えのき茸太郎

えのき茸太郎

長女生まれる。


バタバタ騒がしくなり、少々の後「ほぎゃあ」だか「ほげぇ」だか聞いた気がする。・・こういう時の記憶が定かでないのはとても悔しい思いだな。
生まれた時は「ヨシ!」「よく生まれてきたぞ!」と、うれしい気持ち。

そしていよいよ初対面。
呼ばれて待ってると、看護婦さんがつれて来てくれた。
よく写真や映像で見るような出てきたばかりの赤ちゃん。
一瞬だけど抱っこできた。
どう持ってよいやら動揺したけど。
あまり上手い表現は無いけど「感動」でした。
小さくって
ちょびっと動いてて

前に書いた「子ども嫌い」の不安なんて無くなってた。
私の中に、なにやら新しい気持ち、やる気、などが湧いてくる。
この子を守らなきゃ、とかカワイイとか愛情の気持ちも出てくる。
その後は「新生児室」だったか、生まれたばかりの赤ちゃんが集められる部屋に入るまで待って、見てから帰る。(廊下側からはガラス越しに見られるようになっていた)
この時には「他の赤ちゃんもかわいいが、うちの子が一番だな・・」
と思うようになっていた。
私はいったいどうしたんだ?といった程に気持ちの変化である。

帰りがけ、帰ってからもなんだかニヤニヤと、初めての出来事で結構興奮気味だった。なんだか落ち着かない日だった。





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