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Orochi「7月のある日のこと、先生と共に潜入ミッションに参加したタカだったが、やはり彼はレーシング・ドライヴァーであってもエージェントやスペシャル・フォースではないので潜入ミッションをキッチリこなしたかどうか微妙な結果に終わった」Orochi「そこでオレは先生の愛車に乗り込んで、先生が繰り返しリサーチしているシークレット・ミッションに同行することにした。タカは先生のシークレット・ミッションに同行しながらシークレット・ミッションの全貌をつかめずに帰ってきたが、オレまで同じような結果で終わるわけにはいかない・・・」Orochi「タカは指定席だったけれど、オレはグリーン車で快適、快適。こんなに快適だとオレまで任務を忘れてしまいそうだ・・・。気持ちを引き締めないとタカみたいなことになるからな・・・」Orochi「タカのやつ・・・。いつもこんなに美味しいパン食ってやがったのか・・・」Orochi「埼玉アリーナが霧に霞むほどで、天候には恵まれなかったな・・」Orochi「ところで前回、先生がコーヒーをぶっ掛けられた越後湯沢・・。前回は日曜、今回は平日にもかかわらず、こんなに人で溢れてる。これは決して人が多いタイミングを見計らって撮ったものではありません。特急はくたか乗り継ぎ利用客ってこんなにいるんだ・・・」Orochi「はくたかの車中からの景色を楽しみながら前回と同じ目的地までやってきたが先生のシークレット・ミッションはよくわからん・・・。目的や意図もなしに2度も同じところに足を運ぶとは思えないけど・・・」Orochi「現在整備中の北陸新幹線の新プラット・ホーム建設が急ピッチで進められている富山駅の様子。古くなったホームや連絡橋を解体して新しく作り直している真っ最中。そうか!これか?!先生がここのところ北陸に何度も足を運んでるのは北陸新幹線用の新型新幹線関連か?とはいえ、航空機や船舶と新幹線に関連があるとも思えないが・・・」Orochi「そんな予測を立てては見たものの、結局はタカ同様、謎が解ききれなかったオレは帰りのはくたかとMAXときの車内で先生に直接聞いてみることにした。そして先生の口から意外な言葉を聞かされ、オレは少なからず動揺した。先生はシーズンオフを過ごす新しいセカンドハウス兼オフィスの候補地の視察のために足を運んでいるらしい。今回、その候補地に挙がっているのが富山県五箇山近郊の南砺市とお隣石川県の金沢市。金沢から五箇山まではツイスティながら趣のある塩硝街道で結ばれているので至便だ。五箇山から15kmほどさらに走れば白川郷にも足を伸ばせるので、岐阜県白川郷近郊の飛騨市や高山市なども候補に上がっているそうだ。先生のセカンドハウスでは初の日本海側ということで入念にリサーチしているんだそう。次回7月中旬には金沢に足を運ぶらしい・・・。オレがこの更新をアップする頃にはすでに同行しているオレかタカ以外の誰かが先生と一緒に金沢に出かけているはず・・・。オレの勘だからあてにはならん・・・。誰が行ったポイントが最終的に選出されるのか楽しみですが、ということは麻布十番Mont-Thaborの美味しいパンが食べられなくなるではありませんか!!??人気の牛乳パンなどはネットでも買えますが先生が好きなのは人気アイテム以外のパンなので通販は出来ません。それでもいいんですか!?先生の希望では出来れば今シーズンが終わって年内までに完成させたいということなので今後アイドル・タイムはこのシークレット・ミッションが続くでしょう。それでも先生の徹底振りを考えれば年内の完成は難しいと思います。来夏竣工が現実的」Orochi「それでは皆さん、またお会いできる日を楽しみにしております」
July 19, 2010
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Taka「みなさんこんにちは。今回ご紹介するのはトルコGPが終わって、カナダGPまでのアイドルタイムでの出来事です」Taka「こちらはStrikes Back!!先生お気に入りの麻布十番のブーランジェリ、Mont-Thabor。先生のオフィスから徒歩5分程度のブーランジェリでお店の向かいには参議院議員選挙に向けて元自民党の舛添氏が旗揚げした新党改革の事務所が置かれました。選挙はすでに終わってしまいましたが、こちらはかつて麻布十番の信金がありました」Taka「おっと・・・本題を忘れるところでした。先生と僕はアイドルを利用して北陸のある都市にお仕事で行ってまいりました。僕にとって北陸は初見参の地ですので連日、シークレット・ミッションを得意とするOrochiにレクチャーを受けました」Taka「僕は先生が愛用するハリバートンZEROに隠れて潜入ミッションを遂行・・・」Taka「新幹線の中では先生と共にMont-Thaborのパンを食べて腹ごしらえ・・。このパンがまた美味しい!」Taka「車中では車窓から景色を見たり、ノートPCで映画鑑賞したり、建設が急がれている北陸新幹線の工事現場を眺めたり、お昼寝をしながら、MAXときと特急はくたかを乗り継いで目的地を目指しました」Taka「目的地に着くとそこにはOrochiにレクチャーされたトラムが走っていました。近代的でエコな感じのトラムです。しかも中心部には電動のパワーアシスト付レンタルサイクルまで完備されてるし、電気自動車用の充電ターミナルまで用意されてます。う~む・・インフラが進んでる。スゴイ・・・」Taka「ところで、今回の先生はついてませんでした。越後湯沢で特急はくたかに乗換えるためにMAXときから下車する際、デッキでホームへのアプローチを待っていたときのこと・・・。デッキには多くの乗客が乗換えのためにホームへの到着を待っていました。ポイント付近で若干揺れたため御婦人が持っていた車内販売の飲み残しのコーヒーが先生の腹部から下の広範囲に思いっきりかかりました。ネクタイこそ締めていなかったものの、シャツと手に持っていたスーツの上着とパンツはコーヒーの洗礼を受けたのです。顔面蒼白で慌てる御婦人・・。こういう時って意識がいったん途切れるような感じになるんでしょうね。やや間が開いてから慌ててハンカチを取り出し、御婦人は先生にかけてしまったコーヒー拭きあげましたが一度シャツに染みてしまったコーヒーはどうにもなりません。僕も被ったら一大事でした。白い毛並みがコーヒー色の褐色に染まっていたところでしたが、そこはハリバートンZEROさすがです。僕にとっては最高のシェルターでした!!年の頃は30代前後でお美しいビジネス・ウーマン。先生同様、遠方へ出張中と思われるビジネス・ウーマンは名刺を差し出しながら「新しいものを買って弁償します」と平謝りに謝っておりましたが、先生は丁重にご辞退。名刺に記された会社は超有名な一部上場企業。せめてクリーニング代でも・・と食い下がる彼女に先生はさらなる一言。「大丈夫です。乗り継ぎで急いでますので失礼」と笑顔で一蹴。先生・・・。きちんと責任取らせるべきじゃないですか?粗相したんですから・・・。まァいつものことなんですけどね・・・。でもね、結局のところ越後湯沢で下車する乗客のほとんどは特急はくたかへの乗換え・・。彼女も同じはくたか乗換え組なので先生がはくたかに乗車すると同じ指定席車両に乗ってきました。車掌による検札で彼女は指定席料金を支払っておりましたのでおそらく自由席だったのだと思います。車中でも何度も何度も謝る彼女に先生も根負け。先生も名刺を差し出して連絡先を交換したようです。それにしても・・・新幹線の車内販売のホットコーヒーのカップってリッド(蓋)がついてますよね。御婦人がなぜ蓋を外して持ち歩いていたのかが僕には良く解りません。リッドを外したまま持ち歩いてかけてしまったら一大事になることは必至です。それにデッキにはダストボックスがあるのでそこに捨ててしまえば良かったはずなのですが、御婦人が言うには中身が残っていたから捨てるのを躊躇ったのだそうです。それなら洗面台に流してカップを捨てるとか色々なオプションがあったはずなんですが・・・。まァ、僕がとやかく言っても仕方ありませんね」Taka「また後日、先生は北陸に足を運ぶことになりますが、そのときは僕がお供するかどうか微妙なところです・・・・。じゃあ、どうして今回僕が同行したかって?特急「はくたか」だからですよ。僕も白タカ・・・なので・・。やっぱり言わなきゃよかった。また皆様にお会いできる日を楽しみにしております!」
July 14, 2010
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ARTA「あ・・・暑いぞ・・・もてぎ・・・・」TAKATA「・・・・・・・」EPSON「ZOJIRUSHIのドリンクボトル使ってるロイックさんと小暮君のほうが観客席の僕より良かったりして・・・・・」Ray Brig「それはないと思う・・・」EPSON「第1レースのほうはポールからスタートした松田君をロイックさんが実力で抜いて連勝を止めました。ペース的にはNakajimaの2台が突出してたので小暮君のスタート・ミスは残念です。続く第2レースはロイックさん単独2位のポイントがかかっていたのですが小暮君同様マシン・トラブルでリタイア。第1レース勝ってしまったのでリヴァース・グリッドで強制的に8番グリッドからのスタート。そんな中、良いペースで追い上げていただけにロイックさんのリタイアも無念です」REAL「第2レースはリヴァース・グリッドのシステムを最大限に活かしたTOMSの37号車荒君が優勝。F3での1-2-3といいTOMSにとってはラッキー・デイ。松田君は第1レース、第2レース共に2位フィニッシュ。着実に加算」TAKATA「そのまま僕たちはツインリンクもてぎから茨城県に移動し一泊したのち、とある港に移動・・・・・」REAL「キミそんなとこで寝てたら熱中症にかかってペースダウンを余儀なくされるよ?・・・」REAL「それにしてもキミ、幸せそうな寝顔だね・・・」REAL「ここまで近づいても気づかないのかね“キミ”?」TAKATA「REAL君・・・・それつまらないダジャレ?」REAL(TAKATA君なんだか怖いですよ・・・)ARTA(小暮君とロイックさん2人とも止まっちゃったからぢゃないの?)TAKATA「ARTA君ぢゃになってますよ。ぢゃ・・・に。僕たちはこれから北海道に行ってサマー・バカンスを楽しんで参ります。皆さんもお身体にはどうか気をつけて有意義な夏休みをお過ごし下さい」Ray Brig「先生・・北海道でハイブリッドをとことんテストすると言ってましたが・・・・。顔は汚れもなくOK!。顔がきれいなのにどうしてサイドには水滴汚れついてんの?」Ray Brig「ね?どうして?雨降った?」EPSON「F3もFNも最短だと次戦でチャンピオンが決まりますが、スーパーGTも何やら怪しい雲行き。GT-Rが第6戦Pokka1000kmで性能調整が見直され20kgおろすことになりました。こうなると今季のスーパーGTのタイトルは俄然GT-R有利。相変わらずコントロールド・ウィナー(制御された勝者)の印象が拭えないレースです。
August 12, 2008
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Ray Brig「暗くてよく解りませんがあなたは誰ですか?」?「僕は新型Ray Brigです。レース・スーツが07のティーム国光のドライヴァー仕様になってます。08年元旦に初公開予定でした」Ray Brig「(ガ~~ン!)ということは僕はもう引退ですか?」新型Ray Brig「いやいやサーキット以外では今までのまま、スポンサー・ロゴが入らない状態で活動するようですから従来どおりみたいですが、先生と奥様がかなり新しい試みを試されてますので全くの新型が生まれてくると思います」Ray Brig「それはもう突然変異的なものですか?」新型Ray Brig「いいえ。それは至極当然な正常進化モデルだと思います」Ray Brig「そ、そうですか・・・。いよいよ退役ですか。では今後100号車のことはよろしくお願いします」新型Ray Brig「TOM君もいよいよ後継の本格的REAL君がデヴュウします。REAL君もREAL NSXのドライヴァーが着用するレーシング・スーツ・ヴァージョンで仕立てられています」新型REAL「完成した新型Ray君とは違いまだスポンサー・ロゴの装着など未完成な部分もありますが07レーシング・スーツ・ヴァージョン第2号のREALです。今後は僕にお任せ下さい」REAL「なんとなくトシさんに雰囲気似てるような気もしますね・・。これで僕は心置きなくリタイアメントできますね。頑張ってください」新型REAL「この07レーシング・スーツ・ヴァージョンは今後随時リリースされますが僕たちも08モデルができるまでの間のデモ・モデルです」Ray Brig「なんだか凄いな・・・僕よりも長身だし、細身になっていてカッコいいな」Epson「REAL君、07レース・スーツ・ヴァージョンの第3号は僕だろ・・・」REAL「いやあ~~そのあたりは僕にも解りませんよ・・」TAKATA「僕も早く07レース・スーツ・ヴァージョンが欲しいですね・・・。Ray君かっこいいいですよ」ARTA「第3号はチャンピオンの僕かな?それにしてもRay君寂しそうだね・・・」Epson「出番がなくなってしまうわけではないのに・・・。一喜一憂の激しいタイプだからな・・・。ワインでも与えておくか」新型Ray Brig「今季こそ獲りますよ!タイトル」REAL「僕も今季はランキングもっと上げたいですからもっと積極的にいきますよ。ところで先生・・・Ray君のときはRay君にピンを合わせてるのに、どうして僕のときは海にピンを合わせてるんですか?」Strikes Back!!「あっ!スミマセン・・・」
January 2, 2008
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。Ray Brig「今、僕たちは幸運を呼び込むための訓練としてハリネズミのハリーを引き込もうと日々トレーニングを重ねています」ARTA「昨年は幸運までもガッチリ手繰り寄せて年間3勝を挙げることができて見事チャンピオンとなりましたが、今年もこの勢いをキープして連覇を達成できるように頑張ります」Epson「昨季は速さが結果に結びつきませんでしたが今年こそ速さをリザルトに反映できるようにレース・コントロールをきっちりやりたいです。ズバリ目指すは年間王者です!」Ray Brig「いやいや今年こそ僕の年です。06年に獲り損ね、07年には流れに乗り切れず失速してしまいましたが今年こそタイトルを獲って見せます。ARTA君、Epson君待っていて下さい」TAKATA「昨年は不運続きでしたので不運は使い切ったのでは?とポジティヴに捉えています。今季こそホンダ・ワークスにタイトルをもたらしたいと思います。」 REAL「重ねて言います。TOMではありません。REALです。昨季からホンダ勢5番目のティームとしてエントリーしましたが先輩方には遠く及びませんでした。最終戦で可能性を見せることが出来たことはラッキーでした。今季からいきなりタイトル争いは難しいのでまずポディウムの常連になりたいです」 TAKATA「まずは日々精進ですねARTA君」ARTA「今年も負けませんよTAKATA君!」「そんなわけで今季は連覇を目指して頑張りますのでみなさま今季も応援よろしくおねがいします」
January 1, 2008
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TAKATA「クリスマス直前、先生の大好きな水族館に行ってきました」ARTA「いやいや先生だけではありません。僕も大好きです」TOM改めREAL「僕もお魚大好きですよ。色とりどりで綺麗ですね・・・・」TAKATA「REAL君は水族館での撮影は初めてですよね。是非楽しんでくださいね。ARTA君はまたカタクチイワシと対決ですか?」ARTA「まァ、今回は僕も彼らの動きを見切るつもりで挑ませていただきますよ。前回はまるで残像のようにしか見えませんでしたので・・・」TAKATA「良い結果を残せることを期待してますよ」Ray Brig「それではARTA君とイワシの対決始まり始まり~」ARTA「くっ!やっぱり速いなこいつら!」ARTA「でもチャンピオンをとった僕の動態視力もレヴェル・アップしてますよ!」ARTA「追尾能力も上がってます。手前の追尾も奥の追尾も自在だからバッチリ照準は合わせられますよ!僕も先生みたいにトラップ・シューティングできますかね?」Strikes Back!!「なるほど・・・ARTA君はトラップ・シューティングのエイミングの訓練を兼ねてたんですか?」ARTA「僕も先生のように外すことなくクレイをヒットしたいんですよ・・・」Strikes Back!!「射撃は精神修練にとても良いですからコンセントレーションやイメージ・トレーニングに役立ちますよ・・・。あれっ?TAKATA君は?」TAKATA「こんなところでキミは何をしているんだい?『さわらないでください。噛みます』って尋常じゃないね?何か気に入らないことでもあったのかな?」シーサー「・・・・・・」TAKATA「ねぇってば・・・何か一言下さいよ・・・(ウリウリ)」シーサー「お前・・・答えにくいこと聞くなよ・・・。耳や頭の雰囲気がなんとなく似てるから許すけど・・・」TAKATA「なるほど・・・失礼。でも似てますかァ?あっ?!いえ噛まないで下さいね」TAKATA「こちらはナマコです。どうしてナマコかって?来年は子年・・・。ネズミですよね?ちなみにナマコは海鼠と書きます。まァ、どうでもいいことでしたねスミマセン。僕たちネコにとってはネズミは天敵。すばしっこく立ち回るネズミをキャッチ・アップしたいところですが、なぜナマコは海鼠なんでしょうね?全然すばしっこくないのに・・・・。お前動いてるのか?(ウリウリ・・・ツンツン)」TAKATA「確かに丸まって防御体制に入ったハリネズミには似ていますが・・・」
December 29, 2007
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Ray Brig「皆様いかがおすごしでしょうか?」TOM「先生はフランスから帰ってきたあともかなり忙しいようでブログを更新する時間が取れません」EPSON「今日(実際には12月中旬に撮影しています)はもてぎで新車の試乗テストを行った先生とともに北関東の某市でお泊りですが、都心部のクリスマス・ツリーほど派手派手じゃない部分が良い感じです」TAKATA「ARTAくん、来季大輔君はどうするんだろ?」ARTA「ルマン移籍の話ですか?トヨタへの移籍はありえないと思いますよ。それよりもTAKATAくんこそ小暮君はどうなるんですか?」TAKATA「そうなんですよね~。そこがかなり微妙なんですよね。乗り続けてほしいのは山々ですが彼ほどの逸材が埋もれてしまうのはあまりにも惜しいですからね・・・」Epson「確かに小暮君は国内とどまってるレヴェルではありませんから是非チャレンジしてほしいですね。ただ、競争力がないティームからエントリーしてもティームの総合力の差や国籍の差を痛感するだけなので慎重に判断して欲しいですけどね」ARTA「そういえばEpsonくんロイックさんはどうなんですか?#32もロイックさんいないとかなり厳しいですよ?1人は明らかにトヨタ陣営から移籍してくるドライヴァーになると思いますからNSXを乗りこなせるかどうか微妙ですよ」Epson「ま、仕方ないですよ。それを言えば来季Rayくんのところも細川君のパートナー代わるそうですね?」Ray Brig「そうですね。ドミニクさんに代わって新しいドライヴァーがスティアリングを握るようですがまだ決まってないと思いますよ。それはそうと、TOM君!REALに改名して再スタートと言ってましたがあの話はどうなったんですか?」TOM改めREAL「それなんですが、先生があまりにも忙しいので発表が延び延びになってますが新型REALはもう出来てます。この白ベースの体毛はREALのカラーに合わせてダークグレー・ベースに変わって色合いが一新されてます。近いうちに発表できると良いのですが今回のように新車の試乗やら、クリスマスや新年のパーティの準備やらで忙しいようなのでいつ発表できるか微妙ですね。さらに長崎の事件のせいで銃検が厳しくなることなどもあって色々と忙しくなるようですよ」TAKATA「相変わらず忙しいんですね・・」Epson「それでは今年も僕たちが代わってMerry Christmas!」
December 23, 2007
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Ray Brig「ストロボを焚いているせいで僕の顔は白く飛んでしまってますが紅葉の色はしっかり発色しました。皆さんお久しぶりです。北関東某所の浄連寺渓谷と花園渓谷に来ています。もう終わりですがまだまだ紅葉も見られます」 TAKATA「僕たち2007年モデルのシーズンも終了し、やっとシーズン・オフになりました。来季2008年から僕たちは大変身します。その変身内容に関してはまだ明かせませんが、まずは2007年モデルVer2として近いうちに発表できるかもしれません」 Ray Brig「先生、僕たちと紅葉の露出バランス失敗しましたね・・・。僕たちを白飛びさせないように撮ると紅葉がアンダーになります。気難しさ全開といったところでしょうか・・。鈴鹿のS字からヘアピンまでの区間のバランスを見つける作業みたいなものでしょうかね・・・」 TAKATA「まあまあ・・仕方ありませんよRay君。08モデルの話はさておき、浄連寺渓谷からちょっと走ったところにあるこポイントも穴場。本来なら見渡せるのは海岸線なのですが曇天のため残念ながら灰色につぶれてしまい全く解りません。太平洋が一望できるスポットです」 Ray Brig「ほんとだ・・・なんにも見えない・・・」 TOM「まァ、いいではありませんか・・・・ついでといってはなんですが僕は08モデルでREALに改名して再出発します」 「聞いてないよ・・・・」 TOM「発表できる段階になったら発表しますから・・・。これから北関東や東北方面を回ります。かなり冷え込んでおります。皆様もくれぐれもお身体にはご留意ください。」
November 30, 2007
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TOM「皆さん・・鈴鹿の収穫はいかがでしたか?」 Ray Brig「関西でいえばボチボチといったところでしょうか・・・」 TAKATA「僕はウチワを2種類とフィリップスのカタログです。今回はレア・アイテム辞退しました」ARTA「僕はARTA10周年記念ステッカー4種類すべてをゲットしました。その他にも各種ステッカーをゲットです」Epson「僕は今回は控えめにステッカー2種です。理由は後ほど・・・」TOM「僕は先生がトヨタ勢を回らなかったので最後の頃に配ってたトヨタの応援フラッグだけです・・・。くぅ~~っ!あれ?Ray君なんですか、それ?」Ray Brig「フッフフフ・・・・これは細川君の写真です。アクリルのフォトスタンドに本人から直接サインをいただきました」 TOM「うっそ~、マジ~?俺も欲しいよ~~。今回は僕が表彰台の真ん中に立ったっていうのにこの待遇の差は何?」 Ray Brig「それはですねTOM君・・・。TOM君は今まで一度としてポディウムに乗ってませんから先生1枚も良い写真を撮れてないそうなんです。しかもNSXの5台を中心に撮ってるので、かなり走れてるときぐらいしかSC勢は撮らないそうです」 TOM「じゃあ、今回は一杯撮ってもらえたはずだ・・・・」ARTA「ところがTOM君がトップに立ったのは日没後で先生もストロボつけて表彰台を撮る気にはなれなかったそうです。花火上がってましたし・・・」TOM「(ガ~~ン!)」ARTA「TOM君、まァ、気を落とさずに次もありますから」TOM「そういいつつ、ARTA君なんですか?それ?」ARTA「これですか?これは伊藤大輔君にいただいた直筆サインです」 Epson「いやいや皆さんまだ甘いですね・・・。今回、先生がいただいた目玉は優勝候補最右翼の#32ですよ」Epson「じゃんじゃじゃ~ん」 TOM「でけッ!!」Epson「A4クリスタル・プリントですから大きいですよ。ピンや発色、ドライヴァーの写りこみ具合などから選んだ一枚です。次は違うカットのA3ノビにサインをいただくことを検討しているようですが・・・」TAKATA「どうしてEpson君の写真を僕が支えてるんだろ?僕も欲しいな~」Epson「右上にロイックのサインが入ってます。デュヴァル#32と読めます。次はA3ノビの最上級クリスタル・プリントでいただいてきますよ~。もう写真も決まってるそうです。お世辞でしょうけどロイックも「Nice!!」と言ってたそうです」 ARTA「よし、これでチャンピオンシップは頭一つ抜けました!」TOM「Pokka1000kmは僕がウィナーなのになんだか盛り上がらないな~。勝つのが遅すぎたかな~。もてぎは厳しいから最終戦富士かな~」ARTA「TOM君、最終戦の前にチャンピオン決めますよ・・・・」TOM「・・・・・・」TAKATA「今季はもう難しいけど、僕も大型のフォト欲しいな・・・・。もてぎでなんとかならんかな?」
