全30件 (30件中 1-30件目)
1
「心配はあと一歩で狂気に陥るのです」「氏は既にこの世の用件を片付け終えて、人間として可能な限り来世への備えも出来ていた」「もてるものを以て足れりとする事」「皆仲よくしようや。さ一緒に俺の所に来て、一杯やりながら平和回復と行こう」「叡智は中庸を尚(たっと)ぶ」「あゝ、もう今は私が安息を求め得るのはお墓ばかり」「ねえ、おまえの考える事で私に判らない事なんて一つもありやしないんだよ。丁度我々の動きを、我々が本当に動き出すずっと前にフランスが知ってしまうのと同じさ」「では一足先に旅立つとしよう」
2024/06/30
コメント(0)
年に2回もしくは3回のペースで歯科検診を受けているのだが、最近この歯科検診についてちょっと悩んでいることがある。私は発病してから医者には頼らない生活に変えた。例えば風邪を引いても内科へは行かないし、ヘルペスができても自然治癒。さすがに湿疹は絶え難くステロイドを塗ってしまったが、それでも半身浴をして靴下をたくさん履く自分治療を私の土台としている。が、歯だけは自分の力ではどうしようもないと思うので、歯科は唯一私が通っている病院だった。幸い虫歯はないし、歯周病でもなく、歯のクリーニングと予防のための定期検診。実際にクリーニングをしてもらうと着色とぬめりが取れてスッキリするし、歯ブラシ指導もしてくれるので、将来のためにもこのまま続けようと思っていた。ところが、ある問題が発生。えー、それは、不快な感覚をもたらす魔の顔面痙攣の悪化である。片側(へんそく)顔面痙攣を10年ほど前に顔面の左側だけに発症した。その後半年ほどで一旦は治まったものの、3年ほど前にあまりの暑さで再発。それ以来結局止まることはなく今もずっと続いている。特に夏にひどくなる傾向にあり、この異様な暑さなら仕方ないとは言え、ピクピクしたり止まったりとにかく気持ち悪い。それが、近頃歯科検診へ行くと必ず痙攣が増すのである。左のこめかみの辺りからもみあげを通り顎へ向かって違和感。スヤスヤと深い眠りに落ちていた神経をあの歯科特有のキキキーという治療で呼び覚ましているようなものであり、要するに神経が何事だ!?と飛び起きているのだと思う。前々回の検診からそう感じるようになり、安定している神経を無理矢理苛立たせるこの検診は果たして私にとってどうなんだろうかと、そんな疑問を抱くようになった。どちらか一方どちらを取るかと問われれば、言うまでもなく神経の静寂を取る。正直歯なんてどうでもいい。ということは歯科検診を辞めるということになるが、それはそれで惜しい気もする。どうしたもんだろうか。ひとまず夏場の検診は避けるというのは一つの策だと思うが、それは根本的解決ではない。痙攣発症から10年。おそらく一生治ることはない。痙攣と共存することがまさか歯科検診にまで及ぶとは思わなかった。
2024/06/29
コメント(0)
ある美術館へ行った帰りに、何年も前から行ってみたいと思っていたカフェへ行ってみた。お目当てはふっわふわの厚焼き卵が挟まれたタマゴサンド。タマゴが大好きで、というか私は黄色から緑までのグラデーションが一番好きな色で、なぜか黄色い色を見ると幸せを感じるのだった。縦横無尽に行き交う人たちを2階の窓辺から見下ろしながら頬張る分厚いタマゴサンドは絶品だった。いろんな人がいるなぁ。みんなどこを目指して歩いてるんだろう?交わることがないのが不思議。さぁ、日はまた昇る。
2024/06/28
コメント(0)
部屋の掃除がどんどん面倒くさくなり、以前はあれだけ清々しい部屋を保っていたのに、今や淀んでいる。1日でこなしていた量を3日に分けてやらないとしんどい。辛うじて掃除をしたいという気持ちはあるので、地道にやっていくしかない。きれいにしておかないと心が荒むからさ。外出すると足が攣りそうという感覚が消えず、実際に攣ることはないのだけど違和感が絶えずある。右膝の骨もしくしく痛むし、この不調も更年期の影響なんだな。あまりに運動不足なので、最近よくジャンプしているのだが、これが思いの外スッキリして身体も真っ直ぐになりお気に入りだった。意外にも骨のためにはいいらしい。じゃあこの習慣は続けてみるか。これならできるぞ。
2024/06/27
コメント(0)
