていたのはこの絵ではなくて『音楽』という大作だったんですが、こっちの方が可愛いでしょう。思わずほっぺを触りたくなります。ロビーで常設展の作品を紹介するDVDを放映していて、たまたまですが通りかかった時にお目当だったクロード・ロランの作品(一番上)が解説されていたんです。本物は見られなかったけどここで会えたからちょっと気分が上がりました。
2018/12/05
コメント(0)
国立西洋美術館を出て東京都美術館に向かいました。フェルメール展、ルーベンス展ともう一つ、上野で今人気なのが『叫び』が有名なムンク展。不安になるような絵ばっかりで見たいような見たくないような複雑な気持ちだったんですが、せっかく上野まで来たのでちらっとのぞいてみたんです。並んでました。20分待ち。是非とも見たいわけではなかったのですぐに踵を返してダンスシューズ買いに行きました。動物園からのアナウンスが、ジャイアントパンダはこれから並んでも閉園時間までに見られませんと何度も告げています。そろそろ太陽が傾きかけていました。広場では新潟の物産展でしょうか。地酒のブースに長い列ができています。それらを通り過ぎて入谷口にある靴店に行くと、社長も含め店員さんはみんなお客さんの対応で忙しそうでした。しばらくショーケースを見て待っていると、いつも対応してくださる可愛い女性の方が『このラテンシューズでしたね。少々お待ちくださいね。』と声をかけてくれました。ラテンシューズ買ったのはちょうど1年前なんです。素晴らしい記憶力ですね。靴幅を微調整してもらっている間にユリアさんモデルのニュータイプも試させてもらいました。靴底はどれも同じとのことで、履き心地は慣れ親しんだ感覚なのでデザインも素敵だしこちらもいいです。売れ行き好調で残念ながらサイズがなかったんですが、ヒールは細めでも安定感があってお洒落でした。 ラッキーなことに、来年のダンスカレンダーを今日から配ってますと言って頂いて来ました。靴を買う予定がある方は今がオススメですよ。 今回も赤染にしてもらって待っている間に店内にかかっていたDVD見てたんですが、誰のデモか分からないんです。思わずメガネ出して真剣に見てしまいました。 踊ってた曲は昔見たクリクリビー&カリーナのルンバだった気がするけど、踊ってるのは誰?お店の方に聞いてしまいました。現在のクリクリビー&カリーナですって。そんなDVD出てるんですね。ワールド・スーパースターズ/ダンス・フェスティバル・2018/ラテン(DVD)のようです。WDC系プロのファイナリスト達に加えてスペシャルゲストとしてスラヴィック・クリクリヴィー&カリーナ・スマノフ組が踊ってます。楽天では売ってないみたいですが、ご興味ある方は探して見てください。昔のレッスンビデオは中古で楽天にもありましたよ。かなり風貌が変化してます。ファンだった方はビックリするかも。
2018/12/04
コメント(0)
フェルメール展に行く前に、同じ上野の国立西洋美術館で開催されているルーベンス展を見ました。今年ベルギーに行った時にフランダースの犬に出てくる教会の絵画をご紹介して彼がこの地にバロック芸術をもたらしたと書きましたが、その源となったルーベンスのイタリア留学時代が今回の展覧会のメインテーマになっています。ペーテル・パウル・ルーベンス『聖アンデレの殉教』1638-39年『王の画家にして、画家の王』と言われたペーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)は、1600年から8年間イタリアで絵画を学び研鑽を積みました。アントワープに戻った彼はたくさんの弟子たちを抱える大工房を構え、堪能な語学と品のいい人柄で外交官としても活躍します。 バロック絵画は宗教画や神話を題材にしたドラマチックな大作が主ですので、教会や宮殿を飾る分にはいいんですがちょっと自分の家に飾ろうという気は起きないんです。例えばこちらの絵はギリシャ神話に基づいています。ペーテル・パウル・ルーベンス『パエトンの墜落』 1604-05年頃(おそらく1606-08年頃に再制作)ワシントン・ナショナル・ギャラリー太陽神アポロンの子であるパエトンが馬車を暴走させて天を駆け、怒ったゼウスが雷で打ち落すと言うお話。伝え聞くそれらの物語をルーベンスは迫力のタッチであたかも見てきたかのように目の前に展開してくれるんですね。 フェルメールと逆で彼は現存する作品がものすごく多いんです。いくらなんでもそんなに描けないだろうと言うくらい。重要な顔の部分だけ書いてあとは弟子に任せるとか、最後にちょこっと筆を加えるとかそんな感じで仕事を進めていたのだろうと誰もが想像できるわけです。 ただ自分の家族を描いた小作品に関しては、すべて彼自身の筆によるものではないかと言われています。リヒテンシュタイン侯爵家からの作品がいくつかありました。ペーテル・パウル・ルーベンス『クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像』1615-16年 リヒテンシュタイン侯爵家コレクション2012年の企画展でこの可愛らしい女の子の絵を見たのをはっきり覚えています。