August 29, 2007
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鈴鹿に現地入りしました。コメントいただいている皆様、夕食後のフリーの時間に返信させていただきますのでいましばらくお待ち下さい。やっぱり暑いです。これではタイアや冷却系厳しいでしょうね。マシンの旋回性能がもろにレース・ディスタンスでのタイアに響きそうです。さらに熱量が多くなるエンジンや冷却性を疑問視されてるエンジンにはかなり厳しいラウンドになりそうです。今日はウチのGTあみねこたちがツインリンクもてぎエンジェルのお二人、河野美保子さん、大澤幸子さんとフォト・セッションしたときの模様をお伝えします。これは8月のもてぎ合同テストでのカットです。日差しがものすごかったのでお二方ともたいへんでしたでょうね。これはピット・レーンに止まっていたマーシャル・カーのNSX(NA1)の前で撮影したものです。このときはお美しいお二人のツゥー・ショットに止めました。ここではポジションを入れ替えてもう1枚撮りました。これはあくまでも僕の個人的な見方ですが1枚目の並びよりも入れ替えて撮った2枚目(下の写真)の方が彼女たちの良さを上手く表現しているように見えます。おそらく、髪の結んでる位置や二人のバランスなど微妙なパラメータが関係していると思います。その後、僕は私服に着替えてスタンドに移動・・・。その際、エントランス付近でもてぎラウンドのビラを配るお二人の姿を再度発見したので、ウチのスーパーGTあみねことのフォト・セッションを依頼したところ快くOKが出まして撮ってまいりました。前回の件があったので河野美保子さんに向かって左側に立っていただきました。河野さんが手にしてるのがEpson君とRay君。Epson「僕が一番目線高いです~」ARTA君とTAKATA君は大澤幸子さんとのスキンシップ?でうっとりしております。(笑)ものすごく強い日差しの中ご協力いただいた河野さんと大澤さんありがとうございました。次回9月のスーパーGT本戦でもよろしくお願いします。ARTA「こうして先生は僕たちのプロモーション活動に余念がありません・・・」Epson「先生、レーシング・ガレージを始めるという噂がありますが・・・」Ray Brig「そうなったら面白いです」TAKATA「大変だ・・。それで最近いろんなところでロビイ活動してるのかな?」Strikes Back!!「関係ありません。皆さんはPokka1000kmに集中して下さい。Go for it!」 ちなみに彼女たちのプロフィールはこちら・・・http://www.mobilityland.co.jp/angel/profile/index.html
August 16, 2007
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Epson「さて皆さん昨夜に続いて第2話です。今日はARTA君の水垢離からお伝えいたします」ARTA「う~~っ!!冷たそう!でも今年はなんとしてもチャンピオンとりたいからな・・・・。こんなとき忍法でも使えたらな・・。忍法水蜘蛛!!とか・・・」ARTA「いかん。いかん。手抜きや楽することを考えては駄目だ。常に精進あるのみ」Epson「やはりARTA君も必死ですね。毎年のようにチャンピオンの可能性を残して最終戦に挑みますが、いつも取り逃がしていますからね・・・・。さて、先を急ぎましょう。雲行きがかなり怪しくなってきました」Epson「そしてついにその奥にある滝までやってきました。この写真では解りにくいですが結構雨降ってます。装備が万全とはいえこれ以上先に進むのは難しいですね」ARTA「こんな岩場上れますか?」Epson「ARTA君なに言ってるんですか!?迂回するんですよ!」ARTA「先生のことだからロック・クライミングでもするのかと思いましたよ・・・・」Epson「しかたありませんね・・・。今回はあきらめて戻りましょう。これ以上雨が続くと足場も斜面も崩れやすくなりますし・・・・」Strikes Back!!「Ray君は60kg背負ってるのでさすがに厳しそうですね。最後に休んでいきましょうか・・・」Ray Brig「山を下りたら雨は降ってないんですね・・・・。山の天気はこんなものなんでしょうね・・・。ところで先生、この橋は凄いですよ。落ちたら大変だ」Strikes Back!!「橋の下が格子になってて見えるんですね~。ところでRay君、60kgはどうですか?」Ray Brig「もう慣れました。SUGOはウェイト・エフェクトもタイア・エフェクトも大きいコースですが、あの厳しかったセパンでもなんとかなったので、ライヴァルが苦しむようならそこそこいけるかも知れません。少なくとも大きく落ちることはなさそうです」Strikes Back!!(セパンは24号車が勝ちましたが、それは100号車がジャンプ・スタートしてしまったためです。これによるドライヴ・スルー・ペナルティが無ければ僅差で100号車が1位チェッカーを受けていたでしょう。今の100号車は安定感があります。8号車の伊藤君のようなオーラではありませんがオーラもあります。今季オーラが強いのは8号車と100号車です。32号車と18号車は予選やスーパー・ラップのときは強いオーラを感じるんですがね・・・)TAKATA「先生・・・足湯ではありませんか。気持ちいいです」ARATA「修行した甲斐がありました」Epson「SUGOを全開で攻略するための休息はばっちりですね!」Ray Brig「・・・・・・・・」Epson「Ray君は60kg背負ってるのでさすがに疲れたようですね・・・・」Ray Brig「・・・・・・・SUGOは出来るだけ頑張ります。先生は足湯に入らないのですか?僕の隣でよろしければどうぞ・・・・」Strikes Back!!(Ray君は身内にも自身の手の内は明かしませんでしたね。今季のスーパーGTのチャンピオンシップのキー・ポイントは第7戦もてぎと第8戦オートポリスでしょう。それが僕の読みです。ここで落とさなかったティームが獲ります。その可能性が極めて高いのは8号車ARTA君と100号車Ray君ですね。今年こそNSXに二度目の王座を!!)
July 17, 2007
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Epson「今回は7月28日から開催されるスーパーGT第5戦SUGOで必勝を期するために北関東と南東北県境の山岳地帯で修行してきました。僕Epsonの32号車が搭載するウェイトは0kg。TAKATA君の18号車が搭載するウェイトは10kgですので僕たち2台が掻き回します。今までSUGOでは2002年からの5年間すべてトヨタ勢に勝利を奪われていますので、ここで僕たちが踏ん張ってトヨタ勢の6年連続勝利に歯止めをかけたいと思っています」TAKATA「というわけで今回は大自然の中からお送りします。この日も台風接近の影響で小雨がぱらついている生憎の状態。先生はヨーロッパの山(夏)にも登山した経験があるので決して山をナメません。日帰り登頂でも万が一を想定して十分な装備(マグライトやザイル、ブランケット等)を背負って上ります。これらの装備は万が一奥様が自力で下りることができなくなったときに先生が背負って移動できるようにするための装備です。先生の装備だけでカメラや機材をいれたら10kg近くあります」Epson「行く手には様々な困難が待ち受けていましたが、先生や先生の奥様と共に危機を乗り越えながらの山岳修行です。僕たちは何も持たなかったのかって?僕たちは先生の露払い役ですので素手でないと対応できません」Strikes Back!!「Epson君、上段蹴りの練習ですか?こんなところで?」Epson「先生、日本では健全な肉体に健全な精神は宿るというではありませんか・・・。TAKATA君から聞きましたよ。僕が甘いのは肉体がその厳しい領域に達していないからだと思います。だから自己満足のレヴェルで小さい殻に収まってしまってるんだと思います。それを打ち破るには先生のように肉体を虐めて鍛え上げないと無理ですよね」Strikes Back!!「なるほど・・・。(Epson君も良い傾向ですね・・。面白くなってきました)」Epson「暗い岩の間を抜けるとまた森が出現・・・・そこで僕はとんでもない生き物に遭遇しました」Epson「皆さんお解かりですか?写真中央の苔むした岩の頂上部にうねった蛇がいるんですよ!!無論、僕はみんなを守るため蛇と対峙しました。いいえ・・・決して退治ではありません」Epson「こういった危機を乗り越えてチェックポイントまで辿り着きました」Epson「まずここでの修行は滝行・・・。水垢離とも言うそうですが・・・・」Epson「TAKATA君はさすが日本ネコ、様になってます。えっつ?打たれてないですか?これはギリ、セーフだと思いますよ。間違いなく打たれてます・・」Strikes Back!!「(・・・・・・・)」Epson「さて次回~その2~では水垢離にARTA君登場です!」 P.S.今回のフォトはNikon D200で撮影したフォトもJPEGで記録しましたのでノートPCでも処理することが出来ました。RAWデータではなくJPEGのほうがいいんですかね~。それでも個人的にはRAWファイルの方が好きなんですが・・・。A4以上のプリントにしたときの色合いや鮮明さが違いますからね・・・・
July 15, 2007
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Strikes Back!!「昨日、デスクトップのVAIOではアップ・ロードできなかったフォトがモバイル・ノートのVAIOタイプTではアップ・ロードできました」ARTA「ということはどういうことですか?先生」Strikes Back!!「おそらくファイルそのものには問題ないと思います。デスクトップのVAIOに何らかのトラブルが発生してるのでしょう」TAKATA「ドキッ!!(僕もトラブル続きだからな~)」Strikes Back!!「ところでARTA君は何をしてるんですか?」ARTA「先生がモナコでフォーミュラ1を撮ってるのを見て僕も血が騒ぎ出しまして・・・。そこでみんなをモデルにちょっと練習してみようかと・・・・」Strikes Back!!「なるほど・・・・」ARTA「おっとっといけませんね。キャップつけたままでした」Strikes Back!!「大丈夫ですか?ARTA君」ARTA「室内ですからこのフードも要りませんね・・・」Strikes Back!!「確かに必要ありませんが、被らなくても良いのではないでしょうか?そのままレンズに装着しておいても問題ないですよ。逆に装着してありますから。」Strikes Back!!「あれっ??Ray君がおりませんね?」TAKATA&Epson「Ray君は60kgのウェイトを背負ってトレーニング中です。次回、SUGOでは60kg積み込むので・・・・」ARTA「ヤバッ!フードがずり落ちてきて前方視認不可!」Strikes Back!!「だから被らなきゃ良いんですよ。ところでみなさんはトレーニングしなくてよろしいのですか?」Strikes Back!!「さすがRay君。Strikes Back!! Racing Schoolの1号生だけはあります」TAKATA「先生!僕は割り切りました。こうなったら勝てなくても全戦ポールをGETします。フロント・ロウに必ず並んでみせます」Strikes Back!!「なるほど・・・。今シーズンは潔く速さと上手さだけで勝負して勝ち星にはこだわらないということですか?」TAKATA「なるべくなら勝ちたいですが・・・」Strikes Back!!「勝ちたいなら、勝ちたいと強く願う揺るがぬ信念がなければ駄目です。ただTAKATA君の場合はドライヴァーにではなく童夢というティームのメンテそのものに問題がありそうな気がしますが・・・・。ところでそのサングラスは・・・?」Epson「すいませ~ん。先生のを借りました」Strikes Back!!「ま、良いですけど」TAKATA「ようし!SUGOでは4戦連続ポール狙うぞ!!」Epson「僕は2レース連続で落としたので搭載ハンデなしですからSUGOは獲りますよ。TAKATA君!」ARTA「僕は45kg積みますので今回も慎重に走ってウェイト下ろして出来るだけポイントも獲ります」Ray「・・・・・・・・」Strikes Back!!(Ray君・・・良い傾向ですね。ゴチャゴチャ細かいこと言わずに只管努力する。僕は好きですね。理屈ばかりこねたり、不平不満を漏らして結果的に何も出来ない輩とはえらい違いです。細川君の頑張りも凄い。まだ8号車の伊藤君ほどの安定感はないものの速さとクレバーさのバランスという点ではピカイチです。彼が秘めたポテンシャルの素晴らしさに関しても僕は昨年から指摘していますので今更書くつもりはありませんが、伊藤君にせよ、細川君にせよ速いけど脆いNSXに乗っているからこそ出来上がったドライヴィング・スタイルです。この2人はNSX-GTの性質性格に合うように走りをアジャストしています。ただし、残念ながらこの二人にはフォーミュラ・ニッポンのシートがありません。いやフォーミュラ・ニッポンのようなドメスティックなステージではなくアジアで開催されるGP2のシートに彼らを座らせてみたいと考えるのは僕だけでしょうか?かなりクレバーな走りを見せてくれるのでは?と思うのですが・・・。まァ、GP2はともかく僕はそろそろ細川君にスーパー・ラップを走らせても良いんじゃないかなと思ってます。伊藤大輔君のような琴線を踏むタイム・アタックを見せてくれると思います。ただし、伊藤君よりはポカをする可能性はありますがそれはそれで面白いと思います)ARTA「はい。撮りま~す!」Ray(僕は今年こそタイトル獲ります。NSXを心から愛している先生のために・・・・)ARTA「あ~~~!!Ray君が!!」
July 11, 2007
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Strikes Back!!「さて・・・昨夜からの続きです。いきなり砂を撮ったワケではありません。よ~く見て下さいね」Ray Brig「ここにヘンな方がいらっしゃいます・・・・」Strikes Back!!「えっつ?どれどれ?」Strikes Back!!「見事に埋まってますね・・・・」Ray Brig「どなたかが生き埋めにしてしまったとしたら大事件ですよ!」Strikes Back!!「Ray君それはないから安心して下さい。この方はご自身で潜られたのです」Ray Brig「そうですか・・・。大事件かとおもったのですが。先生!これは?白に黒のドット柄ですよ!なんですか?」Strikes Back!!「ヒレの形から言って鮫の仲間でしょうね・・・。アルビノというより白化個体のようです。アルビノの場合は目が赤くなりますからね・・・」Ray Brig「じゃあ、この手前にいる方が普通の色合いということですか?」Strikes Back!!「そうですね。ほら、目は黒いままなのでアルビノ個体とは違いますね」Ray Brig「それにしても先生・・・。こちらの方の口は可愛いですよ。本当に鮫ですか?」Strikes Back!!「確かに鯰とかプレコを思わせる口ではありますが・・・」Ray Brig「あれっ??またARTA君がいませんよ・・・・」 Strikes Back!!「ARTA君、こんなところにいたんですか?」ARTA「せ、先生・・・・今度は僕馬鹿にされてるんでしょうか?フワリ、フワリと挑発的に僕の周りを舞ってます・・・・。しかもスローにスローに・・・。ここまでおいで~~と言われてるようで悔しいです」Strikes Back!!「まあ、確かにフワリフワリですが彼らは侮れませんからね・・・。下手すると後遺症が残ったり、死亡してしまうケースもないワケではないですから・・・」ARTA「だからこそ悔しいんです。プワリ!プワリ!と・・・」Strikes Back!!「ARTA君にしては珍しくヒート・アップしてますね・・・・」ARTA「敵情視察は十分しました。行きましょう先生」 Strikes Back!!「次はchorinosukeさんの好きなペンギンを観にいきましょう 」Ray Brig「かなりたくさんおりますね~。みなさん整列してどこに行くのでしょう?」ARTA「今か今かと待ってるような雰囲気ですが・・・・」Ray Brig「きちんと整列したまま水中に潜り始めました・・」Strikes Back!!「撒き餌の時間なんですね・・・」Ray Brig「ウワォ!こっち来てくれ~~!」ARTA「Ray君の手が邪魔で見えませ~~ん」Ray Brig「うわっ!目の前通過したよ!」ARTA「だから、Ray君・・・手が邪魔で見えませんよ!」 Strikes Back!!「水族館は大好きです。海も大好きです。沖縄、カリブ、タヒチ、ニューカレドニア、グレートバリアリーフいずれも素晴らしいですよね。いつかは南極や北極にも行ってみたいと思ってますが、こちらは観光気分では行けませんから若いうちじゃないと無理ですね。岩合さん(写真家)のように南極でペンギンやアザラシを撮って、北極で北極グマやキツネを撮ってみたいと思います。ほぼ毎日に課している現役時代からの厳しいトレーニングのおかげ?で体力的には問題ないと思うのですが時間がありません。そのほかにもマチュピチュやチョモランマなど撮ってみたいと思っているものはたくさんあります。撮ってみたいというよりはこの目で確認したい、と言った方が良いかもしれません。僕の夢は世界中を回ってその自然の凄さ、生命力の凄さを体感することです。周った国はまだ14ヶ国。夢は尽きることがありません」Ray Brig「先生!そのときは僕も!!」ARTA「無論、僕も同行いたします!」
May 23, 2007
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Ray Brig「でかいな~。海がめですか先生?」Strikes Back!!「そうですね」Ray Brig「げっ!なんか今、睨まれたような・・・」Strikes Back!!「睨むはずないでしょう。強いて言えば一瞥された、あたりじゃないですか?」Strikes Back!!「ほら、おっとりしててとても睨むようには見えませんよ・・・」Ray Brig「いや、そんなことはありません」Ray Brig「おい!今睨んだだろう!何とか言え!これでもランキング5位だぞ!!」Strikes Back!!「海がめに言っても解らないと思いますが・・・」海がめ(・・・・・・・・・・・)Ray Brig「シラを切るつもりか・・・・ええい白状しろ!」海がめ(お前しつこいな・・・・。付き合ってられない・・・・・。あまりうるさいとヒレで一撃して叩き潰しますよ・・・)Ray Brig「なんだとこのヤロウ!」Strikes Back!!「Ray君のアッパー炸裂??それとも海がめ君のヒレ叩き??いずれにせよ完全に嫌がられてますよRay君・・・」 気を取り直して中へ・・・・・Ray Brig「いろんな魚が混泳してて、なにが何だか僕にはさっぱり解りません・・・。ところでARTA君は?」Strikes Back!!「そういえばARTA君が見当たりませんね・・・」ARTA「う~~む・・・なんて速さだ・・。カタクチイワシの姿を捉えられない・・・・。僕の動態視力を持ってしても捉えられないというのか!」Strikes Back!!「ARTA君、こんなところにいたんですか」ARTA「先生!カタクチイワシが速すぎて捉えられません」Strikes Back!!「それは近すぎるからだと思いますよ。もうちょっとクリアランスをとれば視認できると思います」ARTA「そうですか・・・ビックリしました。僕の視力でついていけない速さで泳ぐ魚がいたとは驚きです」Strikes Back!!「ARTA君も水中に入ってカタクチイワシを捕獲してみますか?」ARTA「先生!いくら魚が好物とはいえ水中で勝負したら勝目ないような気が・・・・」Strikes Back!!「そうですね。過信はいけません。次もその心構えを忘れないようにね」
May 22, 2007
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Ray Brig「海面に反射する陽光がまぶしいね!ARTA君」ARTA「全くですね。今日のイヴェントは僕たちにとっては未知へのチャレンジですから慎重に行きましょう。お留守番してる皆さんに土産話たくさん持って帰らないと・・・・」(紛失してしまうとまずいので、同行したのはRay君とARTA君だけでした)Ray Brig「さ~て、いよいよ出発・・・。ARTA君、調子はいかがですか?」ARTA「ウェーキを見てると酔ってきそうです・・・」Ray Brig「だったら、見ないほうが・・・・」ARTA「とは言いつつもなんだか癖になるでしょ?スープの部分のシュワシュワみてると・・・・」Ray Brig「確かに・・・でもこれは酔いますよ。絶対に酔います」ARTA「レース・カーに乗ってるほうがラクだ~」Ray Brig「右に同じ・・・・・。先生!早く陸に戻って下さいな」(まだ出発したばかりですから具合悪いなら休んでて下さいな・・・まだまだ楽しんでおりません)(ん~寄れるだけ寄りましょう!)(向こう側は開けてます。ちょっとしたプライヴェート・ビーチのようですね。タヒチとかニューカレドニアを想起させてくれます。行きたいですね~。とは言っても十分な時間なし) Strikes Back!!「お留守番してる皆さんにもお土産持って帰らないとね・・・・」ARTA「先生!これが良いんじゃないですか?」Strikes Back!!「へっつ?」Ray Brig「一人一匹だったら喧嘩にもなりませんし・・・・」Strikes Back!!「おいおい・・・幾らなんでしょうか?」(上手く丸め込まれた・・・・と言いつつ自分自身が一番楽しみにしてたりして・・・・。さて、明日に向けて休みますか)
May 21, 2007
