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銀治さんが、今年発売される(あるいは既に発売中の)タブレットタイプのガジェットに関して まとめてくれています
正直、ここまで色々なメーカーがタブレットに血道を上げていたなんて想像もしませんでした。文字通り「タブレット元年」ですね。エンゾーのような典型的なフォロアー(追随型ユーザー)でもタブレットタイプの端末の将来性を理解できるくらいですから、今後、この手のガジェットは急速に一定のシェアを築いていくものと思われます。ちょうど、それまで一眼レフにまったく興味がなかった購買層がマイクロフォーサーズに飛びつき、瞬く間に二割のシェアを占めてしまったように。
さて、これだけ百花的にタブレットが現れている中、素朴な疑問が頭をもたげました。名乗りをあげているメーカーは、Apple、Fusion Garage、Always Innovating、Camangi、YUKYUNG Technologies、Freescale、Dell、HP、Lenovo…そう、すべて海外のメーカーです。日本のメーカーは何をやっているんだろう、と(それにひきかえ韓国・台湾・中国のメーカーの台頭が著しいですね)。
海外出張に行くことが多い方は肌で感じておられると思いますが、技術立国日本というスローガンが堂々と通用したのは過去の話で、いまや日本のモノ作りの現場は、完全に遅れを取っています。マンパワー不足なのは明らかで、型破りで自由な発想を生み出す力のある人材の絶対数が、海外のメーカーと比べて圧倒的に少ない。
いまやパーツの品質はあっという間に均一化しますから、それらを組み合わせて何を生み出すかが勝負の分かれ目になります。ネットブックの流行が日本独自の現象だったことからも分かるように、グローバルスタンダードを読み損なうと、日本はどんどん世界から孤立していくように感じます。
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