2010年03月の記事一覧 | 虹の橋で逢えるといいね。。

HEART 、その活動。

　　　　　　　　　　　自身の体調とパソコンの調子の不具合で思うように更新できていません。　　　　　　　　　　　更新できない間にもいろんな事がありましたが・・　　　　　　　　　　　少し私の思いを聞いて頂ければと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　HEART は 2006年の後半に設立され今まで３００匹以上の犬猫たちの　　　　　　　　　　　里親を見付けて譲渡してきました。　　　　　　　　　　　その中で譲渡に悔いが残るものは５例のみです。　　　　　　　　　　　１．クマオ　（２匹目の犬との相性が悪いからと先住のクマオの方を　　　　　　　　　　　外で飼うようにしたいと言われたのを受けて HEART に戻して頂きました）　　　　　　　　　　　２．メイ　（室内フリー飼育を約束したはずの譲渡にも拘らず　　　　　　　　　　　先住の純血種の大型犬だけ室内飼育でメイは室外のコンクリートの上で　　　　　　　　　　　鎖で繋がれていたのが判明し HEART に戻して頂きました）　　　　　　　　　　　３．アンディ　（若い夫婦だったのでアンケート以外でも何回も何回も　　　　　　　　　　　質問やお約束をした後の譲渡だったのにその数ヶ月後に遺棄されました）　　　　　　　　　　　４．ジャズ　（兵庫県の住職に譲渡しましたがその後、岡山に引っ越され　　　　　　　　　　　良くない噂もあって連絡を取ろうとしても取れなくなってしまい、　　　　　　　　　　　現在調査中です）　　　　　　　　　　　５．ダッシャー　（前回のブログに書いた子です）　　　　　　　　　　　勿論、私たちはこんな子たちを作らないために活動をしています。　　　　　　　　　　　譲渡に悔いが残ってはなりません、絶対に。　　　　　　　　　　　しかし、譲渡前にどんなに考え付く限りの審査をどれだけ慎重に行っても　　　　　　　　　　　本当に残念ながらこの様な結果になってしまったのも事実です。　　　　　　　　　　　HEART に無事に戻った初めの３例の子は大丈夫として　　　　　　　　　　　後の２匹の子のレスキューに今後も引きつづき頑張ります。　　　　　　　　　　　このようなレアケースに遭遇するたびに代表を初め、私たちの　　　　　　　　　　　心は折れそうになります。　　　　　　　　　　　でも、代表が友人から言われたそうです …　　　　　　　　　　　「この活動は人を信じないと出来ない」と。　　　　　　　　　　　本当にそうですね、疑心暗鬼・人間不信になってしまうと　　　　　　　　　　　もう、大事な保護犬・猫たちを譲渡するなんて活動は　　　　　　　　　　　出来なくなってしまいますよね。　　　　　　　　　　　私はこのブログでどんなに慎重にしていてもこの様な事が　　　　　　　　　　　起こり得るのだと言う現実とその後の対処の仕方を伝えていきたいのです。　　　　　　　　　　　ただ、この最悪の５例の里親だって最初からこんな結果になるなんて　　　　　　　　　　　たぶん本人にも分かっていなかったんだと思います。　　　　　　　　　　　虐待目的・殺傷目的の人間の手に渡ったのとは話が全然違うのだと。　　　　　　　　　　　本当に怖いのは里子がこの様な事件に巻き込まれてしまう事です。　　　　　　　　　　　（友達のムーねねママさんより情報を頂きました）　　　　　　　　　　　この犯人は動物保護団体から猫を譲り受けて虐殺しています。　　　　　　　　　　　譲渡した団体の皆さんのお気持ちを考えると …。　　　　　　　　　　　この様な事件のことも、自身のレアケースのことも踏まえて　　　　　　　　　　　HEART は今後も気を引き締めて慎重に、でも人を信じる気持ちも忘れずに　　　　　　　　　　　犬猫を幸せにしてくれる里親さんを見付けていきたいと思います。　　　　　　　　　　　３月９・１０・１１日の３日間、代表はロイターの取材を受けました。　　　　　　　　　　　何処のどれだけの国、新聞社、放送局がこのニュースを買ってくれるか　　　　　　　　　　　分かりませんが　　　　　　　　　　　確実に代表の想い、HEART の想いは世界に広まっていく事でしょう。　　　　　　　　　　　朝日放送の「ニュースゆう」さんでは何度か HEART の特集を　　　　　　　　　　　組んで頂きましたが・・・　　　　　　　　　　　今度は毎日放送の夕方の「 VOICE 」さんの中で放送予定で …　　　　　　　　　　　明日の１７日、水曜日の午後５時５０分のニュースの中で流れます。　　　　　　　　　　　お時間があれば観て頂ければ …　嬉しいです。　　　　　　　　　　　このブログにコメント下さる方の中に幸せになった子たちの報告は　　　　　　　　　　　読んでいて嬉しいけど今回のレアケースの様な報告が続く度に　　　　　　　　　　　HEART の活動そのものに不審を抱いてしまうと言う方が居られる事が　　　　　　　　　　　残念でなりません。　　　　　　　　　　　私としても嬉しいご報告ばかりをしていければとの思いでいっぱいですが　　　　　　　　　　　現実に起きたこと … 良い事も、悪い事も・・　　　　　　　　　　　HEART の全てを書いていかなければ意味が無いと思っています。　　　　　　　　　　　その上でまだ HEART の活動にご不審がお有りでしたら　　　　　　　　　　　HEART のホームページから直接、抗議下さっても結構です。　　　　　　　　　　　その時は批判だけでは無くアドバイスもお願いしたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最後になりましたが・・　　　　　　HEART の殆どの里親の皆さん !!　　　　　　大切な子たちに幸せを下さってありがとうございます !!!　　　　　　これからも末永くよろしくお願い致します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