41歳から更年期の症状が出始めたので、図書館で本を借りて読み漁ってきた。女性の身体の一生については大体は把握し、上手く付き合っていくしかないなと腹を括った。先日読んだ本には、更年期が終わったその先の50代後半からの高齢期の方がしんどい、と書いてあった。わかってはいるものの、結局どんどん老いていく訳なのだから今日が一番若いということは今日が一番元気なんだなと、理不尽な気持ちになってしまった。更には、将来認知症にならない為にも家に閉じこもらないで出かけよう、だってさ。言うは易く行うは難し。
2024/06/26
コメント(0)
さて、膝。ステロイドを塗って2ヶ月弱。なんとか落ち着いたので、一旦ステロイドを止めてみる。また湿疹が出てきたらその時改めて考えようと思う。
2024/06/25
コメント(0)
ついに梅雨入りした。私はこの一週間ほど毎日頭が痛む。朝起きた時から痛いので、起き上がるのも億劫だし、結局その日ごろごろと過ごすだけになってしまい、余計に悶々。調子が良いと思える日なんて一日もないのが現実であった。
2024/06/24
コメント(0)
妹は今、夏に履くサンダルが欲しいんだと言ってずっと某フリマサイトを物色していた。既にお店でちゃっかり試着済みで、サイズも確認してきたのだそう。これが中古品を賢く買う今を生きる倹約家ママの買い物の技である。妹家へ行くのは1年ぶりだったが、テレビが大きなものに買い替えられていた。そして流行りに疎い私は、そのあまりの薄さに驚いた。双子はアトピーがあるので、ちょっとかゆそうだなと感じた。私自身その気持ちがよ〜くわかるので、お仲間ね。夏は辛いね。双子は顔は本当に似ていないのだが、痩せ型の体型は似ている。耳の形もそっくりで、この日はつむじが同じところにあることを発見して、おばさんは微笑ましかった。そうそう、5年生のクラスは二人とも楽しいんだとか。いろいろと問題が起こる昨今、親としてもホッとしていることだろう。家庭菜園の野菜の世話をしたり、観葉植物の水遣りをしたり、キッチンに立ったり、豆豆しく立ち働く旦那。そして全く異なる性格を持つ二匹のお猿さん。それらを一手に引き受け取りまとめるボス、妹。いやぁ逞しいわ〜。兎にも角にも、今妹家族は上手く回ってる。夫婦仲も良し、双子の調子も良し、言う事なし。それを自分の目で確かめられただけで、姉としては早起きして遊びに行った甲斐があったなと思った。ところで、さっきイオンでママに買ってもらった本。もんたは子供らしく漫画だったが、明らかに理系の頭脳を持つもんじは“免疫の本”を選んでいた。どこへ向かうのか、もんじ…(笑)
2024/06/23
コメント(0)
最近もんじとパパとの言い争いが絶えないらしい。どちらも負けず嫌いで一歩も譲らず、二人とも弁が立つらしいので、ま、似た者同士ということだ。もんたはボルダリング教室に嬉々として通っているらしく、着実に上達している模様。その間もんじはじぃじばぁば宅でお留守番だけど、双子が揃って続けている水泳と陸上は楽しいんだって。いいなぁ私も目一杯体動かしたいなぁ。「これ借りてきてん」と図書館で借りたという本を自慢げに差し出してきた妹。なんとそれは投資の本(!)だった。こりゃあたんまり儲けが出そうだわと姉はブルッと身震いした。イオンなんかへ行くと、一体どこが少子化なんだろうと思う。溢れるほどに子供がいる。ま、そもそも独りもんはイオンなぞへは行かないか。夏休みには東京へ旅行に行くらしい。ついでに日光にも足を延ばすと言って、今から待ち切れないようだった。私たち姉妹は、あそこに新しくカフェができた、あのパンがおいしい、この本がオススメだ、などとひたすらに情報交換。今度教えてもらった某パン屋へ行ってみよう。もう5年生なので、そろそろ学習机を買おうかと話し合っていた。今はリビングで勉強しているが、やっぱり一人一つ机は必要だろう。天然木のシンプルで長く使えるものにしたいが、なかなかの価格なのでボーナスで買うんだって。妹自身は仕事は順調そう。車通勤から電車通勤に変えたが、歩く方が清々しくて気持ちいいと言っていた。何よりである。
2024/06/22
コメント(0)
