「ありがとう」で苦手と仲良く





「ありがとう」という言葉のパワーについては、
本になったりHPがあったりグッズがあったり、
既にいろんなところで喧伝されているので、
やや「いまさら」感がありますが・・・。

感謝の気持ちがある人やモノに対して「ありがとう」と言うのは、
なので、結構みなさん積極的にされてる人が多いのでは?と思います。
ですが わたしがオススメするのは、苦手な人やモノに対して
「ありがとう」を言うことです。
たとえば会社で苦手な上司がいるとしたら
「●●部長、ありがとうございます」
ってな感じです。
言うタイミングは、そもそも苦手なくらいで
対面している時にはなかなか発生しないでしょうから(笑)、
相手が目の前にいないときでオッケーです。
回数は、まー最低50回くらいから。
よっぽど長い名前(じゅげむじゅげむ・・笑)じゃなければ
1~2秒で言えますので、時間的な目安だと1分程度かな。
お暇な時に、ブツブツ呟いてみてください。

これ、始めていただくとわかりますが、最初はけっこうキツイです。
「あのヤロー」とか「いつもわたしばっかり」とか 
いろんな感情が出てくると思います。
胸やノドが痛くなる人もいると思います。

感情が出てきたら、自分や相手を責めないで、
その感情を客観的に眺めてください。
「ああ、こういう風に感じてたのね」と
受け流してあげる感じです。

具合が悪くなったら無理をしないで、
口からゆっくり息を吐いてください。
そのとき自分の中にあるキツイ思いがグレーの煙になって
口から出ていくようなイメージを加えてもいいと思います。

わたしの場合は、これやって苦手をたくさん克服しました。
「克服」って 少し言葉が違うな。
自由になった、っていう方が近いですね。

「ありがとう」を言い続けているうちに、目に見えて親切になり、
完全に関係が改善された相手がいます。
相手が、相変わらず悪意に満ちた人であっても、
わたしの方で その悪意を受け取らないで済むようになりました。

でも こういった具体例のことは、あんまり気にしないでください。
相手を変えてやろうという意識をもったら それは 自分に跳ね返ってきます。
あくまで無心に 何も期待せず 「ありがとう」と言うのがポイントです。



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