コピー書き方講座☆7



☆コピー書き方講座☆7回目




広告なんて全部お知らせでしょ? って思う?

実はそうなの(笑)

コピーライター養成講座に通っていた駆け出しのころ、散々言われました。
「コピーは死んでも名を残す」って。

で。
それを踏まえまして。
今日のコピー書き方講座 はじまりはじまり~♪


お知らせ型のコピーが必要になるのは 次のような場合です。

・会社、商品が有名じゃない。


まず、ここでハマりやすいのが

「とにかく名前を覚えてもらえばいいんだから」

・・・・という 悪魔のササヤキ(笑)

準備のできていない段階でこいつに騙されると
・デカ文字病 
・ハデ文字病 
・だじゃれ病 
・新発売病
などを引き起こす可能性があるので要注意です。

これらの病気に罹ると
「お客さんの姿が見えなくなる」という症状まで一気に進行し、
慢性化すると
「何度も同じ広告を打ちたくなる」という無自覚症状に至る恐れが大です。
怖いですね。気をつけましょう(^^;)


では。どーすればいいのでしょう?

基本に戻って考えます。

まず、いま抱えている問題は、

・社名、商品が有名じゃない

っていうことでした。

この有名っていうのがクセモノで
どこで有名であればいいかっていうのがポイントです。
だってさ、絶対お客さんにならないようなヒトたちに名前を売っても仕方ないでしょ?

ではでは
お客になるヒトたちって 誰?

その商品が提供する価値でトクをするヒトたちですね。

トクって何?

いま現在目の前にある問題が解決するってことですね。
不便だったことが便利になるとかね。

ちなみに、
この、「トク」のところを
ぎょーかい用語では「ベネフィット」なんて言います。
わたしが今までの講座で書いてきた言葉で言うと
「ハンカチ」ですね。

つまり お知らせしたい内容は、
社名や商品名ではなくて
この商品で アナタはトクをしますよ。
という事実を有名にしたいわけです。

もっと言うと、お知らせしなくちゃいけない内容は
アナタはこの商品を買うお客さんですよ、
ということだったりします。


だから お知らせ型のコピーでは
【コピー=お知らせしたい情報=商品名(or会社名)+ベネフィット】
というのが基本的な公式です。

さて。
ここまでが固まったら、さっきの悪魔に ちょびっとだけ耳を傾けましょう。

「とにかく名前を覚えてもらえばいいんだから」

そうです。これです。

「覚えてもらえばいい。」

っつうか

覚えてもらわなくちゃいけません(笑)

そのためには ごくごく当たり前のことですが
覚えやすくないと 覚えてもらえません。

そこで、ベーシックなテクとしては
「短く書く」
ということをオススメします。

あれもこれも、言いたいことはいっぱいおありになると思いますが
お知らせ型のコピーは最初のご挨拶ですから、
一番に言いたい一個だけに絞って 商品名とくっつけます。

●●●の▲▲。
●●●には▲▲。
▲▲が●●●。

●●●のところには、お客様が感じるであろうベネフィットや問題点を入れます。
▲▲のところは 商品名ですね。
●●●の部分と▲▲のバランスがいいように 何度か音読して決めるといいです。

バリエーションにチャレンジしたい方は こういうのもアリです。
読み手に 自分がお客さんだと自覚させてくれるコピーです。

■■■な方へ ▲▲です。
■■■な時 ▲▲です。


尚、蛇足とは思いますが
特に理由のないときは コピーは丁寧語で書きましょう。
なんたって 相手はお客様ですから・・・(笑)




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