妹に朝◯時着の電車で行くと連絡すると、もう一本早い電車で来いと言うので、何せたっぷり2時間かかるものだからバタバタとがんばった。時間通りに着けるまではソワソワと気が抜けなかった。待ち合わせ場所で妹の車を探せずもたついたが、無事に機嫌を損ねることなく合流。それだけで今日の仕事の半分はやり遂げた。よし。双子はまたグンと背が伸びていた。さすがに5年生にもなると青年の雰囲気を纏うようになる。もんたは143cm、もんじは135cm。大きくなったねぇ。大きなイオンへ行った。全部見て回るには一日がかりになると思われるほど敷地が広く、且つかなりの混み具合で人酔いしてぐったり。ゲームセンターにも行ったけど、機械音があちこちで鳴るのがどうも私の耳にはしんどく、めまいがしてきた。もんもんはママに本を買ってもらってご満悦で早々に妹家へ向かった。この日、旦那さんが出張でいないから遊びに来ないかということだったはずなのに、なぜかいた。急遽取り止めになったんだとか。オンラインで会議があるやら研修を受けるやらで数時間自室に引きこもったりしていたが、晩ご飯は一緒に。家で過ごす時間は小学5年生の男の子らしくゲームかYouTube。同じリビングにいながらそれぞれが好きなことをする。私は名探偵コナンの漫画を読ませてもらった。あまりにうず高く積み上げられているのでこんなにもたくさんどうしたの?と聞くと、知り合いから70冊もらったと言う。久しぶりに漫画を読んで結構おもしろかった。そう言えばこの日は父の日だった。母の日には折り紙でハートを作ったからパパには星を作ると言っていたが、はて、間に合ったんだろうか、もんた。再来週は4泊5日で宿泊行事があるのだとか。もんもんの体より大きなリュックを買って、あれこれ買い出しに行ったりと大変らしい。カヌーに乗るんだって。4日間ママと離れても泣かないでね(笑)
2024/06/21
コメント(0)
半身浴をし始めて7年と11ヶ月。蒸し暑い。ジメジメすると、私の湿疹もジュクジュク。そして食べられなくなってきているから痩せてきた。せっかく冬に蓄えても一瞬でパァになる。あーあ。汗もも出てきた。背中の湿疹はまぁまぁひどい。膝にステロイドを塗って本当によかった。梅雨入り前なのに、35度近いだなんて。頭が痛くなるから窓やらドアやらは全開だけど、耐えられず冷房入れた。そしてやっぱり腰が冷えるので腹巻きをする…。歯科検診に行ってきた。口の中も明らかに老化していると感じる。歯の間にちょうどすっぽりとゴマが挟まったりするよね。虫歯はないけど、歯の根元が見えてきているところもあるらしいし、奥歯で食いしばる癖があるんだよね。まったく嫌になるよ。もんもん邸へ行ってきた。疲れ果てて2日間寝込みました。8月には11歳になりますよ。
2024/06/20
コメント(0)
さて、更年期真っ只中だが、汗に続きもう一つ良いことがあった。それはヘルペスができにくくなったこと。おそらく更年期の影響だと思われる。更年期が始まってから、私は実に鈍感になった。過敏過ぎた神経が図太くなってドンと腹が座った感じとでも言おうか。カッカしてピリピリすることがほとんどなくなったものだから、異様な汗をかかなくなったことと同様に、ヘルペスができる回数もグンと減った。ヘルペス菌はいつも神経に潜伏していると言う。神経が居眠り状態だから、ヘルペス菌もたぶん眠ってる。たまにむくむく顔を出すものの、ピークだった毎月2回のペースででき続けるなんてことはもうない。なんと。私の二大ストレスが更年期によって楽になるだなんて。なんだか頭がボーッとして次から次へと出てくる症状に抗いきれない老いの複雑さをまざまざと感じているが、私の場合こんなにも良いことがある。が、なんて皮肉なんだろう。
2024/06/19
コメント(0)
わざわざ言うまでもないが、スイーツは一向に辞められず。否、むしろスイーツに精を出していると言っても過言ではない。やっぱり好きだし、食べている時だけは唯一幸せを感じられるから。もうスイーツを食べることぐらいしか楽しみがないんだもん。
2024/06/18
コメント(0)
もんもん邸へ遊びに行って帰ってきたら久しぶりに遭遇。何年も前から住み着いているボス猫だ。コロナでご飯をくれるおばちゃんが家に引きこもってしまったものだからしばらく見かけなかったのだけど、また戻ってきたらしい。かわいい。疲れたけど楽しかったよ。うなぎご馳走になりました。
2024/06/17
コメント(0)
