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2016/01/20
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カテゴリ: MS




自分治療「冷えとり」のお話




そう、あれは30歳の初夏。

異様な汗が滴り落ちる季節到来です。

一年の中でもっとも嫌いな季節であり、もっとも不快な季節でもありました。

汗、汗、汗。

また、汗。

どれだけ汗が出るのだか。

アトピーで肌はカサカサに乾燥している癖に手の平や足の裏からはベタベタの汗が出てきて、

小学生の頃からプリントは私のものだけ濡れて引きつる始末。

特に夏場は、足の裏の汗のせいで家中の埃という埃を私の足の裏が吸着しているのかと思われるほどに足の裏に埃が引っ付き、



その数年前に流行したスニーカーソックスというくるぶしよりも浅い履き口の靴下が家にあったので、その靴下を。

これならさほど暑さも感じないことでしょう。

足の裏の埃を落とし、真っ黒な足をお風呂場できれいに洗ってから、渋々ながら履きました。

するとどうでしょう。

自分でも目が飛び出るほど驚いたのですが、靴下を履いたその瞬間にあれだけ全身から噴き出るように出ていた汗がピタッと落ち着いたのです。

!!!!!

いえ、夏なので汗は出ることは出るのですが、出方が明らかに違います。

たった一枚の靴下で。

しかもこんなに浅い履き口の靴下で。

今考えると化学繊維100%のような靴下なのに。

まさにこの一瞬間からなのです、私の自律神経がみるみる改善されていったのは!



立っていた神経が鎮まって、なんて心が穏やか。

もう、何だかよくわからないけど、目が点状態です。

言うまでもなく、夏中このスニーカーソックスを履いて過ごしました。




そして初秋。

今ほど歩けなかったので、ゆっくりてくてくと1時間ほどかけて、リハビリがてら行ってみたかったある地元のカフェへ行きました。



本が何冊か置かれていたので、待ち時間読むことに。

その時たまたま何気なく手に取った本が、正真正銘「冷えとり」の本だったのです。

………………。

読破。

しばし無言、というか、絶句。

たった、たった一枚のこんなに小さな靴下の威力とは!

この時、私は「冷えとり」なんて言葉を見たことも聞いたこともなく、ただなんとなくこの本を手にしたのですが、

あまりに引き込まれる内容にびっくり仰天してしまいました。

ただ、一気に読み切ったものの、この時点では前回と前々回に書いたような「冷えとり」の意味などは一切頭に入らず、

ただ靴下の4枚の履き方のところだけがやけに鮮明に記憶に残りました。

なんか摑みどころのない不思議な話だな〜というのが正直な感想。

絹?綿?5本指?4枚も?両足で計8枚??

頭の中がハテナで埋め尽くされたまま帰宅しましたが、とにかく強烈な印象を与えられたことは確かでした。




その後もやっぱり靴下のことが頭の片隅に引っかかっていたので、本やネットなどでいろいろと調べ始めるようになります。

そういう頭で街へ出てみると、既にセットになった冷えとり4枚セットの靴下が服屋さんや雑貨屋さんで売られているのを見かけたりして、

そうか、不思議な話だけど結構認知されている履き方なのだなと、そこでまた一つ納得。

でも、この時点でもまだ私の中では「冷えとり健康法」というよりは「靴下の4枚の履き方」という認識しかありません。

でも、なぜか頭で考えるよりも先に身体が靴下を履いている方が気持ちがいいし調子も良いのです。

次第に手持ちの化学繊維の靴下を何枚も重ねて履くようになり、いつの間にか寝る時も履くようになっていきました。

さらに、自然と化学繊維が退けられていき、綿などの天然素材の方がより気持ちいいことに気付き始め、

気が付いたら、買い足す時はタグをひっくり返してまじまじと見、限りなく綿100%に近いものを探すようになっていったのです。











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最終更新日  2016/01/20 07:49:56 PM
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