2004【3】

★歌舞伎座 7月★

【修善寺物語】
夜叉王  :歌六
姉娘桂  :笑三郎
妹娘楓  :春猿
修善寺の僧:寿猿
春彦   :猿弥
源頼家  :門之助

【桜姫東文章】
白菊丸
桜姫   :玉三郎
清玄
釣鐘権助
大友頼国 :段治郎
入間悪五郎:右近
奴軍助  :猿弥
口上   :寿猿
長浦   :笑三郎
吉田松若 :笑也
粟津七郎 :門之助
残月   :歌六
葛飾のお十:春猿
判人勘六 :寿猿

【義経千本桜】
佐藤忠信
実は源九郎狐:右近
静御前   :笑也
亀井六郎  :猿弥
源義経   :門之助

さて。玉三郎さんの桜姫である。なんだか通しで見るとすごく壮大な話というので、ちょっとわくわく。でも、3階席で見たんだが(笑) 
下巻のちょっと所帯やつれした桜姫のほうが可愛かったなぁ。権助の色悪(でいいのか? ともかく悪人)ぷりもかっこよかった。
昼の部の舞踏は次の予定があったので、さっくり帰ってしまった。
修善寺物語は、今ひとつぴんとこなかったのだけれど。国立の卒業公演がこれらしいので今度見に行ってみよう。
四の切は、おもだか屋さんの型なので、最後には狐が宙乗りをする。ええ、3階席までがんばってあがってきていましたよ。



★国立劇場 歌舞伎教室★

【傾城反魂香】

そういえば先月も見た気がする、反魂香。確かに、先月の方が芸達者な感じだったけれど、こちらもこちらで味わいがあったというか。
こちらのほうが石にすぐ絵が浮かんできた。あれの仕組みってどうなっているのかしら。
演目的には、先月の歌舞伎教室の方が面白いと思うのだけれど、どうなんだろう? いや、私はこっちも好きだけれど、高校生が見てもわかりやすかったのは鳴神じゃないかなぁ。



★歌舞伎座 8月★

【御浜御殿】
徳川綱豊卿 :染五郎
富森助右衛門:勘太郎
中臈お喜世 :七之助
吉良上野介 :幸右衛門
上臈浦尾  :歌江
津久井九太夫:錦吾
御祐筆江島 :孝太郎
新井勘解由 :橋之助

【蜘蛛の拍子舞】
妻菊
実は葛城山女郎蜘蛛の精:福助
源頼光        :三津五郎
渡辺綱        :弥十郎
卜部季武       :高麗蔵
碓井貞光       :橋之助
坂田金時       :勘九郎

【蘭平物狂】
奴蘭平
実は判義雄 :三津五郎
与茂作
実は大江音人:橋之助
水無瀬御前 :孝太郎
一子繁蔵  :児太郎
おりく
実は明石  :扇雀
在原行平  :勘九郎

【仇ゆめ】
狸    :勘九郎
舞の師匠 :扇雀
禿    :児太郎
揚屋の亭主:染五郎
深雪太夫 :福助

【四谷怪談】
小岩
小仏小平
佐藤与茂七 :勘九郎
民谷伊右衛門:橋之助
舞台番   :染五郎
お梅    :七之助
秋山長兵衛 :亀蔵
伊藤喜兵衛 :市蔵
按摩宅悦  :弥十郎
お岩妹お袖
小平女房お花:福助
直助権兵衛 :三津五郎

うーん、実は第1部はあまり頭に残っていなかったり(苦笑) 御浜御殿は評判よかったんだけれど、面白いとは思わなかったなぁ。舞踏は相変わらず眠くなるので記憶がなく(爆)
第2部が一番面白かったかも。蘭平は、最後の捕り物が見たくて、そこにいくまでが確かに長かったけれど(どんなやりとりだったか覚えてないし)、流石の大立ち回り。
仇ゆめは、昨年見て大好きな演目だったので、ぼろぼろと泣きつつ。昨年とは違うツボで泣いたね。そして太夫はやはり女形がやったほうが似合うと思うのだけれど(昨年のは女優さんがやっていた)
四谷怪談は、ちょっと期待はずれ。しかけがすごい、という話だったけれどなんだろうそれほどでもなかったかなぁ。



★歌舞伎座 9月★

【高時】
北条高時 :橋之助
衣笠   :孝太郎
安達三郎 :亀寿
大佛陸奥守:愛之助
秋田入道 :弥十郎

【茶壺】
熊鷹太郎  :三津五郎
目代某   :秀調
田舎者胡麻六:翫雀

【一本刀土俵入】
駒形茂兵衛  :勘九郎
船印彫師辰三郎:三津五郎
堀下根吉   :七之助
お君     :宗生
河岸山鬼一郎 :錦吾
博労木崎久太郎:由次郎
老船頭    :幸右衛門
若船頭    :高麗蔵
清大工    :芦燕
波一里儀十  :弥十郎
お蔦     :福助

【菊薫縁羽衣】
天帝   :芝翫
天女玉瑛 :児太郎
天人煌  :国生
天人曄  :宗生
宿星の童子:宜生
朱雀   :七之助
玄武   :橋之助
青龍   :福助
白虎   :勘九郎

【重の井】
重の井   :芝翫
腰元若菜  :橋之助
三吉    :国生
調姫    :中村佳奈
本田弥左衛門:弥十郎

【男女道成寺】
白拍子花子  :福助
所化     :亀三郎
所化     :亀寿
所化     :宜生
所化     :児太郎
白拍子桜子
実は狂言師左近:橋之助

【宇都谷峠】
座頭文弥
堤婆の仁三    :勘九郎
十兵衛女房おしづ :孝太郎
がら熊      :弥十郎
竹の塚兵蔵    :由次郎
どんどろ坂の勘太郎:桂三
口入婆お百    :吉之丞
野次馬の喜太   :錦吾
消炭の亀     :高麗蔵
薩摩侍新吾    :秀調
伊丹屋十兵衛   :三津五郎

高時は、カラス天狗のみなさんが可愛かった(笑) 茶壺は狂言ぽいのに眠くなった(だめだめ)
一本刀は、まさかこれで泣けるとは思わず。いや、泣ける話なんだがそこまでツボを刺激されないだろうと思ったら、結構泣けた。これの三下の七之助君が非常に色っぽくて素敵。
宜生君の御目見得(というか初舞台になるのか?)は親戚一同そろいました、って感じでにぎやかでよし。青龍の福助さんが大層麗しかった。
夜の部は、うーん? そこまで記憶に残ってないのだが。重の井では泣けなかったし。
男女道成寺は、映画の道成寺を見たあとだったので「花の他には松ばかり」が生できけたのがよかった。
文弥殺し。どこで、文弥が入れ替わっていたのかが気になってみた。



© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: