JAM★JAM

JAM★JAM

名づけられた葉


ポプラの木にはポプラの葉 何千何万芽をふいて 緑の小さな手を広げ
いっしんにひらひらさせても ひとつひとつの手のひらに 載せられる名はみな同じ


私もいちまいの葉にすぎないけれど あつい血の樹液をもつ 人間の歴史の幹から
分かれた小枝に 不安げにしがみついた おさない葉っぱにすぎないけれど
わたしは呼ばれる わたしだけの名で 朝に夕に

だからわたし 考えなければならない 誰のまねでもない 葉脈の走らせ方を
刻みのいれ方を せいいっぱい緑をかがやかせて うつくしく散る法を
名づけられた葉なのだから 考えなければならない どんなに風が強くとも

*この曲は学校の合唱コンクールで歌った曲。はじめはどうなるかと思ったけど、最終的には音楽の先生に「すごい!」ってほめられるまでになったんだぁ♪
だからこの曲は忘れられない1曲☆


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