阪神百貨店でＶ記念セール ２千人が行列、
阪神百貨店で始まった優勝記念セール＝１６日午前９時１０分、大阪・梅田
阪神タイガースのリーグ優勝から一夜明けた十六日、大阪・梅田の阪神百貨店で優勝記念セールが始まった。
地上、地下の二カ所に限った入り口に並んだ人は計約二千二百人。同店は開店を午前九時に一時間繰り上げた。
開店前、地下一階食品売り場では三枝輝行社長が「お客さまの安全を第一に考え、精いっぱい頑張ってください」と社員らに檄（げき）を飛ばし、二十三日まで八日間のセールがスタート。開門と同時に、八階の阪神グッズ売り場にお目当ての優勝記念サイン色紙やサインボールなどを求めるファンが殺到。店内がいっぱいになったため、同店は九時五十分から入場を制限した。
行列先頭の男性が並んだのは、十五日午後九時。十六日午前六時すぎに来たという大阪市此花区の主婦平子由子さん（６９）は「数日前に下見に来た。服や靴を買うのが楽しみ」。実家が大阪市で子どものころから阪神ファンという東京都北区の会社員平井三枝子さん（４６）は「優勝に合わせて帰省した。今日はぜひ優勝記念グッズを買いたい」と意気込んでいた。
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