ルーベンスの5歳の愛娘の絵です。ペーテル・パウル・ルーベンス『エリクトニオスを発見するケクロプスの娘たち』1615-16 年 リヒテンシュタイン侯爵家コレクションペーテル・パウル・ルーベンス『マルスとレア・シルウィア』1616-17年 リヒテンシュタイン侯爵家コレクションこの2点もギリシャ神話に基づいた作品です。当時堂々とヌードを描けるのは神話に基づいた作品くらいだったでしょう。軍神マルスが巫女レア・シルウィアに恋い焦がれ迫る様子に17世紀の人々は禁断のエロスを覚えたに違いありません。ルーベンス展は2018年10月16日〜2019年1月20日に上野の国立西洋美術館で開催されています。金曜と土曜は夜8時まで見られますので狙い目かも。特設サイトはこちらです。
2018/12/03
コメント(0)
年末で閉店が決まった牛久シャトーの名残を惜しむために、地ビールレストランの予約を入れました。夜の部は予約で一杯だったので昼の部。醸造も中止してしまうので閉店まぎわだともう飲めるビールの種類が限られてしまうのではないかと危惧して早めに行くことにしたんです。(実は月末も予約している)付き合ってくれたのはダンス仲間の千葉県代表選手Y-barマスターと令夫人でした。いつもグズグズの大将が、『目にまつ毛が入ってるみたいでチクチクするから洗いたい。』家を出て駅に向かう途中に言いだして、『もう一回家に戻って洗浄液で流してくる。』のせいで電車を1本逃し、日曜日の昼はバスの便数も少ないのでつなぎが悪くてタクシーでぶっ飛ばして行く羽目に。1時の約束に10分くらい遅刻して牛久シャトーに到着しました。店内は予約で満席状態です。まずは大好きなピルスナーから。この爽やかなホップの香りが名残惜しい。お料理は先にいくつか頼んでくださっていたようです。飲める地ビールは以下の8種類でした。<ヘレス>苦味を抑え飲みやすく仕上げた黄金色のラガービール。麦の風味がよく感じられ、それでいてすっきりとしてします。シャトーカミヤで一番売れている人気のビールです!<デュンケル>キャラメルソースやコーヒーを思わせる香ばしいダークラガー。酸味のバランスがよく、濃い色合いに反してとても飲みやすいビールです。お料理だけでなく、バニラアイスやケーキなどのスイーツとの相性もバッチリです。<ピルスナー>日本で最も飲まれているスタイルのビール。シャトーカミヤのピルスナーはドイツ産アロマホップの華やかな香りが高く、爽快な苦味が特徴のリッチなテイストです。脂っこいお料理の後味をすっきりさせてくれます。<牛久ホワイト>地元牛久産の小麦を使用したホワイトエールです。小麦の柔らかい口当たりと爽やかな酸味、アメリカ産ホップによるオレンジやグレープのような香りの、ジューシーなビールです。 <ヴァイツェンボック>ヴァイツェンボックは濃色のものが多い中、ウィートモルトとピルスナーモルトのみを使用し、冬の雪をイメージさせる淡色に仕上げました。バナナやパイナップルなどトロピカルフルーツのようなまったりとした香りが豊かでスパイスの香りもそのままに濃厚な味わいです。高いアルコールと甘みによりスムーズな飲み口を実現した、心も体も温まる寒い季節にぴったりのヴァイツェンです。<IPL>IPAにインスパイアされて造った、苦味の強いラガー。柑橘系ホップの香りが口いっぱい広がり、強い苦味がガツンときます。<クランベリーラガー>蜂蜜の甘い香りがふわっと広がり、クランベリーの酸味がスッキリと味を整えてくれる。甘酸っぱいカクテルのような味わいです。<ブロンシュ>シャトーカミヤオリジナルの酵母を使った小麦ビールです。小麦と酵母由来の柑橘類のような酸味、ベルギービールのような香りとアメリカンホップのフルーティな香りが交わった複雑な味わいです。アルコール度数はヴァイツェンボックが7%、クランベリーラガーが3%であとは5%。1500円で飲み放題やってますが、ディナータイムのみの様子。でもグラス(350ml)で450円なので3杯までなら飲み放題じゃない方がお得です。昼の部終了の15時半くらいまで居座って外に出ます。隣が牛久市役所で、国体までちょうど300日との表示でした。この後、四人で近くのカラオケに行きました。マイク持つの、何年ぶりだろう。震災以来バンド活動も消滅してましたからね。久々に『津軽海峡冬景色』を熱唱してしまいました。 2時間カラオケにいて、18時閉店ギリギリに牛久シャトーの売店によって、お土産ビールを買い込みました。ショーケースに並んでるのがなくなったら終わりだそうです。ワールド・ビア・アワードのワールド・ベスト獲得ビールがなんでこんなにあっさりなくなっちゃうんでしょうか。どこかの企業が存続を画策してくれてたりしないだろうか。よくある『閉店セールの翌週に開店セール』みたいなことにならんかなと非力な自分を憂きつつ苑内のイルミネーションを眺めました。
2018/12/02
コメント(0)
