炎の産物なのに、あるときは冷たく輝きを放ち、あるときは暖かい決勝となる、それがガラス。
小樽の工房が有名ですが、じつは北海道のあちこちにあって、車を走らせているとたまにぽつんとある工房を見かけます。
ガラスを作るのは大変な体力がいるそうです。真夏の暑い盛りでも、何千度もある高温の釜のそばで働くし、つい触ってみたくなりそうな、溶けたガラスを扱うのは常に危険と隣り合わせ。
あの、ストローみたいな鉄の管の先についているガラス。途中でやめると萎んだり、吹き込んだ息が戻ってくると肺が焼けるので、鼻から息を吸いながら口の中の空気を頬で押し出すという高度なテクニックが必要だそうです。
でも、出来上がった作品は、それぞれの作り手の性格がでる。厳しさ、暖かさ、宇宙の広がり。それが自由に表現できるガラスというのは不思議なものです。
グラス・トリップ 吉川満:岩見沢という、雪が多い地域にある工房です。これは、グラススタジオ・イン・オタルという工房のもの。天狗山のふもとにあります。小樽に行くと一度は足を向けるかも。吹きガラスが有名。