「心の病が所謂肉体の病に最もよく似ているのは、双方とも一度患ったら再発し易いという一点である」「肯定・尊重・譲歩」「かくして昼の美、夏の美は、夜或は冬の恐ろしさによって一層引立つ」「川と同じ 流れなきゃ 停滞」「一方の出口を防げば必ず別の口から噴き出る」「わしにも弱点はあるさ、人間誰しも完全に完全な者はないからな」「一見矛盾と見えるものが決して矛盾でない」「世の中は一つの巨大な機械で、その大きな歯車が、余程眼の利く者でなければ認め難い極めて小さな歯車によって回転を与えられる」「音楽は愛より出でて愛に帰る」
2024/06/16
コメント(0)
そんな妹からお呼びがかかった。明日はもんもん邸へ遊びに行くことになった。毎年決まって6月なので、“姉を自宅に招く"というのが妹の6月の年間行事に組み込まれているらしい。もんもんに会うのも久しぶり。半年ぶりぐらい?5年生になった双子と楽しんできます。
2024/06/15
コメント(0)
当時、妹は旦那さんと結婚を見据えた交際をしていました。事実その翌年に入籍しましたが、平日の仕事終わりには病室に顔を出してくれたものの仕事のない休日はちゃっかり旦那さんとのデートを満喫です。私たち家族は父の遺族年金で暮らしていました。決して贅沢などできない慎ましい生活です。そんな中私が難病を発病。母は専業主婦。もし私が妹の立場だったとしたら、自分ががんばって働いて母と姉を助けないと、と思ったと思うのですが、妹はそんな素振りもなく風のようにサーッと家を出ていきました。頭は賢いので、微かに自分は拠り所とされているらしいなと感じ取ったとは思います。でもすぐにその思いを立ち切ったようでした。正直なところ、ちょっと見放された感じはしましたよね。唯一の頼りの綱だったのですもの。妹はどんな時も自分の幸せに貪欲でした。こんな不幸せ漂う尚家などさっさと見切りをつけて、自分の輝かしい未来ある結婚生活へと猪突猛進でした。今となってはそれでよかったのです。それが正しい選択だったのです。愛する双子を授かり幸せな家庭を築いたのですから。もちろん妹の幸せを願わない姉などいませんよ。これが、どんな困難をも強い精神で打ち勝つ我が妹なのでした。心から尊敬します。
2024/06/14
コメント(0)
ところで、誰しも一度は正座をしていて足がしびれて立ち上がれなくなった、という経験をされたことがあるでしょう。私が発病した時の状態はまさにそれでした。ずっと強いしびれが続いてなかなか立てないんです。一向に治まらない、いえ、どんどんひどくなっていくんです。あゝ私はこのまま車椅子になるんだなと覚悟しました。ありがたいことに入院中に打ってもらった点滴が効いてなんとか自力で歩けるようになったのですが、歩けるってなんて素晴らしいんだと本当にそう思いましたよ。兎にも角にも今体調は整って元気になりました。更年期の症状が覆い被さっているのでなんだか重々しい日々ですが、病気そのものは順調なのです。父が亡くなった年齢だった53歳まではなんとか踏ん張って生きようと思っているので、このまま20年、25年と再発なく過ごせますように。今はそれだけを願います。ありがとう。
2024/06/13
コメント(0)
「人生の最大の悲劇は、人が死ぬことではなく愛が死ぬことだ」「<みんな、自分を生き直したい。死にたくて死んでいく人も、じつは生き直したくて死んでいっている> やましたひでこ」「経験の深い船乗は完全な凪を常に嵐の前触れと考える」「哲学は悲嘆の愚かさ空しさを教え、信仰はまたそれを誤れるものと説くと共に将来の希望と保証を与えて悲嘆を和げる」「駅馬車は空(から)だろうと満員だろうといつも同じコースを走る」「友を見てその人を知る」「それ地獄は遠きにあらず」
2024/06/12
コメント(0)