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Ray Brig「さて、僕とEpson君がヘロヘロになりながらピックアップしてきたワインがこちらです・・・」Epson「いや~Ray君・・・あのときは大変でしたね~」ARTA(大変だったのは僕だよ・・・酔っ払い2人引率したんだからね・・・)TAKATA「ところでこのボトル・・・ホントにワインのボトルですか?これって、日本で言う一升瓶だと思うんですが・・・」Ray Brig「はい。さすがTAKATA君、先生もそうおっしゃってましたね。このサイズを日本ではイッショウビンと呼ぶそうですが、僕とEpson君は良く解らなかったのでジャパニーズ・マグナムと呼ぶことにしました。通常のワイン・ボトルは750mlで、ジャパニーズ・マグナムが1,800ml、ワイン・ボトルのマグナムは1,500mlですからジャパニーズ・マグナムのほうが300ml多い計算になります。ちなみにこちら左側が通常サイズです」ARTA「こうやって見比べると全然大きさが違いますね」Epson「そしてこちら右側がワイン・ボトルのマグナム・サイズ1,500mlボトルになります」TAKATA「おお~っ、背丈は1,500mlマグナムのほうがありますが、ボトルの直径はジャパニーズ・マグナムの勝利ですね。ところでお味の方はどうなんですか?」Ray Brig「甲州フリーランはその名の通りフリーラン・ジュースのみで仕立てたようで思ったよりもコクと酸味があります。ボディも意外としっかりしていてリーズナブルな割にはフィニッシュもボヤけずに明確な主張があります。鶏をつかったお料理には抜群の相性を見せてくれそうです。季節は違いますが鶏つくねとお野菜をたっぷり煮込んだ鍋との組み合わせは最高でしょう。僕らの知らないところから先生が入手してきた甲州きいろ香は辛口で立ち上がってくる香りの層が厚く、とても華やかでかなりいけます。かくも香りと酸のバランスにすぐれた日本産ワインがあったのか!という感じですよ。しかも驚きなのは旨み成分や風味成分の内包量の違いからか750mlサイズのものと1,500mlサイズのモノとではヴィンテージが同じであるにも関わらず味わいが異なります。マグナムの方が厚みや旨み成分が多く、コクや酸のバランス、密度も勝ってます。マグナムは買い!ですがなんでも1,000本の限定醸造だそうです」ARTA「なんだって!!」Epson「にもかかわらず先生はまたしても速攻で2本GETしたようです」TAKATA「限定1,000本か・・・・・」Ray Brig「TAKATA君どうかしましたか?」TAKATA「僕が優勝したらこれを開けてもらっても良いでしょうか?」Ray Brig「そんなことですか・・・。先生のことですからTAKATA君が優勝したら嬉しくて何でも開けてくれるんじゃないですか」Epson「全く問題ないと思います・・」TAKATA「決めました。優勝したらこれを開けてもらいます。エチケットの色合いもなんとなく僕に似てるし・・・ボトルも濃いグリーンでTAKATAカラーだし・・・」ARTA「それではTAKATA君の予約ということで・・・・。セパンで開けられると良いですね」
May 20, 2007
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Ray Brig「さてEpson君・・・先生は体調が悪いので僕たちが先生の変わりにテイスティングしましょう。いっぱいあってどこから行きましょうか?」Epson「日本にもこんな素敵なエノテカがあったなんて知りませんでしたよ」Epson「ふむふむ・・・どれどれ・・・」Ray Brig「日本産ワインのブドウ品種は解らん・・・・」Epson「今回ばかりは僕もRay君と同意見です」Ray Brig「こうなったら片っ端から試飲用のワインを試してみようではありませんか!!」Epson「Ray君・・・この木樽の上に乗ってるワインは全部試飲できるみたいですから相当数ありますよ?大丈夫ですか?」Ray Brig「ま、行けるだけいってみましょう!」Ray Brig「Epson君・・・・中間地点ぐらいまでは~きましたか~??なんだか~ちょっと景色がブレルような気がするんですが~??」Epson「同感で~す。回ってマ~ス」Ray Brig「あれ??あれあれ??こんなところにARTA君と妹のSeaちゃん??」Epson「Ray君・・・さては酔っ払ってますね~~こんなところにARTA君やSeaちゃんがいるわけないでしょ~~ったら・・・」ARTA「こりゃ2人ともまずいな・・・おいっ!!しっかりしろ!!」Epson「へっつ?!?!ほんとにARTA君とSeaちゃんがいるよ。どうしたんだ?」ARTA「どうしたんだじゃないよ!もうテイスティングはおひらきです」Ray Brig「まだまだいけるんだけどな~」Strikes Back!!「これ全部テイスティングしたんですか?!?!凄いといえば凄いですが、どちらかといえば呆れますね。月並みですが僕が選んだ戦利品は下の写真の2本・・・。Ray君とEpson君が死に物狂いでテイスティングして選んだ一品は次回ご紹介いたします(笑)。お楽しみに!」
May 19, 2007
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Strikes Back!!「Ray君・・・NSX勢の中では予選一番振るいませんでしたがよくまとめましたね」Ray Brig「脚も空力も今ひとつだったんですがなんとか結果は出せました。一時は周回遅れにまでなって500の最後尾のほうまで落ちたんですが500kmというレース距離に助けられました」Strikes Back!!「TAKATA君はまたしても無念でしたね」TAKATA「先生・・・どこかでお祓いしたほうが良いでしょうか?」Strikes Back!!「不運はしかたありません。万事を尽くして天命を待つ・・・レースってそういう部分が強いでしょ。でもTOM君がオープニング・ラップで止まったのはちょっと違うと思いますよ」TOM「どういうことですか?」Strikes Back!!「AUTO SPORT誌がリリースしたGTの公式ガイド・ブックに各陣営のエースが集まった座談会があったでしょう。あの中で寿一君がとても良いことを言ってました。スーパーGTは調子に乗ってると罰が来るシステムなのよ、と。僕もね的外れではないなと思ってるんです。その結果TOM君は止まってしまったんじゃないかと思ってます。TOM君は故意ではなかったにせよ第2戦でTAKATA君をコース外に弾き出してしまいましたよね?そのツケが今回のオープニング・ラップ停止じゃないですか?また無理な突っ込みで何かを巻き込むかもしれないから罰として止まってしまったんですよ。多少無理をしてでもプッシュしなければ前に出られない気持ちは解りますが、巻き込んでしまったらコンペティティヴとは言えない。もっとクールにならないとダメです」TOM「解りました。先生、しばらく精神修練のために修行に出ます」Strikes Back!!「どうぞ。自身を磨いてきて下さい」ARTA「僕はスーパー・ラップの時ほどペースが上がりませんでした。一発勝負とは違ってレース・ディスタンスで65kgは辛いですね」Strikes Back!!「でも上手くまとめましたよね。次のセパンはいろんな意味で縁のあるコースですからノーポイントにならないように頑張って下さい。Epson君は惜しかったですね。軽くなってくると結構ペースが良かったのにね」Epson「そうなんですよ~~。最後まで走りきれればおそらくポディウムに乗れたんですけど・・・ま、僕が甘かったということで次のセパンは本気で取りに行きます。ARTA君はまだ積んでるし、ワークスのZはこれだけ積んだらフラフラでしょうから気をつけなければならないのは未だ0kgのTOM君と、軽めのTAKATA君、更に今回は5位だったので次ウェイトを積み込まない100号車のRay君をマークしていきます」Strikes Back!!「Epson君良い読みですね・・・。コース幅も広いですからオーヴァー・テイクが見られるサーキットですが気温も湿度も高いのでメンタリティもヴァイタリティも重要です。昨年の8号車の伊藤君のようにクール・スーツが壊れ60℃に達する車内でドライヴィングする強靭な肉体と精神力も持ち合わせなければだめです。万が一、クール・スーツが壊れた時のために底上げは行っておきましょう。頭が悪ければドライヴァーは務まりませんが、強靭な肉体がなくても務まりません。レーシング・カーと市販車はそこが違います。どんなに運転が上手い人間がレーシング・カーに乗ってもドライヴィングは出来ません。自分は出来る、と思ってる方笑っちゃうほど多いですけど、身体を鍛えてない普通の方が乗れるのはスポーツ・カー・レヴェルの市販車までです。ま、レーシング・カーも乗ることはできるかもしれません。しかし、それはドライヴィングからはほど遠く、動かしてるだけでしょう。みなさんもこれからは更に強靭な肉体を作り上げて下さいね」Strikes Back!!「これは頑張ったRay君にささやかですがプレゼントです」Ray Brig「おっつ!!RAYBRIGののぼりとチビTだ!先生ありがとうございます」Strikes Back!!「祝杯はこちらでどうぞ・・・」Ray Brig「僕もセパンは獲りに行きますので、先生のトレーニング方法を教えて下さい」Strikes Back!!「それに関してはTAKATA君が知ってますからTAKATA君に教わりながらやると良いと思いますよ」Ray Brig「TAKATA君よろしく頼むよ。ライヴァルだから教えないなんてことはないよね?」TAKATA「無論、バッチリ教えます。でもかなりキッついですよ~~。Ray君泣き入るかも・・・・」Ray Brig「え~~っ!そんなにきついんですか?!」TAKATA「筋肉がある程度ついてない方は絶対に出来ませんし、そのインターヴァルといいセット回数といい最初はキツイです。『海猿』にも近い厳しさです」Ray Brig「・・・・・・・(止めておくか・・・)」Epson「・・・・・・・(今更引くわけにはいかんだろ・・・・)」ARTA「僕は既にTAKATA君とともにチャレンジしてますよ!」Epson「えっつ?ARTA君いつの間に!じゃあ、やらないわけにいかないだろ・・・それでは明日から早速始めます。(きつそうだな~~)」
May 8, 2007
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TAKATA「皆さん、僕たちが何にお参りしてるか解りますか?えっツ?大きい石?まあ大きい石には違いませんが・・・答えは・・・・」Ray Brig「富士ではウェイト積みますが、やれるだけやってみます。いけるだけ行きますので皆さん応援して下さいね!」TOM「お~お~巨大な石ころに乗って御機嫌ですな~Ray君・・・お猿さんにでもなったつもりですか?滑り落ちて怪我しても知りませんよ・・・」Ray Brig「やれやれ・・・優勝候補なもんだからTOM君態度デカイですね~。週末こんなはずじゃなかった~なんて泣かないで下さいね・・・」Epson「富士こそNSXの真価が問われる大事な一戦です。ここである程度の結果が出せれば今季のイニシアティヴを握れるかもしれませんからね!ところで先生・・・このピンク色の石なんですか?」ARTA「富士でのNSX対SCはもう待ったなし・・・この続きは次回第3戦終了後にお会いしましょう。その時、僕たちが笑ってるか泣いてるか・・・結果をお楽しみに!」 P.S.体調は相変わらずです。皆様、ご声援ありがとうございました。(笑)
May 1, 2007
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TOM「今回はFSWで開催される第3戦500kmレースの必勝祈願に参りました」TOM「石灰岩剥き出しの山肌・・・そこに小さな鳥居が・・」TAKATA「今度こそはポディウムに登壇できますように!できれば真ん中で!!」TOM「僕も今度こそポール・トゥ・フィニッシュしたいです!!」ARTA「僕は今回65kg積み込みますのでリタイアしないように頑張って、第4戦のマレーシア・セパン戦に良い形でつなげたいと思います」Ray Brig「僕も今回は30kg積むので無理をせずに、第4戦セパンで上位を狙えるようにウェイトを下ろせればと思います。手堅くフィニッシュできるように全力を尽くします!」 Epson「僕はスーツも07仕様になったことですし、相性の良いFSWでは行けるだけ行きます。第4戦セパンはダンロップ・タイアとあまり相性が良くありませんので、相性の良いFSWでプッシュしますので是非御加護を!!」(ちなみに1人5円ずつ25円をお賽銭として投入いたしました)TOM「気を引き締めて第3戦富士に挑みます」ARTA「前半戦も残すところあと2戦。(GTは全9戦)折り返しの第5戦SUGOまでに出来ることならあと1勝したい」Ray Brig「同感!」Strikes Back!!「今の段階では今季のチャンピオンを狙える候補は3人。8号車と32号車と100号車。同じくらいポイントを稼いでいる22号車NISMO Zと38号車ZENT Cerumo SCは今後の出来次第ですからFSWでの戦いぶりを見るまでは候補には入れられません」Epson「その3車の思惑は少しずつ違うでしょう。セパンを得意とする8号車はFSWではそれほどプッシュはしてこないはず。100号車もしかり。100号車はマレーシア・セパンと第5戦SUGOの連戦を手堅くまとめる作戦のはず。僕の履くダンロップ・タイアは昨年まではセパンを苦手としてましたので富士で勝負します。そして第6戦鈴鹿のポッカ1000kmまでにウェイトを下ろしてまた勝負です」ARTA & Ray Brig「今季のEpson君は手強いぜ・・・」TAKATA「僕のことを忘れちゃいませんかね~。もし、FSWでSCやZがくることがあればセパンは僕がいただきます。セパンは物凄くタイアに厳しいコースですから今季のSCやZでは厳しいはず。少なくとも第2戦の岡山国際のときから目覚ましいアップデイトが施されていなければ再び予選でNSXが上位独占する可能性もあります。そうなれば軽い18号車が有利です」TOM「それを言ったらTAKATA君17号車もウェイト的には軽いです。でもFSWは間違いなく僕がいただきますからご安心を」 ARTA「・・・・・・・」Ray Brig「・・・・・・・」Epson「・・・・・・・」TAKATA「・・・・・・・・」TOM「(うおっ!こえ~~っ。オフ・シーズンの時にはお坊ちゃんかと思うぐらい凄みはなかったのに、今は殺気さえ感じるよ)・・・さて皆様、ここがどこか解りますか?えっ?解らない・・・失礼しました」
April 24, 2007
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ARTA「(う~~まるで比較にならん・・・TAKATA君がもう後ろに来てる!)」Ray Brig「(TAKATA君についていこうとすればするほどキツくなる!!でもペース・ダウンしたらARTA君に張り付かれそうだしな・・・)」ARTA「(ダメだ!捕まる!インに入り込まれた!)」Ray Brig「(ダサっ!アンダー出してTAKATA君にカット・インされた!うう~~周回遅れ!)」その後も手を緩めることなく容赦なく周回遅れにしていくTAKATA君。ARTA「(うう~~もうダメだ・・・ペース配分誤ったな~もう脚がいうこときかないぜ~)」TOM「TAKATA君トレーニングかい?」TAKATA「そうさ。FSWのシミュレーションさ。今度はリヴェンジするよTOM君!」TOM「TAKATA君・・・岡山では済まなかった・・・」TAKATA「次は勘弁してくれよ~TOM君」Ray Brig「(やっと・・・ゴールだ~もうダメだ~。30kgでもかなりきついぞ~)」TAKATA & TOM「ン??なんだか見慣れない方が走り抜けたような・・・」TAKATA「TOM君・・・彼は・・・・」TOM「うん・・・・多分見間違えでなければEpson君かと・・・・」TAKATA「エ~~っ!?」Epson「よっ!!TAKATA君は規定周回数終わったの?速いね」TOM「なんだかEpson君痩せましたね・・・・」TAKATA「それは違います。Epson君は元々痩せてるんですよ。初代のS-GT catsなので『レース・スーツらしさ』を出すためにかなりゆったりと作られたスーツを着てたんですよ。まあ、それが今季のレース・スーツはタイトにコンシャスに作られたんでしょうね・・・」(ちなみにこちらがEpson君の06モデルです)TOM「そんな悠長なこと言ってる場合ではないですよTAKATA君・・・Epson君カッコ良いからまた人気独占しますよ!」TAKATA「確かにそれはマズいですね」ARTA「(もうダメだ・・・脚が言うこときかないよ・・・最後尾スタートのEpson君にも抜かれた・・・」Epson「イェイ!」Ray Brig「Epson君、レース・スーツがやたらボディ・コンシャスになってるね。でもカッコいいよ・・・」Epson「NSX勢初の表彰台獲得ということで先生が07レース・スーツ・ヴァージョン第1号として指名してくれたのですよ。でもクッキングでサロン巻いて出てくる時は今までの06モデルのスーツを使います。07モデルはポディウムとトレーニングの時だけ使います」ARTA「ということは僕も・・・」Epson「そういうことです。次はARTA君で、その次はRay君です」TAKATA「なんだか羨ましいね~TOM君」TOM「まったくだ・・・・」(おいおい・・TOM君は一応07モデルですから、07モデルの製作が決定してないのはTAKATA君だけです。TAKATA君頑張ってポディウムに登壇しないと・・・)Strikes Back!!「TAKATA君ちょっと両手を出して下さい」TAKATA「アッ!!先生帰ってたんですか・・・」Strikes Back!!「これを差し上げます」TAKATA「これは?」Strikes Back!!「これはヘマタイトという石です。ARTA君が牽引していたものと同じです。赤鉄鉱とも言われる鉄を採取する鉱石ですが、ヨーロッパでは戦いに赴く前にこの石で身体をこすると軍神マルスの御加護が受けられるとされている石です。また不安や動揺から落ち着きを失ったり自信を喪失してしまっているときにも効果があります。勇気が出たり、集中力が増したりするので目的達成や任務遂行に力を発揮してくれます。ストーン・パワーを利用して第3戦こそはTAKATA君の日になると良いですね」TOM「あの~~先生・・・僕の分は・・・?」Strikes Back!!「TOM君は第2戦でチョンボしたので今回はペナルティとして御守りはありません。もう二度とチョンボはしないように!今後もチョンボしたら御守りはなしですからね」TOM「やっぱり先生厳しいな・・・すみません。第3戦は気をつけます」Strikes Back!!「ところでARTA君、Ray君・・・そのヘマタイトとトルマリンは各々100kgずつですからARTA君は100kg、Ray君は60kg搭載して走ってます。多すぎですよ」Ray Brig「どうりで重いはずですよ・・・。ARTA君、しっかり聞いておいて下さいな・・・」ARTA「す、すまん。Ray君・・・」Epson「まあ、良いじゃないですかRay君。かなり積み込んだ時のデータが取れたんですから・・・」Ray Brig「そういうEpson君も本来35kgを押して走るんですよ。手を抜いてるとあっという間に蹴落とされますよ・・」Epson「すみません。今日は間に合わなかったので明日は35kgのシミュレーションやりますよ」
April 22, 2007
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07年版ウェイト・トレーニング~Vol.1~Ray Brig「ARTA君マスク・トレーニングも順調に終わったのでいよいよ本格的にFSWの準備を開始しましょう」ARTA「そうだね。それにしてもマスク・トレーニングはきつかったな・・・」Ray Brig「そうですね・・・・ま、他言無用ですね。極秘のトレーニング方法ですからこのくらいにしておきましょう。ところでこの石は黒いのとガンメタリック・カラーのものと二色ありますね」ARTA「僕はこのガンメタリック・カラーのヘマタイトのほうを使わせてもらうよ。Ray君が持ってるのはショールとも呼ばれるブラック・トルマリンだよ」Ray Brig「へ~~っ・・・ARTA君、石に詳しいのかい?」ARTA「そんなことないよ・・。たまたま知ってる石なだけだよ。ヘマタイトは古代エジプトでは血の石の意味を持ち頭につける護符として使われていたんだ」Ray Brig「なるほど~それを使うことで頭を守るご利益にあやかってクラッシュしないように、というわけかい?」ARTA「どうかな?先生の意思だからね・・・ちなみにブラック・トルマリンは強力なシールドを形成すると言われてます。ネガティヴな波動から護ってくれるそうです」Ray Brig「やっぱりクラッシュ防止用じゃないか・・・・」Ray Brig「でもさ、どうして僕は押して走るのにARTA君は牽引して走るのかな?」ARTA「これも先生の指示だからね・・・。おそらく意図するところがあるんだと思うよ。僕は65kgのウェイトだからこんなものかな・・・」Ray Brig「僕は30kgだから半分ぐらいでOKだな。とにかくやってみなければ解らないからやってみますか・・」ARTA「ようし、OKだよ!」ARTA & Ray Brig「Go! Go! Go!」Ray Brig「(いや~ARTA君飛ばしてるな~こっちも一杯一杯だよ)」ARTA「(うお~~!!きっつ~~!65kgのウェイトってこんなにキツイんかい!!)」TAKATA「あれ~~??どうして2人で追いかけっこしてるの?しかも荷車なんか引いて・・・」ARTA「し、しまったRay君!前方にTAKATA君が!!」Ray Brig「えっツ!?!?ヤバっ!!」ARTA「僕は止まれても・・・ウェイトが!!」Ray Brig「くっ!!慣性が働いて空走距離が伸びやがる~!」ARTA & Ray Brig「・・・・・・・・」TAKATA「ARTA君、Ray君すまない・・・。僕が飛び出して来たばかりに・・」ARTA「いやいや・・・なんのこれしき・・・むしろTAKATA君のおかげで重要なことが解りました」Ray Brig「僕もだよ。TAKATA君。そして先生がARTA君には引かせて、僕には押させた意味も良く解ったよ」ARTA「65kgを牽引してると走るためのパワーも止めるためのパワーも全開で使うとかなりロスするから唐突な荷重移動をしないように走る必要があるね」Ray Brig「30kgぐらいだと押してる感覚だからまだコーナリングの一体感はあるんだけどコーナーでの荷重移動や止まろうとする時は慣性が働くから持っていかれる。要するにピッチングだけで止まってくれない」ARTA & Ray Brig「先生は空の状態とウェイトを積んでいるときの状態を理解させるために手法を変えたんだ」TAKATA「でもそれだけじゃウェイトを積まないマシンとの差を知れないだろうから僕が一緒に走るよ」ARTA & Ray Brig「そう言われてみればそうだな・・・」ARTA & TAKATA & Ray Brig「Ready!!・・・・Go!!」Ray Brig「(やっぱりウェイトないから速いな~TAKATA君・・ついていけないよ・・)」ARTA「(アウト側からのスタートなのにもう並ばれた・・・ノー・ハンデは速いな~。でもホントはTAKATA君も10kgのハンデあったよな?!)」 第2話へ続く。
April 21, 2007
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Strikes Back!!「みなさんには敢闘賞のジャンドゥイオッティを差し上げます」TOM「うおっ~~なんだこれ?ずっしり重いチョコレートだ!」TAKATA「なんといってもイタリアでは最高級のチョコレートですからね・・」Epson「おい!!そこ!!ポディウムに登壇したのは僕なのに何故キミたちがジャンドゥイオッティいただいてるんですか?」Strikes Back!!「Epson君へのプレゼントはこちらです」Epson「うっ!!これは!!SOTERのBeacon Hill Pinot Noir2003ではありませんか!良いんですか~?」Strikes Back!!「Ray君開けて差し上げて・・」Ray Brig「はい!」Ray Brig「久しぶりにかなり長いコルクです」Epson「ドひゃ~~魅惑的な香りです・・・ポディウムに立てて良かった。今度は真ん中に立ちますよ!!」TAKATA「良かったね~Epson君おめでとう!Strikes Back!! Racing Schoolの初表彰台はEpson君に持っていかれてしまいました」TOM「Epson君よく諦めずに走ったね。敵ながら立派だよ」Ray Brig「今度は僕が行かせてもらうよ!」ARTA「勝てなかったのは悔しいけど、でもこれで気持ちが更に引き締まった。Epson君まずはおめでとう。でも次回は雪辱を果たすよ!」Epson「よっしゃあ!ウェイト積んでも頑張りますよ!!」第2戦岡山国際(4/8)はまたしてもFormula 1 第2戦マレーシアとカブリます。岡山も行くかも・・・
