悪人の特質は、罪を知らず、それをやめようとせず、罪をしらされるのをいやがる。
善人の特質は、善悪を知り、悪であることを知ればすぐやめ、悪を知らせてくれる人に感謝する。
このように善人と悪人とは違っている。
愚かな人とは自分に示された他人の親切に感謝できない人である。
一方賢い人とは常に感謝の気持ちを持ち、直接自分に親切にしてくれた人だけではなく、すべての人に対して思いやりを持つことによって、感謝の気持ちを表そうとする人である。
(『仏教聖典』パーリ語大蔵経増支部二ー四より 仏教伝道協会刊)
善とはすべての人に思いやりを持つことであり、
悪とは罪を知り、これを正そうとしないことです。
人は自分が愛しいものです。ついつい自分には甘くなる。
それが悪いことであると知ってはいても、止められなくなるものです。
悪は悪を呼び、善は善を呼びます。
悪に染まれば、その報いを必ず受けることになります。
善悪を知り、常に感謝の気持ちを持って、これを表そうとすることが大切です。
ナムブッダ
合掌 観学院称徳
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