日々のひとりごと

日々のひとりごと

1996.6月



Canada滞在3日目。私は最初の半年はバンクーバー島のビクトリアと言う街に滞在することに決めていた。
バンクーバーはとにかく日本人が多い(アジア圏も多い)。下手すると英語は全く使わなくても生活していける。
だけど、せっかくCanadaまで来たのだから少しは英語も上達したいと思い日本人が少ないビクトリアを選んだ。
ビクトリアはCanadaの中でも温暖な気候でretireした老人がたくさん住んでいる街。私が滞在していた春先から
秋にかけては街中お花が飾られすごく綺麗なのんびりしている街なのです。この街で色々なことがあったけど、
いつかまた訪れてみたいと思っている。その時私は何をどう感じるだろうか?
ビクトリアに滞在している間にも考えさせられることはいっぱいあった。そんな時、私はよくdown townにある
Inner Harberに行き海を見ながらぼーっと考え事をすることが多かった。
この場所はゆっくり時が流れているような感覚があり、私のお気に入りの場所でもあったのです。
バンクーバーからバスとフェリーを乗り継ぎビクトリアに着た私が最初にしなければならないことは家探しでした。
ビクトリアでもYWCAに宿泊し(1泊19ドル+tax)、家探しと仕事探しに最初の1週間は過ぎていった。(--;
この1週間の間にも既にハプニングがあり、この先やっていくのが大丈夫なのかと自分でも不安であったのです。
なんとか家も決まり、仕事も決まり順調に事は進んでいたかのようだったが。。。そんなにうまくいくはずが無い。(><)

1996.6.20

今日から8月末まで限定でCanadian宅の1Room(C$325/月)を借りることができたので、YWCAから引越し。
YWCAからもdown towmからも徒歩15分?ぐらいのところだったので、便利は便利だった。家の前にはバス停も
あり、移動手段はほとんどが定期を購入してのバス移動だった。この家は4人のCanadianと私を含む2人の日
本人で住んでいた。もちろん全て自分自身のことは自分でやるのだが、みんないい人ばかりでこの家での2ヵ月
半はとっても楽しく過ごすことができた。特に同じ年のCanadianのChantelとKatyは英語で意思相通ができない
私にわかりやすい単語で話してくれて、英語の言い回しも時間があるたびに教えてくれた。色んな事を教えてくれ
たし、遊びにも連れて行ってくれた。ただ、残念なことに言葉ができないというハンディがあったためにずーっと
友情を続けることができなかったことは今でも後悔している(--;

1996.6.21

今日から夢に夢見た現地ガイドの仕事♪ しかし、日本での経験がない為、最初の1週間は既に活躍されている
現地ガイドさんについて見学しながら勉強だ。CanadaのことVictoriaのこと、歴史から観光名所、美味しいお店、
時差などなど覚えることが一杯(--; それと同時に現地ガイドだけでは生活苦になってしまうので(^^; 他の仕事
探しも平行に進めていた。

1996.6.22

今日は知り合いになった友人達とTennis♪

1996.6.30

今日からガイドの仕事をさせてもらう。英語にも不安はあったもののお客さんは日本からの観光客なので
ひとまず安心?ただ、ドライバーとのやり取りは英語なので聞き取るのに必死。(--; しかし、事前にスケジュール
の打ち合わせをしてあるので時間通りに進めればほぼ問題なく予定をこなすことはできたのだ(^^; 今日は記念
すべき初仕事。緊張で一杯だったけど、無事終了♪したと思う。 この日私が担当したのはSSと言って、小さな
小さなビクトリア国際空港にお客さんを迎えに行ってビクトリアの街を観光し(sightseeing)、宿泊ホテルにお連れ
してチェックインまでを行うのがMainの仕事♪その他にもお客さんの希望によりAfternoon teaやDinnerの予約
なども請負っていたのです。英語で苦労したなぁ~。
この頃から英語もちゃんと勉強しなくちゃと思いつつも、春から夏にかけての稼ぎ時に稼いでおこうと英語の勉強
は後回しになってしまった(--; そうCanadaは春先から秋口にかけて仕事は選ばなければあるものの、冬を迎え
る頃はめっきり仕事は減るので(スキー場などは仕事はあるが)秋か冬になったら英語を勉強しに学校に行こうと
思っていたのでした。(学校については後述)
SSとは別にTRと言う仕事もある。TRとは見送りのこと。お客さんが次の目的地に行くまでのお手伝いで、宿泊
ホテルから空港までの送りでairのチェックインがMainでした。なるべく窓際と廊下側や隣同士になるようにお願
いするのが基本でした。特に男女のカップルの場合、ハネムーンと言うと融通がきくらしい。。。
日本からのお客さんがビクトリアで宿泊するのがとても多いホテルはInnner Harberの目の前にそびえたつ
Empressと言うホテル。次いでOcean Point Resort、Chateau Victoria Hotel。この3つがビクトリアで宿泊する
三大ホテルでした。

観光名所で訪れるのは

Butchart Garden・・・・・『庭園の街』を象徴するビクトリアの観光名所。四季折々の花が咲き
               乱れいつ訪れても楽しい。
               特に春先のチューリップが咲き乱れる頃はとても素晴らしい♪
州議事堂・・・・・・・・・・・街の象徴。Empress Hotelと同じ建築家が建設。
ビーコンヒルパーク・・・・遠く海の彼方に米国のオリンピック山塊が遠望できる。
Chinatown

現地ガイドの仕事をやってみて困ったことはやはり荷物がお客さんと一緒の飛行機で来なかったこと。
そういう場合はとりあえず空港のサービスカウンターに宿泊先を告げておいて荷物が着たら届けてもらうように
しておいてお客さんを先に観光に連れて行くことでしたが、やはりお客さんは荷物のことが心配だったようです。
以後、順調にSSとTRの仕事をこなしていたのだが。。。。。。(後述)



Victoria 1996.7月へ




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