March 23, 2007
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Strikes Back!!「どうしたのですか?Epson君?」Epson「せ、先生!良いところに帰ってきてくれました。実は開幕戦の尾を引いて悔しさのあまりまだ泣いております。なんとかしてやって下さい」Strikes Back!!「解りました」Strikes Back!!「厳しいことを言いたいところですが今日は止めます。今回の結果は厳然と受け止めなければなりませんが、ひたすら攻め続けた結果が不幸な幕切れになってしまっただけです。一つだけ聞きます。速さとはなんでしょう?」一同「????」Strikes Back!!「簡単に言ってしまえば尺度です。しかもかなり曖昧な尺度です。タイムを計っているのでそこに厳然とした尺度が存在しているように思えますが、タイム的に物凄く速くても必ず勝てるということはありません。もっと解りやすく言えば一番速いドライヴァーやマシンがウィナーになるとは限らない部分がこのスポーツの難しい部分です」Strikes Back!!「それでは強さとはなんですか?」一同「・・・・・・・・」Strikes Back!!「速さと強さ・・・即ちこれは何を意味するか・・・モータースポーツは純粋な速さだけを競うスポーツではないということです。もし、純粋に速さだけを競うのであれば規定周回を決めてその間にFastest Lapをマークした者を勝者にする等の方法が考えられるからです。しかし、これでは基本的にクォリファイ・セッションと変わらないでしょう。ですからタフさが要求される決勝があるんです。速さと強さは同義ではありませんから、今回のように速さがなくてもタナボタで勝利することはできます」Strikes Back!!「例えば優しいだけの男では媚ているようにしか見えないことに似ています。男として媚ではなく真の優しさの求めるなら凛とした強さも備えていてこそ優しさが大きな意味を持ちます。モーター・スポーツにおいても同じです。速さを持たぬ強さなど美しくはありません。僕がNSXを愛してやまないのは、割れ物のような気難しさの向こう側にある美しさを備えた真の速さに魅入られているからです。かつて日本を席巻したGT-Rの遺伝子とは明らかに違うもっと孤高なる遺伝子を継ぐレーシング・カーとして勝ち方にこだわって下さい」TAKATA「そうか・・勝ち方か!!」Strikes Back!!「僕がNSXを誇りに思っているのはタナボタで勝利したことが極めて少ないことです。昨年に関して言えばポール・トゥ・フィニッシュしかありませんでした。レギュレーションの厳しさから昨年は抜けずに後退することが多かったのは事実です。速さのない強さなど美しくありません。奇麗事だと言われてもかまいません。最も美しい勝ち方にこだわることができる遺伝子はNSXをおいて他にはありません。TOM君には申し訳ありませんがSCやGT-R、Zに今のところその美学や哲学は当てはまりません。ですから、できることなら勝って強さを示してほしいと思いますが、強さはタナボタでも示せることがあるのです。そのくらいなら、圧倒的な速さという美しさを示す走りに徹して欲しい。これは多くの勝利を飾ったGT-Rとは一線を画すNSX独自の美学です」ARTA & TAKATA & Ray Brig「NSX流の勝利への美学ですか・・・。解りました。速さという美しさを示した結果手に入れた勝利という強さでなければNSXにとってなんの価値もないということですね!!」Strikes Back!!「そうです。F1でも最近この部分が希薄になってきているので世界的に人気が落ち込んでいます。ただ勝っているだけでは意味や意義は見い出せないと思います。そこにある勝利への美学や美意識にこだわって勝ち星を挙げて下さい。もらい物の勝利でも勝利は勝利などという方もおりますが、NSXに無様な勝ち方は必要ありません。この美学を胸にライヴァルを圧倒する美しい走りを見せて下さい。僕からのお願いです」ARTA & TAKATA & Ray Brig「よっしゃあ!!次の岡山国際は1-2-3行くぞ!」???「おい兄貴!今日こそ決着つけようぜ!!」TAKATA「誰ですか?この空気が読めないオチビちゃんは・・・」???「僕はオチビじゃないぞ!ソニックだ!」Ray Brig「お騒がせしてすみません・・。こいつは僕の弟で『ソニック』です」TAKATA「元気ハツラツ?・・」ARTA「ちょっと違うかもね・・・」Sonic「なんだこいつら・・・ほんとに500のドライヴァーか?」
March 22, 2007
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TAKATA「・・・・!!」TOM「行くよ!」Strikes Back!!(ここで帰宅です。おっ!!TOM君やってますね!)TAKATA(踵でくるか?シッポで変則的にくるのか?肉を切らせてだな・・・)TAKATA(やっぱりガードを開けていた部分を精確に突いてきやがった・・・脚も追っかけてくるんだろ・・・来いよ)TAKATA(やっぱりこいつスゲ~~ッ・・なんて衝撃だ!)Strikes Back!!(しかしTAKATA君もよく踏ん張りましたね。わざと幾分かガードを開けて誘い込み軸足を封じましたからね・・・)TAKATA(でも、これで軸足をいただいた!)TOM「それで僕を抑えるつもりかい?顔面、がらあきだよ?」TAKATA「どんどん蹴ってみろ!絶対放さないからな!」TOM「ご希望通り放すまで蹴り続けて差し上げます」TAKATA「ふん!フット・スタンプはこうやって決めるんですよ!」TOM「うグッ・・・」TAKATA「必ずGive Upさせます!」TOM「やれるもんなら・・・・・あっつ!」Strikes Back!!(TAKATA君はどうしてもGive Upさせたいようですね・・あそこからの流れは・・・腕ひしぎでしょう)Strikes Back!!(完全に決まりましたね!)TAKATA「TOM君・・・潔くGive Upして皆さんに謝罪して下さい」TOM「・・・・・冗談は止せ・・・僕は自分の信念に基づいて行動しただけのこと・・・悪いことをしたつもりはないからGive Upして謝罪するつもりはない!」TAKATA「そうですか・・・では、更に締めます」Strikes Back!!(TAKATA君身体をひねってTOM君の左手にねじりを入れたので、TOM君はたまらず身体を起こしましたがこれだと左肩と肘にかけられている負荷は相当なものですね)Strikes Back!!(完全に返して今度は脚で首を絞めてますね・・・これはもう・・・)TAKATA「TOM君・・・すでに結果は見えました。Give Upして謝罪して下さい」TOM「何度言ったら解る!謝罪はしない!Give Upもしない!Give Upするぐらいなら最初からこんなことするものか!TAKATA君・・・キミは自ら言ったはずだ。正義や力は示すものであり、誇示するものでも振るうべきものでもない、と。それに少しだけ言葉を付け加えさせていただこうか・・・・正義とは信ずる心の強さで決まる!この世に絶対的正義がない以上、正義はその思いの強さで決まるんだ。正義は必ずどこかに軋轢を生み出すもので、全ての人間に等しく正義となることはない。等しく守られるべきではあるが現実問題として無理だ。そんな不十分なものでも正義は必要だ。導くための力として悠遠の時を刻んできた正義は信ずる力が強ければ強いほどその意義も増す。だから、今の僕に謝罪すべき非は無い」TOM(僕にとっては先生との約束こそが守るべき信念・・・それを誰よりも強く信じ守ることこそが僕の正義なのだよ。TAKATA君!だから、絶対にGive Upはしない!)TAKATA「ならば、更に締めます」Strikes Back!!(TAKATA君は脚でTOM君の首を絞め、背筋で身体を起こして更にTOM君の左腕は危機的状況ですね・・・)TAKATA「TOM君の言ってることは正しいと思う・・・少なくとも僕も同じ考え方です。でも僕はやりすぎた攻撃と嘲笑したことを問いただしているんです。意地を張ってるとこの左腕いっちゃいますよ!」TOM(うお~~ッ!!もう駄目だ・・・腕一本持っていかれるな・・・しかし、僕自身の信念に揺るぎは無い。結果を出すとはそういうことでもある。きっちりと仕事はしましたよ。先生・・・・)TAKATA「・・・・・・・・・ふう~~っ」TOM「・・・・?????どうした?何故、腕一本持っていかない?僕はそうされてもしかたのないことをキミたちに対してしたんだ・・・遠慮なく持って行け!」TAKATA「・・・・そう・・・・わざとね。僕たちの怒りの火に油を注ぐためにわざわざこんなことをしたんだ・・・。でなきゃ正義とはなんぞや?という心得を知っている格闘技の達人とは思えないさ。キミは何かに強い信念を抱き、こんなことを試みた・・・・。大丈夫、みんなには言わない。僕の負けだ」TOM「何を言っている!キミの勝ちだ!」TAKATA「いや・・・君のその揺るがぬ信念には感服したよ。強い揺るがぬ信念は軽々しく口にするようなことでもないしね・・・。キミはGive Upすることとは別に信念を軽々しく口走ることにも耐え抜いたんだ。最後まで・・・・。守るべき信念を守り抜いたキミの勝ちだ・・・・」TOM「それを見抜かれていたのならやっぱり僕の負けです。さすが先生が見込んでいるだけはありますね。また次の機会に細かい理屈抜きで拳を交えましょう」TOM「その時まで勝負は預けておくよ・・・。(TAKATA君・・・僕は嬉しいよ。キミのような強いライヴァルと戦えることが・・・)」TAKATA「TOM君どこに行くんだ?」TOM「また、出直してくるよ・・・」Ray Brig「おいおい・・・散々暴れて消えちまったよ・・・。一体どういうつもりなんだ?あいつは?」ARTA「いきなりだったからまだ頭がずんずんしてるよ・・・」Ray Brig「あんの野郎・・・僕の弟だったら多分、良い勝負するんだけどな・・・今度は弟呼んでおこうかな・・・」Epson「おいおい・・・それじゃ他力本願じゃないか・・・。自分たちがもうチョッと賢くなれば良いんじゃないのか」Ray Brig「ところでTAKATA君は勝ったんだろ?」TAKATA「・・・・・・・」Ray Brig「どうしたのさ?TAKATA君ボヤッとしちゃって・・・勝ったんだろ?」TAKATA「あっ!?・・・・いや・・・どうかな・・・・・??微妙だね。公平に見たら引き分け・・・ぐらいじゃないかな」Ray Brig「引き分け~??随分とスッキリしない幕引きじゃないか・・・!?」TAKATA「TOM君とはもう一度戦わなければならないだろうね・・・」ARTA & Epson & Ray Brig「!!!!!ホントかよ~~」
March 10, 2007
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Ray Brig「大変です。みっちー8044さんから先生にバトンがまわって来ました・・!」ARTA「バトンって・・・ジェンソン・バトンが来たの?」Ray Brig「何ワケのわかんないこと言ってるんですかARTA君・・・」Epson「それで?バトンの内容は?」Ray Brig「以下の通りです」1.デートの時、相手が理由もなく1時間遅刻したら?2.デートの時、相手がありえないような服装だったら? 3.デートの時、相手が携帯ばっかいじってて、あまり相手にしてもらえません。そのときのあなたの一言は?4.ご飯を食べて、会計に行こうとした時に相手が 「ちょっとトイレ行ってくるから、先に行って」どうします?5.相手の人とお揃いの携帯にしたい!!とか思ったこと ありますか?6.付き合ってまだ1ヵ月。親に紹介してほしいと 相手に言われたらどうする?7.大好きな人から結婚を申し込まれました!!即返事がほしいって。あなたはなんて答える?8.次にバトンまわす10人※必須でお願いします。Epson「ふむふむ・・・先生が答えそうなことを予測して書きますか?」TAKATA「おもしろそうですね」Ray Brig「まず1.デートの時、相手が理由もなく1時間遅刻したら?」Epson「間違いなく心配するでしょう!待つぐらいだったらクルマ飛ばして迎えに行くでしょう」Ray Brig「2.デートの時、相手がありえないような服装だったら?」ARTA「きっとクルマでドライヴし続けて、クルマから降りないんじゃないかな・・・あるいはありえない服装でもいけるポイントに行く」Ray Brig「3.デートの時、相手が携帯ばっかいじってて、あまり相手にしてもらえません。そのときの先生の一言は?」ARTA「僕にメール打ってるの?とか軽くさわる程度であまり責めることはなさそう・・・」Ray Brig「4.ご飯を食べて、会計に行こうとした時に相手が 『ちょっとトイレ行ってくるから、先に行って』どうします?TAKATA「先生の場合はありえないでしょ。ほとんどテーブル・チェックだからむしろ『化粧室行く?』と聞いてさりげなく席を立たせますね」Ray Brig「5.相手の人とお揃いの携帯にしたい!!とか思ったこと あるでしょうか?」TAKATA「これも先生の場合はありえませんね。オリジナリティとアイデンティティを上手くバランスさせろ!と口うるさく言う方ですから・・・」Ray Brig「6.付き合ってまだ1ヵ月。親に紹介してほしいと 相手に言われたら先生はどうする?」ARTA「これもありえないでしょう」Ray Brig「7.大好きな人から結婚を申し込まれました!!即返事がほしいって。先生はなんて答える?」Epson「それはなんとなく解る・・・」ARTA「そうだな・・・間違いないだろ」TAKATA「僕はキミと同じくらいクルマが好きだからそんな僕もひっくるめて好きなんだったらOKだよ・・・」ARTA & Epson & Ray Brig「ビンゴ!!」Ray Brig「8.次にバトンまわす10人お願いします」ARTA「これが一番難しいのではないですか?」Epson「そうだね・・・・ちょっと僕が選んでも良いかな?」Ray Brig「どうぞ・・・」Epson「良くお料理やスイーツのリクエストをいただく皆様をリスト・アップしたいと思います。まず・・・最近のレシピに関するお問い合わせ件数上位は・・・ぴあんせさん 、クレアのママさん、みかん(^・_・^ )さん、レイアままさん、chorinosukeさん、パンプキンタルトさん」Ray Brig「さらに昔からごひいきにしていただいてるciao-chieさんやスタッフ ハッピーさん、CASINO ROYALE 7さんの御三家も外せないでしょうね・・・・」TAKATA「もうお一方・・・・内容から言って御婦人に回すべきバトンのようですが・・・・ここはやはりciamiさんにお願いできませんでしょうか?」ARTA「これで何とか10名様(無理でしたらスルーしていただいて結構です。強制ではありません)ですね・・・是非ともよろしくおねがいしま~す!」
March 8, 2007
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Ray Brig「・・・というわけで鈴鹿でのテストを終えて上位をNSX勢が占めることができましたが、まだまだ問題が山積しています。先生が言ってましたが問題は勝ってウェイト積んでからのカーボン・ローターへの負担や、ダウン・フォース削減によるピッチングがどうなるのか?そのあたりが一番難しいと言ってます。ダウン・フォース不足をタイア性能だけで補おうとするとかなりウェイトを積んでいる場合は前後タイアの磨耗バランスにも影響を与えるのでコーナリングを含めたレース全体のタイアの使い方をもう一度よく吟味し検証した方が良いということです」TAKATA「今までNSX勢はコーナリング・スピードを落とさない走りが要求されてましたが、このあたりのNSXのメリットもタイアの使い方を含めて考えた場合は慎重に走らなければならないということですよね」Epson「でもステップド・ボトムになってもそれほどコーナリング・スピード落ちてないよね?」ARTA「先生は去年から言ってますが、基本的にNSXは脚が良いのです。脚の出来が悪かった年は散々なシーズンを送ってます。硬めすぎずに脚がしなやかにキチンと動いてロード・ホールディング・・・すなわちメカニカル・グリップを確保できていればライヴァルよりも早いスロットル・オンが可能になる。突っ込みで詰められても、脚が決まっていれば立ち上がりで離せるから心配はいらない」TOM「どうかな・・・・」ARTA「誰ですか、君は?」Ray Brig「お前・・まさか・・・・」TOM「そうです・・・昨年度の王者TOMです。今日から僕もStrikes Back!! Racing Schoolの一員です。皆さんよろしく・・・。ところでARTA君、先ほど脚さえ決まっていれば立ち上がりで離せると言ってましたが、それ自体考え方は間違っていませんが大事な見落としがあるのではないですか?おそらくStrikes Back!!先生もその部分に気付いてるからこそ不安を抱えているのでしょう・・・。4人も揃っていながらこんな簡単な問題にも気付かないとはまったくおめでたいですね・・・フフフッフフ・・・」Ray Brig「笑ったな!」TOM「確かにスキルは乏しいですね・・・何故、僕がチャンピオンなのか教えてあげましょう」TAKATA「その構えは!破軍の構え!」TOM「フンッ!」Ray Brig「おいおいマジかよ!いきなりおっぱじめやがった!」TAKATA「Ray君、ARTA君あぶないよっ!」ARTA「えっ?」ARTA「そんな・・・馬鹿な・・・」Ray Brig「うっつ!」TOM「みなさん油断しすぎですね~~」Epson「Ray君、大丈夫かい?」TOM「僕はStrikes Back!!先生が良くおっしゃっているイマジネーションという言葉が大好きです。本当に強い人間はイマジネーションとフォースを上手くバランスさせて使うんです。Ray君・・・僕の蹴りを寸前で交わしたまでは良かったんですがね・・・」Ray Brig「うっ・・・・ガッ・・・・・・っつ」Epson「Ray君!」TOM「さ~て、行きますよ・・」Epson「こいつ・・・なんて身体能力してやがるんだ!」Epson「このヤロー・・・踏んづけてやる」TAKATA「駄目ですEpson君!彼に不用意に近づいてはなりません!」Epson「ハ~ン?ここまでやられて黙ってられるかよ!」Epson「?ん?こいつおちょくってやがるな?」TAKATA「Epson君駄目だ!」TOM「Buona fortuna!」Epson「はァ?」Epson「!!!!・・・・・」TOM「さてと・・・・あとはTAKATA君キミだけです。Strikes Back!!先生からうかがってます。キミも空手の有段者だとか?邪魔者がいなくなりましたので心置きなく雌雄を決しようではありませんか?」TAKATA「・・・・・TOM君・・・・キミが強いことは認める。最初からRay君ではなくARTA君を狙っていた上段蹴り。そして油断したところにシッポで固め技を繰り出し、Epson君も油断していたところを狙われ一撃だった・・・」TOM「フン・・・!油断してなければ倒せなかったとでも言いたいのかな?」TAKATA「いいや・・・残念ながら彼らは油断していなくてもキミには勝てなかっただろう・・・・。差は歴然としていた。だからこそ、僕はキミを全力で倒す!力とは見せ付けるものではない。正義も然り・・・。必要な時に必要なだけ抜いて使うもの。正義や力は示すものであり、誇示するものでも振るうべきものでもない。そんなことはTOM君、キミも解っているはずだ!なのに最後キミはEpson君を逆さ落としした時点で勝敗が決していたにもかかわらず、最後にひねりを加えてトドメをさした。それは断じて、正しい力の使い方ではない!!必要な分だけ使いキミを倒す!」TOM「正論だが・・・・必要な力だけを使い、余力を残した状態で僕に勝てるとでもいうのかな?あとで泣きごと言わないで下さいね・・・始めましょうか!」 スーパーGTあみねこ07シーズンの幕開け~第3話~に続く
March 7, 2007
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TAKATA「TAKATAです。お久しぶりです。第二回のスロー・トレーニング講座です。減量しようとしてるみなさんが、効果的に痩せられるように解説していければと思います。しかし、ダイエットをする際どうしても誤解したり勘違いしてしまうことありますよね。昨今ではテレビで過剰なまでの分析番組やダイエット商品の過大広告で一番重要で肝心な部分を誤魔化されてしまっていることです。まぁ、信憑性の低そうなのもたくさんありますよね・・・」TAKATA「その典型的な一例がダイエットのためのサプリメントやトリートメントです。飲んで痩せる。塗ってマッサージして痩せる。これを皆さんどう思いますか?僕も全く効果は期待できません・・・とまで言うつもりはありませんが、仮にそれで効果が出て2キロないし3キロ痩せても、『今までと同じ生活』に戻しただけでまた確実に増えます。それが厳しい現実です。エアロビクスやスイミング、ペダリングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼する効果と同程度の燃焼効果はサプリメントやトリートメントでは得られないばかりか、生活を元に戻すだけでウェイトも戻ってしまいます。いわゆるリバウンドと呼ばれているものですね。この現象が起きてしまう最大の理由は基礎代謝能力がサプリメントやトリートメントでは全く変わらないからです。有酸素運動同様、無酸素運動を繰り返すことで筋肉の質量を上げれば筋肉での代謝量が増えるので基礎代謝を含めた一日の総代謝量が増えるためにリバウンドは起きにくくなります。サプリメントやトリートメントでダイエットした場合はこの点をクリアできていないためにリバウンドするのです。この仕組みを理解していない方は確実にリバウンドします。それは人間の身体が激しい負荷をかけてトレーニングするとより強力な肉体を再生するために超回復を行うようにプログラムされていることと無縁ではありません。どんなアプローチを用いてもダイエットをしてウェイトを落とすと身体に負荷はかかっているのでそれを補うためにどうしても食べてしまうという連鎖に陥ります。これをクリアできなければ痩せることが出来ません。ですからスロー・トレーニングによる確実な筋肉質の補強が重要になってくるのです」TAKATA「第一回目でみっちー8044さんからリクエストいただきましたので、今日はそのリクエストにお答えしたいと思います。リクエスト内容は・・・・『事情があって上半身(特に首)に力が無いので、今回のストレート・レッグ・クランチ出来そうにありません(>_<)下半身を使って腹筋を鍛える、スロー・トレーニングはありますか?』というものです。ご安心下さい。キッチリやれれば1ヶ月である程度の筋肉は付けられるトレーニングがあります。ただし、すぐに結果を求めず根気強くやって下さいね」TAKATA「仰向けに寝て両脚を少し開き膝を軽く曲げて下さい。両腕は軽く開いて手のひらを床につけます。この姿勢から腹直筋下部を収縮させて両脚をゆっくり上げますが、腹直筋だけを使うことを強く意識して行って下さい。また、このとき背筋に力が入って背中が反り返らないように注意が必要です」TAKATA「お尻が床から離れきるまで膝を軽く曲げたまま両脚を上げていきますが、爪先は真っ直ぐに伸ばしてはいけません。足首は必ず90度を維持します。爪先を伸ばしてしまうとふくらはぎやハムストリングスにも力が入ってしまいます。ターゲットは腹直筋オンリーですから他の部分からは力を抜いて下さい」TAKATA「両脚を上げる時に膝の曲げ伸ばしをしたり、膝を身体に引き寄せる時の力を反動として使ってしまうと効果は激減しますので決して反動は使わないで下さい。筋トレでなかなか効果が出ない人の大半は反動利用のトレーニングを繰り返してるからです。このLeg Raiseで注意したいのは両脚はあくまでも負荷・・・すなわち錘であるという点です。両脚が上がるのは腹直筋を収縮させた結果持ち上げられたものであるという意識を忘れないで下さい。特にこのLeg Raiseは腹直筋下部、下っ腹に効きますので持ち上げる高さを気にするのではなく腹直筋の力を最大限に使っているか否かが効果に影響します」TAKATA「この辺りまで足を引き上げられるように腹直筋を収縮して下さい。もはやここまで来ると支点となっている腰が浮きますので、腰の負担を抑えるために背中全体で床やトレーニング・マットを押すように意識して下さい。また、このトレーニングも前回のストレート・レッグ・クランチ同様脚を戻す際に脚の重さを使って戻すのではなく、脚の重さに耐えながら腹直筋を伸ばすことを意識して戻しましょう。このトレーニングをする際、首や背中の筋肉がが痛むようなら『腹直筋だけ』ではなく他の部分を使ってしまっている証拠です。ありとあらゆる筋肉に意識集中できるようにならなければ凄まじいGの中で正確なセンシングやコントロールは出来ません。どんなシミュレーターでも解りえないエモーショナルな部分でのセンシング・・・技術者がドライヴァーの壁を越えられないのはこの部分にあります。優れたドライヴァーの感覚というのは無駄の無い筋肉によって作られた肉体があってこそのものです。凄まじい旋回Gに堪えながら微妙な物理的インプットをキャッチするためにスロー・トレーニングは必須です。もう一点・・・・ゆっくりした動作でトレーニングをするにも関わらず、キチンとやっていれば青筋浮かせるほどきついのがスロー・トレーニングです。しかし、これだけきつい刺激もワンパターンでは筋肉が慣れてしまい成長の度合いは日々低下してしまいます。自分が鍛えたい部分を苛め抜く激辛エクササイズを実践できた方だけが『リバウンドしないボディ』を入手できます。僕もStrikes Back!!先生を目指してこれからも頑張ります!!」