一体、ダッシャーに何が・・。

　　　　　　　　　　　工場の倉庫内に兄妹３匹で捨てられていたダッシャー。　　　　　　　　　　　すごく明るく良い性格で尻尾を振るときにも　　　　　　　　　　　お尻ごとフリフリする、そんな陽気な男の子でした。　　　　　　　　　　　ニューファンドランドそっくりで大きくなりそうな元気印くんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　友達と遊ぶのもおやつを貰うのも大好きさっ ♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　抱っこが一番、好きかなぁ～ ☆　　　　　　　　　　　そんなダッシャーにも里親さんが決まり、１月31日に里子に行きました。　　　　　　　　　　　里親さんは 30代後半の落ち着いた男性で、ダッシャーに決めるまで　　　　　　　　　　　大阪から徳島の HEART の事務所まで２週に亘って見学に通われました。　　　　　　　　　　　最初は一人で、次は弟さんと二人で。　　　　　　　　　　　HEART では遠方から見学に来て頂いてから譲渡出来ません、では　　　　　　　　　　　申し訳ないので見学の前に譲渡審査を終えて頂いています。　　　　　　　　　　　なので、見学に来られた時点でどの子を選ばれても譲渡 OK なんです。　　　　　　　　　　　気に入られたダッシャーはそのご兄弟の家族となり、大阪へと …。　　　　　　　　　　　それから２週間後、その里親さんからの連絡で・・　　　　　　　　　　　すっかり変わってしまったダッシャーの様子を知りました。　　　　　　　　　　　頭を撫ぜさせるどころか家族の誰にも体を触らせない、　　　　　　　　　　　家族に向かって唸ったり吠えたりの威嚇をする、　　　　　　　　　　　家に来てから一度も尻尾を振らない、　　　　　　　　　　　散歩に連れ出す際もリードを付けるのが大変なので散歩は２日に１回。　　　　　　　　　　　あまりの豹変振りに何度もお電話で確認したのですが …　　　　　　　　　　　里親さんにも思い当たる事は無いそうで。　　　　　　　　　　　それで先週の土曜日に家庭訪問をしてダッシャーの様子を見て来ました。　　　　　　　　　　　まるで野犬のような眼つきで・・　　　　　　　　　　　顔見知りのはずのメンバーにまで威嚇をしていたダッシャー。　　　　　　　　　　　一体、何がダッシャーに起こったのか・・・ !?　　　　　　　　　　　父・母・応募者さん本人・弟の４人家族で昼間は父と弟の２人だとか。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何かあったのに違いがないのですが …　　　　　　　　　　　代表は・・・　犬が急にそのような状態になるには病気が原因か、　　　　　　　　　　　または何かダッシャーにとってトラウマになるような事があった筈だと。　　　　　　　　　　　人間が虐待をしている積りが無い場合でも犬にとって　　　　　　　　　　　それが精神的にストレスに成り得る場合もあります。　　　　　　　　　　　とにかく、HEART に連れ帰るにも誰にも触れないので　　　　　　　　　　　最寄のドッグスクールを紹介し、しばらく通って様子を見て貰う事に。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダッシャー !!　いったい、何があったの !?　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あのねぇ～、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言っちゃいなっ、言っちゃいなっ !!!　　　　　　　　　　　ぜ～んぶ、言っちゃいなっ !!!　　　　　　　　　　　

