コピー書き方講座☆5



☆コピー書き方講座☆5回目




ちゃんと伝わるコピーを作るためには
相手の状況に合った言葉であることが必要です。
カゼを引いている人に「大丈夫?」という言葉が響くようにね。

それじゃ 何を選んだらいいか?
今日はそのへんの話をしますね。


昔の映画なんかによく見かけるワンシーン

オンナ:ハンカチをひらりと落とす
オトコ:そのハンカチをさっと拾う
オトコ:「お嬢さん ハンカチーフを落とされましたよ(*^^*)」
オンナ:「あらっ(*^^*) ご親切な方♪」


これがうまく行かない例だと。

オンナ:すたすたすたすた・・・
オトコ:自分のポケットから手垢の付いたハンカチを取り出す
オトコ:「お嬢さん、ハンカチーフを落とされましたよ(*^^*)」
オンナ:「わたしのじゃないわ。他を探して(-.-)」


何を選ぶか。
それはつまり、この、ハンカチですね。
お嬢さんの落としたハンカチを探すってことなんです。

でも、うっかりすると、自分のポケットから使い古したハンカチをひっぱり出して 差し出すようなコピーを作ってしまいがちってことなんです。

抽象的かな?

ハンカチ=気持ち ですね。
それらしく表現すると購買動機。
柔らかく言うと生活の中での問題点ってことかなー

もちろん商品を企画してる段階でも考えていらっしゃることだと思います。
でも、もう一度 新しい目で見直してみて。

だって、ここがね。
販売側の人たちだけで話してると「こういう人も買うかもしれない」「こういう場面でも使えるかも知れない」と 果てしなく広がっていってしまうポイントなんですよね。

でも、お金出して買って 使うのは ユーザーですから。
残念!(笑)

で、前回の話とかぶっちゃいますが

生きて生活してるユーザーの姿を
どこまで生き生きとイメージできるか

これが勝負になるわけ。そそ、「思いやり」ね。

で。
ちょうど今それが欲しいと思ってたのよ!
と言ってもらえるシーンを 具体的にイメージする。
イメージとは言え、ムリヤリ言わせちゃダメですよ~(笑)


だけどね。

ここまでクリアしたとして。

お嬢さんの落とし物にも難問があるのよ。
零点のテストなんか拾っちゃった場合は 出し方が難しくなるよね。




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