March 1, 2007
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Ray Brig「昨日から先生は新規プロジェクトのため外出中ですので自炊します。Epson君この焦げてるのは何ですか?」Epson「Ray君・・・かなり失礼ですね。そんなことをおっしゃるなら召し上がらなくて結構ですよ。強めに焼いたと言って下さい」Ray Brig「Epson君、いつからジョークが通じなくなったんですか?」Epson「チョコのフィリングを詰めたパイです。以前作ったパイ生地が冷凍庫に残ってたので在庫整理させていただきました」Ray Brig「ひらたく言えば~あまり物というわけですね~」Epson「Ray君、なんだか突っかかりますが、いらなければご遠慮いただいて結構ですよ」ARTA「Ray君は焦ってるんですよね~~。最近『ワインねた』よりも『お料理やスイーツねた』に移行してますし、一昨日のTAKATA君の『スロー・トレーニングねた』のアクセス数も飛びぬけてたので危機感を感じてるんですよね・・・」Ray Brig「うっ!・・(ドキッ!)また~ARTA君冗談きついね~」TAKATA「Ray君・・・脚ががくがくですよ」Ray Brig「ふうう~~っ!(ドキドキッ!)なんてことはありません。はははは・・・」TAKATA「ところで先生はいずこへ・・?」ARTA「大事な用件が一つと、もう一件面会する方がいらっしゃるとおっしゃってました。今夜食べたいものをEpson君にリクエストして昨日のうちに出かけたようです」Ray Brig「リクエストって?」ARTA「Epson君お得意のPizzaとPastaです。ヘルシーなものをということでした」Epason「了解しました」 その頃・・・・・・・TOM「このたびStrikes Back!! Racing Schoolを志願したTOMと言います。先生、よろしくお願いします」Strikes Back!!「どうかよろしくね(笑)・・・TOM君の趣味とか得意な分野は何ですか?」TOM「特に得意分野は・・・?強いて言えばやはりドライヴィングとマーシャル・アーツですかね・・」Strikes Back!!「マーシャル・アーツ!どんなことを?」TOM「空手を少々・・」Strikes Back!!「うちのTAKATA君も有段者ですよ。(笑)」TOM「はい。すでに情報は色々と仕入れております。先生が空手の有段者であることも存じ上げております。まず情報戦に勝たないとその先の勝利は期待できませんから」Strikes Back!!「なるほど・・・・(笑)。ウチのスクールにいる生徒はすべてNSX勢のメンバーなんだけど、SC勢はTOM君一人になってしまいますが心細くないですか?」TOM「そんな弱音を吐くぐらいなら最初から入校しようとは思いませんし、手を出さない方が良いと思います。好きなことをやるにも障害や壁はつきものですから、もとより覚悟の上です」Strikes Back!!「フム・・・解りました。入校を許可します。皆さんと仲良くやれるかどうかは解りませんが、僕が入校を認めたので同じ仲間ですからTOM君はTOM君のスタイルで自分をアピールして下さい。自分自身が責任を負える範囲であれば、マルバツ等の規則的な線引きもしません。言ってる意味は解りますよね?ウチのスクールを仲良しクラブにするつもりもないので、TOM君はそこから切り込んでいけると思いますよ」TOM「・・・・・」Strikes Back!!「仲良しクラブと仲間は根本的に違います。僕が言う『仲良しクラブ』は良いところも悪いところも舐めあってただ馴れ合い的な群れを成す輩です。仲間は良いところは称えあい盗みながら互いに成長し、悪いところはきっちり指摘し正しあう。そういう関係です。現在はそれを遠まわしに指摘しても通じないか逆切れする方多いですけどね」TOM「先生がおっしゃりたいことの意味はよく解りましたが、本当によろしいのでしょうか?そんな大それたことしてしまって・・・」Strikes Back!!「良いですよ。僕は彼らがどれだけ進歩したのか?それを見極めたい。ドライヴィングはテクニックとスキルで決まりますが、実戦で結果を残すにはテクニックとスキル以外にも重要な要素があります。これは上のカテゴリーに行けば行くほど重要になります。それが彼らに備わっているかを試したいのです。無論、TOM君、君も試されていますからそのことを忘れないように」TOM「解りました!先生のご期待に沿えるよう粉骨砕身の覚悟で任務にあたります」 今回の「スーパーGTあみねこ07シーズンの幕開け~」は第2話、第3話と続編があります。
February 25, 2007
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今日、検査から帰るとTAKATA君は一人で黙々とダンベル・トレーニングに集中しておりました。他のメンバーは遊びに行ったのでしょうか? Strikes Back!!「おや、TAKATA君トレーニングに余念がありませんね。ダンベルですか?」TAKATA「あっ!!先生良いところに。ちょっと相談があるのですが・・・」Strikes Back!!「なんですか?」TAKATA「僕はみんなの中で一番最後にスクールに来てコレといって特長や才能がなく出番も限られています。Epson君などは料理やスイーツに詳しいので出番がかなりあります。僕から見るとEpson君は表彰台の常連さんみたいなんですが、僕にはコレといって才能も無いので今後Ray君やEpson君、ARTA君相手に表彰台を奪いあえるかどうか心配なのです」Strikes Back!!「なるほど・・・・(今度TOM君が来るから、最後に来る生徒は変わるな・・・)ま、座って・・・そうだね・・TAKATA君に競争力が無いということはありません。でもね、競争力とはいろんな能力を総称して統括した表現だと思うんです。能力としてはTAKATA君は申し分ない。でも、競争力として考えるとそのステージやフィールドごとに変わると思いますから、どこでも競争力があるとは言えないと思います」TAKATA「僕にもRay君のワインや、Epson君のお料理、スイーツのようになにか出来ることは無いでしょうか?」Strikes Back!!「ARTA君がでてきませんでしたが・・・」TAKATA「今の僕にはARTA君と同じことは出来ないと思います。ARTA君は地味ですがどんな場合でもRay君やEpson君のサポートを上手くこなしています。色んなことを掌握している強みのように僕には感じられます」Strikes Back!!(賢いな・・ちょっと自信なさ気なTAKATA君はまるで・・・)Strikes Back!!「TAKATA君にも出来ることはあると思いますよ。(笑)」TAKATA「えっつ!!なんですか?」Strikes Back!!「TAKATA君は毎日ストイックにトレーニングしてますよね?僕も現役時代はそうでした。そのトレーニング・カリキュラムを皆さんに教えて差し上げたらいかがですか?これから温かくなって薄着になりますからボディ・メイキングに本腰を入れる方も多いと思いますから・・・。ウェスト周りを締めるエクササイズとか護身術なんかのレクチャーも良いんじゃないですか?」TAKATA「・・・・・・Epson君みたいにカッコよくできますかね?」Strikes Back!!「まずは、やってみなければ解りませんから、いつもやってるやつをちょっと見せて下さい」TAKATA「まず仰向けに寝て膝を伸ばして踵をベンチに乗せます。両腕は胸の上で交差してそのままホールド。脇をしっかり締めてヘソが見えるあたりまで上体を起こします。大体、肩甲骨が床から離れる程度までです」Strikes Back!!「Straight-leg Crunchですね。僕もやりました。これをベースにしたプロトコルも幾つかありますがパーシャルレンジ・レップセットや15-15はかなりきついですね。TAKATA君は何セットぐらいやってるんですか?」TAKATA「10回を1セット1日3回が限界です。それ以上出来る方は実際には腹筋以外の筋力を使って身体を起こしてると思います」Strikes Back!!「その通り。筋トレの効果が出ない方のほとんどは惰性や反動で反復してエクササイズをやっていて、回数やって満足している方です。腹筋もキッチリ出来てなければ100回出来ても効果は半減です。鍛えたい筋肉にターゲットを絞って十分な負荷をかけることが出来なければ効果は出せません」TAKATA「そこから背骨の1個1個を丸めるような感覚を自身で意識しながら腹直筋下部に意識を集中して身体を引き上げます。ここが一番きつい角度です」TAKATA「腹直筋を限界まで収縮させてホールドします」TAKATA「これを数秒間保持したら、バタンと身体を倒さず腹直筋を伸ばしながら徐々に戻します。こうすることで戻る時も腹直筋に負荷を与えます」Strikes Back!!「こういったスロー・トレーニングの方が鍛える筋肉を意識できればマシンよりも効果がでます。マシンを使ってる方も効果がはっきりと出る人は少ないですからね。みんな反動使って回数こなしてるし。実際のところ、ほとんどの方は腹筋やる時に背筋使ってやってるし・・(笑)このストレート・レッグ・クランチが腹直筋だけを使って10回出来るようになったら確実に腹筋割れるよね」TAKATA「はい。割れます。先生の現役時代は体脂肪率どのくらいでしたか?」Strikes Back!!「8%ぐらいかな・・・あったときでも10%ぐらいだったと思う」TAKATA「僕も8%を目指します!あと2%下げます!」Strikes Back!!「TAKATA君、せっかくですからこのエクササイズの注意点も教えて差し上げたらいかがですか?」TAKAYA「はい。このストレート・レッグ・クランチは傾斜させたベンチに寝て脚を引っ掛けて足首、つま先を固定して行うことが数多く見受けられるのですが、これをやると太腿の裏表やすね、ふくらはぎなどの筋肉、さらには腸腰筋も使ってしまうので純粋に腹直筋だけを鍛えることができません。締まったお腹を作りたければ腹直筋だけに意識を集中できるよう効率追求しましょう」Strikes Back!!「効率が悪いばかりではなく、ここで反動を使ってしまうと腸腰筋が骨盤と干渉し骨盤を痛めます。知らない方はやりなれないことをやって筋肉痛になった・・・ぐらいにしか思いませんが本当は腸腰筋の損傷です。脚を揚げる台の高さを高くするほどきつくなりますからきつい場合は脚を下ろして腸腰筋に負担をかけないようにしてやりましょう。筋トレに無理は禁物です。そうしないとトレーニング始めたは良いけど、すぐにしばらく身体を持ち上げることが出来なくなります」TAKATA「それから背骨を一つ一つ順番に確実に曲げて、伸ばすことを意識しながらやることですね。支点は股関節ではなく腰ですのでそれもお忘れなく・・・」Strikes Back!!「TAKATA君できるじゃないですか・・・この調子で夏までに身体を締める講座をやったらいかがですか?とは言ってもシーズン始まったら厳しいかな?」TAKATA「出来るだけ頑張ってみます・・・・」
February 24, 2007
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Ray Brig「ねェ、TAKATA君。先生から聞いたんだけど今日はセツブンなんだって?セツブンって何?」TAKATA「節分というのは『鬼は外!福は内』と言いながら豆を撒いて厄を祓う行事です」Epson「なるほど・・・僕たちも今シーズンのために厄払いしたほうがよさそうだね・・・」Ray Brig「そうだね」ARTA「じゃあ、厄払いしよう」TAKATA「でも、そのためには鬼役の方がいないと・・・鬼は外!って言いながら豆を投げつけないと・・・・」Epson「そういうことですか・・・・でも鬼といえば赤鬼、青鬼ですから必然的に・・・」ARTA「え~~っ!僕よりもRay君の方が青鬼にピッタリじゃないですか!」TAKATA「ところが、赤鬼の面しかないんですよ・・ARTA君ごめんなさい」ARTA「これで良いですか?」Ray Brig「さすが・・レーシング・スーツ赤いから雰囲気ありますね」Epson & TAKATA「うんうん・・・」Ray Brig「さて、ARTA君行きますよ~~」TAKATA「鬼は~外~!福は~内~!」ARTA「おいおい・・・もう良いだろ・・」Epson「おっつ!この豆美味いな・・・意外と香ばしくて・・アーモンドやへーゼルよりも淡白で良い感じ・・・ARTA君もどうぞ・・」ARTA「・・・・・・」TAKATA「確かに美味しいですね~ARTA君」ARTA「まァ、美味しいけど来年の鬼役は今季ランキングの一番低かったやつがやることにしよう」Ray Brig「みんな赤鬼にはなりきれませんよ・・・」ARTA「い~や、駄目です。NSX勢最下位の者が鬼役です。誰であろうと例外はありません」Epson & TAKATA & Ray Brig「は~~い・・・・」
February 4, 2007
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Strikes Back!!「さて、今日はクレーム・ブリュレを作りましょう」Ray Brig「Le Creusetのハート型ココットですね・・・ヴァレンタインですか?」Strikes Back!!「そうです。日本では御婦人から贈り物をしますが、あちらでは男性から御婦人に贈ります。僕も同様に毎年自分で作ったスイーツを贈っていますから今年も作ります」Epson「それがクレーム・ブリュレというワケですね・・・ちなみに昨年はなんだったんですか?」Strikes Back!!「昨年はリコッタ・チーズを使ったベイクド・チーズ・ケーキでした・・・今回のブリュレは通常のレシピのものではなく、ヴァレンタインのチョコレートにちなんだレシピでつくる初挑戦のブリュレですので、今回の出来を見て御婦人に贈る時の最終的なレシピを決定していきます」Ray Brig「リコッタ・チーズのチーズ・ケーキの評判はいかがでしたか?」Strikes Back!!「職場での評判良かったですよ・・・ま、不味くても不味いとは言えなかったと思いますがね・・・さて、作りましょう。まず、刻んだビターのクーベルチュール・チョコレートと生クリームと牛乳を合わせてミルク・パンで溶かします。温度計で60℃前後を維持しながらチョコレートを綺麗に溶かしたら沸騰直前まで温めます。今回はチョコレート風味のクレーム・ブリュレですのでヴァニラ・ビーンズは使いません」Strikes Back!!「続いて卵黄とグラニュー糖を合わせてもったりとするまで手早く(ハンド・ミキサーなどを使う場合は高速でフラッシュさせながら)混ぜ合わせます。これが出来上がったら、ミルク、生クリーム、チョコレートを合わせたものを少しずつ加えながら混ぜ合わせます」Strikes Back!!「混ぜ合わせたらココットに流し込んで下さい」Strikes Back!!「ここで重要なポイントがあります。流し込んだ生地の表面に気泡が出来ていたらスプーンなどですくいとるかペーパー・タオルなどで沁み込ませて確実に排除しましょう。そのまま焼いてしまうと気泡の周囲が硬くなってしまい滑らかさがなくなってしまいます」Strikes Back!!「あとは140℃のオーヴンで20分程度焼きます」 第2話は焼きあがって冷やし終わった後に掲載します。明日には掲載できると思います。
February 3, 2007
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Ray Brig「フフフフフッ・・・フ、フ・・・」Strikes Back!!「どうしたんですか?気味悪い笑い方なんかして・・」Ray Brig「先生・・良いところに来ました。ついに入手したんですよ!」Strikes Back!!「何をですか?」Ray Brig「ジャンじゃジャ~~ン・・・」Strikes Back!!「なんですか?それ・・・」Ray Brig「どうですか!?ついに最新型のレーシング・スーツですよ。おまけにミトンつきです」Strikes Back!!「それは、それは素晴らしいことですね。さすがQooちゃんですね。ちょっと着てみて下さい」Strikes Back!!「Ray君・・・イェーイ!やったぜ!という心境が見事に表現されていますね。Qooちゃんに感謝ですね」Ray Brig「そうなんですよ~これで今シーズンも完璧です!」Strikes Back!!「いや・・・そう安穏ともしていられないと思いますよKiraraちゃんの新作はなんといってもSC430ベース・・・・いや何でもありません。こちらの話です」Ray Brig「へ?なんですか?」ARTA & Epson & TAKATA「おやおや~なんだか賑やかだと思ったら~~ついにRay君もレース・スーツ入手ですか・・」Ray Brig「イェーイ!」ARTA「これで開幕までこころおきなく修行に励めますね」Ray Brig「今年こそスーパーGTのタイトルを獲得します!」TAKATA「僕もRay君に負けませんよ!」ARTA「悲願のNSX2度目のタイトル獲得へ向けて頑張ります」Epson「先生、見てて下さいね!」Strikes Back!!「今年こそNA2にタイトルをもたらして下さい。実はNSXはまだNA1でしかタイトルを獲得していません。NA2になってからはまだ無冠ですからよろしくお願いしますね」ARTA & Epson & TAKATA & Ray Brig「NSXに必ずタイトルをプレゼントします!!頑張ります!」
January 31, 2007
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Ray Brig「お待ちかね~」ARTA「きっとあれですね~」Epson「間違いないでしょう。この発泡に入ってるものと言えば・・・」TAKATA「なんですか?」Ray Brig「そういえばTAKATA君はおりませんでしたね・・開けてみれば解ります」Epson「やっぱりイタリアン・ロールだ!!」ARTA「イチゴも入ってますよ~~」Ray Brig「先生にとってイチゴの旬の時季はこの組み合わせ必須なんでしょうね~」TAKATA「そんなにこのイチゴとイタリアン・ロールは美味しいのですか?」ARTA「はい。外しません!それに後引くんです。この味は知らないほうが幸せです。知ってしまったら・・・無性に食べたくなることがあります」TAKATA「ひえっ~~~そんなに美味しいのですか?」TAKATA「このイチゴも大粒で美味しそうですね!」ARTA「先生が帰ってきたら分けてくれますから大丈夫です」TAKATA「楽しみですね~~」
January 28, 2007
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(ある晩のこと、みんな寝静まっている中・・・Ray君は今季のレース・スーツを入手するため賢明にトレーニング中です。ほかの皆さんはお休み中です)Strikes Back!!「逆立ちしてプッシュ・アップしたり、お決まりの腹筋ですね・・・」Strikes Back!!「それに気付いたTAKATA君が起き出しました」TAKATA「Ray君・・・こんな夜中に何をしてるんですか?」Ray Brig「あと3センチなんですよ・・・それに・・・そろそろ体力強化を真剣に考えませんと・・・みなさんには内緒ですよ」TAKATA「はい・・・・もう寝ますか?」Ray Brig「いや・・せっかくですからTAKATA君、スパーリングをお願いできませんか?」TAKATA「おやすいごようですが・・・良いんですか?」Ray Brig「もちろんです。手加減はしないで下さいね」TAKATA「解りました。手抜きはしません」TAKATA「・・・・・」TAKATA「ローキックをコンビネーションに組み込みましたね・・・良いと思いますよ」TAKATA「でもね・・・不用意にストレートを大振りしてはいけません・・・・」Strikes Back!!(上手いですねTAKATA君・・・駆け引きは文句なしです。敢えて守りに入って攻撃させつつ鉄壁の布陣でガードして、攻撃の隙を作らせ労せず懐に潜り込む・・・・最後はリーチを活かした・・・)Strikes Back!!「アッパーですか・・・」TAKATA「Ray君・・・大丈夫ですか?」Ray Brig「はい・・・大丈夫です・・・しかし、TAKATA君強いですね・・・毎日のトレーニングを増やさないと駄目ですね・・・」Strikes Back!!(おいおい・・・TAKATA君に勝つのが目標なのか、レースのための身体作りなのか解らなくなってるぞ・・)Ray Brig「今夜は夜遅くに御協力いただきありがとうございます。また、よろしくお願いしますね」TAKATA「いつでも協力は惜しみませんよ・・・今日はもう寝ましょうか・・・」Ray Brig「そうですね・・・」ARTA(みんな頑張ってるな・・・・いよいよ本格的に2007年が始動するぞ・・・・)Epson(やれやれ気付かないフリしてるのも厄介だよな・・・多分、ARTA君も気付いてるでしょう・・・)
January 20, 2007