悪徳ブリーダーの逮捕ともぐくんと…。

　　　　　　　　　　　やっと、あの　尼崎ケンネル　の経営者が逮捕されました。　　　　　　　　　　　それは当然の、願ってもないことですが …　　　　　　　　　　　残された３６０匹の犬たちはどうなるのでしょう。　　　　　　　　　　　尼崎市はどうする積もりでいるのでしょう。　　　　　　　　　　　しっかり今後の犬たちを見守っていく必要があります。　　　　　　　　　　　私たちが行政のすることを見逃さないことです。　　　　　　　　　　　（リンク記事 …　朝日新聞より）　　　　　　　　　　　めざましテレビの「今日のわんこ」で。　　　　　　　　　　　NO.３５４３の『もぐくん』１０歳６ヶ月の男の子。　　　　　　　　　　　生後２ヶ月の時に知り合いから譲って貰ったとか。　　　　　　　　　　　静岡県の山間にある河津町の飼い主宅の玄関先で …　　　　　　　　　　　貰われた … 生後、たった２ヶ月の時から玄関先に繋がれている写真が。　　　　　　　　　　　１歳２ヶ月の時にはもぐくん１匹で４頭のイノシシと格闘したと・・　　　　　　　　　　　大怪我を負って３本の足に包帯を巻かれた写真も紹介されていました。　　　　　　　　　　　包帯からはみ出た足の骨が見えている様な傷が痛々しくて …　　　　　　　　　　　そんな事があってもまだ玄関先に繋留している飼い主の気が分からない。　　　　　　　　　　　４頭も大きなイノシシが襲って来て繋がれているもぐくんは　　　　　　　　　　　何処にどう逃げれば良いのでしょうか !?　　　　　　　　　　　これは虐待とは言わないのでしょうか ??　　　　　　　　　　　イノシシ除けの為に命ある犬を飼わないで頂きたい。　　　　　　　　　　　イノシシ除けなら柵を作れば良い。　　　　　　　　　　　・・　動物病院で怪我の手術や治療を何回もする事を思って。　　　　　　　　　　　番犬として防犯の為ならセコムに申し込めば良い。　　　　　　　　　　　セコムなら予防接種や治療費も要らないし、散歩も餌も必要ないから。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全国の … 今、飼っている犬に愛情の無い飼い主さん !!　　　　　　　どうか、その子に・・・　　　　　愛情溢れる里親さんを見付けてあげて下さい !!!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もぐくん。　　　　　　　　　　　　　　散歩以外は繋がれっ放しの１０年半だったんだね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

家族になるのに必要な時間。。

　　　　　　　　　　　以前、捨てられたことにすごく怒っていたドナちゃんですが・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　じと～っ。。　　　　　　　　　　　今は優しい里親さんのもと、「コロネちゃん」と言う名前になって　　　　　　　　　　　とっても可愛がって貰っています。　　　　　　　　　　　新しいお母さんは譲渡したばかりのコロネちゃんの発病の際も　　　　　　　　　　　本当に親身になって看病して下さいました。　　　　　　　　　　　そして、そのコロネちゃんのお友達にと　　　　　　　　　　　今度は、あの …　およねちゃんを希望して下さいました。　　　　　　　　　　　２月の最後の土曜日にお届けされておよねちゃんも　　　　　　　　　　　めでたく、家族を持つことが出来ました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うひょっ。。　　　　　　　　　　　ところがところが・・・　　　　　　　　　　　次の日の早朝、コロネちゃんのお母さんからメールが届き …　　　　　　　　　　　およねちゃんがコロネちゃんにケンカを吹っ掛けてばかりいるとか・・　　　　　　　　　　　お母さんは大事なコロネちゃんが心配で心配でならなかったのでしょう。　　　　　　　　　　　おっとりしたコロネちゃんが新しくやって来た小さな ‘ お転婆娘 ’ に　　　　　　　　　　　やられてばかりいるのを見てられなかったのだと思います。　　　　　　　　　　　…　すぐにでも迎えに来て欲しいと。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メンバーが電話で、子犬の時は兄弟や友達と取っ組み合いや　　　　　　　　　　　噛み合いをして犬社会の付き合い方を学んでいくものだと告げ、　　　　　　　　　　　早くてもお迎えは次の土曜日になるので　　　　　　　　　　　それまで二匹の様子を見て頂くことをお願いしました。　　　　　　　　　　　そして、次の月曜日のお昼に私に送られて来たメールには …　　　　　　　　　　　たった二日間だったけどおよねちゃんに情が移ってしまったこと、　　　　　　　　　　　もう、返すなんて出来ないこと、　　　　　　　　　　　まだまだケンカばっかりの二匹だけど気長に見守って行こうと決めたこと、　　　　　　　　　　　そして、およねちゃんが正式に家族になり　　　　　　　　　　　「クッキーちゃん」になったことが一枚の写真と共に送られて来ました。　　　　　　　　　　　それが、この写真です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　およねちゃぁ～ん、　心配させるなよなぁー !!!　　　　　　　　　　　今回はハッピーエンドになって本当に良かったですが・・　　　　　　　　　　　私もこのお母さんのお気持ちはよく分かります。　　　　　　　　　　　大切なコロネちゃんにタックルばっかりしに来るおよねちゃんは　　　　　　　　　　　さぞ、憎らしかったと思います。　　　　　　　　　　　でもそれを乗り越え、今度はいつの間にかおよねちゃんも家族となり　　　　　　　　　　　クッキーちゃんになってしまうまでの気持ちの変化。　　　　　　　　　　　以前、何処かの誰かが HEART から子犬の里親になった後に　　　　　　　　　　　二匹目を迎え入れ、その二匹の相性が合わないと　　　　　　　　　　　先住の子のほうを外で飼うことになると言って来て、　　　　　　　　　　　結局は数ヶ月間、一緒に暮らした先住の子を　　　　　　　　　　　HEART に引き取って貰うことを望んだ最悪の件がありましたが・・・　　　　　　　　　　　情があるならそんな事は絶対に出来ないはず。　　　　　　　　　　　コロネちゃんのお母さんの場合は日も浅いので、　　　　　　　　　　　およねちゃんは帰ってくるかも知れないと覚悟していたけれど …　　　　　　　　　　　やっぱり、命ある動物はこんな心温かい人に巡り会わないと　　　　　　　　　　　本当の幸せにはなれないのだと痛感しました。　　　　　　　　　　　本日はそんなお話でしたっ ♪　　　　　　　　　　

母の想い。

　　　　　　　　　　　～　たったひとりのあなたへ・・・　　　　　　　　　　　お母さんは産みの痛みに耐えてあなたをこの世に送り出そう　　　　　　　　　　　あなたに …　　　　　　　　　　　たくさんの楽しいことを経験し　　　　　　　　　　　苦しいこと辛いことを乗り越えて　　　　　　　　　　　うんと幸せになってもらうために。　　　　　　　　　　　たくさんの兄妹たちと一緒に生まれても　　　　　　　　　　　あなたはあなた、ひとりひとりが大切な宝もの ☆　　　　　　　　　　　あなたが健康で・・　　　　　　　　　　　その一生が穏やかなものであるようにと神に祈ろう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして …　　　　　　　　　　　生まれてたった数ヶ月でやって来る別れに　　　　　　　　　　　ありったけの想いを込めてあなたを見送ろう　　　　　　　　　　　その行く先に優しい未来がきっと待っていることを信じて。　　　　　　　　　　　　～　あれから一年、あなたは今幸せに生きていますか・・・　!?　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1年前の 1月に兵庫県の住職に里子に迎え入れられたジャズくん。　　　　　　　　　　　連絡も無しに岡山に引っ越されたとの噂で里親の住所も分からず、　　　　　　　　　　　今は調査中です。　　　　　　　　　　　　兵庫県にいた頃のあまり良くない環境での飼育が伝えられています。　　　　　　　　　　　早く見付かって安全の確認ができる事を祈っています。　　　　　　　　　　