フェルメールは大好きな画家の一人なんですが、大混雑してるなら今回は行かなくてもいいかなと思っていました。でも世界中に散らばっている9作品が一堂に会するのはこれが最初で最後かもしれない。実物を見たことない絵もあるし。このくすぶってた『見に行きたいウズウズ感』に負けて、ついに日時指定入場制のチケット購入することに。オランダまでわざわざ行って2回見たからボクは行かないと大将が言うので一人で行くことにしました。1 牛乳を注ぐ女(1658-1660年頃)アムステルダム国立美術館ネットからフジテレビダイレクトに登録する必要があって、個人情報の入力が結構面倒でした。何度も確認の画面が出てきて煩わしいし。図録付き5000円を購入したんですが、送ってもらうことにしたら送料が756円かかります。当日券もありますが前売りの方が若干お得で、図録付きだと数百円ですけどさらにお得なせいか、もう週末の昼間はいっぱいで夜のチケットしかなかったので、12月1日19:00からの夜の上野の森美術館へ行ってきました。2 真珠の首飾りの女(1662-1665年頃)ベルリン国立美術館怖い絵展の時も思ったんですけど、この美術館は木立の中にあるのでそこに行くまでの道が不気味なんです。昼の早い時間から出かけて、明るいうちに道程を下見しときました。3 リュートを調弦する女(1662-1663年頃)メトロポリタン美術館4 マルタとマリアの家のキリスト(1654-1655年頃)スコットランド・ナショナル・ギャラリー5 手紙を書く女(1665年頃)ワシントン・ナショナル・ギャラリー6 手紙を書く婦人と召使い(1670-1671年頃)アイルランド・ナショナル・ギャラリー1から6まではこれまでに見たことがあって絵の解説はそちらに書きましたのでご興味ある方は下記をご覧ください。1の牛乳はオランダで、2・3・4は上野で、5と6は京都です。展覧会に行くと、いつも『自分の家に飾るならどの絵がいいか』を考えるのが楽しみなんですが、今回は2点が既に家に飾ってありました。1の牛乳はキッチンに、2の真珠の首飾りは廊下にコピーが飾ってあります。6の手紙を書く女と召使いは盗難事件にあった絵でテレビで特集番組を見た作品です。7 赤い帽子の娘(1665-1666年頃)ワシントン・ナショナル・ギャラリー8 ワイングラス(1661‐1662年頃)ベルリン国立美術館7・8は日本初公開だそうで、実物は見たことがありません。数年前にフェルメールセンターでコピーは見たはずなんですが、覚えていませんでした。7はとっても小さな作品です。8は今回一番気に入った絵だったのでコピーを売店で買ってきました。『美の巨人たち』というTV番組で今日このワイングラスが特集されていて、作品の歪みについての解説が面白かったですね。言われるまで気がつきませんでした。9作品目の『取りもち女』は期間限定でまだ来ていませんでした。1月20日からだそうです。フェルメールの絵画は現在世界中に35作品しか残っていなくて、そのうちの9点が日本に集結って凄いことですよね。観客数も30万人を突破したと数日前のニュースで言っていました。並ばずに入れましたし、展示作品全部の解説を描いた小冊子と音声ガイドがチケット代に含まれています。図録は家宝にしたいくらい立派ですので、購入をお勧めしますね。大将が私の墓に一緒に入れてくれると言ってました。 フェルメール作品は順路の最後にあるフェルメールルームにかたまっています。入場する時間は指定されていますが、中に入ったら好きなだけいていいのでフェルメールルームはちょっと混んでました。そこに行き着くまでには約50点の17世紀オランダ絵画が展示されています。遠く日本にもやってきたくらい国力が充実していたオランダ黄金時代と言われた頃の作品です。アブラハム・ストルク『捕鯨するオランダ船』1670年頃 ロッテルダム海洋博物館さすがにレンブラントなどの超有名どころの作品はありませんが、フランス・ハルスやフェルディナント・ボルの肖像画、美しい風景画、写真みたいな静物画、ピーテル・デ・ホーホやヤン・ステーンの庶民の日常を切り取った風俗画などじっくり楽しむことができます。ニコラス・マース『糸を紡ぐ女』1657年頃 アムステルダム国立美術館ヘラルト・ダウ『本を読む老女』1631-1632年頃 アムステルダム国立美術館アムステルダム国立美術館でこの2作品を見たかどうか、記憶にないんですよ。せっかく行っても覚えが悪いと意味ないですね。逆に何度見ても新鮮に感動できていいのかもしれませんが。上の『糸を紡ぐ女』はしみじみといい絵です。作業中の庶民を描く彼の作風はフェルメールにも影響を与えたと言われています。下の『本を読む老女』が読んでいるのは新約聖書のルカによる福音書19章だそうです。ものすごく細かく書かれているので文字が読めるくらい。作者のボルはレンブラントを師匠に持つ画家で、この絵はレンブラントの母親がモデルではとも言われているそうです。 フェルメール展は2018.10.5〜2019.2.3が東京で、その後2019.2.16〜2019.5.12が大阪で開催されます。公式サイトはこちらです。
2018/12/01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1