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今日は嬉しいニュースが飛び込んできました。 北米のNHL(ナショナル・ホッケー・リーグ)、ロスアンゼルス・キングスに所属するGK福藤豊(24)が第3ピリオドに登場し、1失点したものの何度もスーパー・セーヴを魅せ日本人初のNHLプレイヤーとして日本人ゴール・テンダーの可能性を見せました。 この日の相手はセントルイス・ブルースでしかもアウェー戦。セントルイスで行われた試合は先発GKが第2ピリオドまでに5失点と散々な出来だった中、第3ピリオドだけのおよそ20分の出場だけとはいえ僅か1失点に抑えたのは見事と言うしかありません。(凄いぞ!福藤!) しかも福藤は身長185cm。日本人としては恵まれた体格の部類に入りますがNHLでは身長2mはごく普通のレヴェル。そんな彼らが放つスラッシュ・ショット(シュート)は150km/hを軽く超えるスピードでゴールを襲います。速度だけで言えばフットボール(サッカー)の比ではありません。しかもパックは黒く小さく視認し難いのも特徴。 2004年7月にロスアンゼルス・キングスからドラフト指名されてからやっと公式戦に初登場。東北高校時代に既に日本ナショナル・ティームに選抜されたほどの実力者がコクドを経てNHLへ渡りました。 実は僕、大のアイス・ホッケー・ファン。本当のホッケー・ファンはアイス・ホッケーとは敢えて言いません。ホッケーです。 モーター・スポーツは自身でやっていたので無論大好きですが、次に挙げる好きなスポーツは2つあって、そのうちの一つがアイス・ホッケーです。小中学と経験のあるフットボール(サッカー)は熱狂できるほど好きなスポーツではありません。 NHLの選手たちの中で日本人が不利であることはユナイテッド・ステイツに渡る前から解っていたことですから何としてでも頑張って日本人もやれる、という足跡を残していただきたいと思います。 頑張れ、福藤!Strikes Back!!「ちなみに僕が好きなティームは2つ・・・いや3つかな・・・一つはニューヨーク・レンジャーズ・・・ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでは何度もレンジャーズのホーム・ゲームを観戦しているレンジャーズ・ファンです。こちらはそのジャージですが・・・おいおい君たち・・・」Epson「ゼッケン35番と言えばBANDAI DIREZZA SC430だろ?なんだこのデザインは?」Strikes Back!!「これはですね、昨年引退したレンジャーズのゴール・テンダー、マイク・リクターのジャージです。長野五輪ではユナイテッド・ステイツのナショナル・ティームのゴール・テンダーとして来日しましたよ。というわけで、引退してしまっていますから多分同じものは無いでしょう」Ray Brig「凄い選手だったんですか?」Strikes Back!!「実力のある選手だったかと言えば、ちょっと違います。カナダ代表のパトリック・ロワとかチェコ代表のハシェックなんかのほうがゴール・テンダーとしては最高でしたが彼には常にプロ最高峰リーグユナイテッド・ステイツのGKとしての重圧がありましたから気の毒と言えば気の毒でしたね。例えて言えばセリエAを擁するイタリアのナショナル・ティームのGKのような重圧が常にのしかかっているワケですよ。でも僕は彼の人柄とかが個人的に好きでしたね」ARTA「こちらの怖いドナルドダックのようなジャージは?さらにCというマークが入ってますが・・・・」Strikes Back!!「こちらはマイティダック・オブ・アナハイムのジャージです。こちらも今は同じものはないと思います。ある意味僕の宝物です。Cはキャプテン・マークです。それを付けられるようになるには才能や、努力、信望すべてに優れたプレイヤーでなければなりません。このジャージはカナダ国籍の日系人ポール・カリヤのものです。彼は現在コロラド・アヴァランチにいますから、もうこのジャージは存在しません」Epson「GTに9番はいたかな?・・・あっ!GT300にいたな・・・NOMAD ADVAN MT・・・・モスラーMT900R」Strikes Back!!「GTにこだわりますね・・・というわけで今はコロラド・アヴァランチも好きなティームです。コロラド・アヴァランチの19番ジョー・サキックも大好きな選手です。このジャージ・コレクションにやがてロスアンゼルス・キングスの福藤の33番を加えたいですね・・・(笑)」
January 15, 2007
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Ray Brig「ARTA君、こんな夜中に何してるんですか?」ARTA「先生の書斎にある写真を拝見してました」Epson「写真?先生の昔のガール・フレンドたちの写真とか?」ARTA「う~~ん、無いわけではありませんが違います」TAKATA「なんでしょうか?」ARTA「デジカメの時代ではなくアナログ世代の写真で凄い方々が写ってるんですよ。先生も素人の撮影にしてはまァまァだと思います。こちらはいわゆるベタ焼きですね。きちんと1コマ目にグレー・バランス撮ったりしてますし、アンダー、オーヴァーを試してたりしてます」Ray Brig「おお~~フォーミュラ・ニッポンになる以前のF3000ですね。やがてフェラーリに乗ることになるミカ・サロ選手やエディ・アーヴァイン選手が写ってますね・・・」TAKATA「さすがRay君・・・しかしティーム・キャビンの星野選手やまだ若い頃の服部選手も写ってます・・・」Epson「でもホントに先生の撮影なんですか~~?意外とプロの方が撮影されたものをいただいたとか・・・」ARTA「確認は取ってませんので解りませんが、引き伸ばしたものもありますので多分、先生が撮影してると思います。先生のかつての愛車が写ってたりしてますし・・・」Epson「へ~~そうなんだ・・・でも引き伸ばすのはもらったポジでも出来るでしょ・・・」Ray Brig「ああ~~ほんとだ。ベルリナブラックのNA1・・・今はNA2だけど・・・・」ARTA「ちなみに・・・このエディ・アーヴァイン選手を引き伸ばしたのがこれです」Ray Brig「すっげ~~ピンだ。多分これは白線が写ってるからピット・ロードでの撮影だね。これって4つ切り?」ARTA「こんなのもありました。こちらはカビネ・サイズです。同じポジから焼いたものですね・・・」TAKATA「やっぱりアナログは良いですね・・・永久的な美しさはディジタルに譲りますが、それでも10年以上経ってこれだけ美しく残せてるんですからね・・・」Ray Brig「写真の横に書き込まれてるのは?」ARTA「これはフィルム・データですね。これはPKL200と入ってますから、コダックのポジでISO感度200のものという意味だと思います。ボクは今、先生と交渉してこれらのフォトの中から厳選してアルバムを作ろうと思ってます。90年代のレース・シーンが残されていますので貴重だと思うんですよ。バブルを経験し、弾けて試行錯誤した日本の近代黎明期が残されていますので・・・」TAKATA「うん。良いね。僕も協力するよ・・・」Ray Brig「中嶋監督も若いですし・・・F1に行った中野君もまだまだ若い頃ですね」TAKATA「ARTA君・・・他にカッコいいのありませんか?」ARTA「ではこれなんかいかがでしょう・・・レイナード・ユーザーの筆頭ティーム・ルマンでこの年、物凄い速さを見せながら僅かチャンピオンに届かなかったコクピットのロス・チーバー選手を捉えたものです」ARTA「こちらはカビネに伸ばしたものと、全紙に焼いたものです」Ray Brig「ピンの圧縮感もすげ~~ぞ・・・・ドライヴァーがめちゃカッコよく写ってる・・・・フィルムの縁に写ってるRVPはやはりフィルムのデータ?」ARTA「そうです。RVPはフジ・フィルムのポジです。結構メジャーなポジですね。このピンの圧縮感は望遠系レンズかも知れませんね・・・・さて、これ以上はボクの楽しみなので皆さんには内緒です」Epson「なんだよそれ~~~」ARTA「そう言われましても、あまり公開しすぎると先生のプライヴェートな部分もありますので・・・・」Ray Brig「先生が写ってる写真があるってことですか?」ARTA「そうです・・・では新年ですから富士スピード・ウェイから見える冠雪した富士山などいかがでしょう・・・・」Epson「写真としては良いけど・・・どうだかな・・・・」ARTA「では・・・・仕方ありません・・・・これではいかがでしょう?」Epson & TAKATA & Ray Brig「おお~~~っ!」Epson「待ってました!皆さんカメラ目線してくれてますが、キャッチ・アイが入ってませんぞ!」Ray Brig「でも綺麗だ・・・・・・ボクは右から2番目の方・・・あっ!左側の下の段の方と同じ方ですね・・・」Epson「ボクは左上のADVANギャルです・・・・」TAKATA「最近のRQはナイス・バディだけど綺麗ではないんだよね・・・ボクも左上のADVANギャルが良いな!」ARTA & Epson & Ray Brig「!!!!!!(絶句)」Ray Brig「TAKATA君の口からそんなコメントが出るなんて・・・意外でした・・・・」 P.S.・・・・・ARTA「ちなみに撮影カメラはキャノンEOS-1HSです。
January 13, 2007
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ARTA「先生、保冷用発砲スチロールにはいった荷物が届きました・・・」Strikes Back!!「おや?TAKATA君はどうかしましたか?」ARTA「今日はPinocoさんのところへ身体測定に行ってます・・」Strikes Back!!「そうですか・・・では3人で開けて下さい」ARTA & Epson & Ray Brig「は~い」Ray Brig「オッツ!イチゴだぞ!」Epson「このピンクの包みはなんだろう?」ARTA「ボクはイチゴが気になります。思いっきり気になります。大好きです」Strikes Back!!「ピンクの包みは贈答用ですから1本だけは開けても良いですが残りの2本は触れては駄目ですよ・・・」ARTA & Epson & Ray Brig「は~い・・」ARTA「先生!イチゴは?」Strikes Back!!「イチゴは自家消費です(笑)」Ray Brig「うわ~~良いイチゴだね・・・」ARTA「早く食べたい・・・・・・」Epson「ARTA君よほど好きなんだね。かなり解りやすいと思います。イチゴも甘い香りが漂ってて美味しそうなんですが、僕はこちらの方が気になってしまいます」Epson「外側がクレープ生地になったイタリアン・ロールですね・・・美味しそうです」Strikes Back!!「ここのイタリアン・ロールはとってもオススメなんです。美味しいと評判のロール・ケーキでも『えっ?こんなんで?』と思うものもありますが、これは美味しいです。これを不味いという方は、むしろ味音痴と言わざるを得ないでしょうね。一日あたりの製造本数が少ないので予約した方が賢明です。いつ行ってもお客様が間断なく来客する人気店なので紹介はしません。これ以上買えなくなると僕も困りますのでトップ・シークレットということで・・・」Ray Brig「先生が教えてくれないとなると余程だろう!!」Epson「ますます知りたいのですが・・・」Strikes Back!!「・・・・・・・・多分、知ってらっしゃる方はもうご存知ですよ・・・・・」
January 12, 2007
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ARTA「先生、荷物が届きましたよ」Strikes Back!!「どこからですか?」ARTA「TOYOTA F1ティームからです」Ray Brig & Epson「何でTOYOTAなんだ?先生はHONDAオンリーじゃないのか?」ARTA「さあ・・・解りませんが、年末にはスーパー・アグリF1ティームから何かが届いてましたし、スクーデリア・フェラーリからもインヴィテーションが届いてましたよね・・」Ray Brig & Epson「(解らない人だ・・・・・)」Strikes Back!!「あ~~これですか・・・ちょうど良い。皆さんにお年玉がわりに差し上げます」Epson「え~~~っつ!!ホントですか?」Strikes Back!!「良いですよ(笑)・・・ただ、どんなものが入ってるか?どのくらい入っているかも解らないので喧嘩しないように上手く分け合って下さい」ARTA「嫌な予感が・・・・」Ray Brig「となれば、いつものように早い者勝ちってことだな・・・・レーシング・ドライヴァーたるもの速いもん勝ちだ・・・」Strikes Back!!(う~~ん・・・確かに間違ってはいませんが・・・)ARTA「やっぱり潜ったか・・・・」TAKATA「えっつ??」Epson「ったく・・・もう、出遅れた。誰も抑止力にならないのですね・・・Ray君に一人勝ちはさせませんよ」Strikes Back!!「いつもこうなのですか?」ARTA「はい・・・すみません」Strikes Back!!「まァ、これはこれで面白いですからね。みんなちょっと引いたところで大人になってますから・・Epson君は意外と自身の役どころ踏まえてるんですね」ARTA「ええ・・・彼がRay君の直接的な抑止力だと思います。今回TAKATA君が増えたので、さらにRay君包囲網が強くなったので、今シーズンは面白くなります。昨シーズンのように100号車が一人勝ちということはないでしょう・・・」Strikes Back!!「そうですね。(君のクールな観察眼や分析力にも僕は期待してますが・・・)」Epson「Ray君・・・すみませんが少しばかり我慢して下さいね・・・TAKATA君は何が良いですか?」ARTA(さすがですね~Epson君・・・Ray君の頭を押さえつけてイニシアティヴを握りました。おそらく、ちょっと遅れて飛び込んだのはなんだかんだ言ってもRay君の頭を押さえ込むためのEpson君の戦術でしょう。Ray君もこのまま黙ってはいませんから・・・僕も今のうちにお忍びで・・・・気付かれないように・・・)TAKATA「えっ?僕は皆さんと揉め事を起こしたくは無いので残り物で良いです。(ARTA君上手いな~~さすがだな~~)」Epson「TAKATA君、こんなことしてもらえるのは新入生のうちだけです。何が良いですか?早くこの中から選んで下さい!」ARTA「Mission Complete・・・(上手くいきました・・・中身はなんだか解りませんがこれで十分ですよ・・)って言ってる間に、Ray君得意のシッポを使ってEpson君押し返してます」TAKATA「はい。では・・キャップが良いです」Epson「解りました。キャップですね。はいさ・・・」TAKATA「じ~~~ん・・・(うう~~なんて良い人なんだ・・・)」ARTA「おっ!Epson君、上手く足を使って・・・器用になりましたね。うっ!ついに出た・・Ray君のしっぽペンペン!・・・Epson君は大丈夫だろうか?」Epson「TAKATA君にお願いがあります。僕の足元に転がっているピンズを取って下さい!お願いします!」TAKATA「へっ?ピンズ?これか・・・?」Epson「痛いな~Ray君・・・ペンペン・・・・ペンペンと・・・」TAKATA「Getしました!」Epson「よっしゃあ!Ray君・・・今日は僕の作戦勝ちさ・・・」ARTA「Ray君・・力尽きましたね・・・・」Ray Brig「・・・・・・・・・」ARTA「~~(やった~なんでしょうか?嬉しいですね~)」ARTA「おっ!これはラルフ君とヤルノ君のツゥ・ショットですね・・・しかもサインつき・・・僕もサイン考えておかないとな・・・良いなあ。カッコいいなあ・・新年早々縁起が良いな。僕にとっては当りでした。でも本当はもっと欲しい写真があるのですが、それは後々ご紹介します。実は先生が持ってる写真なんですが・・・」TAKATA「Epson君・・・ほんとにキャップいただいて良いのですか?僕がその小さい方でも構いませんが・・・・」Epson「何を言うんだい・・・TAKATA君のほうが赤いキャップが似合うと思うよ。(何言ってんだ・・・僕はピンズが欲しいんだよな・・・キャップはこのあいだDIESELのものを手に入れてるから・・)TAKATA君、遠慮は無用だよ」TAKATA「ありがとうございます!」Ray Brig「・・・・・・・今年になってから流れが悪いな・・・・なんとかしないとまずいな・・・・・」Strikes Back!!(まさにこれこそスーパーGTの、いやレースの縮図です。ポールからスタートしたはずのRay君がちょっとした戦略ミスでEpson君に先行を許したがために後方からスタートしたARTA君、TAKATA君にパスされレースをフイにしました。最後、Epson君は次回の戦いを有利に進めるため順位(アイテム)をTAKATA君に譲る余裕さえありました。昨年の100号車に足りなかった勝負運こそこれです。今年こそはその勝負運を克服してタイトルを狙えると良いですね。速いことは間違いありませんから、あとは戦略と戦術を含めた上手さです。)
January 5, 2007
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Strikes Back!!「おやおや・・僕が席を外してる間にひと悶着あったようですね・・・(とは言ってもトイレに入っていただけですから流れは把握してますがね・・・)・・・・どうしましたか?」 TAKATA「先生・・・申し訳ありません。有段者でありながら手を挙げてしまいました。ARTA君から聞きましたが先生も有段者ということですので厳しい空手の戒律をもって、いかなる処分も謹んでお受けいたします」Strikes Back!!「TAKATA君まあそう焦らずに・・・ところで・・・Ca va?」Ray「!!!Non ca ne va pas!・・・・・(先生、フランス語理解できんのかよ?・・・知らなかった・・・)」Strikes Back!!「Ray君は大丈夫ではないと・・・Epson君・・Come va?」Epson「Si,non c'e problema.」Strikes Back!!「ふむ・・・Epson君は問題ないということですね・・・」Ray Brig「TAKATA君は『武士の刀と同じように必要な時に必要な分だけ抜いて信念のもとに使うべきものです』と言いながら過剰防衛をしたと思います。何も最後パイル・ドライヴァーまで決めなくても良かった・・・・」Strikes Back!!「う~む・・・そうでしょうか・・・こうなるに至った経緯はRay君とEpson君にあると思います。自ら引金を引いておいてやりすぎと言うのはナンセンスです。更に厳しいことを言えばTAKATA君がチョーク・スリーパーをかけた時点でRay君が謝罪しギヴ・アップしてればTAKATA君は落とさなかったと思います」Ray Brig「そんなことは無いと思います」 Strikes Back!!「では、僕もTAKATA君と同じように空手の有段者としてRay君に厳しい現実を教えましょう。本当はRay君はTAKATA君に救われたんです。良く思い出して下さい」Strikes Back!!「Ray君の分かれ道はチョーク・スリーパーが決まったところなんです。TAKATA君は先ほども言ってましたが空手の有段者としてあるまじきことをしてしまったと・・・でもRay君はTAKATA君が良識ある空手の有段者であったから救われたことも事実です。何故なら、僕も含めて空手の経験者は顔面への攻撃が禁じ手であるため本能的に顔面攻撃はしません」Ray Brig「先生のおっしゃりたい意味が良く解りません」Strikes Back!!「これでも解り難いですか・・・仕方ありませんね。これがプロとアマの差です。スキルが生み出す明確な径庭です。ここまで言っても気付かないRay君と解っていてもやらなかったTAKATA君との間には大きな差があります。『これは喧嘩です』と割り切っていたはずのTAKATA君がこのシーンで・・・首を完全にロックしているRay君の顔面への膝蹴りを打ち込まなかったのは何故でしょう?」ARTA & Epson & Ray Brig「!!!!!!!!!!!」 Strikes Back!!「顔面への膝での打撃・・・・そのほうが明らかにRay君には致命傷を負わせられます。空手だけでなく格闘技の経験があるものであれば簡単に解ることです。でも、敢えて膝による顔面への攻撃は避けました。上から落とすドライヴァーは派手さはあっても、落とす高さと速度を手加減すればたいしたダメージは残りません。しかし、顔面に対する膝からの反復打撃によるダメージは無視できません。それこそがRay君への温情ではないですか?空手でもドライヴィングでも本当の、ホンモノのスキルを持っている選手はその先の匙加減は当然のこと、無限のイマジネーションで様々な走りや戦い方を魅せることができます。僕が常々言っているドライヴィングの懐の深さとはそういう意味合いのものです」Strikes Back!!「Epson君は感覚的にTAKATA君を侮れないと察知していたようですね」Epson「・・・・・・Si・・・・」Strikes Back!!「『In bocca al lupo!』・・・・頑張れ!という意味ですが直訳すると狼の口の中に・・・ですから・・・まァ、勇気を持てというような意味合いにもなりますが、それだけ無意識にでもTAKATA君を評価していたということでしょうね。続いて『Crepi il lupo!』狼なんか死んでしまえ!と、TAKATA君を狼に例えてます・・・イタリアでは良く使う言い回しですが・・・」Ray Brig「うう~~っ!!先生・・・TAKATA君、Excusez-moi・・・・すいませんでした・・・」Epson「Scusa・・・僕もすみませんでした」Strikes Back!!「Je vous en prie・・・・・Il n'y a pas de probleme.」「Prego!」「TAKATA君、僕に免じて許してあげて下さいね。これからは仲良く、各々良い部分を延ばして欠点や弱点を指摘しあって是正していって下さい。僕からのお願いです」Ray Brig「Oui,Monsieur!」Strikes Back!!「Ray君・・・緊張してるのか興奮してるのか解りませんが、君が来た時に言いましたね・・・ここは日本です。日本語でいきましょう。僕もイギリス、フランス、イタリア、ユナイテッド・ステイツ等いろいろな方々とコミュニケーションを取るために勉強しました。それは向こうに行って『仕事をさせてもらう』のですから当然です。フランスやイタリアで『仕事』をするのであれば言葉の基本的な部分だけでも身に着けて行くべきです。観光ならば個人の自由ですが・・・。僕も各国の方々にクルマの細かいインプレッションを伝えるために強弱の度合い、程度の違いなどいろんな言葉の様々な表現を覚えたりするのは苦労しました。だからこそ言いたい。ここは日本ですから日本語で正確にマシンの挙動が伝えられるようなドライヴァーになって下さい。日本人でありながら日本語で上手く説明できない方もいるぐらいですから、外国から来ているドライヴァーであればなおのことです。日本で仕事をするために来日しているドライヴァーには二種類の方がいらっしゃいます。あくまでも通過点だからということで英語を話せる、あるいはフランス語やイタリア語通訳を介してしか話さない、日本語を話そうとしない方。もう一方はたとえ通過点であっても少ない語彙量で少しでもエンジニアに伝えようという努力を怠らないドライヴァーです。僕がどちらを評価するかは言うまでもないでしょう。僕もそれらの国々でコミュニケーションする努力をしてきましたから・・・・貴方がたは日本語をマスターして下さい。良いですね・・・」ARTA & Epson & Ray Brig「はい!」 Strikes Back!!「それから・・・このミーティング用のテーブルとベンチはTAKATA君が作ってくれました。皆さんお礼を言って下さいね」ARTA & Epson & Ray Brig「ありがとうございます」TAKATA「いいえ、どう致しまして・・・」Strikes Back!!「それでは新年1回目の講義をしましょうか・・・・シェード・トゥリーってご存知ですか?」Ray Brig「????」ARTA「????」TAKATA「????」Epson「・・・・・・・・」Strikes Back!!「Epson君は知ってそうですね・・・」Epson「僕の母国イタリアでは昔、葡萄が植えられている畑に必ずある木を植樹していました。今は少数派になってしまっていますが・・・それが関わっているのではないかと思うのですが・・・・確信はありませんし、自信もありません」Strikes Back!!「素晴らしい回答です。正解です。ただし、葡萄のシェード・トゥリーに関してアカデミズムでは賛成派、反対派どちらにもメリット、デメリットが指摘されていてはっきりしていませんので、もう一つ僕の大好きなカッフェに欠かせないコーヒー豆のシェード・トゥリーを考えながら、レースを年間通じて戦っていく際のティーム戦略、パートナー戦略、そしてメーカー戦略を考えていこうと思います」 Strikes Back!! Racing School~シェード・トゥリー編第1話~に続く
