2011/05/09
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テーマ: 社交ダンス(8741)
カテゴリ: 映画のはなし
本当にあったなんて信じられない。

2001年にアメリカで発生した貨物列車暴走の実話に基づく映画でした。

慣れた仕事だからといっていい加減な気持ちでやってると、こんなことが起こりうるんですね。

人為的なミスが重なった事故で、危うく有毒物質が人口密集地にバラまかれて大惨事になるところだったんです。




事故原因の詳細は脚色なのかもしれませんが、操車場から貨車を引っ張って出発線に乗せるだけの簡単な仕事でした。

機関士はデューイ。

何となく不真面目な仕事態度が最初から嫌な予感だったんですが、ノロノロ動かすだけだからあとでやろうと思ったのかエアーブレーキが外れたまま発車。

ポイントが切り替わってないことに気づいて、動いてる列車の操縦席を降りて自分で切り替えようとします。

フルパワーでブレーキかけたつもりだったみたいなんですけどギアがブレーキになってなかったんですね。



これでまた操縦席に戻れればよかったんですけど、走っても追いつけませんでした。

そうして無人貨物列車は100キロ近いスピードで暴走を始めます。



ドキドキはさらにいっぱいあって、ちょうどこの時、子供たちを乗せた列車体験教室が反対方向から走って来てたんです。

ベテランだけど3週間後に解雇が決まっていたフランク(デンゼル・ワシントン)と新米車掌のウィル(クリス・パイン)も反対方向から貨物列車で接近中。

更にその先には『大曲り』と呼ばれるカーブがあって、このスピードでは絶対曲がれない上に、もし曲がれたとしてもその先には10万人の市街地が。

恐ろしいですね。

列車はどんどん進行して行きますから作戦を立てるにしても1分1秒を争う訳です。

それなのに鉄道会社の運行部長が会社の損失ばかり気にするし、無謀な作戦で失敗を重ねて時間を無駄にするし、もう見ててストレスたまります。

さて、この暴走列車をどうやって止めるんでしょうか。



これは面白い映画でした。お勧めです。

ホントに実話だなんて信じたくないようなとんでもない事件ですが、一応ハッピーエンド。



『アンストッパブル』(原題:Unstoppable)は、トニー・スコット監督の2010年アメリカ映画です。

予告編はこちらからどうぞ。

アンストッパブル









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Last updated  2011/05/10 12:55:15 PM
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