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算数の得点法



この1年をシミジミと振り返ってみると、前期(上巻)では高得点をマークできたのに、後期(下巻)ではイマイチだった。
例によって、ツラツラと考えてみる。前後の違いは何か?

判ったことは、
成功談
        1.前期は2月の第1週目には塾があってもYTに試験はないので、第1回~第5回までを予習できたこと。

        2.1回毎に、教科書よりはるかに難しいとされる、日本でも有数の中高一環校(難しいという字に似た字を書く
          ガッコー)の一日目の問題や、4科のまとめの中の同種の問題をピックアップしてさせていたこと。

        3.そこまでやるためには、国語の成績があまりにもひどくなかったこと。
          (ジツはここだけの話だけど…、国語がよくできる子って、国語の特殊な勉強なんかしていないんだョ。
          国語の文法や漢字は除くよ。読解ができる子に聞いてみれば解ることだが、ほとんどのお子さんが、
          特に何もしていませんと答える。それじゃ、やっぱり、精神年齢に比例?それとも小学生の精神をチョ-
          エツしているのか? クヤシイながら、国語は解答の全てが、問題の中に書いてある。だから探し方が
          解った子には解けちまうのだ)。

        4. ウチでは塾の授業を受けるまでに、ほとんどの宿題を終えているので、授業が終わったら直に一度間違えた
          問いをさせ(アカでしるしが付いているもの)、その後難しい問題をする時間的余裕を持てた事。

失敗談
        1. 間違えた問いを、きちんと早くできるまで、と言ってむやみに同じ問題をさせ過ぎた。
          ひどいときは、解っていないものとして、例題からやり直させた。ぼけたれにもプライドはある。大魔王と
          したことが、とんでもない誤算をしてしまったことに気が付かなかった。
          これについては、個人差が大きいのでなんとも言えないが、ぼけたれは、間違えた問題でも、1度答えを
          出せば、試験の時はそれなりに、時間配分で勝負してくる子だった。それを忘れて、イヤがるものを無理矢理
          やらせていたと思う。
          どんな本を読んでみても、間違えた問題はできるようになるまでさせなさい、と書いてある。ジュクの先生方
          も、口をソロエテ仰ることだ。でも、本当にそうなのか? 自分の子供に本当にアテハマルのか…???

          当代随一とイワレル数学者の講演を聞きに行ったとき、「日本人はオカシイ。小さいお子さんに音楽を
          慣わせている方も多いと思いますが、音楽を習い始めたばかりでも、ベートーベンやショパンを聴かせる
          でしょう? それなのに、算数の問題は解き方を教えた段階で、なぜ最高の問題をさせないのですか?」
          とオオセになられた。
          それを聞いて、目の前の霧が晴れていく思いがした……。 それが11月のことだった。
          そのとき、ぼけたれはまだ1ヶ月半ほど前から国語の突貫工事をしていて、算数に手をまわせる状態では
          なかったので、どうにもならなかった。
          そうなんだ…ムズカシイ問題をさせてみて、解らなければ解き方を見る、それでやってみる。それが一瞬でも
          できたと思うと、以前できなかった簡単な方の問題がするっとできたりもする。
          親の決断力を試されそうなやり方だが、一考の価値はある。

        2. 四角1番の問題が一行問題集から出ていたことに10月頃にやっと気が付いたこと。
          できなかった問いを見て、教科書のどこにも載っていないことに気づき、イロイロ探したら一行問に出ていた。
          ぼけたれは夏休み中から一行問を早めに進め(とにかく、土・日も休まない)て、とっくに終わっていた処
          だったので、すっかり忘れてしまっていたのだ…ということは、それだけ頻出度が低い問題だったのだー。
          そこで、やっちまったものはしょうがないので、適合する回数の第1回のワクの中だけは復習させるようにした。

        3. その他、モロモロ…
          字が汚くて×になったり、数字を沢山書く答えの中で、ひとつだけ数字を丸で囲んで×、式では正解が出て
          いるのに、答えの欄に書き写し間違えて×、一番カナシかったのは、式も答えもあっているのに、答えの欄を
          間違えて×。
          4谷の試験にナサケは無い。
          こういうミスをしないように、お子様方に、こーいうバカなお兄ちゃんもいたんだって…と話てあげて下され。
          マネしちゃだめだヨってネ。

どのくらいとれば…
         週報に載るのは…、試験を受ける子が段々増えてくる。春休みが終わった後、夏休みが終わった後、学判を
         各ジュクで受けて、ジュク毎にその子のクラスを暫定的に決めて4谷に申請し、C新とか、B新となって出る。
         去年の1月には男女で2640名(男1421名、女1219名)。週報は男女別の優良者発表だから、男子は170名
         くらい(これはC3組の男子の途中まで)、女子は120名くらい(C3組)だった。