January 4, 2007
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Strikes Back!!「昨日、Racing Schoolに4人目の受講生がエントリーしてきました。日本猫(ジャパニャンコ)のTAKATA君です。彼は入校するなり何やら作り始めるようです」Strikes Back!!「TAKATA君、何をつくるのですか?」TAKATA「先生と先輩方と僕がしっかりミーティングできるようにテーブルを自作しようかな・・・と思いまして」Strikes Back!!「凄いですね・・・期待してます。良いもの作って下さいね」TAKATA「はい!」TAKATA「テーブルも大事だけどベンチはもっと大切だからね・・これを鋸で切断してグラインダーで磨きます」TAKATA「テーブルの天板はふちの色がついた樹皮の部分をグラインダーで落として角を取ります」TAKATA「この天板と樹皮を落とした木に6mmダボを4本打って固定し、テーブルは完成です」TAKATA「ベンチの方は割った木を同じように6mmダボで黒檀に固定し完成です。先生と僕たちのミーティング・スペースの完成です」TAKATA「それにしても皆さんお出かけのようで・・・」Strikes Back!!「良いものができましたね。みんなも夕方には戻ってきますから待っててくださいね・・・」TAKATA「なんだか眠くなってきました・・・・」Strikes Back!!「一眠りして待っていたらどうですか?」TAKATA「お言葉に甘えてそうさせていただきます」ARTA「おや?ここで寝てるのはジャパニャンコTAKATA君ではありませんか?」Ray Brig & Epson「あらら・・・ほんとだ。こいつ先輩の僕たちを出迎えるのに寝てやがるな・・・」Ray Brig「お~~いTAKATA!起きろ!後ろからZが猛追してるぞ!」TAKATA「やばっ!プッシュします!」Epson「こいつ寝ぼけてるよ・・・」ARTA「それにしてもこのテーブルは?」Ray Brig「TAKATA君!先輩を迎えるのに居眠りしてるのはどうかと思うけどね・・・」TAKATA「すみません。先生に許可はとったのですが・・・」ARTA「それなら良いじゃないですか・・・」Epson「いや、良くない。もしかして君、自分がホンダ・ワークスの一員で、僕たちは単なるサテライトだから馬鹿にしてるのかい?」TAKATA「そんなことはありませんよ~いじめないで下さいな~」ARTA「Ray君、Epson君、言いがかりは良くないよ。TAKATA君にはそんなつもりはないのですから・・・」Ray Brig「ARTA君、所詮は君もホンダ・ワークス側ですから彼のかたをもつのですね・・・」ARTA「いいえ、そうではありません。もっとクールに行きましょう」Epson「黙ってないで何とか言ったらどうですか!TAKATA君!」TAKATA「そう言われてもですね・・別に馬鹿にしてるつもりはありませんので、謝罪するつもりはありません」ARTA(Epson君切れちゃいました・・・でもEpson君のストレートはしっかりTAKATA君受けて止めてます)TAKATA「悪いことは言いません。止めた方が良いです。怪我しますよ・・・」Ray Brig「なんだとこの野郎、空手がなんだって言うんだARTA君、離せ~Je suis desole・・・」ARTA「うおっ!!(申し訳ありません、がフランス語だからRay君切れたな・・・いくらなんでも2人同時は卑怯だろ・・・)ARTA(おっつ!!左足でRay君を抑えた!)TAKATA「だから、止めましょうよ・・・先輩たちを怪我させたくないですから・・・」Ray Brig「うお~~~っつ!!」ARTA(そこで頭突きか・・・空手では反則だな・・・)Epson「In bocca al lupo!!」ARTA(Epson君、相当興奮してるな・・・イタリア語になってるし・・・)Epson「空手が怖くてレーシング・ドライヴァー務まるかよ!Crepi il lupo!!」ARTA(あ~あ~やっちゃったよ・・・イタリア語連呼してたからヤバイな~とは思ってたけど・・・踵落とし。しかも不意打ち。「空手が怖くてレーシング・ドライヴァー~」って、確かに一理ありますが、君たち知ってる?先生も空手3段の有段者ですよ?そんなこと言ってあとでどうなっても知りませんよ・・・)TAKATA「も~~あったまきた!外国生まれなら武士道精神は知らないだろうけど、騎士道精神があるだろ!」Epson「あれ~~~っ・・・(最近多くない?これ?)」TAKATA「貴方もですよ・・Ray君。貴方は空手を知らないから頭突きが反則であることを知りません。これは仕方のないことです。これは空手ではなく喧嘩です。ならば僕も遠慮しません。僕が先生のスクールに入ったのは『プロとアマの差』を教えてくれる方だからですよ・・・喧嘩も同じです。空手の有段者に玉砕覚悟の肉弾戦仕掛けても無意味です。最初からある程度結果が見えていることです。先生が教えてくれているスキルの意味とはかけ離れていると思いませんか?」ARTA(うっ!!もしやそれは・・・・頭突きに入ったRay君の首を確実に絞めてチョーク・スリーパー状態?)ARTA「(かなり絞めこまれてる・・・・)Ray君大丈夫か?TAKATA君・・・もう勘弁してあげたら?」TAKATA「いいえ駄目です・・・井の中のなんとかではいけませんからね。力は振りかざすものでも見せ付けるものでもありません。武士の刀と同じように必要な時に必要な分だけ抜いて信念のもとに使うべきものです。スキルも同様。彼らはそのことを解ってません。・・・Bonne nuit!」ARTA「えっつ?TAKATA君フランス語出来るの?って・・・エ~~~?(逆さに締め上げたまま・・・・)」Epson「Stai Bene?!?!」ARTA「Si malissimo・・・・大丈夫ではなさそうです・・・Ray君、意識飛んでます」Epson「このヤロー~~~」TAKATA「また、不意打ちの頭突きですか・・・・」ARTA(その高さからの頭突きじゃあTAKATA君も・・・って、あれ?)ARTA(ボディに一発・・・・・Epson君が落ちてくる力を利用してトドメですか・・・)TAKATA「さっきRay君にIn bocca al lupo!って言ってましたが、残念でしたね・・・Riguardati!!」ARTA「TAKATA君・・・イタリア語も解るの?」TAKATA「Certo!」第2話へ続く・・・・
January 3, 2007
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Strikes Back!!「例えばF3でもFニッポンでもシャシとエンジンの組み合わせで大体のタイムはシミュレーションできています。例えば『基本性能を確認したいから6割程度で流してくれ』という具体的な指示があった場合に少しでも良いところを見せようとして6割以上のラップ・ペースで走ることなど論外です」ARTA「うっ・・・僕ならやってしまいそうです。6割を7割程度で走ればタイムが上がりそこから100%を算定しますよね?」Strikes Back!!「その通りです。鋭いです。しかし、そんなことをして万が一壊してしまったら取り返しがつきませんし、何よりもまずいのはそれがバレてしまった場合です。マシンの現況は何度も何度もシミュレーターにかけられ判定されていますから、このセッティングならこのコースの参考タイムはどのくらいとテストを行う前から明らかになっています」ARTA「!!!!!!ということは・・・・」Strikes Back!!「暫定的に出せるはずの6割ペースのタイムを大幅に上回って周回を重ねるともうテスト・ドライヴァーへの道も無いでしょう。指示されている走りが出来ないワケですから・・・。『6割とか7割で流す』ということには実は物凄く重要なことが含まれています。マシン側ではなく、むしろドライヴァー側にです。ARTA君、解りますか?」ARTA「勘や推測でなら答えられるかもしれませんが、自身の間抜けさを露呈することになりかねませんから、ここは先生の言葉を肝に銘じさせていただきます」Strikes Back!!「まず実際に6割で走って得られるマシンの情報とシミュレーターで得られたデータを照合して符合するかどうかチェックがなされます。ここで誤差は無い方が望ましいのですが、これはエンジニアリング関連の話になるのでここではスルーします。まず6割ペースをドライヴァーがどうやって見抜いていくかですが、最近は具体的にタイムを言ってこれが6割程度だからこれで走ってくれと言うところが多いようです。でも難しいのはここからです。わかりますよね?」ARTA「そうか・・・・それで時間感覚なんですね!」Strikes Back!!「タイムを教えられたからといってそのタイムをドンピシャでスパッと出せるドライヴァーなどいません。誤差が発生するのは当然のことです。しかしその誤差が少なければ少ないほうが良いのです」ARTA「その誤差でドライヴァーの能力を判定するのですね。溜飲が下がりました。でも、その理由は?」Strikes Back!!「この時間感覚がドライヴァーの生命線であり、もっとも強い武器にもなるからです。この誤差が少ないとどういうメリットがあるのか?まず、僕がいつも言っている流してラップを刻むことに必要な能力を備えていることをチェックできます。また、誤差を極めて少なくして、なおかつタイムを並べられる能力があれば文句なしです。はっきり言うと目標のタイムよりも速いタイムを出しているドライヴァーは誤差が少なくても?がつきます。気持ちコンマ何秒か遅いぐらいの方がマージンと取っていると思われて好印象を与えると思います。何度も言いますが壊してしまってはテストが台無しです。乗らせてもらえることを謙虚に受け止め、そのなかで結果を出さなければなりません。ただ素人の方ほど勘違いしていますね。本来評価されるのはタイムを並べられることであって、一発のタイムの速さではありません。今のモーター・スポーツは一発屋的なラッキー・ストライクかもしれないタイムに目を輝かせていては本当に良いドライヴァーは発掘できません。厳しい言い方をすれば、一発屋的なタイムを重視したテストを繰り返している可能性があるBMWは予選ではそこそこ走っても決勝では幸運が絡まないと自力で上位進出が出来ませんよね?ホンダも似たようなものですし・・・スーパー・アグリもそうです。一発のタイムは話題は提供できますがレース結果は微妙なところだと思います。優勝争いが出来ないティームはそうやって少しでもアピールしなければなりませんからやむを得ない部分もありますが、そのままでは厳しいのが現実です。ホンダはアイルトン&マクラーレンの時代に最強神話を築きあげてしまっているので、復帰して4~5年は開発の進め方がその当時とあまり変わらない旧態依然としたやりかたで棒に振っています。そして実際にF1を続けているうちにミハエルが変えたF1の戦い方の中で一から作り直さなければならないティームのシステムに苦悩の日々が続いてるのです。ホンダの技術力云々を言う方がいらっしゃいますが、それならば何故これほど復帰してから時間がかかってるのでしょう?ですから答えは明白なのです。ティームとしてのシステムが機能しないうちは技術力があっても競争力のあるマシンは絶対に作れませんし、ラッキー・ストライクで良いマシンが作り出せるほど簡単な世界ではないということです。フェラーリを完膚なきまでに叩いていたホンダだからやれないことはない、と考えている方が多数で、それは間違いではありませんが、そんな方々が楽観視しているほど本質的な逆転(毎戦優勝できるほどの戦闘力向上)は簡単なものではありません。少なくともルノーやフェラーリが自爆や自滅しない限りはあと何年かで出来ることではないでしょう。F1の作り方、乗り方、戦い方、そして勝ち方に関しては過去のブログでも書いてきましたので今更言うまでもありませんが、変わってしまったためにホンダは未だに作り方や勝ち方を模索しています。掴みかけてすらいません。トヨタも似たようなものですが、トヨタは一からやっている分、過去に惑わされることはないでしょう。現在のエンジニアリングは昔とは全然違いますから、ホンダやスーパー・アグリのやり方ではどうかな?と思います。スーパー・アグリは琢磨のスキルに期待するしかないでしょう」ARTA「ジェネレーション・ギャップがもたらすカオスみたいなものでしょか?」 Strikes Back!!「ARTA君・・それは良い例えですね。まァ、そんな感じでしょう。今はあらゆる世代のエンジニアやドライヴァーが凌ぎを削っていて上手くまとまらないような感じです。そこを上手く変えてしまったのがミハエルであり、フラビオであるので、それらのノウハウの核心部分が他に流出しなければ他のティームが根底から変わることはないと思いますが・・・・さて、時間感覚に話を戻します。時間感覚に優れたドライヴァーでなければ最終的なタイムの削りあいになった時に本当の競争力は生まれないからなのです。例えば、既に完成の域に達しているシーズン後半のマシンで、エンジニアからマシンのここをこういじくったからコンマ何秒ぐらいは詰められると言われても、コースのどことどこで、どうやって詰めるのかをイマジネーションできなければ詰められません。コンマ何秒ぐらいの髪の毛ほどのタイムをつめるというのは漫然とスロットルやブレーキを踏んで走っていれば詰められるというものではありません。考えながら実践しなければ不可能な詰め幅ですが、こんな時にドライヴァーの間口が大きくスキルに奥行きがあればあるほどコンマ何秒が限りなく1秒に近いぐらいになるかもしれないということです。僕の言っているレーシング・ドライヴァーとしてのスキルとはこの部分のことです。まァ、他にもありますが他の部分に関してはまたの機会ということで・・・」ARTA「すっごいためになるお話、ありがとうございます。これで来季のシート獲得は間違い無しですね!」(結構、君も楽観視してると思うよ・・・)Strikes Back!!「最終回はRay君やEpson君も交えてやりますね」ARTA「よろしくお願いしま~す」
December 30, 2006
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ARTA「先生から正月扇を作っておいてくれと依頼されたのですが・・・」Ray Brig「なんですか?正月扇とは?」ARTA「僕も良く解らないのですが・・・・かくかく・・・・しかじかで・・・・こうなって・・・・ああなって・・・・」Ray Brig「はァ?」Epson「みんな知らないのだから議論していても始まらないな・・・ARTA君、先生からの指示を伝えてくれ・・・」Epson「折ったら裏返しにして補強をいれるわけだね・・・・」ARTA「レーシング・カーのライン・フォースみたいなものですね」Ray Brig「そういうことだな・・・」Epson「顔が映ってますね・・・どうでも良いことですが・・・」 ARTA「確かに・・・ライン・フォース加工が終わったら表にして・・・・」Epson「組紐で一方をしっかり固定するわけだね・・・」Ray Brig「良い感じにはなってきましたが・・・僕は自身を縛る趣味はありませんよ・・・」ARTA「誰もそんなことは言ってません・・・・・もう一方の組紐の先端部から花やお飾りをまとめたものを固定して巻いていきます」Ray Brig「・・・・・・・(う~む・・いきなりARTA君仕切りが上手くなったぞ・・・)・・・・・・」Ray Brig「なかなか良い感じになってきましたね」ARTA「こんな感じでしょうかね?Ray君はうり坊とツツミを飾って、Epson君は福猫をお願いします。僕は正月飾りを用意します」Ray Brig「・・・・(やはり、妙だな・・・)・・・・」ARTA「うり坊かわいいな・・・来季こそ8号車ARTA NSXが初タイトルを獲れますように・・・」Epson「それを言うなら、来季こそ32号車のEPSON NSXがタイトルを獲れますように・・・ですよ」Ray Brig「皆さん・・・何を言ってるんですか、今季最後までチャンピオン争いをしたのは100号車RAYBRIG NSXですよ。来シーズンこそ獲り損ねたタイトルを国さんにプレゼントするんです」ARTA & Epson & Ray Brig「・・・・・・・・・」(18号車がこの場におりませんが、皆さんなんとしてでも来季はNSXに二度目のタイトルをもたらして下さいね。NSXオーナーとして是非お願いいたします)
December 27, 2006
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Epson「フッふふふふ・・・・ふふふふ・・・」Ray Brig「何一人で笑ってるんですか?気味悪いですよ・・・」Epson「レ、Ray君・・・・なんでもありませんよ・・・」Ray Brig「怪しいな・・・それはなんですか?」Epson「こ、これですか・・・これは僕の私物で、先生のものではありませんよ・・・」Ray Brig「怪しいな・・・・みえみえですね」Ray Brig「Epson君のものでも、先生のものでも見せてくれるぐらい良いではありませんか・・・はい、引っ込んでなさい」Epson「あれ~~~??(Ray君って案外力持ち・・・片手で吹っ飛ばされた・・・筋トレやりこんでるな)」Ray Brig「どうですかARTA君・・・・」Epson「あまりことを荒立てないでくれよ~Ray君・・・」Ray Brig「誰も荒立ててませんよ・・・だまらっしゃい!」Epson「うえ~~っ!また片手で~~」 ARTA「これはFILAのDUCATI CORSEですね。先生が履いている赤と黒のツートンのDUCATI CORSEと同じモデルの色違いです。FILAがDUCATIをスポンサードしていた時のモデルでもう手に入りません」Ray Brig「それでお宝発見とばかりににやにやしていたわけだな・・」Epson「うっ!(図星)」Ray Brig「元々DUCATIオーナーの先生が大切に保管しておいたオフィシャル・シューズをEpson君にくれるわけないでしょ・・・」ARTA「ごもっとも・・・」Epson「解ってましたよ・・・ただ見つけたことがとても嬉しかったものですから・・・つい・・・・」Ray Brig「まったく・・・・これは没収です。代わりにこれでどうですか?」ARTA「代わり?(何故?どうして代わりが必要なの?まさか?)」Epson「おっつ!!イタリアのDIESELではないですか・・・先生が好きなブランドですね」Ray Brig「(イタリアンだからDIESELに喰らいついたな・・・)これと物物交換しましょ・・・」Epson「モノがDIESELなら話は早いです・・・・先生も好きなようですが、僕も大好きなんですよ・・・解りました。交渉成立ですね」ARTA(は~~~っ??こいつらどういう神経してんだ?もともと先生のシューズと先生のキャップじゃないの?・・・僕にはよう解らん)Epson「じゃ、こちらいただきま~す」Ray Brig「毎度おおきに・・・また今度良い出物があったら教えてくれよな・・・」Epson「了解!」ARTA「ほんとにこれで良いのかな?何かがおかしいと思うのですが・・・」
December 23, 2006
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Strikes Back!!「ここに2000年、2001年、2002年の同じワインがありますがマシンとワインに共通する一番似ている共通点、ARTA君には解りますか?」ARTA「えっ?マシンとワインの共通点ですか?」Strikes Back!!「出来てみなければパフォーマンスは判断できない・・・という部分です。例えば2000年のマシンやワインが物凄く良くても翌年2001年も同じように良い物が出来るかどうかは蓋を開けてみなければ解りません。どちらも色々な方々の努力の結晶で導かれる答えではありますが、なんらかの不幸によって思ったとおりのパフォーマンスを発揮できずに終わってしまうことも少なくありません。このマシンとワインの対比、突拍子も無い対比のように思う方はマシンのこともワインのことも実は良くお解りになられていないと思います」ARTA「!!!・・・どういうことですか?」Strikes Back!!「まず、どちらも作るためには多くの資本を必要とします。F1ほどではありませんが世界的なトップ・ワイナリーが1年に必要とする経費も巨額です。F1がコンチネンタル・サーカスとして世界を転戦するスタッフや機材等の旅費的な経費を除いた額面よりも押さえられますがワイナリーの場合は作っただけでは価格として評価はされません。瓶詰め出来る段階になって初めてワインの価値をプライスにしますから造ってから2年から3年は非常に曖昧な流動産です。その曖昧な流動産の品質を保つためのカーヴ(保管庫)も万全の設備が整っていなければなりません。ワインの場合、こういった流動的な価格のためキャピタル・ゲインとして投機の対象となる部分があります。『造ってからすぐに評価できない』ここもマシンとワインは物凄い近似です。もっと拡大解釈して、視点を変えれば造ってしまったものを簡単に作り変えることが出来ないのも同じです。こうして出来たものが同じような評価を得られるかと言えば、それもありえません。血統(コンストラクター名やワイナリー名)等のグッド・ウィルでクォリティが決まる時代は終焉しています」ARTA「グッド・ウィル・・・暖簾価値ですか・・つまりフェラーリとか、マクラーレンといったコンストラクターとしてのブランド価値だけで勝てるマシンが作り出せるワケではない・・・ということですね。それは僕にも解ります」Strikes Back!!「フェラーリやマクラーレンなどの潤沢な資金力を持つティームでさえもコケる時はあっさりコケます。しかも彼らの場合は常にコンペティティヴな位置にいることを使命とされている部分がありますから、コケた場合の落ち幅は下位ティームよりも大きくなりますのでスポンサー的にも死活問題です。では毎年毎年開発されるマシンがどのような手段で開発されるのかを考察していきましょう。フォーミュラ1ではティームによって実に様々な開発方法がありますから、要点をまとめるためにシーズン始めの新車に近い状態でのドライヴァーが関わってくるポイントに絞り込みます。ARTA君は全く新しいマシンに乗った時・・・まァ、そのマシンのフィーリングにもよりますが、もっとタイムを上げようと思ったとき1番最初にどこから決めていこうと考えますか?」ARTA「うっ!!・・・・(また、難問だ・・・「解りません」などというやる気の無い答えを出すわけにはいかないからな・・・)・・・・そうですね、正解かどうか解りませんが僕ならドライヴィングしやすいマシンにします。慣れている前の年のマシンを参考にしながら・・・」Strikes Back!!「う~~ん・・・良い線行ってますがちょっとだけずれてるかな・・・まず昨年型のマシンと比べて良い部分と悪い部分をすべて炙り出します。最初からタイムを狙ったテストを繰り返しているところはそれが出来ていないと思います。良い部分と悪い部分をすべて引き出したら、最終的に今のマシンのベストに近いセット・アップ(タイア・チョイスも含めて)でタイムを出してみますが、ここで重要なことがあります。素人ほど、一発のタイムを見て騒ぐのですがそんな物に意味はありません。確かに予選でどのくらいのタイムを出せるかという参考データを取ることも重要ではありますが、初期段階のテストでそんなことをやっているティームは、やはり蓋を開けてみると下位に沈んでいる・・・ということになる可能性はとても大きいです」ARTA「何故ですか?一発のアドレナリンばりばりのタイム・アタックは意味が無いということですか?」Strikes Back!!「前回、既に言いましたが、流すように走って7割から8割程度のテンションで攻め込むアタックで速いことが理想です。この程度の割合で攻め込んで必要な時だけ9割とか10割に上げるというのが最もヒューマン・エラーを少なくするポイントです。コース・アウトしてしまっては意味が無いのですから、一発のアドレナリン・アタックをする意味や意義などありません。しかも新車に近い状態であればなおさらです。新人ドライヴァーほどそういうミスをしますが、素人はそれを見てやれ誰は凄いだの大騒ぎをしますからティームとしても損はしないので黙認しています。しかし、しっかりと見てるところはそんなところではありません」ARTA「えっ?どういうことですか?どこを見てるんですか?」Strikes Back!!「初期も初期という最初の段階のテスト・・・すなわち新人などに座らせて行うテストで問題となるのはティームによって温度差があるものの一番重要なのは一発のタイムではなく、そのドライヴァーの時間感覚です」ARTA「・・・・・(時間感覚!!・・・・核心か?)・・・・・」Strikes Back!!「そうです。時間感覚です。優秀なドライヴァーほど時間感覚が鋭いものです。イメージ・トレーニングをしてるドライヴァーは侮れませんよ。さらに突っ込んで言えば、この能力がなければライヴァルに差を付けるためのラインを探すことなど不可能なのです」 第4話へ続く・・・・・
