コルムOnline ~レクイエム~

コルムOnline ~レクイエム~

ソルファ

曲名 歌詞 演奏時間
振動覚
世界の端まで届く声より
君にだけ 伝えたいだけ
六弦の三フレット 刻むマイ・ギター
心だけ 奮わせたいだけ

揺れる鼓膜 馳せる言葉
憂い 戸惑い 此処に捨てる

特別な才能を
何ひとつ持たずとも
心 今 此処で掻き鳴らす

君が嘆く
胸が痛んで
すべて包む永遠の生命
僕は叫ぶ
夜明けの雨
此処で響く永遠の生命

特別な才能を
何ひとつ持たずとも
君の閉じる闇を打ち抜く
できるなら心、それひとつ
この胸の奥を 今 此処で掻き鳴らす
2:27
リライト
軋んだ想いを吐き出したい
掴んだはずの僕の未来は
「尊厳」と「自由」で矛盾してるよ

歪んだ残像を消し去りたいのは
自分の限界をそこに見るから
自意識過剰な僕の窓には
去年のカレンダー 日付がないよ

消してリライトして
くだらない超幻想
忘られぬ存在感を

起死回生
リライトして
意味のない想像も君を成す原動力
全身全霊をくれよ

芽生えてた感情切って泣いて
所詮ただ凡庸知って泣いて

腐った心を
薄汚い嘘を
消してリライトして
くだらない超幻想
忘られぬ存在感を

起死回生
リライトして
意味のない想像も君を成す原動力
全身全霊をくれよ
3:45
君の街まで
夕闇の先 光る銀の月
鏡みたいに写る僕らの
心細さも全部抱えて
君の街まで飛ぶための歌

揺らいでいる頼りない君もいつかは
僕らを救う明日の羽になるかな

2時を指す影
輝く赤い木々の隙間を吹き抜ける風
切なさだけで 悲しみだけで
君の街まで飛べればいいのにな

隣にいる冴えない君もいつかは
誰かを救う明日の羽になるかな
輝く向こうの先までは飛べないけど
羽ばたいている間は消えないから

色づく季節を過ぎ行く想いはいつだって
駆け足速めて逃げ出す君はいつだって

揺らいでいる頼りない君もいつかは
僕らを救う明日の羽になるかな
まだ夢のような場所までは飛べなくても
羽ばたいている間は消えないから

近付いた冬の足音に街が
鮮やかな色に染まって舞い踊る
3:35
マイワールド
夜がまだ揺れてただ響く花火の音
ここからその色はまるで可憐な油膜

一度だけ最後まで乗れた低く白い波
辿り着くその先を軽く流して消える

錆びついた間も燃え残る君の本当
まだ折れていないなら
スリー・ツー・ワンで時代の宇宙へ

透明な幻想を乗せて舞う
淡い夏の宴 マイワールド
永遠と無限を創る輪
君と僕の縁廻る

何気ない日に交わす声や
風のない日に浮かぶ雲も
その一瞬がすべて
伸ばす両手 全部乗せて

錆びついた間も燃え残る君の本当
まだ折れていないなら
スリー・ツー・ワン・で時代の宇宙へ

透明な幻想を乗せて舞う
淡い夏の宴 マイワールド
永遠と無限を創る輪
君と僕の縁廻る

淡い夏の宴 マイワールド
君と僕の縁廻る
4:03
夜の向こう
光る「今」が少し僕らの
黒い影を胸に映し出したんだ
眩しくて目を塞いだ
ほんの一寸、閉じる合間
陽を溶かして赤い目蓋
世界が滲んだ

頬を撫でる弱い風でも
時に人の胸に突き刺さって
此処で強く声をあげても
届く距離に君は足りなかったんだ
ほんの一寸、閉じる合間
陽をと溶かして赤い目蓋
世界が滲んだ

