2004【4】

★歌舞伎座 10月★

【雪暮夜入谷畦道 直侍】
片岡直次郎:菊五郎
丈賀   :田之助
寮番喜兵衛:幸右衛門
暗闇の丑松:松 助
三千歳  :時 蔵

久々一幕見。なんだか、菊五郎さんのときばかり見ている気が。
これの見所は蕎麦を食べるシーンだというが、そもそもアレルギーなんで見ていて「うげー」とはなっても食べたいなと思わない特殊人。
三千歳の時蔵さんが美しかった。



★松竹座 10月★

【野崎村】
お光  :勘太郎
お染  :七之助
百姓久作:弥十郎
久松  :扇雀

【橋弁慶】
武蔵坊弁慶:橋之助
牛若丸  :七之助

【お祭り】
鳶頭:勘九郎

【狐狸狐狸ばなし】
伊之助:勘九郎
重善 :橋之助
甚平 :笹野高史
おそめ:亀蔵
又市 :弥十郎
おきわ:扇雀

【夏祭浪花鑑】
団七九郎兵衛
徳兵衛女房お辰:勘九郎
一寸徳兵兵  :橋之助
大鳥佐賀右衛門:亀蔵
三河屋義平次 :笹野高史
傾城琴浦   :七之助
釣船三婦   :弥十郎
団七女房お梶 :扇雀

ついつい、大阪遠征を。今年3度目の歌舞伎遠征ですな。ははは。
夜の夏祭から先に見たのだけれど。歌舞伎にはまるきっかけになった演目だけに思い出深い。やはり、琴浦は美人さんだよなぁ。そして、ここでお梶にはまってみたり。いい女です、お梶さん。NY演出なるものを見たけれど、やはりいまいち。多分、NYで見ていたらよかったのだろうけれど。
翌日昼の部を。野崎村、期待していたとおり、二人の兄弟がよかったなーと。うんただ、扇雀さんは女形やっているほうが私は好きだなー。
踊り2演目。牛若丸のすね毛が見えてちょっとがくー。お祭は何度目かなんだけれど、見るたびに記憶に残らない。ダメすぎ。
そして狐狸。ここで、本格的に扇雀さんにふぉーりんらぶ。やはり、このかた可愛らしいわ。これからは、女房な扇雀さんに注目だ。



★ゆうぽうと簡易ホール 錦秋特別公演★

【藤娘】
藤の精:七之助

【共奴】
奴:橋之助

【連獅子】
親獅子:勘九郎
子獅子:七之助

5月にやっていたものの錦秋バージョン。勘太郎君が外部公演のために欠席で、橋之助さんが共奴。
5月よりも七様の藤娘が安心して見られるようになっていた。すごいなー、ぐんぐん成長してるな。
そして連獅子。普通に二人連獅子。最後の毛振り、子獅子ががんがん振り回していた。なんだろう、サービス?



★相模大野グリーンホール 錦秋特別公演★

【藤娘】
藤の精:七之助

【共奴】
奴:橋之助

【連獅子】
親獅子:勘九郎
子獅子:七之助

はい、同じ演目なので省略。流石に日付が近いのでそんなに変わっていなかった。
録画が入っていたので、最後の毛振りがそろっていたことを明記。



★歌舞伎座 12月★

【八重桐廓噺  嫗山姥】
八重桐     :福 助
煙草屋源七
実は坂田蔵人時行:信二郎
沢瀉姫   :七之助
腰元お歌  :猿 弥
太田十郎   :弥十郎
腰元白菊
実は時行妹糸萩:扇 雀

【身替座禅】
山蔭右京 :勘九郎
太郎冠者 :橋之助
侍女小枝 :七之助
侍女千枝 :門之助
奥方玉の井:三津五郎

【梅ごよみ】
芸者仇吉 :玉三郎
丹次郎  :段治郎
千葉半次郎 :門之助
政次   :笑三郎
本田次郎: 寿 猿
お蝶   :春 猿
古鳥左文太: 猿 弥
千葉藤兵衛: 弥十郎
芸者米八 : 勘九郎

【御存鈴ヶ森】
幡随院長兵衛:橋之助
白井権八  :七之助

【阿国歌舞伎夢華】
阿国  :玉三郎
名古屋山三:段治郎
元禄の人:猿 弥
同   :春 猿
同   :笑三郎
同   :笑 也
同   :右 近

【たぬき】
柏屋金兵衛 :三津五郎
妾お染   :福 助
女房おせき :扇 雀
狭山三五郎 :橋之助
門木屋新三郎:門之助
倅梅吉   :齋藤勇一郎
松村屋才助 :信二郎
備後屋宗右衛門:弥十郎
芸者お駒  :東 蔵
太鼓持蝶作 : 勘九郎

【大喜利 苦労納御礼  今昔桃太郎】
桃太郎  :勘九郎
桃の妖精 :福 助
忠吉   :橋之助
吾作   :信二郎
お米   :門之助
桜    :七之助
宗蔵   :宗 生
妖精   :隼 人
妖精   :国 生
妖精   :岡村研佑
猿    :猿 弥
犬    :弥十郎
お松   :扇 雀
薬売り  :三津五郎
長老の犬 :又五郎

夜の部から先に見た。
鈴が森は、結構えぐい演出とかがあり少し意外。ううーん、もうちょっと修行が必要かなとは思ったけれど、若者役は久しぶりだったので、美しいなと。
久々玉様の阿国。おきれいなのだけど……近くで見ると首のしわが(禁句)
たぬきは面白かった?かなという感じ。昼夜とおして、わかりやすい演目ではあったかな。
桃太郎。最後にでっかいお祭りやって終了するぞーって感じのにぎやかな演目。犬が2匹とも可愛らしかったなぁ。そしてやはり、扇雀さんに目が釘付け。可愛らしいわぁ。長男の梅太郎は、野田屋に奉公いってるらしいです(笑)
昼の子持山姥。最初の10分ばかりが見られなかったのだが、途中からでも十分。久々の七姫様も麗しく。福助さんもがんばっていた。がんがん灯籠投げたり人を投げたりと大活躍。扇雀さんも殺陣をがんばっていたなぁ。
身代わり座禅。松羽目の狂言ぽい演目。侍女二人が愛らしい。
梅ごよみは、うーん、期待していたけれどこんな感じかな、と。辰巳芸者がどちらもかっこよかったが。



★国立劇場 社会人のための歌舞伎★

【勧進帳】
弁慶  :幸四郎
富樫  :染五郎
義経  :芝雀

社会人のためということで、時間が遅めで前に解説がつくのだが。解説が勧進帳を掘り下げるのではなく、普通に歌舞伎の解説だったのでちょっとがっかり。
勧進帳は今年2度目。前は3階で花道が見えなかったのだが、今回は花横なのでばっちり。
弁慶の引っ込みの時、すごい熱風が通り過ぎていった。前に、真後ろを鳴神上人が飛んでいった時も思ったが、すごい気合いでとおりすぎていくのね、引っ込みって。
カーテンコールのとき、よろよろと舞台に戻っていく弁慶とのギャップがすごかった。




© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: