観劇感想その1


 中華街の近所でやっていたのでいった芝居。京劇の簡単な説明と、簡単な芝居。
 もうちょっとちゃんとしたストーリーのある芝居がみたいのだけど。
 (6月にくるはずだった京劇団は肺炎騒ぎのためにキャンセル。ぎゃふん)

★「里見浩太朗」   1月5日
 年に1回は見に行かないとね。今回は、勝海舟の父親である男の話。
 芝居の上のこととはいえ、流石にそろそろ20代だとかいわれてもつらいわな。
 新春公演で初日から間もないのに、この安定感は流石。

★「Garnet Opera」  1月9日、11日、12日x2、13日、17日、18日x2
 昨年のPSY・Sに続き、どうしちゃったのアンドレ?的芝居。
 芝居以前の問題として、直前になってAプロBプロあることが発覚したりとか色々あったし。
 内容的には個々のシーンはできているのだが、つながりが悪い感じ。なんとなくいいたいことはわかるけれど、それが成立していない。
 神戸にまで見に行ったけれどね。派手なだけな芝居だったな、と。

★「人間風車」    1月15日
 再演を重ねるごとにマイルドになっているという噂の芝居。
 それなりに面白かった。

★「七芒星」     1月19日
 昨年から続いた七芒星の大楽in新潟。前日まで神戸にいてアンドレの芝居を見ていたのだ(笑)
 東京である程度完成していたから、新潟の大楽といってもそれほどのこととは思えず。

★「桜の園」     1月21日
 見ていて眠くなった芝居。いや、古典の芝居は盛り上がりが無くまったりしているから。
 でも、よいお芝居でした。

★「ジキル&ハイド」 1月22日
 去年も見たけれど、それなりに面白いミュージカル。

★「浅草新春歌舞伎」 1月25日
 実は、なんとなくチケが余っていたようだからいった初歌舞伎(じゃないけれど) おかげで、誰がなにをやていたかほとんど覚えていない(苦笑)
 七様がいい役やっていたはずなのになー。静御前しか覚えてないや。
 でも、これを見て歌舞伎も面白いかも、と思って後半へと続く。

★「百鬼夜行抄」   1月26日
 初・花組。原作ファンには賛否両論わかれるところだけれど、私はこれはこれでありなんじゃないかなと思った作品。

★「幕末狂刀伝」   2月7日
 友人の代打でいった芝居だけれど、思いのほかはまって帰ってくる。別に、幕末とか新撰組とか好きじゃないのだが、いいなーと。
 もう一度くらいいきたいような気もしたが断念。

★「空天華」     2月9日
 オチが弱すぎ。というか、途中でどうみてもオチがばれるし。そもそも、最初に提供されていた「人肉売買」という黒い話題が「デマでしたv」で終わるのなら使うなよ、そんなネタ。
 全体的にどうみても、ぬるい芝居だった。

★「Re-miniscence」 2月14日
 他に見に行ける日がなくて初日にいったのだけど、やはり完成度がいまひとつ。
 この劇団(印度華麗)のお芝居は好きなんだけれどね。

★「宮原木材2」    2月20日
 やはり1のインパクトにはかなわないのか。すでに個々の個性がお約束のネタになってしまっているところもなぁ。
 もうちょっと面白くなっているかと思っていたけれど。

★「レディ・ゾロ」  2月23日
 この脚本家さんにしてはよい本になっていたかと(苦笑) あとはまぁ……こういうものかなと思った。

★「東京メッツ」   2月25日
 得チケがあったのでいってみた。
 ううーん、まだまだ未完成という感じだったけれど、次も見てみたいなぁとは思った。結局今年はいかなかったが。

★「寝取られ宗介」  3月9日
 流石は銀ちゃん、とは思ったけれど。こういうろくでなしの役が似合うなぁ、と。
 ストーリー的に共感できなかったのでいまいちだったかな。

★「Perfect99」    3月16日
 わからない、というか作成途中のものを見せられた感じ。でも、面白いというか何か惹きつけられるものを感じた。
 最近のこの人の脚本はいまいちなものばかりだったから、これを見て安心したというか。
 できとしては、かなり未完成だけどね(苦笑)

★「迷信フォニー・他」3月24日
 2年ほど前に苦行を強いられた劇団に再び挑戦。覚悟があったので、前よりはまだ見られたかな。
 ここのお芝居に、オチを期待してはいけなかったんだと思った次第。

★「逃亡者の家」   3月29日、31日、4月1日
 面白かった。ストーリーも、小屋の大きさも合っていた。犯人と弁護士の述懐形式で話が進んでいくのだけど、それも違和感なかったし。
 ちゃんとすべての謎というか伏線がきちんと処理されていて見終わったあとにすっきりできた。

★「奇跡の人」    4月4日
 特に感想はなく。私は昨年のほうが好きだったなーと。ヘレンの兄がいまいちだったからなぁ、今年は。

★「夜叉が池」    4月6日
 去年みた翻案ものがかなりひどいできだったので、原作に近いものを見てみたかった。
 こちらをみて、去年のものに「夜叉が池奇譚」とつける意味がやはりわからなかったなぁ。

★「花の紅天狗」   4月9日、27日
 ここまで趣味に合わないものも久しぶり。いかに初日を見たからとはいえ、いったいこの芝居はいつ終わるんだ?と5分おきくらいに時計を見てしまったもの。
 念のために2回分しかとっておかなくてよかったなと思った。つーか、実際には1回で十分だったのだけど。

★「ヴァニティーズ」 4月22日
 全員を男性が演じたお芝居(といっても3人芝居)。これを女性がやっていたら見に行かなかっただろうなと思うと、企画の妙?

★「オイル」     5月7日
 野田芝居にしてはわかりやすかった作品。色々とストレートすぎる部分がなきにしもあらず。
 そこそこ面白かったかなぁ。
 原爆物は嫌いなので、最後の方がつらかったけれど。

★「メトロ」     5月15日
 二人芝居の連作物。行けば面白いのはわかっているのだけど、劇場が遠いのでなかなかいけないのだよね。
 ホントにできるのかなと思っている全300話だけど、この調子でいくなら数年後にちゃんと完結しそう。

★「shorts」second opera、遅咲きの蒼、first case、帰蝶、殿日和
          6月5日x2、6日x2、7日x4、8日x5
 結局、全公演見てるし(笑)。どれもこれも本編を見てないとわかりづらい話なのだが、中でも一番それだけで完結していたのは遅咲きかなぁ。といいつつも、遅咲きの本編(堕天・神殿)を見ていないのでなんともいえないが。
 オペラもの2本はまぁ、歴史を知っていればなんとなくわかるけれど、ホームズ物は本編見てないとわかりづらい話だったと思う。

★「鰻ジャングル」  6月15日
 最近、小劇場を見に行くのは身構えてしまうのだけど(苦笑) これは、面白かった。わけわからないけれど、面白い。

★「夏祭浪速鑑」   6月19日
 はじめて歌舞伎を面白いと思った作品。これで七様にはまるし(苦笑) ま、席も通路脇で楽しめたというのもあるのだけど。
 ラストの派手な捕り物劇は圧巻。この部分だけ見にまたいきたいと思ったもの。

★「ゴーストライター」6月25日、29日
 正直、2回もみるものではなかった。脚本家がチケット発売後に変わるんだもんなぁ(苦笑) まぁ、面白い話ではあるけれど意外性はないし、ちんたらと話はすすむし、でいまいち。

★「天翔ける風に」  6月30日
 これも得チケがあったのでいった芝居。1幕は非常に眠かったけれど、2幕は面白かった。特に群衆のシーンが。


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