毎夜毎夜 そう此処で願うよ
太陽みたいな未来を
毎夜毎夜 そう君は
夜の向こうへ想いを馳せる

今を
日々を
時を駆けるんだ
3:12
ラストシーン
青い奇麗な空から
梅雨掻き消して最後が訪れた

線路沿いに咲く花
嗚呼・・・
なんとなく

君が出した合図で
夜を抜け出して何かが変わればな
なんとなく

壊れた受話器と進まない話で
大事なところで塞ぐ僕らの
歪な形でハマらない想いも
何処まで走れば白くなるかな

そっと目を伏せて
逃げ込んだはずのワンダーランド

遠くで遮断機の途切れる音
鳴る「サヨナラ」

そっと目を伏せて
逃げ込んだはずのワンダーランド
失くした想いも広がって弾ける
さよなら

溶けるほど澄んだ空
4:01
サイレン
掴んだ細い腕
よぎる蜻蛉
綺麗な羽を僕にくれよ

潤んだ遠い目
夜霧、陽炎のように揺らいで消える君を

溶け落ちる心そのままで
冷めやらぬ白い衝動痛いよ
駆け抜ける街の片隅で鳴り止まぬ君のサイレン
開いてよ

千年先を想い描けないけど
一寸先を刻むことで始まる僅かな願い

溶け残る心そのままで
癒えきらぬ傷塞いで痛いよ
駆け抜ける街の片隅で響きなる君のサイレン
開いてよ

存在証明を鳴らせ
サイレン
5:24
Re:Re:
君を待った
僕は待った
途切れない明日も過ぎて行って
立ち止まって振り返って
とめどない今日を嘆き合った

記憶だって
永遠になんて残らないものとおもい知って
僕はずっと掻きむしって 心の隅っこで泣いた

そしてどうかなくさないでよって
高架下、過ぎる日々を
後悔してんだよって そう言い逃したあの日

繋ぎ合った時もあった
ほどけない感情持ち寄って それが僕のすべてだった
それもたった今 失くしたんだ

形だって 時が経って変わりゆくものとおもい知って
僕はずっと掻きむしって 塞がれた今日を恨んだ

そしてどうかなくさないでよって
高架下、過ぎる日々を
後悔してんだよって そう言い逃したあの日

君を待った
僕は待った
途切れない明日も過ぎて行って
僕は今日も掻きむしって 忘れない傷をつけているんだよ
君じゃないとさ
3:48
24時
都会の空は濁るのに
響くチャイムで今日が昨日
過ぎ行く日々の真ん中に
何か建つなら「誓い」をたてる

妙な縁で添う君や
僕達の埋まらない日々の隙間を
動き出す心 照らし出したネオン
消えない夜の灯とその先を

東から西のその合間に空しさが通って
夜が闇で閉じても
今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って
意味もなくなんだか眠くないんだよ

明日はどんなことしようかなんてこと
何時しか僕らは失くして 随分濁った
世界の広さを心の狭さを
それすら見えずに曇った2枚のレンズ

妙な縁で添う君や
僕達の埋まらない日々の隙間も
動き出す心 照らし出したネオン
消えない夜の灯とその先を

東から西のその合間に空しさが通って
夜が闇で閉じても
今日を越えやがて来る明日に少しだけ酔って
意味もなくなんだか眠くないんだよ

眠れないんだよ
3:31
真夜中と真昼の夢
忍び寄る影に
僕は何度も真夜中に目を覚ます
七色の光 映し出すのは
風のない夜の雲

砂を噛むように
君は何度も白昼に夢を見る
道路の向こうで光り出すのは
追う度に逃げる雨

叶こと
叶わないこと
それよりも大事な何かを

そんな日の募る言葉を
君に宛てて僕は書いている

叶うこと
叶わないこと
それよりも大事な何かを

そんな日の募る言葉を
君に宛てて僕は書いていて
それを君が日々の心に
重ねる時をただ想っている
4:20
海岸通り
夕暮れで朱に染まる 寄せては返す記憶
今日という束の間の永遠だけ此処に刻む

丘から見下ろせば 青い海 春が霞む
桜の並木では花びらと君が笑う

あれがない これもない
どんな希望も叶えたい欲張り
そんな僕らの足りないものだけそっと包むように
夕凪の最後には優しく揺らぐ風
海岸通りに春が舞う

すれ違うこともはみ出すことも
恐れていないよ
どこにいてもただ願っている

あれがない これもない
どんな希望も叶えたい欲張り
そんな僕らの足りないものだけそっと包むように
夕凪の最後には優しく揺らぐ風
海岸通りに春が舞う
4:40
ループ&ループ
右手に白い紙
理由なき僕の絵を描いた途中で投げ出す
その光る明日を

左手汚して
名も無き君の絵を描いた宇宙で出会った
その光る明日を
とめどない青 消える景色 終わる冬を

抜け出す扉を沈めるひどい雨
染み込む心の奥底に響いて
僅かな光で切り取る白い影

所詮 突き刺して彷徨って塗りつぶす君の今日も
つまりエンドandスタート
積み上げる弱い魔法

由縁 失って彷徨って垂れ流す僕の今日を
走り出したエンドロール
つまらないイメージを壊せ
そうさ

君と僕で絡まって繋ぐ未来
最終形のその先を担う世代

僕が描いたその影に君の未来は霞んでしまった?

所詮 突き刺して彷徨って塗りつぶす君の今日も
つまりエンドandスタート
積み上げる弱い魔法

由縁 失って彷徨って垂れ流す僕の今日を
走り出したエンドロール
つまらないイメージを壊せ
そうさ
3:44


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