☆海月と熱気球をめぐる冒険☆

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空歌



             凍えた 吐息だけが熱を帯びて

             お互い 切れそうな鼓動を見てた

             そうして 大切すぎた思い出は

             もうじき 消えてしまう未練だけ


           たとえば雨。霧のように降りしきる放課後。

           たとえば放課後。 燃えるような教室の景色。

           たとえば雪。 初めて逢った白い夜と,黒いかさ。

           きみがいて,わらってくれるだけで,幸せだった。

            安心できて,不安なのに。

           きみがいて,あるいているだけで,嬉しかった。

            一緒にいれて,一緒じゃないのに。


                ほんのひととき。

            その木漏れ日が暖かそうで立ち止まっただけ。

         けれど,いつか同じ場所に居られるよときみは笑った。

         ・・・・・・その言葉を,ずっと,誰かに言ってほしかった。


         ーそれは ほんとうに 夢のような 日々の名残ー



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