*--pussycat?

2006.01.29
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カテゴリ: にきー













そう、亜麻色の髪をした少年は言った。
「お一人様ですか?」
先ほどとは違う、黒髪の少年が、軽く笑みを浮かべ、私を見ている。

ここは都心から少し離れたところにある喫茶店。
外見は中世ヨーロッパを感じさせるようで、茶を基調としたお洒落な造りである。
知る人ぞ知る、まさにそういった場所みあるこのお店は、少しばかり噂になっている。

通称 『美少年喫茶(プリンス・カフェ)』
       〔本店名  Fernand Leger〕

その名のとおり、この喫茶店は美少年のみが働いているとうのだ。
とはいっても、「美少年以外アルバイト禁止」という張り紙が貼ってあるわけでもなく、
ただ、いつのまにかダサ男(不細工な男)を呼びつけないようなオーラがはなたれるようになったんだ、という噂は聞いたことがあった。


「こちらにどうぞ」
「あ・・はい・・・」
異様な空気に戸惑いながらも、王子(店員)の顔だけはしっかりと見ていた。
その、クラスの男子たちと同じ人種だとは思えないほどの美麗なる容姿を目の前にして、わたしはただただ呆然となるばかりであった。
店内を見る限り、王子は他に二人いる。
先の黒髪王子と、亜麻色というよりベージュに近い髪色をした王子。
男の遺伝子って神秘・・・。


「ご注文がお決まりでしたらお呼びくださいませ」
それだけいうと、他の二人がいる王子の待機場所らしきところへ行ってしまった。

「(あ、美少年が3人も揃うとさすがに眩しいわ・・・)」







続くのか続かないのか
微妙な物語


* Fernand Leger(レジェ) フランスの画家





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最終更新日  2006.02.02 22:47:30
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