さて、これは偶然なのですが、当時妹が勤めていた職場と私が入院していた病院の最寄り駅が同じ駅で、妹は毎日仕事終わりに立ち寄ってくれました。母もその時間に合わせて面会に来てくれるようになり、ほんの僅かな時間とは言え、女3人でなんてことない四方山話をすることが、寝たきりの私の唯一の息抜きでした。私は、中学生の頃から日記を付けていました。両親の影響だったと思いますが、文字を書くことは幼い頃からすごく好きでした。母は書道をしていたし、父の趣味は読書で、やっぱり父も毎日欠かさず日記を認めていたようでした。それは体の異変を感じ始めた日も、入院していた日も、一日の〆は必ず日記を書くことで終わります。退院後しばらくして落ち着いた頃、そのミミズがのたくったような文字を見て、あ、これを体験記としてまとめてみよう、そう思ったことがこのブログの始まりです。日常生活もままならず、仕事も辞め、それまで築き上げてきたものすべてを手放さざるを得なくなって、寝ることしかすることがありません。何せ暇で暇で仕方なかったから、時間だけはたっぷりあります。数ヶ月かけて仕上げました。ブログというものが流行していた当時。私もひっそりと開設して、その体験記を3ヶ月ほどかけて毎日少しずつ更新していきました。無事に終わりまで更新し、一つの目標を成し遂げたという達成感に満たされ、そこから前を向こうと気持ちを切り替えて、今のブログの形で綴り続けるようになり今日に至ります。長かったような短かったような、そんな17年でしたね。当時の体験記はさすがに削除しました。でも、ちゃんと手元には残しています。私のかけがいのない財産ですから。またいつか公開してもいいかもね。みなさん、読んでくださる?(笑)
2024/06/11
コメント(0)
今月で多発性硬化症を発病して17年ということで、当時を振り返ってみようと思います。そう、あれは17年前の今日、2007年6月10日のことでした。今はこんなぐうたら生活ですが、あの時は現役でピアノを弾いていたし、一社会人として結構忙しく働いていて、この日は休日だったんですね。昼頃にのっそりと起きた私は、ある違和感に気付きます。あれ?両足の裏がビリビリしびれてる。これが悲劇の始まりでした。そこからは地獄の日々。まるで家が浸水するかのようにしびれが両足ともまったく同じようにみるみる上に上がってきて、今日はくるぶしまで、翌日はふくらはぎまで、という風に、あっという間に下半身がしびれて歩けなくなりました。どうにかそれ以上上に上がることはなく、しびれは下半身だまでで止まってくれましたが、このままもっともっと上に上がって来ていずれ全身がしびれて私は動けなくなるんじゃないかと、もう恐怖以外の何者でもなかったです。辛うじておへそはしびれていません。おへその1、2cm下をウエストにしてストッキングを履いている様子を想像していただけたらわかりやすいと思います。つまりストッキングを履いている部分がしびれている部分です。それは今でも続いています。17年前から一秒たりとも止まったことはありません。もちろん今はしびれは軽いですけれど、まぁ、体が上下真っ二つに分かれて感覚がおかしいので、ずっと気持ち悪いです。これは父が亡くなってから5年後の出来事でした。母、妹、私。私たち家族に、またもや新たな苦難が訪れたのでした。
2024/06/10
コメント(0)
だいぶん暑くなってきたが、下半身はまだ冬の装いである。レギンスを3枚、もこもこのスウェット、更にウールのレッグウォーマーとダウン素材のレッグウォーマーを重ねて履いて完全装備だ。靴下はたぶん15枚ほど履いている。ちょっと破れたぐらいでは捨てない。先日もせっせと繕ってツギハギになってしまった。一方、上半身はタンクトップのみ。頭寒足熱は気持ちいい。体調が整う。医者には頼らない生活に切り替えたので、これが私の治療法「自分治療」なのである。
2024/06/09
コメント(0)
「人間は機械の法則に支配される機械であり、機械の電池が切れれば人間は死ぬ」「出会いと別れを繰り返しながら、その時々の縁ある人との関係をクリエイトしていく姿勢」「全ての生命は、神々の生命でさえいずれ終わりになり、生の連鎖から解放され、「涅槃」に達して休息と幸福を得る」「人間というのは、情熱的で、弱く、愚かで、哀れである」「人生には理由などなく、人生には意味などない。これが答えである」「人生が苦悩と不幸以外に何も与えないとき、自分の意志で自分の命を絶つ人を私は是認するのみである」「完全な一生 ー 人生模様の完成 ー のためには、若さ、壮年だけでなく、老年も入れなくてはならない」「他人の歯痛は分からない」
2024/06/08
コメント(0)
