2005【3】

★松竹座 7月★
【寿曽我対面】
工藤祐経  : 橋之助
曽我五郎  : 染五郎
曽我十郎  : 勘太郎
鬼王新左衛門: 弥十郎
化粧坂少将 : 七之助
小林妹舞鶴 : 孝太郎
大磯の虎  : 扇雀

【源太】
梶原源太  : 三津五郎

【藤娘】
藤の精   : 勘三郎

【口上】

【伊賀越道中双六 沼津】
雲助平作  : 勘三郎
お 米   : 福助
池添孫八  : 弥十郎
呉服屋十兵衛: 仁左衛門

勘三郎襲名公演大阪の陣。色々と都合があって昼の部だけなのだけど。
曽我対面では、傾城お二人の麗しさにくらくら。いやー、扇雀さんの貫禄ある虎様と七之助君の可憐な少将と(笑) どちらも眺めていたかったのだけれど、五郎君が少将の前に座ってしまって……がっくり。
藤娘はこれで親子三代(義理も含む)を見ました。勘三郎さんの藤娘が一番年増に見えたかな(爆) なんかちょこまかと動いている、というイメージ。大層愛嬌たっぷりでした。それでも、あまりの美しさにしばし呆然としていたことも確か。
口上は、上方歌舞伎の方達がずらりと並んでいて壮観。夜の部しかご出演のない方はここでしか拝見できないのが残念。それにしても、雁治郎さんの相変わらず艶っぽいこと。年末からの襲名が楽しみです。
沼津では先程までの娘姿とはうってかわって、小汚い老人役の勘三郎さん。役者さんて改めてすごいな、と。


★国立劇場 7月★
【義経千本桜 四切】

これまた配役表を写し忘れたのですが(苦笑) 澤瀉屋さん一門のお芝居でした。
四切もこれまた、何度も見ている演目。このメンツでは昨年も見てますし。おして今年になってから3匹目の狐さんです(笑) どの狐もそれぞれに可愛らしいのですが。
澤瀉屋さんのお芝居はともかく、動きが派手。襖から前まわりで登場したり、捕り手の人達がぐるぐる回転したり。最後は宙乗りですしね。
見た目に楽しいお芝居です。


★歌舞伎座 7月★
【NINAGAWA 十二夜】
斯波主膳之助
獅子丸実は琵琶姫 : 尾 上 菊之助
織  笛  姫  : 中 村 時 蔵
大篠左大臣    : 中 村 信二郎
右大弁安藤英竹   : 尾 上 松 緑
麻     阿  : 市 川 亀治郎
役人頭嵯應覚兵衛 : 坂 東 亀三郎
従者久利男    : 尾 上 松 也
海斗鳰兵衛    : 河原崎 権十郎
従者幡太     : 坂 東 秀 調
比叡庵五郎    : 市 川 團 蔵
舟長磯右衛門   : 市 川 段四郎
左大弁洞院鐘道  : 市 川 左團次
丸尾坊太夫
捨   助    : 尾 上 菊五郎

ともかく、菊之助君が麗しかった! 写真よりも動いているほうが可愛らしくて、結局写真は買わなかったくらい(笑) ちゃんと、男装の姫をやっているときと、本物の兄様の時は、役作りが違うのに感心。
どんなものになっているのかと心配していたけれど、これはこれで面白かったのではと思う。ただ、どうしてもくるくると盆がまわって場面転換が多いのがアレだったけれど。


★歌舞伎座 8月★
【祇園祭礼信仰記 金閣寺】
雪  姫 : 福 助
此下東吉 : 染五郎
佐藤正清 : 橋之助
松永鬼藤太: 亀 蔵
慶寿院尼 : 秀 調
狩野之介直信: 勘三郎
松永大膳 : 三津五郎

【橋弁慶】
武蔵坊弁慶: 獅 童
牛 若 丸: 七之助

【雨乞狐】
野狐の五変化(やこのごへんげ)
野狐・雨乞巫女・座頭・
小野道風・狐の嫁   : 勘太郎

【伊勢音頭恋寝刃】
油屋
奥庭
福 岡 貢 : 三津五郎
お   紺 : 福 助
今田万次郎 : 勘太郎
お   岸 :七之助
徳島岩次実は北六 : 亀 蔵
仲居千野  : 鐵之助
藍玉屋北六実は岩次 : 錦 吾
お   鹿 : 弥十郎
料理人喜助 : 橋之助
仲居万野  : 勘三郎

【けいせい倭荘子】
蝶の道行(ちょうのみちゆき)
小槙 : 孝太郎
助国 : 染五郎

【銘作左小刀】
京人形(きょうにんぎょう)
左甚五郎 : 橋之助
女房おとく: 高麗蔵
井筒姫  : 新 悟
奴照平  : 弥十郎
京人形の精: 扇 雀


【法界坊】
序 幕 深川宮本の場より
大喜利 隅田川の場まで
浄瑠璃「双面水照月」
聖天町法界坊 : 勘三郎
永楽屋娘お組 : 扇 雀
山崎屋勘十郎
女船頭おさく : 勘太郎
野 分 姫  : 七之助
番頭正八   : 亀 蔵
澤田弥九郎  : 源左衛門
若党山上文治 : 市 蔵
永楽屋権左衛門: 弥十郎
道具屋甚三郎 : 橋之助
永楽屋手代要助
実は吉田松若 : 福 助

気がつけば感想を書かないまま3ヶ月がすぎようとしています。思い出しつつ記述。
三姫のうち、ふたつめ制覇。残るひとつはなんだったっけ?
橋弁慶は、昨年も見た演目でこれは若い人に限るなーと思ってみたり。狐は噂通り大層可愛らしかったです。
京人形は、扇雀さんが大層可愛らしくて。人形の時はほとんど瞬きもされていなかったはず。
法界坊。宙乗りが途中であったのには吃驚。てっきり最後のだと思っていたのに。最後の幕だけ、それまでと趣が違ったけれど、勘三郎さんと扇雀さんのお二人が遠目にみると確かにそっくりで納得。



★歌舞伎座 9月★
【正札附根元草摺】
曽我五郎時致 : 橋之助
小林妹舞鶴  : 魁 春

【菅原伝授手習鑑 賀の祝】
桜   丸  : 時 蔵
桜丸女房八重 : 福 助
梅 王 丸  : 歌 昇
松 王 丸  : 橋之助
梅王丸女房春 : 扇 雀
松王丸女房千代: 芝 雀
白 太 夫  : 段四郎

【豊後道成寺】
清 姫  : 雀右衛門

菅原伝授もようやく、賀の祝いが見られてあと見てない段はどれかしら? 三人嫁がなんとなく迫力。


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