         しかし、大魔王がオカシイと思った12回から15回までは男子で約190~200人ぐらい、女子で107~114名も
         掲載されていた。週報に載っている4谷のお子さんが少ないからなのか、アルイハ、4谷が4谷生にオクル、
         少し早めのクリスマス・プレゼント兼お年玉だったのか、その辺は定かではない。ジュクでは人数が増えたから
         掲載人数を増やしたのでしょうと言われたが、16回目はマタ元に戻った。ナニ考えてんだか…。

         それと、半年に1度の優良者表彰だって、ワザワザ[*組名は、新入室前の組名を表しています。]と注釈まで
         付けながら、実際の表記は組分け以後のモノ…。どういう意味かッテ? 
         実際にはBクラスで第1回から第10回までの試験を受けて上位5%にはいったお子さんが、なぜだか、マチガ
         ッテ、組分け位後のC□のクラスで発表になっていた。これってインチキじゃん! ずっとCクラスでガンバって
         いる子ども達とその親に対して、シツレイきわまりない事をしているとも思わないんだよナ、4谷は…。
         表彰するんなら、ダレモが不満を抱かない、同じ試験を受けた組分けか学判の上位ナン%っていうんなら
         納得できるがね…。それができないんなら、表彰なんてヤメちまえばイイんだ。
         それがナニより証拠には、Aクラスの人数が前期に比べてググッと減っている。クラス別の上位5%に入るくらい
         優秀な成績が取れていたら、フツウは上のクラスにスライドしていく、くらい素人でも分かるって。
         C10やC11組でCのテストをずうっと受けて、Cの上位5%になんか入れるわけないのよ~。

確かに、平均点より20点以上取れば、週報には載るよ。でも、何ページ目に載るか、っていうのは、母親通し
         の会話の中で非常に重要な位置を占めるものなんだ。最初は1ページ目に出ていたのに、そのうち、2ページ
         目に下がり、3ページ目に下がり、出ないときもあったりしたら、外野のオシャベリ―なオバハンたちの格好の
         エジキさ。
         でも、目指すのは、いつだって1ページ目だ! そこに載るには、平均点より40点多く取らなければならない。 
         大魔王の感覚だと、算数はミスが2問(80点台)まで、国語は70点以上、理社はミスがそれぞれ1問まで、
         このくらいで1ページ目にGO!! なのだ。 あと10点とれれば1ページ目の左の欄もユメじゃぁない!国語で
         60点台をず~と取っていた時は、どんなに頑張っても2~3ページ目。10点の差、つまり算数1問8点、
         国語の記述が1問8点、これが取れればなぁ…とユメにまで見た!! 
         国語の漢字と文法はどんなに頑張っても、30点の配分しかない。つらいよね~。どれも落とせないって。
         でも、国語と算数、ドッチも大ケガをしない限り、週報には載ることは載るよ……。

         週報に自分のお子さんの名前を見つけたら、その近辺にいるお子さんの名前もチェックするとイイ!さすれば、
         その近い点数を取ったお子さんの上下動が自分のお子さんの上下動とあっていたら、それで試験の難易度
         (平均点だけでは計れない、そのランクのヒト達だけの難易度といったらいいかな)が見えてくる。カリに相手は
         前回と大差ない場所にいるのに、自分のお子さんが下がっていたら、努力不足だってすぐ分かる。もしかすると、
         近い部分に載っているお子さんは同じ中学へ行くかもしれないのだー。

         Wアカの先生の、平均より1問ずつ多く取れば…は間違いじゃあないが、ウチにとってはマト外れだったのだ。
         ガッカリ?させていたら、ゴメンちゃ!

         平均点が237点の時、257点くらいまで、平均214点の時、226点くらいまで。でも男女では最後の
         人達の点数が違う事もある。男子は載らない点数でも女子は出ていたり、その逆もある。
         これでも能研の4分の1から3分の1のくらいの人数しかいないんだ。
         っていう事は、他にSとかもあるから、男子で20番なら首都圏の受験生を合わせたとき50~100番くらいと考えてよい。
         こうして見ていけば自分の子どもが大体どのくらいにいるのかが分かるんだ。

         さて、みなさん、少しはお役にたてたかな?
         やり方はイロイロある。 でも、本当に自分の子どもに合ったものを選べるのは母、アルイハ父、
         そう、ア・ナ・タ以外の誰でもナイのだ。
         どうする~?



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