昔の大富豪の豪邸が一般公開されている美術館へ行ってきた。素晴らしい場所なので何度も訪れている。重厚な仕掛け時計が飾られているのだが、いつまでもいつまでも見ていられるほど仕掛けが精巧で釘付けになってしまう。モネの睡蓮を見て、庭園に咲いている睡蓮を見る。絵から飛び出したような美しい光景が目の前に広がり、心の底から幸せを感じた。木漏れ日が差し込む中てくてく。あゝ美しい。
2024/06/07
コメント(0)
日差しがギラギラと感じるようになってきた。この暑さの中テニスをしている人たちがいる。かと思えば、小学生の女の子が日傘を差している。なんか、みんな自由だな。
2024/06/06
コメント(0)
半身浴をし始めて7年と10ヶ月と半月。汗をかくようになってきたので、顔の肌が潤ってきた。が、手の平の汗は水ぶくれとなり、その数夥しい。次から次へと悩みは尽きぬ。すごく腰が冷える。更年期の症状に、ある箇所だけ異様に寒さを感じるようになる人もいると書いてあったが、私の場合はまさに腰らしい。なんで腰なんだろう?そして頭痛やめまいも最近頻繁で、クラクラする。膝はステロイドを塗ったからかゆみが消え、心が落ち着いている。が、色素沈着どころの話ではなく、まっ茶色の膝である。背中は相変わらずひどい湿疹。蛙がゲコゲコ鳴いている。幸せ感じる。かわいいなぁ。写真撮りたいんだけどなぁ。ひょっこり出てこないかなぁ。早いもので、今月で多発性硬化症を発病して17年となった。特記するようなこともなし。この身体が私だ。
2024/06/05
コメント(0)
明らかに外出する頻度が減ったものだから、運動不足が甚だしい。ということで、出かけた時には、ここぞとばかり階段を上り下りして運動に励んでいる。エスカレーターへと向かう足をなんとか方向転換させ、階段ね、と我が足に語りかける。本当はエスカレーターがいい。でも足のことを考えると階段にしよう。もどかしい選択なのであった…。
2024/06/04
コメント(0)
外国人観光客がとても多い。都会へ出かけると、しばしば道を尋ねられる私。殺気立って焦っていないし、歩くのものんびり遅いから声をかけやすいのだと思う。ここへ行きたいが何号線の電車に乗ればいいか、某有名観光地はどこにあるか、はたまた日本人にもよく尋ねられるのはなぜだろう。この間は、某カフェはここをまっすぐ行ったらある?って聞かれた(笑)と、先日は、韓国人のかわいらしい二人の若い女性が困っているらしかったので、私の方から声をかけた。私は、言葉は通じなくとも身振り手振りでなんとかなると思っている。よくわからない英語を使ったり、笑っちゃうが意外にも関西弁は通じるので、ちょっと楽しかったりする。スマホの翻訳アプリに入力するばかりで言葉を発そうとしない若者に少なからず苛立ちを覚えたことは否定できないが、兎にも角にも解決。よかった、お役に立てて。
2024/06/03
コメント(0)
更年期の影響で思ったように寝られなくなった。寝付きはいまいち、夜中には何度も起きてしまい眠りがとても浅い。一度目が覚めるとこれがなかなか寝入るまでに時間がかかり、右へごろん左へごろんと寝返りを打つばかり。まだ発病する前に少しだけ働いていた時、当時50歳ぐらいだった男性上司がそう言えばこんなことを言っていた。決まって4時頃起きてしまう。目が爛々と冴えてしまってもう寝られないから、趣味である車がただひたすらに走る映像を3時間ほど見てから毎朝出勤している…。これを聞いた時、3時間…と呆然とした私だったが、今はその気持ちがわからなくはない。
2024/06/02
コメント(0)
「人生も哲学を学ぶ学校である」「献身的な、引き籠もった、瞑想的な生活を送る者にとって有難いのは、多くの事柄に心を煩わされずに済むことである。こういう者の知性と感情は一つのものに集中する。その感情の流れも力も全て一定の方向に向かう。その思考と献身は一つの偉大な目標で結ばれ、それ故、その人生は首尾一貫したものとなり、最後まで矛盾がないのである」「人が人生で踏み出すどの一歩も、今の自分のありようで決まっている」「現世しかないのか、それとの来世もあるのか、(略)人生に意味があるのか、それとも、自分が人生に意味を付与するように努力すべきなのか」「自分ならではの人生模様を描いて生きたい」
2024/06/01
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1