December 21, 2006
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テーマ あみねこワールド Epson君は毎日サーキット攻略のイメージ・トレーニングに余念がありません。見えないところで努力しているのは3者3様のようです。(Epson君・・・・Soy君、Tyoy君、Kiraraちゃんが遊びに来ましたよ)Epson「えっ?もうそんな時間ですか?今日はセパンのコースを覚えていました」Soy&Tyoy「ひさしぶりだね・・・Epson兄ちゃん」Epson「もう少しだからちょっとだけ待っててね・・・」Kirara「・・・・・・・・」Ray Brig「Epson君・・・お客様ですよ。さっさと終わりにしましょう」Epson「もうちょっとだけ・・・」Ray Brig「駄目です・・・言うこと聞かないなら・・・・それっ!」Soy&Tyoy「うぉ!!Epson兄ちゃんひたいで受けとめた!」Kirara「すごいにゃ~」Ray Brig「むむ・・・・かくなる上は2つめですね」Soy&Tyoy「ひたいのを足に落として、またひたいで受けとめた!」Kirara「うにゃ~~っ!!」(もうイメージ・トレーニングどころではありませんね・・・)Epson「このまま2つとも両足に回して・・・・もう一つ額に戻します」Epson「よっと・・・・左足のボールは右足へ・・・・・この額にあるボールをKiraraちゃんにパスするからじっとしててね・・・」Kirara「うにゃ?」Epson「額から額へ・・・はい、お次は・・・・」Tyoy「あれっ?」Soy「すげ~~~」Epson「さて、イメージ・トレーニングは中断して・・・・ハーネスを外して本格的に続きいきましょうか」Ray Brig「Epson君もうリフティングは終わりです!」Epson「盛り上がってるんですから良いではないですか・・・それとも、ワールドカップ決勝でフランスが負けた因縁でもありますか?」Ray Brig「ううっ!!・・・・・(図星)・・・・」Epson「Kiraraちゃんのボールを拝借・・・こう見えても上手いんですよ・・・フット・ボール。ミハエルもめじゃないぐらいです」Tyoy「Epson兄ちゃん・・・僕のひたいのボールはどうすれば良いの・・?」Epson「ちょっとそのまま待っててね・・・」Ray Brig「先生も少年サッカー・ティームから中学までフット・ボールやってたそうですよ!県大会にも出てます」ARTA「なぜハイスクールではやらなかったのですか?」Ray Brig「高校では2輪に明け暮れレースもしていたのだそうです。大学在籍中はフォーミュラを含めて4輪のレースをし卒業後もレーシング・ドライヴァーとして・・・っと個人情報だった・・・」Epson「やっぱり、腕の良いドライヴァーは運動神経ちがいますからね~Ray君・・」Ray Brig「くぅ~~っ・・・(嫌味で言ってやがるな・・・)」Epson「良いかい?Kiraraちゃん・・・連続技だからね。足の下のボールを足の甲へ・・・そこから額、後頭部、右肩肩甲骨、背中、腰から尻尾へと背後を回して・・・・・左足甲へ戻してフィニッシュです。弾ませないことがポイントです。上手く関節などでボールが弾もうとする力を吸収して飛ばしたり弾ませて身体を回すのではなく、身体の表面を転がすように吸い付くように回すのがポイントです。弾ませるリフティングはパスになってしまいますから・・・繋ぐリフティングは優秀なサスペンションと同じ理屈です」Soy「すっっげ~~~」Tyoy「・・・・(横目でしか見れないけどすごい)・・・・」Kirara「すてきだにゃ~~」Epson「最後はおまけです・・・・それっ!」Soy「!!!!・・・・・・・・・」Epson「フット・ボールをやらせたらかなりうるさいですよ・・・先生とも一度ピッチの上で戦ってみたいものです・・・」ARTA「おお~~っ!カッコいいね」Ray Brig「・・・・・・(くっそ~~)・・・・・」Epson「ほら、Kiraraちゃん見てごらん・・・・あの右側の頂点にあるのが僕の母国イタリアのナショナル・フラッグだよ・・・その下、ちょっと引っ込んでるのがイタリアに負けたフランスの国旗・・・」Ray Brig「うぬ~~~っ!!」(なかなか興味深い心理戦ですね。来季に向けていよいよシートの奪い合いとイニシアティヴ争いが水面下で激化しているようです。ここでEpson君の術中にはまってしまうようではRay Brig君の来季は厳しくなってしまいますから、とにかく落ち着いてクールに決めましょうね。それにしてもEpson君、こういう駆け引きは嫌らしいぐらい上手いですし、かなりイタリアンな雰囲気ばりばり出てます。さすがです。)Soy&Tyoy「僕たちは?・・・・・・・」(あらら・・・・Soy君、Tyoy君は放置プレイですか・・・)
December 20, 2006
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Strikes Back!!「ARTA君・・・・『なるべく少しでもスロットルを開ける。ブレーキングをシビアにする』・・・厳しいようですが、それではまだせいぜいアマチュアのレヴェルです。その先の領域に行かなければプロとは言えません。僕が常々言っているスキルというものはここから先を開拓する能力をさすものであり、残念ながらここまでの領域の能力にスキルという言葉は当てはめてはならないと思っています。トップ・ドライヴァーを目指すのであればここまでは基礎とか基本というレヴェルです。しかし、実際問題このあたりのことさえ勘違いされている方が多いのも日本のレーシング・シーンの現状です。レーシング・ドライヴァーの方でもこのレヴェルに達している方はプロ・ドライヴァーだけかもしれません。フォーミュラでいえばF3あたりでやっと理解してくるレヴェルかもしれません」ARTA「それ以前のレヴェルのスキルはスキルと呼べるような種類のものではないと言うことですか・・・となると僕には厳しくなってきましたね・・・」Strikes Back!!「そうですね・・・ライヴァルとは全く違う攻略方法を見つけて実践しアドヴァンテージを得る能力を備えなければ競争力はありませんから、そういった競争力=スキルを備えなければレースで生き残ってはいけませんね」ARTA「スキルとは簡単かつ単純なものではないのですね・・・ところで、ブレーキングでも詰めることが出来ないタイムを削り取る作業はどのように進めれば良いのでしょうか?」Strikes Back!!「その前にスロットルをなるべく踏んで削ることと、ブレーキングで削ることのデメリットをARTA君は指摘できますか?」ARTA「えっ???」Strikes Back!!「プロとアマの差・・・・というより境界線がそこにあるのです。簡単に思いつく詰め方ほどデメリットが多いのです。スロットルを開ける時間を少しでも多く取ろうとすればどんなにデリケートに扱ってもスリップ・アングルが多くなりタイア・ライフが縮まることになります。F3などのデグラデーションを気にしなくても良いカテゴリーなら話は別ですが、ライフをコントロールしなければならないF1やGP2、スーパーGTなどはそういった些細なロスがボディ・ブロウとなって効いてきます。これはブレーキングも同じことです。ブレーキングを正確かつ極めて短時間に行えれば確かにその分タイムは縮まりますがそれは『予選』だけでのお話です。何故ならどんな優れたドライヴァーも・・・ワールド・チャンピオンのフェルナンドでさえも時々刻々と変わるレース・ディスタンスのタイア・グリップの中ではロックさせてタイアを著しく磨耗させてしまうこともあるのです。さらにもう一点・・・プロではない方がもっとも誤解していることの典型的なことに『ブレーキングで詰める』ことが挙げられます。正確に表現すれば、ドライヴァーや燃料を含めた車体の総重量(周回数の関係で変化します)で、ブレーキによって詰めることには物理的に厳然とした限度(限界)が発生してしまうことです。それ以上はどれだけやってもロスするだけで、そのあたりの見極めが全くできていないドライヴァーも案外多いのです。ま、これは『少しでもここで頑張ろう』という気持ちが働いてのことなのですが、本当に勝ちたければ逸る気持ちを押さえることこそ重要で、これは忍耐力も必要となります」ARTA「忍耐ですか・・・・難しそうですね・・・・」Strikes Back!!「そうです。これが文句無くライヴァルよりも淡々とこなせたのがミハエルです。だから彼の走りには面白みがありませんでした。アグレッシヴな走りを見せてくれた時もありますが、それはミカとの争いの中で、あるいはフェルナンドとの戦いの中でそこまで攻め込まねば競争力が無かった時だけです。しかし、それは効果的な削り方ではありません」ARTA「先生がシーズン中に良く言っていた『流すように走ってスーパー・ラップを叩き出す』という部分ですよね?先週号のAUTO SPORT誌(No.1091号)でもミハエルがF1にもたらしたもの・・・と題された記事の中に『タイムを落とさずタイアの磨耗を最小限に抑え必要な時にラップタイムのペースを上げていく・・』とありました。先生がシーズンを通じて中盤戦の段階ですでに力説していましたが、それはマシン的にアドヴァンテージがあるからラクにタイムが出せるのではありませんか?」Strikes Back!!「良いところに目をつけましたね。それが全く無いと言うわけではありませんが違います。ここにスロットルやブレーキングでは詰められない非常に合理的でしかもリスクの少ない詰め方が隠されています。極論すれば、自身に与えられたマシンに習熟し熟知することで、そのポテンシャルを最大限に引き出し、さらにはその走りを実践することでそのマシンに競争力を与える走りが出来る『独自のライン』をつかんでいくということです。ですから、ミハエルとフェルナンドにはしばしばタイムを出すラインが違うことがありました。同じルノーのフェルナンドとジャンカルロでも微妙に変わっていることがありましたし、上海などは大きく変わっていました。本来のスキルとはそういうものですから、人それぞれであり、マシンそれぞれであるわけです。答えは一様ではありません。僕が唱えてきた近代F1におけるドライヴァーとマシンのマッチング、さらにはドライヴァーとマシンとタイア組み合わせにおけるマッチングはこういった部分にも由来します。与えられたマシンで1年毎に、自身のドライヴィングとマシン、そしてタイアに合った答えを探し出せることが出来るドライヴァーが本当の一流、本当のプロなのです。そしてそれは少ない時間、短い期間で達成できることに越したことはありません。優れた道具を与えられても勝てるドライヴァーと勝てないドライヴァーが生まれてしまう分岐点は実はこの部分にあります。これを逸早く実践出来たドライヴァーがアドヴァンテージを握り、ワールド・チャンピオンの可能性と権利を得ます。AUTO SPORT誌でも触れていない点に敢えて触れると、この部分の能力が極めて高かったのがミハエルなのです。この能力こそが7回のタイトル獲得という前人未到の領域へと踏み込めた最大のポイントであると僕は判断しています。残念ながらフェルナンドはこの領域にはまだ達していませんが、今季は昨年フェラーリが低迷した流れもあって開幕から数戦はルノーがまたしても席巻しました。この差が今季のタイトルの差と言えます。逸早く実践できたルノーが順当にタイトルを獲得したということですが、これを当てはめて考えると今季マクラーレンは1勝も出来ない低迷振りで、それは昨年のフェラーリを思わせるほどの不振です。いかにマクラーレンがミス無くマシンを作ったとしても、開幕からマシン、タイア、ドライヴァーが噛み合うほどに至るかどうかは微妙です。フェルナンドが来季苦戦するかもしれないと僕が常々言っている最大の理由はここにあります。フェリペがこの1年でこれほど成長していなかったら解りませんでしたが、こうなってしまうとフェルナンドも胡座をかいているワケにはいかないでしょうね」ARTA「先生が常に言っているタイアとシャシーのマッチングというのはどのように開発が進められて行くのですか?」 Strikes Back!!「ARTA君ついてこれますか?(笑)」ARTA「がんばってついていきます。(ここで、みんなとの差を作らないとな・・・)」Strikes Back!!「ではちょっと面白い例えを使って進めて行きましょうか・・・・」続く・・・・
December 16, 2006
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Strikes Back(復職へ向けて最終的なリハビリ段階に入ったのですが肝臓で作られた胆汁をストックする胆嚢を全摘出して消化を助ける胆汁が直接腸に流れるようになったためか、時にお腹がゆるくなり、突如便意を催すことがあります。冷え込んできたのでその傾向が顕著で、元々腸が弱かった僕としては臓器が適応するのに結構時間がかかりそうです。昨夜も深夜遅くに目が覚めたときのことです・・・)(ARTA君が深夜にお勉強?)ARTA「この間Epson君が鍋に使ったいわしも一様ではなく、様々な分類に分かれるのですね・・・寒帯域では鰊(ニシン)、温帯域は真鰯(マイワシ)、熱帯域の片口鰯(カタクチイワシ)となるのですね・・・なるほど・・・・フムフム・・・・」(やっぱりお勉強ですね・・・さすがARTA君・・・)ARTA「おやっ?先生・・・こんな時間にどうしたんですか?」Strikes Back!!「ARTA君こそ・・・・自習かい?」ARTA「はい・・・お恥ずかしい話ですが、Ray君やEpson君の難易度の高いお料理とワインの話に戸惑うことが多いので、とにかく必至なんですよ・・・ちょっとでもサボったら置いてけぼりにされそうなので・・」Strikes Back!!「(見上げた根性だ・・・)・・ARTA君なら大丈夫・・・こうして努力を怠っていませんから、必ずや彼らと対等に渡り合えるスキルを持ちますよ」ARTA「とんでもないですよ~着いて行くのがやっとですから~(笑)」Strikes Back!!「いいえ・・・違います。僕が常々言っているドライヴァーの能力差という部分の大半がここに由来するものなんですよ」ARTA「??????」Strikes Back!!「ドライヴァーの能力差というと大半の方が勘違いをされます。人間が持っている神経伝達速度は同じだからテクニック的にも概ね大きな差はなく、リザルトの差はマシンやタイアの性能差であると勘違いをされています。この見解は間違いではありませんが、僕から言わせれば素人的で、間違いではなくともマルを上げられる正解でもありません。科学的、医学的側面からは間違いではありませんが、実は重大な見落としがあるのです」ARTA「先生・・・なるべく解りやすい言葉で教えて下さいね」Strikes Back!!「解りました。(笑)ARTA君がサーキットを攻略する時、どうやってタイムを削りますか?また、どうやって攻略方法を組み立て、マシンを決めていきますか?」ARTA「まず、自分自身の乗るマシンの特長を引き出せるようなセッティングにします。ライヴァルよりも少しでも速く走れるように・・・」Strikes Back!!「そうですね。間違いではありませんが正解でもありません。もうこれ以上のセッティングの向上はなく、マシンのコンディションとしてはベストの状態・・・でもライヴァルの出来を考えてARTA君としてももっとタイムを削りたいと思ったときどうしますか?」ARTA「げっ!!!先生・・・凄く難しい話になってきましたよ~~。そうですね・・・まずライヴァルよりもスロットルを踏み込む時間を長く出来るような走りを心がけます」Strikes Back!!「まだ詰めるときは?」ARTA「うえ~~っ!!先生・・・いじめに入ってます?それでも駄目ならもっとブレーキングをシビアにします。なるべく短い時間で制動すれば必然的にコンマ何秒かスロットルを踏み込める時間が長くなりますから・・・・」Strikes Back!!「う~~ん・・・そこまでで中級ぐらいですかね・・・・次の段階ではどうやってタイムを削りますか?」ARTA「え~~っ!もう着いていけません・・・」Strikes Back!!「そこから先が本当のプロ・ドライヴァーの領域なんですよ・・・だから素人には解りません。ま、僕が説明しても感覚的に解るだけで、本質的に理解するのは不可能です。何故ならそれは無限のパズル合わせに等しい作業だからです」ARTA「無限のパズル合わせ??」Strikes Back!!「そうです。マシンも様々、ドライヴァーも様々ですから・・・・ただ一つだけ言えることは今季フォーミュラ1でチャンピオンを獲得したフェルナンドと最後まで争ったミハエルの走りが後半戦になればなるほど両者のセッティングに大きな違いが生まれたことと無縁ではないのです。もうこれ以上は良いセッティングが見つけられない。あるいは現状のマシンではこれが一杯一杯・・・という時、レース・マネジメントやレーシング・スキルのないエンジニアやドライヴァーほど『タイア』のせいにしたがるのです。ま、タイアのせいにしていれば、自分たちが無い知恵を絞ることもありませんから、それが最も簡単ではあります。しかし、それらを押し付けられてタイア・メーカーは性能の向上を図ってきているわけですから、F1の平均速度の上がりすぎはタイアのせい、と切り捨てられるのは本来本末転倒な話です。その『要求』を出したのが誰なのか?ということを棚に上げてますからね・・・」ARTA「・・・・・・・・・(う~む・・・段々ハイ・レヴェルになってきて緊張がピークに達して喉が渇いた・・・)先生、緊張で喉が渇いたのでカフェ・オ・レ飲んで良いですか?」Strikes Back!!「どうぞ・・・(笑)彼らぐらいのドライヴァーならおそらくタイア・メーカーにはっぱをかけつつも、自身のイマジネーションを総動員して勝つためのマシンを仕上げるために日々精進しているはずです。それが後半戦、両者のセッティングの違いに表れてますから・・・」ARTA「セッティングの違いを見ているだけで見破る方法でもあるんですか?」Strikes Back!!「簡単ですよ・・(笑)見てるだけで十分です。走りが見れれば十分解ります。ブレーキング・ポイントやブレーキングの強さと長さ・・・そこからエイペックスを回り込んでフルスロットルに入るまでの時間で大体のギア比もつかめるし、ダウン・フォース・セッティングの差も概ねつかめます。自分との差を比較することでより多くのデータが得られます。これも素人の方には解りませんが、本来金曜、土曜、更に決勝前のフリー走行などは自分のマシンを作ったりチェックすることと同じくらい大事な仕事があります。ライヴァル車と自分のマシンのセッティングの差を少しでも多く炙り出す作業です。これが多く出来れば出来るほど決勝での戦いを有利に運べるようになります。ですから、ロバート・クビカやセバスチャン・ヴェッテル等のルーキーがそんなことを一切気にしないで一発のタイムだけを置きに来ることは『そのレヴェル』に達していれば十分可能なことです。フランク・モンタニーがしばしば周囲を驚かせたのも当然のことでレース・ディスタンスを睨んだ走りと、一発のタイムさえ出せば良い走りとは根本的に質が違うのです」ARTA「どんな風に違うのですか?」Strikes Back!!「無限のパズル合わせも含めてレクチャーしましょう・・・ちょっと長くなりますが良いですか?」ARTA「構いません。よろしくお願いします・・・」 第2話へ続く・・・・・
December 13, 2006
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Ray Brig「誰だい?君は?びっくりするじゃないか・・・」Epson「僕はEpsonといいます。よろしく」Ray Brig「よろしくって・・・ここはレーシング・スクールなんだけど・・・何かの間違いとかじゃなくて???」Epson「間違いではありません・・・」Ray Brig「確かに・・・カッコいいレース・スーツ着用してるな・・・チビTと短パンは僕だけかよ・・・(ブツブツ)」ARTA「でももう一度確認したほうが良いよ」Epson「よっこらせっと・・・やっぱり間違いではありません。ここが僕が更にステップ・アップするためのレーシング・スクールで~す」Ray Brig「(また新しい生徒が入校か~きっびしいな~)ま、これからシーズン・オフだからこれからお互いに勉強しような・・・」ARTA「こちらこそよろしく」Epson「今年はNSX勢、すべて1勝できたから良かったな」Ray Brig「とはいえ、取りこぼしがなかったらシリーズ・チャンピオンも間違いなかっただけに悔やまれますよ」Epson「来年こそは是非、NSXにタイトルを!」ARTA「来年からはカーボン・ブレーキが導入されるからNSXは不利だぜ。ブレーキ・システムは駆動方式やマシンの重量配分に応じて設計思想や構造が変わるからミドシップのNSXはFRマシン用のブレーキ・システム(ZやSC用)では分が悪い。コストの高騰を避けるために、なんでもカーボン・ブレーキ・システムは一括納入らしいからな・・」Epson「なんだか胡散臭い話だな・・・」Ray Brig「というわけで、僕らはブレーキングの特訓をさせられてるんだ・・・」Epson「凄いな!ブレーキングの特訓なんて・・・タイムを削る上で最も重要なテクニックだからな・・・さすが僕が目を付けた先生だぜ」Ray Brig「君もやってみるかい?」Epson「もちろんだとも」Ray Brig「さて・・・こいつだ・・・」Epson「ステアリング・ホイールが大きすぎて切れるかな?しかもペダルに足が届かないぞ!これではブレーキングどころかスロットルも・・・」Ray Brig「だろうな・・・普通のコントローラ使ったほうが良いぜ」Epson「・・・・・・・・・(大丈夫かな?)」 続く・・・・・
December 4, 2006
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